間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜

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第4章 少年期〜青年期 学園3学年編

63話 初めてのお泊まり冒険者活動30〈最深部、大空洞、明るく笑顔で・・・〉

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「これで、リクエストはラストだ!!」

 そう言って、最後の武器“大剣“を構えた僕、そんな僕を見ながらいまだに玉座でふんぞりかえって動こうとはしない“ゴブリンキング“。

「ふーん、ここまでしてもそこから動こうとはしないのは、その玉座がこの魔法陣の制御装置って事か?・・・それにお前は誰かを待っているのか?例えば、その制御装置を作った奴とかにこう言われたんじゃないか?“「ゲートが開いたら、自分達が来るまで絶対にそこから動くな」“、とか?」

 僕が揶揄うかのように笑ってそういうと、言葉を理解しているのか玉座に座っているゴブリンキングの眉間に軽く皺ができた。

「でも残念、お前がこうして時間を稼いで待っている人物は今頃、他の人間に捕まっていて、お前が期待している様な手助けできる状態では無いよ」

ゴブリンキング「ぐぎゃっ!?」

(これで、あの“玉座“がこの魔法陣の制御装置代わりだった事が確定されたな、そして、このゴブリンキングは本来、勇者召喚を企んだ奴の代役、もっと詳しく言うなら、本当の主犯が来るまでの時間稼ぎ役、その主犯らしきもさっき僕が乱闘してる時に例の小部屋に転移して来て、ソルとスタフ兄様達が見事捕まえていたのを感知できた、そいつらがここに来た時点で主犯確定だろう。
 そもそも、この召喚を企んだ主犯の奴らは、僕達がここまで早くこの大空洞に辿り着けるとは思ってなかったんだろうな、さらに言うなら、奴らがここに来るのがゲートが開いた直後ではなく、ゲートが開いてしばらく経ってから来たのは、自分達の仕掛けを看破されるとも思ってなかったからだろう。
 僕をこの洞窟内で苦戦している所を襲う気だったか、魔物達には僕を殺さずに捉えておくように言っておいたかしてたのだろうが、この場所まで誘い出す事ができはしたが、僕に手を出す事すらできずに自分達捕まるなんて予想できなかったんだろう。今回のこの仕掛けの道具を考えたのはあの“邪神“だろうが、計画を練ったのは人を下に見て余裕ぶって爪が甘い感じがするから教団の人間達の方か?)

 ゴブリンキングの反応を見てそう続けた僕の言葉に、ゴブリンキングは分かりやすく狼狽えた。僕はその反応で自分の予想が確信に変わり、本来の敵とも言える“邪神“の関係者達の動向も少し予想ができてきた。

(それに、あの“邪神“、やっぱり今でも僕の正確なスキル構成や能力は全然把握してないな、じゃなきゃ僕にしてみたらこんな分かりやすい仕掛けなんて作らないだろうし・・・それか、バレてもいいと思って仕掛けてきたか・・・)

夜月『どうだろうな、相手は他世界の上位神だった“邪神“だからな、私達でもあいつの意図は読めない、この先も色々と仕掛けてきそうだから、この後も油断しないように気をつけろアトリー』

(了解、今は、まずこのゴブリンキングにこの場所をどいてもらって、この舞台に描かれた魔法陣を壊さないとね!٩( 'ω' )وしかし、今回はなんで異次元ゲートみたいな感じであっちの世界に繋がったんだろうか・・・)

天華『うーん、考えられるのは以前の召喚では神々の干渉を受けた事に気づいた教団側の人間が、“邪神“に神々が介入できない方法での勇者召喚を願って作られたのがこれなのでは無いでしょうか?これならば教団側の人間が直接、勇者候補達を拉致できると踏んで構築したんでしょう。ただ、この方法だと、異世界へ繋ぐ穴を安定させるのに、ダンジョンの特性を利用しないとできなかったから、このように手の込んだやり方になったんでしょうね・・・』

(あー、ダンジョンの扉の内と外では世界が違うからか?その違う世界を隔てつつ繋げている、あの大扉が異次元のゲートを安定させるのに都合が良かった、と?その為に自然エネルギーをこの場所に停滞させて、精霊達がダンジョンを作る様にしむけ、そのダンジョンの生成過程に介入し、手を加えて自分の都合のいい魔物が発生するようにさせ、そして、溜め込んだ自然エネルギーや増殖させた魔物達の魔力まで使って勇者召喚を試みた、と・・・うわぁ、なんちゅう面倒な事をしとるんだ邪神教団は(・Д・)・・・しかもまた失敗しとるし・・・)

