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第三十三・五話 VSラグナロク・無百
四次元級!
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「いててて……」
しかしナガレも顔を歪めた。見れば、頬の一部に小さな切り傷が出来ている。ワイヤーを避けたつもりが、少しだけ掠って切ってしまったようだ。
「ふんっ、避けてばっかじゃダメだね~。ぼくに反撃しないと倒せないよっ! さぁどうするのさっ」
モモはすぐさま背中の方へ手を回し、両手に持ったくの字のブーメランを投げつけてきた! ナガレは柔軟なバックステップで回避した。……が、ブーメランはクルクル回って彼の背後から戻ってくる!
「どわっ! ……とぉっ!」
マルチスタッフを背負うように動き、タッチの差でガード! 弾き飛ばされたブーメランはポトリと地面に落ちる。
「これでもくらえっ!」
ナガレはそのブーメランを蹴り上げ左手でキャッチ。そのまま二本同時に、見よう見まねで放り投げた。本人へ帰ってきたブーメランだが、モモは素早く両手でキャッチする。
次の瞬間ナガレが動いた。無言のままマルチスタッフをブンブン振り回して力を貯める。そして一気に振り抜くと、その軌跡が『飛ぶ斬撃』へと変化!
「石猿流棒術! 霊感大波!」
フォーーンッ! と独特な音を立てて、半透明の斬撃が発射された。ノロノロと追尾しながらモモの方へ飛んでいく!
「うぉっと! 霊力も使えるんだ。変わった魔法を使うんだねぇ」
モモはへらへら笑いながら、高くジャンプして追跡を振り切った。飛ぶ斬撃はふよふよ中を舞い消えてしまう。
「くっ、ダメか」
「と~ぜんだよね~!」
モモは着地しざまにバックステップする。しかしナガレはまたもマルチスタッフを構える!
「くらえっ、クレイボム!」
パシュン! べちょっ……!
「おっと危ない! ……えっ? な、なんじゃこりゃあ⁉︎」
難なく回避したモモ。しかしクレイボムは地面に着弾、即座に固まった。みたこともない物に興味津々のようで、ナガレを前にしてもなお、地面にしゃがんで固まったコンクリートをジロジロ見つめている。
「……ふーん、なるほど。これとこれを混ぜて、すぐ固めるようにしたのか。いいかもなぁ……」
「せぇいやっ!」
はっきり言って隙だらけ。ナガレはダッシュで近づいて、砂地の地面を滑りながらマルチスタッフを横薙ぎに振った。直撃コースだ!
「……! うわおおっとぉ⁉︎」
モモは気づいたが一足遅かった。モモの横っ面をマルチスタッフがぶっ飛ばす……。
ガキィンッ!
「なっ! く、くそっ、またかっ!」
「ヒュウッ! あ、危なかったぁ~」
またも鉄を叩くような衝撃。見ればモモはなんと、小さな円状の盾で攻撃を防いでいた!
しかしナガレも顔を歪めた。見れば、頬の一部に小さな切り傷が出来ている。ワイヤーを避けたつもりが、少しだけ掠って切ってしまったようだ。
「ふんっ、避けてばっかじゃダメだね~。ぼくに反撃しないと倒せないよっ! さぁどうするのさっ」
モモはすぐさま背中の方へ手を回し、両手に持ったくの字のブーメランを投げつけてきた! ナガレは柔軟なバックステップで回避した。……が、ブーメランはクルクル回って彼の背後から戻ってくる!
「どわっ! ……とぉっ!」
マルチスタッフを背負うように動き、タッチの差でガード! 弾き飛ばされたブーメランはポトリと地面に落ちる。
「これでもくらえっ!」
ナガレはそのブーメランを蹴り上げ左手でキャッチ。そのまま二本同時に、見よう見まねで放り投げた。本人へ帰ってきたブーメランだが、モモは素早く両手でキャッチする。
次の瞬間ナガレが動いた。無言のままマルチスタッフをブンブン振り回して力を貯める。そして一気に振り抜くと、その軌跡が『飛ぶ斬撃』へと変化!
「石猿流棒術! 霊感大波!」
フォーーンッ! と独特な音を立てて、半透明の斬撃が発射された。ノロノロと追尾しながらモモの方へ飛んでいく!
「うぉっと! 霊力も使えるんだ。変わった魔法を使うんだねぇ」
モモはへらへら笑いながら、高くジャンプして追跡を振り切った。飛ぶ斬撃はふよふよ中を舞い消えてしまう。
「くっ、ダメか」
「と~ぜんだよね~!」
モモは着地しざまにバックステップする。しかしナガレはまたもマルチスタッフを構える!
「くらえっ、クレイボム!」
パシュン! べちょっ……!
「おっと危ない! ……えっ? な、なんじゃこりゃあ⁉︎」
難なく回避したモモ。しかしクレイボムは地面に着弾、即座に固まった。みたこともない物に興味津々のようで、ナガレを前にしてもなお、地面にしゃがんで固まったコンクリートをジロジロ見つめている。
「……ふーん、なるほど。これとこれを混ぜて、すぐ固めるようにしたのか。いいかもなぁ……」
「せぇいやっ!」
はっきり言って隙だらけ。ナガレはダッシュで近づいて、砂地の地面を滑りながらマルチスタッフを横薙ぎに振った。直撃コースだ!
「……! うわおおっとぉ⁉︎」
モモは気づいたが一足遅かった。モモの横っ面をマルチスタッフがぶっ飛ばす……。
ガキィンッ!
「なっ! く、くそっ、またかっ!」
「ヒュウッ! あ、危なかったぁ~」
またも鉄を叩くような衝撃。見ればモモはなんと、小さな円状の盾で攻撃を防いでいた!
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