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運動祭準備
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早いもので入学して3カ月が過ぎた。
この3カ月はなんだかんだあっという間だったような気がする。もちろんクラスのみんなの助けもあってニーナに会うことはなかった。それでもニーナは諦めずにクラスにやってきては「私のモブはどこにいるのー」と騒いでいる。
クラスの皆はあえてニーナ話しかけることはせず毎日の恒例行事として「また来たな…。」くらいに思うようになっていた。
そして誰か1人が「うちのクラスにモブなんて子はいません」というのがお決まりの一言だ。
ある意味ニーナのおかげでクラスは一致団結しているのではないだろうか。
朝教室につくと、ビアンカが話しかけてきた。「アナ、おはよう!今日は運動祭について話し合いがあるみたいよ!ワクワクするわね!」
「ビアンカ、おはよう!もうそんな時期なのね!運動祭の話楽しみね。いい出会いがあったら嬉しいわ!」顔を突き合わせて2人で話していると先生が扉を開けて入ってきたので、みんな慌てて自分の席に戻っていく。
「さて、皆さん席についたようですので、ホームルームを始めたいと思います。今日は、皆さんが噂していた通り、運動祭の出場種目を決めていきたいと思います。」
運動祭と文化祭は2年に一度行われることになっている…今年が運動祭ということは来年が文化祭になる予定だ。
「まずは、運動祭の実行委員をやってくださる方いませんか。」先生が実行委員をしてくれる人がいないか確認するもののなかなか手が上がらない。
私もあまり目立ちたくないと言うのがあるので今回は手を挙げず…ひっそりと見守ることに。しばらく無言が続く中、先日ニーナに声をかけていた爽やか青年くんが手を上げた。
「先生、俺やります。」
「ポーター君!ありがとう。じゃあ、ここからはポーター君よろしくね。これ今回の種目だから。」
そう言って扉を開けて去っていく先生。
「「「これは…めんどくさいから全て任せたな。」」」
全員の心の声が揃った瞬間だった…
「えっと、実行委員になりました。マーカス・ポーターです。よろしくお願いします。じゃあ、早速種目決めてくけど、折角運動祭やるなら楽しみたいし、勝ちたいなって思ってます。よくわからないヒロインさんのお陰で他のクラスよりはまとまりがあるクラスだと思っているので、みんな頑張りましょう!」
ポーター君然りクラスみんなが同じように思っていたのか、クラス中に大きなどよめきが起こった。
私はビアンカと目を合わせてわらう。
ポーター君が一つ咳払いをすると一斉に黒板を見る。
「種目だけど、まず黒板に書き出していくのでやりたいのいくつか書き出しておいてください。1人1種目は絶対参加です。」
黒板を見ていると思った以上に色々な種類があったことにびっくりした。
・玉入れ(女子)
・槍投げ
・馬術
・騎馬戦(男子)
・剣術
・アーチェリー
が今年の種目のようだ。
玉入れと騎馬戦は男女それぞれ参加みたいでその他はどれか一つに参加する感じらしい。人クラス20人だから1種目あたり5人くらい出る予定だ。
私は馬術かアーチェリー、剣術がいいなと思い書き出していく。
辺境伯家として馬術、剣術は小さい頃から特訓してきたので得意なものの一つだ。ただ出場するとなると厄介なのは…
「ニーナにバレないように出場するとなるとどうしたらいいのかしら…」
⟡.·*.··············································⟡.·*.
ビアンカ視点。
運動祭で何に出ようか考えているとアナも何か考えているようだった。
私が出るとしたら乗馬かアーチェリーかなぁと思っていると、ニーナはさっきより顰めっ面をしている。
「アナ…。どうしたの?」
コッソリとアナに何かあったのか聞いてみる。
「剣術が馬術、アーチェリーのどれかに出たいんだけど、出たらニーナにバレそうだなって思って…」
「確かに…結構試合に出ると目立つものね…」
今は見た目をおさげとメガネで隠しているけれど、アナの顔は相当整っていると思う。夜空のような濃紺の髪色に綺麗な星色の瞳。目鼻立ちもすごく綺麗な顔をしている。だから余計に自称ヒロインに目をつけられているのかなと思う…。
「あ、だったら変装したらどう?」
今でもメガネにおさげでバレていないし、もしかしたらうまくいくかもしれない提案してみる。
「でも、普通の変装だとバレそうなのよね。」
「普通の変装ならね!男装しちゃいましょう!!」
ノヴァ辺境伯家はこの国で1番強いと言われているくらいだし、きっとアナも鍛えられているんじゃないかと思う。その辺にいる男の人より強い気がするのよね。
「ポーター君、提案があるのだけれど…」手を挙げて私はアナのことを提案した。
クラス全員が面白そうと言って話に乗ってきてくれたのはとても助かる。
「アナはどう?」
「みんながいいって言うなら剣術の試合に出たいわ。あと人が足りないなら馬術もやりたいわね!体動かすのが好きだから…」
ポーター君にアナの気持ちを伝えると先生に聞いてまた別日に話し合うことになった。
「うまくまとまりそうで良かったわね!」アナに一言伝えるとアナは笑顔一言。
