33 / 51
建国祭
保守派筆頭。 ヘリーオスト王太子殿下視点。
しおりを挟む
「お前には話しておかなければならないな…」
父上は今起きていることを話し始めた。
俺がメルティと婚約する前から色々と動いている人たちがいるのを父上たちは知っていたらしい。最近は王自身が革新派に近い存在ということもあり、保守派が焦りを見せていることも何となくだが気づいていたそうだ。
「保守派の一番上は誰だと思う…?」
保守派はどちらかといえば歴史の浅い貴族たちの方が多かったりする。恐らく、革新派が勢いをつければ自分たちの爵位が取り上げられる可能性が高いと思っているのだろう。
中には革新派と同じ意見の貴族もいるが、そういった人たちはこれまでも領民のために尽くしていた貴族ばかりだ。
「一番有力なのはアーテリアの父親でしょうか。」
アーテリアの父親であれば、俺とアーテリアを無理やり婚約させたことなども頷ける。
「惜しいな…だが違う。実は一番上に立っているのは…エリス・ジュアン。アーテリアの母親だ。」
エリス・ジュアン。確か、レアンドル伯爵家の出だったと記憶している。
「確か、ジュアン夫人はレアンドル伯爵家の出でしたよね。」
「そうだ。今はもうないレアンドル伯爵家の唯一の生き残りだ。」
レアンドル伯爵家は25年前から20年前にかけて保守派を率いて王族と戦ったという記録が残っている。
ちょうど今から25年前は保守派と、革新派の意見が今よりも割れていた。普通であれば革新派が攻めてくるところではないのか…と思うところだが不思議なことに革新派に属する貴族たちは温厚なものが多く、領民のためにもあまり争いをしたくないものが多かった。
領民のことを考えられるか、自分たちのことしか考えられないかで、革新派と保守派に分かれていたという感じだ。
「エリスはちょうど結婚したばかりでジュアン侯爵家に嫁いだばかりだったんだ。普通であれば反意を翻した時点で一族全員処刑のはずだったんだがな。アーテリアの父親であるネレウスがエリスは今回の件とは関係ないと言った。」
本当にエリスが何も知らなかったのかは本人が口を開かなかったこともあり、わからなかったそうだ。
「そしてタイミングよくエリスが子供を身ごもった。それが…」
「アーテリアですね。」
父上はこくりと頷く。子供に罪はないしジュアン侯爵がエリスのことを見張っているといったため、祖父がその言葉を信じて、エリスのお咎めはなしになった。
ただ、祖父がその言葉を信じても父上は信じることができなかったらしい。
「エリスとは世代が一緒だからな…ヘシオネリアについてもあまりいい噂はなかったが、エリスもエリスでいい噂がなかった。私たちの親世代は騙されていたようだが…」
俺も何度かジュアン侯爵夫人を見たことがあるが、そこまで悪い印象というのはない。寧ろいつもにこにこしているし、誰にでも優しいそんな印象だ。
「それがもう、騙されているんだ。でも、そうだね…これだけは言える。エリスは自分で手を下さないということだ。」
うまく立ち回って周りの感情を増幅させることができるそうだ。特に負の感情を動かすのがうまいらしい。嫉妬心や憎悪などを言葉巧みに操り増幅させて、色々なことを起こしてきた。中には婚約者を取られた人もいるらしい。
ただ一つ弱点があって、相手が自分のことをある程度理解していると効力がないようだ。
「現に、私やガイア、アレウス、アフロディーナにボードリエ公爵、カニャール公爵などには全く通用しなかった。」
確かにこの辺りは皆革新派筆頭の貴族たちだ…
恐らく自分たちの意思をきっちりと持っている人も取り込まれにくいんだろう。
「だからお前とアーテリアを婚約させたんだ。」
話の核心に入るまで結構時間がかかったが、要するにジュアン侯爵夫人を見張るための手札だったということだろう。
「ジュアン侯爵は今何をなさっているんですか?」
「恐らくエリスの言いなりだろうな…エリスのことが好きで好きでたまらないという感じだったからな。」
少しばかり話を聞いて見えてきたことがある。
これからやることも何となくわかってきた。取りあえず保守派を止めてなくてはならないだろう。
決して25年前のようなことを引き起こしてはならない。
確かアーテリアは春ごろと言っていたし、少しだけ時間に余裕があるだろう。
「父上。色々話してくださってありがとうございます。取りあえず春ごろことをなそうとしているのはアーテリアたちの話を聞いていてわかりました。あと3か月ほどしか猶予がないですが…」
「あぁ、それだけあればあの二人が何とかするだろうから大丈夫だ。」
「もしかして…ヘルメントとオルフェウス殿ですか…?」
国王はにやりと笑ってから頷いた。
「あの二人は変装の達人といってもいいだろう。それにアレウスの父親と息子だ。強さも申し分ない。あいつらに勝てるのなんて…恐らくアレウスとニケオスくらいだろうな。だからそれまでは知らないフリをして過ごすように…」
それだけ言うと父上はまた書類に顔を向けた。
俺はその姿を横目に執務室を退室した。
⟡.·*.··············································⟡.·*.
