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第三十三・五話 VSラグナロク・無百
四次元インベントリ
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「いやぁー持ってて良かったシールド」
両手で盾を持ち、ナガレと鍔迫り合い。力比べはほとんど互角、お互いに弾かれて距離が空いた。
「はいそこっ!」
ビシュッ!
モモは素早く体を捻り、フリスビーのように円形シールドをぶん投げた! クルクル回転しながら飛んでくるシールド。今度はこっちが不意打ちを受ける番で……。
「はぁっ!」
だがナガレもさるもので、素早くマルチスタッフで受け流す! フリスビーのように飛んできたシールドはそのまま後ろへ飛んでいった。
「そらそらそらっ!」
すかさずモモはチャクラムを投擲。鋭い刃のホイールのような殺傷力の高い飛び道具だ。しかしナガレは受け流しでこれも捌いてみせる!
「はぁっ! ……そこかっ!」
キィンッ……! と静かな音を立てた。しかしモモはなぜか数メートルの距離を取っていた。
「これなら……どうよっ!」
「な、なにぃっ⁉︎」
なんと彼がどこからともなく取り出したのは……設置型の大砲だ! 全長二メートル越えのガチの攻城兵器。その先は間違いなくナガレを向いている。
「どうだい、これぞ四次元インベントリの極意! くらえっ、大砲!」
モモはすぐに導火線に火をつける。すでに準備していたものが、そのまま『四次元インベントリ』の力で格納されていようだ。一秒に満たないまま、ドゴォン! と砲弾が発射された!
暴力的な鉄の塊が、ナガレへ迫ってくる。……刹那ナガレは背中を向け、背後へ思い切りマルチスタッフを突き出した!
「石猿流棒術! 牛魔壊ッ!」
狙いは砲弾、そのど真ん中……!
ガッシャーーーーンッ!
「えぇっ、う、ウッソォ⁉︎」
これには流石のモモも目を丸くした。ナガレが放った背後への一撃が、生木に杭を打ち込んで割くように、真っ二つに破れたのだ。半球となった二つの砲弾は、ナガレのすぐ後ろに着弾した。
「ひ、ひえぇ~~⁉︎ いっでででぇ……さ、流石に砲弾は牛魔壊でも無理か」
……まぁ、一方のナガレも流石にタダでは済まなかった。思いっきり後ろへ吹っ飛ばされ倒れてしまう。
すぐに立ち上がったナガレだが、モモはその間に大砲を仕舞い込んでいた。さすがは四次元的なインベントリだ。
「くっ、ならこれはどうだ!」
続いてモモが取り出したのは、かなり長めの鋭利な槍! ……と、なにやら紐がついた縄跳びみたいなもの。
(ど、どっから出したんですかアレ……)
(スキルの力は未知数だ。だけどマジでどっから出したんだよ……)
呆然とするギャラリーの心の叫びは届かない。
両手で盾を持ち、ナガレと鍔迫り合い。力比べはほとんど互角、お互いに弾かれて距離が空いた。
「はいそこっ!」
ビシュッ!
モモは素早く体を捻り、フリスビーのように円形シールドをぶん投げた! クルクル回転しながら飛んでくるシールド。今度はこっちが不意打ちを受ける番で……。
「はぁっ!」
だがナガレもさるもので、素早くマルチスタッフで受け流す! フリスビーのように飛んできたシールドはそのまま後ろへ飛んでいった。
「そらそらそらっ!」
すかさずモモはチャクラムを投擲。鋭い刃のホイールのような殺傷力の高い飛び道具だ。しかしナガレは受け流しでこれも捌いてみせる!
「はぁっ! ……そこかっ!」
キィンッ……! と静かな音を立てた。しかしモモはなぜか数メートルの距離を取っていた。
「これなら……どうよっ!」
「な、なにぃっ⁉︎」
なんと彼がどこからともなく取り出したのは……設置型の大砲だ! 全長二メートル越えのガチの攻城兵器。その先は間違いなくナガレを向いている。
「どうだい、これぞ四次元インベントリの極意! くらえっ、大砲!」
モモはすぐに導火線に火をつける。すでに準備していたものが、そのまま『四次元インベントリ』の力で格納されていようだ。一秒に満たないまま、ドゴォン! と砲弾が発射された!
暴力的な鉄の塊が、ナガレへ迫ってくる。……刹那ナガレは背中を向け、背後へ思い切りマルチスタッフを突き出した!
「石猿流棒術! 牛魔壊ッ!」
狙いは砲弾、そのど真ん中……!
ガッシャーーーーンッ!
「えぇっ、う、ウッソォ⁉︎」
これには流石のモモも目を丸くした。ナガレが放った背後への一撃が、生木に杭を打ち込んで割くように、真っ二つに破れたのだ。半球となった二つの砲弾は、ナガレのすぐ後ろに着弾した。
「ひ、ひえぇ~~⁉︎ いっでででぇ……さ、流石に砲弾は牛魔壊でも無理か」
……まぁ、一方のナガレも流石にタダでは済まなかった。思いっきり後ろへ吹っ飛ばされ倒れてしまう。
すぐに立ち上がったナガレだが、モモはその間に大砲を仕舞い込んでいた。さすがは四次元的なインベントリだ。
「くっ、ならこれはどうだ!」
続いてモモが取り出したのは、かなり長めの鋭利な槍! ……と、なにやら紐がついた縄跳びみたいなもの。
(ど、どっから出したんですかアレ……)
(スキルの力は未知数だ。だけどマジでどっから出したんだよ……)
呆然とするギャラリーの心の叫びは届かない。
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