夜月『まぁ、人間の魔力だけで出来る範囲での勇者召喚には限界があったからな、それを補うのに、本来の勇者召喚に近い方法で神々に気づかれないようにして編み出されたものが“コレ“、と言う事だな・・・』

(まぁ、構造の全てを解析して、予測してみたら、かなり穴の多い計画だった気がするけどね・・・(*´ー`*))

天華『人間が建てた計画に完璧なものはそうそうありませんよ』

(そりゃそうか(*´Д`*)・・・)

 天華や夜月と念話で考察している間、ゴブリンキングは自分の頼みの綱だった教団の関係者の姿を探すように、例の小部屋の方をチラチラ伺いつつ、僕を警戒し、どう行動するべきかと迷っていた。そんなゴブリンキングに僕は大剣を肩に担ぎ、ゆっくりと、だが確実に容赦なく詰め寄っていく。

 そして、この状況になる少し前・・・・


・・・・時間は少し巻き戻り、アトリーがゴブリンの上位種達相手に楽しそうに大暴れしていた時・・・・

  第三者 視点

王太子「今日のアトリー君、なんか、勇者候補者達と話してから凄く張り切ってるね?・・・」

ソル「そうですね。アトリー様が楽しそうで何よりです」

 アトリーの指示で表面上はただの壁の様な例の小部屋の前まできてこんな会話を交わしたのは、アトリーがちょうど背後から自分を狙ってきた“ゴブリンアサシン“を、ゲートボールの球のように他のゴブリンに向けて打ち出していた時だった。その時の顔はなんとも楽しそうな笑顔で、完璧に遊び半分でゴブリンの上位種や希少種を倒していたのだ。

王太子「あそこまで、楽しそうに笑うアトリー君を見るのは初めてかもしれないよ・・・それにあの技の威力、彼が今までかなり手加減していたかよくわかったよ・・・・」

ソル「・・・あれでも、多分まだ手加減はしていると思いますよ?敵がその場でまだ形を保っていますから・・・・」

王太子&その他の大人達「「「「「えっ!??」」」」」

 アトリーの技の威力に感服していた王太子達に、ソルが言った事実は思った以上にショックだったようで、大人達はその場でフリーズした。その様子を見たソルは、コレはいつもの事として放置を決め込んだようだ・・・

 ・・・数秒後・・・

ソル「来ました!!」

大人達「「「「「っ!」」」」」

 隠されていた小部屋の向こうから先程まで以上の魔力の揺らぎを感知したソルの言葉に、フリーズしていた王太子や大人達も復活し、小部屋のある方をじっと見て、警戒した。

王太子「!あそこから何者が出てきたとしてもすぐさま捕獲するんだ!!」

大人達「「「「「はっ!!」」」」」

 王太子の指示ですぐさま捕獲の準備を整えた軍の精鋭達、近衞騎士達は王太子の警護を固め、そして、ソルは誰よりも前で武器を構えた。

 ガコンッ! ギィィーーッ!

王太子「捕縛せよ!!」

「「「「「おおぉぉっ!!」」」」」

 何かの仕掛けが動く音と共に、何の変哲も無かった岩壁が四角く浮き上がり、浮き上がった岩壁が真ん中から縦に割れ、扉の様に両側に開いた。その中から出て来たのは黒い神官服を纏った数十人程の男達、男達を視認してすぐに王太子はすぐさま号令を出した。号令が出てからの軍の精鋭達の行動は素早く、男達は抵抗する間も無く、アッと言う間に全員が捕らえられた。

?「な、な」

王太子「何故、自分がここから出てくるのが分かったんだ?って聞きたいんだろう?「っ!?」ふふっ、教えてあげてる事はできないが、お前達が今からしようと思っていた事はもう失敗している事だけは教えてあげるよ」