ウラヌス視点。
「よかったのか?あんなに話してしまって。」
アレウスが応接室から出てくる。
「どうせ、いつか知られることだったのだ。それにエリスについてはまだ尻尾を出さないだろう。」
「確かにそうだが…。」
エリスは良くも悪くも昔から頭が回る。頭が回るから周りがうまく口車に乗せられるのだろうが…
25年前の件が悪化したのはきっとエリスが絡んでいたからなのだろう
嫉妬心をみると煽ってしまうし、笑顔を浮かべながら罵倒するような奴だ。
精神的に追い詰められる奴も何人も見てきた。
「あと3か月か。これで少しは楽になればいいが…」
「そうだな。アレウスは引き続きアーテリアたちの動向を陰から見ていてくれ…」
皆には伝えていないが、アレウスはアーテリアとアポロをいつも陰から追っている。理由はエリスのことで何か手掛かりになるのではないかと思っているからだ。
「わかっているさ。取りあえず次こそエリスを捕まえられるようにしよう。出ないと、またたくさんの犠牲者が出ることになる…」
アレウスと軽く二人でこぶしをぶつけあった。
父上は今起きていることを話し始めた。
俺がメルティと婚約する前から色々と動いている人たちがいるのを父上たちは知っていたらしい。最近は王自身が革新派に近い存在ということもあり、保守派が焦りを見せていることも何となくだが気づいていたそうだ。
「保守派の一番上は誰だと思う…?」
保守派はどちらかといえば歴史の浅い貴族たちの方が多かったりする。恐らく、革新派が勢いをつければ自分たちの爵位が取り上げられる可能性が高いと思っているのだろう。
中には革新派と同じ意見の貴族もいるが、そういった人たちはこれまでも領民のために尽くしていた貴族ばかりだ。
「一番有力なのはアーテリアの父親でしょうか。」
アーテリアの父親であれば、俺とアーテリアを無理やり婚約させたことなども頷ける。
「惜しいな…だが違う。実は一番上に立っているのは…エリス・ジュアン。アーテリアの母親だ。」
エリス・ジュアン。確か、レアンドル伯爵家の出だったと記憶している。
「確か、ジュアン夫人はレアンドル伯爵家の出でしたよね。」
「そうだ。今はもうないレアンドル伯爵家の唯一の生き残りだ。」
レアンドル伯爵家は25年前から20年前にかけて保守派を率いて王族と戦ったという記録が残っている。
ちょうど今から25年前は保守派と、革新派の意見が今よりも割れていた。普通であれば革新派が攻めてくるところではないのか…と思うところだが不思議なことに革新派に属する貴族たちは温厚なものが多く、領民のためにもあまり争いをしたくないものが多かった。
領民のことを考えられるか、自分たちのことしか考えられないかで、革新派と保守派に分かれていたという感じだ。
「エリスはちょうど結婚したばかりでジュアン侯爵家に嫁いだばかりだったんだ。普通であれば反意を翻した時点で一族全員処刑のはずだったんだがな。アーテリアの父親であるネレウスがエリスは今回の件とは関係ないと言った。」
本当にエリスが何も知らなかったのかは本人が口を開かなかったこともあり、わからなかったそうだ。
「そしてタイミングよくエリスが子供を身ごもった。それが…」
「アーテリアですね。」
父上はこくりと頷く。子供に罪はないしジュアン侯爵がエリスのことを見張っているといったため、祖父がその言葉を信じて、エリスのお咎めはなしになった。
ただ、祖父がその言葉を信じても父上は信じることができなかったらしい。
「エリスとは世代が一緒だからな…ヘシオネリアについてもあまりいい噂はなかったが、エリスもエリスでいい噂がなかった。私たちの親世代は騙されていたようだが…」
俺も何度かジュアン侯爵夫人を見たことがあるが、そこまで悪い印象というのはない。寧ろいつもにこにこしているし、誰にでも優しいそんな印象だ。
「それがもう、騙されているんだ。でも、そうだね…これだけは言える。エリスは自分で手を下さないということだ。」