「ありがとう。助かったわ!」
友達の1番を引き出せたようでよかった。あとはこの運動祭まで何もなく進めばいいなと祈るばかりだ。
この3カ月はなんだかんだあっという間だったような気がする。もちろんクラスのみんなの助けもあってニーナに会うことはなかった。それでもニーナは諦めずにクラスにやってきては「私のモブはどこにいるのー」と騒いでいる。
クラスの皆はあえてニーナ話しかけることはせず毎日の恒例行事として「また来たな…。」くらいに思うようになっていた。
そして誰か1人が「うちのクラスにモブなんて子はいません」というのがお決まりの一言だ。
ある意味ニーナのおかげでクラスは一致団結しているのではないだろうか。
朝教室につくと、ビアンカが話しかけてきた。「アナ、おはよう!今日は運動祭について話し合いがあるみたいよ!ワクワクするわね!」
「ビアンカ、おはよう!もうそんな時期なのね!運動祭の話楽しみね。いい出会いがあったら嬉しいわ!」顔を突き合わせて2人で話していると先生が扉を開けて入ってきたので、みんな慌てて自分の席に戻っていく。
「さて、皆さん席についたようですので、ホームルームを始めたいと思います。今日は、皆さんが噂していた通り、運動祭の出場種目を決めていきたいと思います。」
運動祭と文化祭は2年に一度行われることになっている…今年が運動祭ということは来年が文化祭になる予定だ。
「まずは、運動祭の実行委員をやってくださる方いませんか。」先生が実行委員をしてくれる人がいないか確認するもののなかなか手が上がらない。
私もあまり目立ちたくないと言うのがあるので今回は手を挙げず…ひっそりと見守ることに。しばらく無言が続く中、先日ニーナに声をかけていた爽やか青年くんが手を上げた。
「先生、俺やります。」
「ポーター君!ありがとう。じゃあ、ここからはポーター君よろしくね。これ今回の種目だから。」
そう言って扉を開けて去っていく先生。
「「「これは…めんどくさいから全て任せたな。」」」
全員の心の声が揃った瞬間だった…
「えっと、実行委員になりました。マーカス・ポーターです。よろしくお願いします。じゃあ、早速種目決めてくけど、折角運動祭やるなら楽しみたいし、勝ちたいなって思ってます。よくわからないヒロインさんのお陰で他のクラスよりはまとまりがあるクラスだと思っているので、みんな頑張りましょう!」
ポーター君然りクラスみんなが同じように思っていたのか、クラス中に大きなどよめきが起こった。
私はビアンカと目を合わせてわらう。
ポーター君が一つ咳払いをすると一斉に黒板を見る。
「種目だけど、まず黒板に書き出していくのでやりたいのいくつか書き出しておいてください。1人1種目は絶対参加です。」
黒板を見ていると思った以上に色々な種類があったことにびっくりした。
・玉入れ(女子)
・槍投げ
・馬術
・騎馬戦(男子)
・剣術
・アーチェリー
が今年の種目のようだ。
玉入れと騎馬戦は男女それぞれ参加みたいでその他はどれか一つに参加する感じらしい。人クラス20人だから1種目あたり5人くらい出る予定だ。
私は馬術かアーチェリー、剣術がいいなと思い書き出していく。
辺境伯家として馬術、剣術は小さい頃から特訓してきたので得意なものの一つだ。ただ出場するとなると厄介なのは…
「ニーナにバレないように出場するとなるとどうしたらいいのかしら…」
⟡.·*.··············································⟡.·*.
ビアンカ視点。
運動祭で何に出ようか考えているとアナも何か考えているようだった。
私が出るとしたら乗馬かアーチェリーかなぁと思っていると、ニーナはさっきより顰めっ面をしている。
「アナ…。どうしたの?」
コッソリとアナに何かあったのか聞いてみる。
「剣術が馬術、アーチェリーのどれかに出たいんだけど、出たらニーナにバレそうだなって思って…」
「確かに…結構試合に出ると目立つものね…」
今は見た目をおさげとメガネで隠しているけれど、アナの顔は相当整っていると思う。夜空のような濃紺の髪色に綺麗な星色の瞳。目鼻立ちもすごく綺麗な顔をしている。だから余計に自称ヒロインに目をつけられているのかなと思う…。
「あ、だったら変装したらどう?」
今でもメガネにおさげでバレていないし、もしかしたらうまくいくかもしれない提案してみる。
「でも、普通の変装だとバレそうなのよね。」
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「ポーター君、提案があるのだけれど…」手を挙げて私はアナのことを提案した。
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「みんながいいって言うなら剣術の試合に出たいわ。あと人が足りないなら馬術もやりたいわね!体動かすのが好きだから…」
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「うまくまとまりそうで良かったわね!」アナに一言伝えるとアナは笑顔一言。
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