2 / 2
下
しおりを挟む
この話を知り、私は後世の人々の中で生きていると知れて嬉しくなった。
彼女は私だ。
私はこの国の誰よりも美しく、賢く、政が出来た。そして、誰もが憧れるような白い肌を持っていた。
しかし、王は私を愛さなかった。
王には愛人が沢山居た。皆が言うには、私は高嶺の花過ぎるそうだ。王の愛人の美女は手の届く範囲だそうだ。
私は学者や田舎貴族の話をよく聞いていた。学者からは病から民を守る為に、田舎貴族からは田舎では何が足りないかなどを聞いていた。
学者のお陰で外国では流行っていたが私の国では全く伝染病が流行らなかった。
田舎貴族のお陰で私は大きくは無いが、病院を田舎に建てた。
私なりに民を思い政事をしたと思う。
しかし......私よりも愛人である美女の方が民からは人気だった。
私は夫と民に全て諦めた。私が居なかったら何もできない癖に......
そんな時に私は歴史書を読んで感動した。だって、この人物は何世紀も前の人物なのに私が今、存在を知った。
そこからは、後世で有名な人になる事に全力を注いだ。
私はより完璧な女帝を目指した。
そして、予定通りに過労死した。
後世では私は悲劇のヒロインになった。
私が彼女だった時代は3世紀ほど前の事なのだか、未だに私の事が覚えられているのに感動した。
今回の人生も後世に名を刻めるような行き方をしようと思う。
彼女は私だ。
私はこの国の誰よりも美しく、賢く、政が出来た。そして、誰もが憧れるような白い肌を持っていた。
しかし、王は私を愛さなかった。
王には愛人が沢山居た。皆が言うには、私は高嶺の花過ぎるそうだ。王の愛人の美女は手の届く範囲だそうだ。
私は学者や田舎貴族の話をよく聞いていた。学者からは病から民を守る為に、田舎貴族からは田舎では何が足りないかなどを聞いていた。
学者のお陰で外国では流行っていたが私の国では全く伝染病が流行らなかった。
田舎貴族のお陰で私は大きくは無いが、病院を田舎に建てた。
私なりに民を思い政事をしたと思う。
しかし......私よりも愛人である美女の方が民からは人気だった。
私は夫と民に全て諦めた。私が居なかったら何もできない癖に......
そんな時に私は歴史書を読んで感動した。だって、この人物は何世紀も前の人物なのに私が今、存在を知った。
そこからは、後世で有名な人になる事に全力を注いだ。
私はより完璧な女帝を目指した。
そして、予定通りに過労死した。
後世では私は悲劇のヒロインになった。
私が彼女だった時代は3世紀ほど前の事なのだか、未だに私の事が覚えられているのに感動した。
今回の人生も後世に名を刻めるような行き方をしようと思う。
166
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(12件)
あなたにおすすめの小説
理想の王妃様
青空一夏
児童書・童話
公爵令嬢イライザはフィリップ第一王子とうまれたときから婚約している。
王子は幼いときから、面倒なことはイザベルにやらせていた。
王になっても、それは変わらず‥‥側妃とわがまま遊び放題!
で、そんな二人がどーなったか?
ざまぁ?ありです。
お気楽にお読みください。
かつて聖女は悪女と呼ばれていた
朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
「別に計算していたわけではないのよ」
この聖女、悪女よりもタチが悪い!?
悪魔の力で聖女に成り代わった悪女は、思い知ることになる。聖女がいかに優秀であったのかを――!!
聖女が華麗にざまぁします♪
※ エブリスタさんの妄コン『変身』にて、大賞をいただきました……!!✨
※ 悪女視点と聖女視点があります。
※ 表紙絵は親友の朝美智晴さまに描いていただきました♪
稀代の悪女は死してなお
朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
「めでたく、また首をはねられてしまったわ」
稀代の悪女は処刑されました。
しかし、彼女には思惑があるようで……?
悪女聖女物語、第2弾♪
タイトルには2通りの意味を込めましたが、他にもあるかも……?
※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
お姫様の願い事
月詠世理
児童書・童話
赤子が生まれた時に母親は亡くなってしまった。赤子は実の父親から嫌われてしまう。そのため、赤子は血の繋がらない女に育てられた。 決められた期限は十年。十歳になった女の子は母親代わりに連れられて城に行くことになった。女の子の実の父親のもとへ——。女の子はさいごに何を願うのだろうか。
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
正直言って王女も変わってますねw
後世に名を刻むだけで一生を費やせるだけの原動力。病気なのではないかと疑いたいくらいですww。
素晴らしい作品です!私なりの解釈でしたが変わったものが好きなのでとても楽しんで読めました!ありがとうございます!
退会済ユーザのコメントです
退会済ユーザのコメントです