うまく立ち回って周りの感情を増幅させることができるそうだ。特に負の感情を動かすのがうまいらしい。嫉妬心や憎悪などを言葉巧みに操り増幅させて、色々なことを起こしてきた。中には婚約者を取られた人もいるらしい。
ただ一つ弱点があって、相手が自分のことをある程度理解していると効力がないようだ。
「現に、私やガイア、アレウス、アフロディーナにボードリエ公爵、カニャール公爵などには全く通用しなかった。」
確かにこの辺りは皆革新派筆頭の貴族たちだ…
恐らく自分たちの意思をきっちりと持っている人も取り込まれにくいんだろう。
「だからお前とアーテリアを婚約させたんだ。」
話の核心に入るまで結構時間がかかったが、要するにジュアン侯爵夫人を見張るための手札だったということだろう。
「ジュアン侯爵は今何をなさっているんですか?」
「恐らくエリスの言いなりだろうな…エリスのことが好きで好きでたまらないという感じだったからな。」
少しばかり話を聞いて見えてきたことがある。
これからやることも何となくわかってきた。取りあえず保守派を止めてなくてはならないだろう。
決して25年前のようなことを引き起こしてはならない。
確かアーテリアは春ごろと言っていたし、少しだけ時間に余裕があるだろう。
「父上。色々話してくださってありがとうございます。取りあえず春ごろことをなそうとしているのはアーテリアたちの話を聞いていてわかりました。あと3か月ほどしか猶予がないですが…」
「あぁ、それだけあればあの二人が何とかするだろうから大丈夫だ。」
「もしかして…ヘルメントとオルフェウス殿ですか…?」
国王はにやりと笑ってから頷いた。
「あの二人は変装の達人といってもいいだろう。それにアレウスの父親と息子だ。強さも申し分ない。あいつらに勝てるのなんて…恐らくアレウスとニケオスくらいだろうな。だからそれまでは知らないフリをして過ごすように…」
それだけ言うと父上はまた書類に顔を向けた。
俺はその姿を横目に執務室を退室した。
⟡.·*.··············································⟡.·*.
ウラヌス視点。
「よかったのか?あんなに話してしまって。」
アレウスが応接室から出てくる。
「どうせ、いつか知られることだったのだ。それにエリスについてはまだ尻尾を出さないだろう。」
「確かにそうだが…。」
エリスは良くも悪くも昔から頭が回る。頭が回るから周りがうまく口車に乗せられるのだろうが…
25年前の件が悪化したのはきっとエリスが絡んでいたからなのだろう
嫉妬心をみると煽ってしまうし、笑顔を浮かべながら罵倒するような奴だ。
精神的に追い詰められる奴も何人も見てきた。
「あと3か月か。これで少しは楽になればいいが…」
「そうだな。アレウスは引き続きアーテリアたちの動向を陰から見ていてくれ…」
皆には伝えていないが、アレウスはアーテリアとアポロをいつも陰から追っている。理由はエリスのことで何か手掛かりになるのではないかと思っているからだ。
「わかっているさ。取りあえず次こそエリスを捕まえられるようにしよう。出ないと、またたくさんの犠牲者が出ることになる…」
アレウスと軽く二人でこぶしをぶつけあった。
1,123
あなたにおすすめの小説
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
婚約破棄に乗り換え、上等です。私は名前を変えて隣国へ行きますね
ルーシャオ
恋愛
アンカーソン伯爵家令嬢メリッサはテイト公爵家後継のヒューバートから婚約破棄を言い渡される。幼い頃妹ライラをかばってできたあざを指して「失せろ、その顔が治ってから出直してこい」と言い放たれ、挙句にはヒューバートはライラと婚約することに。