?「っ!・・・な、何の事だ!?失敗!?そんなことある訳な・・・い、いない・・・・」

 一瞬の出来事で呆気に取られていた者達、その中で最も早く復活したのは、捕えられた者達の中で1番装飾の凝った神官服の男だった、その男は今回の計画者、または、実行犯のリーダーのような者なのだろう、この場で一際身分の高そうな衣装を着た王太子を見て、何か言いかけたが、その言葉を笑いながら先取った王太子、自分が言わんとした事を先に言われて驚いた表情をしていたが、王太子の続けた言葉に反応し何かを探すように周囲を見渡した。そこでやっと自分達の状況をしっかり理解できたのだろう、顔を青くし俯いた・・・・

黒服神官「何故だ、何故だ、何故だっ!」

王太子「ふふっ、あっち見てごらんよ、君達が誰を相手にしていたかよく分かるんじゃないかな?」

 計画が瓦解した事を悟り、その原因が分からない事で苛立ちを感じていた男に、王太子はそれをあざ笑ように指差したのは、中央にある魔法陣が描かれた舞台の上、そこにはかなり高度で強固な結界が貼られている事が分かるが、中はよく見えるようになっていた。その中でゴブリンの上位種や希少種を相手に無双しているアトリーがいた。

黒服神官「なっ!?Cランク以上のゴブリン達を集めたんだぞ!?」

王太子「そのようだね?でも、それじゃ力不足だったみたいだよ・・・彼には物足りないようだ、でも、そこそこ良い遊び相手にはなったみたいだけど・・・」

 次々武器を変え技を変えて上位種や希少種、魔物ランクで言えば、CからSまでのランクに認定されているゴブリン種を相手に、楽しそうに戦い倒しているアトリーを見て驚愕の表情をしている男、その表情はこの状況がありえないと言いたいのがよく分かる表情だった。

黒服神官「っ、・・・何故だ、彼はCランクの冒険者だったはず・・・」

総元帥「実力の全てがランクに反映されると思うな。それにあの方はご自分の年齢に合わせたランクを取得するように調整されているだけで、決して弱いわけではない」

黒服神官「何と言うことだ・・・あれだけの魔物を用意したと言うのにっ・・・“贄“の実力を見誤るとは・・・“フィズィ様“に何と申し訳すれば・・・」ブツブツブツッ

総元帥「お前、私達から逃げられると思ってるのか?」

王太子&ソル「「“贄“・・・」」

 アトリーの冒険者ランクの情報を何処からか入手していたのか、アトリーの冒険者ランクでは手に負えないであろう高ランク種のゴブリン達を、わざとここに配置していたようだが、その思惑もアトリーの前では意味のない配置だった事を今まざまざと見せつけられて、男は茫然自失となりブツブツと何か呟いていた。その呟きの中で聞き捨てならない言葉をそれぞれ聞き咎めた。

王太子「やはり、まだアトリー君を“贄“にする事を諦めてないのか、あの“邪神“は・・・」

ソル「そのようですね。ですが、もう2度とアトリー様を害することは許しはしません・・・」ズォッ!

「「「「「っ!?」」」」」 「「「「「ひぃっ!?」」」」」 「「「ひゅっ!」」」バタッバタッ!

 アトリーを“贄“にと聞いたソルは、静かに怒り、普段漏らす事ない魔力で周囲を無意識に威圧した。その魔力威圧の主な対象だった邪神教の信徒達は怯え慄き、人によっては気絶した者までいた。それに魔力威圧の対象では無かった王太子や、その周辺の軍人や護衛騎士達はその余波でソルの実力を推測して驚愕した。彼らはアトリーだけが特別に力を持っていると思っていたようだが、ソルもその括りに入っていることに今更気づいて驚いていたようだった。

王太子「落ち着きなさい、ソルドア君、私も勿論その様な蛮行、2度とさせる気はない、それは私達だけではなくアトリー君の親兄弟や周囲の人たちだってそうだろう、我ら王族ですらそう心に決めている。それ以上に“神々“がその様な事、許す筈も無い、だから今は落ち着きなさい」

ソル「・・・申し訳ありません・・・」

 王太子の言葉で3年前の事が軽くトラウマになっていたソルを落ち着かせ、すぐに魔力威圧をといた、魔力威圧がなくなった事でホッと息を吐いた人達とは別に、男がつぶやいた言葉の中で、さも自分が逃げ仰るような含みのある事を言っていた事を気にしていた総元帥は、男の言動の機微を注意深く観察し出した。

 こうして、そんなやり取りの間にアトリーは最後の希少種であるゴブリンを倒し、残された“ゴブリンキング“と相対していたのだった・・・・
















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