失意のメリッサは王立寄宿学校の教師マギニスの言葉に支えられ、一人で生きていくことを決断。エミーと名前を変え、隣国アスタニア帝国に渡って書籍商になる。するとあるとき、ジーベルン子爵アレクシスと出会う。ひょんなことでアレクシスに顔のあざを見られ——。
【完結】婚約破棄に祝砲を。あら、殿下ったらもうご結婚なさるのね? では、祝辞代わりに花嫁ごと吹き飛ばしに伺いますわ。
猫屋敷むぎ
恋愛
王都最古の大聖堂。
ついに幸せいっぱいの結婚式を迎えた、公女リシェル・クレイモア。
しかし、一年前。同じ場所での結婚式では――
見知らぬ女を連れて現れたセドリック王子が、高らかに宣言した。
「俺は――愛を選ぶ! お前との婚約は……破棄だ!」
確かに愛のない政略結婚だったけれど。
――やがて、仮面の執事クラウスと共に踏み込む、想像もできなかった真実。
「お嬢様、祝砲は芝居の終幕でと、相場は決まっております――」
仮面が落ちるとき、空を裂いて祝砲が鳴り響く。
シリアスもラブも笑いもまとめて撃ち抜く、“婚約破棄から始まる、公女と執事の逆転ロマンス劇場”、ここに開幕!
――ミステリ仕立ての愛と逆転の物語です。スッキリ逆転、ハピエン保証。
※「小説家になろう」にも掲載。(異世界恋愛33位)
※ アルファポリス完結恋愛13位。応援ありがとうございます。
【完結】離縁したいのなら、もっと穏便な方法もありましたのに。では、徹底的にやらせて頂きますね
との
恋愛
離婚したいのですか? 喜んでお受けします。
でも、本当に大丈夫なんでしょうか?
伯爵様・・自滅の道を行ってません?
まあ、徹底的にやらせて頂くだけですが。
収納スキル持ちの主人公と、錬金術師と異名をとる父親が爆走します。
(父さんの今の顔を見たらフリーカンパニーの団長も怯えるわ。ちっちゃい頃の私だったら確実に泣いてる)
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
32話、完結迄予約投稿済みです。
R15は念の為・・
【完結】婿入り予定の婚約者は恋人と結婚したいらしい 〜そのひと爵位継げなくなるけどそんなに欲しいなら譲ります〜
早奈恵
恋愛
【完結】ざまぁ展開あります⚫︎幼なじみで婚約者のデニスが恋人を作り、破談となってしまう。困ったステファニーは急遽婿探しをする事になる。⚫︎新しい相手と婚約発表直前『やっぱりステファニーと結婚する』とデニスが言い出した。⚫︎辺境伯になるにはステファニーと結婚が必要と気が付いたデニスと辺境伯夫人になりたかった恋人ブリトニーを前に、ステファニーは新しい婚約者ブラッドリーと共に対抗する。⚫︎デニスの恋人ブリトニーが不公平だと言い、デニスにもチャンスをくれと縋り出す。⚫︎そしてデニスとブラッドが言い合いになり、決闘することに……。
婚約破棄のその後に
ゆーぞー
恋愛
「ライラ、婚約は破棄させてもらおう」
来月結婚するはずだった婚約者のレナード・アイザックス様に王宮の夜会で言われてしまった。しかもレナード様の隣には侯爵家のご令嬢メリア・リオンヌ様。
「あなた程度の人が彼と結婚できると本気で考えていたの?」
一方的に言われ混乱している最中、王妃様が現れて。
見たことも聞いたこともない人と結婚することになってしまった。
婚約破棄の翌日に謝罪されるも、再び婚約する気はありません
黒木 楓
恋愛
子爵令嬢パトリシアは、カルスに婚約破棄を言い渡されていた。
激務だった私は婚約破棄になったことに内心喜びながら、家に帰っていた。
婚約破棄はカルスとカルスの家族だけで決めたらしく、他の人は何も知らない。
婚約破棄したことを報告すると大騒ぎになり、私の協力によって領地が繁栄していたことをカルスは知る。
翌日――カルスは謝罪して再び婚約して欲しいと頼み込んでくるけど、婚約する気はありません。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる