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「エルーシア。聞こえていますか?」
私は、夢でフレイヤ様に会っています。
「今日、治水の調査団が出るのですよね?
実際に治水工事が始まると、河の上流の村で病気が広がります。
それは、猿が元々持っているウィルスですが、蚊を媒体にして広がります。
症状は、発熱、発疹です。中には結膜炎になり目が真っ赤になる人もいます。
放っておいても各地に広がることはないのですが・・・
教会が騒ぎ出します。
ですから今回の調査団には、猿の生息地とヤブ蚊が多い所を調べてください。
あたりをつけておいた方が、後々対処が楽になります」
「病気を出さないように先に対応した方がいいのでしょうか?」
「いいえ? 最初から押さえ込むのではなく、あえて病気を発症させてすぐに終息して欲しいのよ。先ずは、貴女の反抗勢力のあぶり出し、教会の腐った奴のあぶり出しをして欲しいの。また、その後ろにいるモノもわかるかも知れないから」
「私が危険な目に遭いませんか?」
「例えエルーシアが寝ていても貴女の首を取れる生き物はほとんどいないわね。強いて言えば、ガイスト王国の聖女エリーゼぐらいですね。
まあ、例え古竜が攻めてきてもエルーシアは大丈夫です。私の加護もありますし。
何よりも、貴女の身を守れるように公爵家のむす・・・ 」
「え? 最後の方がきこえない・・・」
フレイヤ様は言いたいことだけ言って消えてしまいました。
そういえば、最近夢に頻繁に出てくるようになりました。
それにしても、最後の方は聞き取れなかったんですけど、気になりますね。
なんて言おうとしたのかしら?
今回私のすることは、今日から始まる調査団に野生の猿の生息地とヤブ蚊が多い所を調べてもらうのね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
朝日が昇りました。
昨夜の夢をお父様に話しました。
そして、調査団に地形の他に動物の生態系を調べるように言ってくれました。
調査は今年と来年と行いそこから、ベルティンブルグ以外の土地は、国と話し合って行う場所を決めます。
私たちは、調査団をお見送りするために、ベルンの出入り口の門の所にいます。
颯爽と調査に出る魔法使い達を見送ってお屋敷に帰ろうとすると
とても大きなモノがこちらへ飛んでくるのが見えました。
そしてそのモノがどんどんと近づき、私たちはそのモノの陰に入りました。
「え? 竜?」
「こ 古竜じゃないか!」
「やばい、やばい、もう終わりだ・・・」
「女神様助けてください」
「エルーシア様助けてください」
「竜のお肉は美味しいのかしら?」
などなど色々聞こえてきます。
その大きなモノは、確かに竜でした。
その竜は私を見つけると、「エルーシア!」と言って空から降りて来ます。
「え?私!竜の知り合いはいませけれど・・・」
ドーン
竜は音を立てて私の前に着地しました。
そして、周りにいるみんなは腰を抜かしてアワアワしています。
(メリアをぬかして)
そしてメリアが
「貴女 誰?」
竜に向かって聞きました。
(メリア。マジ最強!)
「ああそうか!このままじゃわからないのだ!」
(のだ 語尾にのだってつけているのって昨日助けた・・・)
私が考えていると
古竜はだんだんと小さくなり、なんと 綺麗な女の子になりました!!!!!!
「「昨日、助けてお昼ご飯を一緒にした女の子!!!」」
私とメリアは声を揃えて叫びました。
「エルーシアよ、私を助けてくれたお礼に、マブダチになって欲しいのだ!そしてマブダチに名前を決めて欲しいのだ!」
「え?私が竜の名前をつけるの?魔力ごっそり持って行かれないかしら?」
「大丈夫なのだ! エルーシアの魔力の三分の一くらいなのだ」
「え、でもそんなに持って行かれるのね?」
「竜の名付けはとても名誉な事なのだ。普通の人間にはできないのだ!」
(ええ。確かにそうでしょうね。私も竜とお友達の人は聞いたことないわ。しかもマブダチって、まるで、スライムの魔王と竜を親に持つ女の子みたいじゃない。のだ って語尾につけているし・・・)
「お嬢様 名前 はやく きめる 私 おなかすいた」
とメリアの発言に
「そうなのだ。私もおなかすいたのだ。はやく名前をつけるのだ!そしてご飯と美味しいデザートを食べに行くのだ!」
(早く名前つけろって、スライムじゃないんだから・・・
私とマブダチ マブダチ ・・・ 友達 フレンドリー・・・ )
「あなたの名前は マチルダ。 マチルダで如何かしら?」
「マチルダ 良い名前なのだ! 私は今日からマチルダでエルーシアのマブダチなのだ!」
と竜が言った途端、マチルダと私がピカーっと光って、私の魔力がごっそり持っていかれました。
そしてマチルダが
「私とエルーシアは、同格契約なのだ! だからどっちが上とか下とかないのだ。これの便利なところは、どんなに離れていても念波でお互い会話出来るのだ!そして、私には出来ないが、エルーシアは私を召喚することができるのだ!」
「はい。そうなんですね。マチルダこれからよろしくお願いね」
熱く語るマチルダに私は何故か冷静になり、冷たく返してしまいました。
「お願いついでに、私はエルーシアと一緒に住むのだ。だから人化したのだ。そして、甘いデザートを毎日食べるのだ!」
「マチルダを飼って良いかお父様に伺いますからちょっと待ってね」
私は腰を抜かしているお父様に
「お父さん、マチルダと一緒に暮らしてもいいかな?良いよね?」
とおねだりをしました。
「え?(スライムの次は古竜?)まあ、エルーシアちゃんがしっかりと面倒みるならかまわないよ」
(竜のお世話ってどうやってするのかしら?まあいいか!)
「はい。ありがとうございます。では、お母さん。お父さんがマチルダを飼って良いって言っているけどいいかな?良いよね?」
こちらも腰を抜かし立てないお母様に聞きました。
「良いわよ。エルーシアちゃんのマブダチですものね。でも学校はどうします?」
「もちろん、通わせますわ。人間の常識も覚えて頂きましょう」
私がそのように言うと両親や使用人がジト目を私に向けます。
こんな常識のある私にみんなそんな目で見るのは何故?
この後、マチルダと家族でランチをして一緒に生活をするようになりました。
マチルダって戦いの乙女って意味もあるらしい・・・と後で気づきました。
******************
エルーシアはマチルダもプルプル達と同じくペットを飼う感じでいます。
両親たちのジト目は、人間の常識を覚えて頂きましょう の台詞に
チートを自重しないエルーシアに対して、常識と貴女が言うか!とみんな考えていたので、エルーシアにジト目をむけたようです。
因みに竜のお肉って美味しいのかしら?と言ったのは、アルーシャです。
それでは、また次回もよろしくお願いします。
作者
「エルーシア。聞こえていますか?」
私は、夢でフレイヤ様に会っています。
「今日、治水の調査団が出るのですよね?
実際に治水工事が始まると、河の上流の村で病気が広がります。
それは、猿が元々持っているウィルスですが、蚊を媒体にして広がります。
症状は、発熱、発疹です。中には結膜炎になり目が真っ赤になる人もいます。
放っておいても各地に広がることはないのですが・・・
教会が騒ぎ出します。
ですから今回の調査団には、猿の生息地とヤブ蚊が多い所を調べてください。
あたりをつけておいた方が、後々対処が楽になります」
「病気を出さないように先に対応した方がいいのでしょうか?」
「いいえ? 最初から押さえ込むのではなく、あえて病気を発症させてすぐに終息して欲しいのよ。先ずは、貴女の反抗勢力のあぶり出し、教会の腐った奴のあぶり出しをして欲しいの。また、その後ろにいるモノもわかるかも知れないから」
「私が危険な目に遭いませんか?」
「例えエルーシアが寝ていても貴女の首を取れる生き物はほとんどいないわね。強いて言えば、ガイスト王国の聖女エリーゼぐらいですね。
まあ、例え古竜が攻めてきてもエルーシアは大丈夫です。私の加護もありますし。
何よりも、貴女の身を守れるように公爵家のむす・・・ 」
「え? 最後の方がきこえない・・・」
フレイヤ様は言いたいことだけ言って消えてしまいました。
そういえば、最近夢に頻繁に出てくるようになりました。
それにしても、最後の方は聞き取れなかったんですけど、気になりますね。
なんて言おうとしたのかしら?
今回私のすることは、今日から始まる調査団に野生の猿の生息地とヤブ蚊が多い所を調べてもらうのね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
朝日が昇りました。
昨夜の夢をお父様に話しました。
そして、調査団に地形の他に動物の生態系を調べるように言ってくれました。
調査は今年と来年と行いそこから、ベルティンブルグ以外の土地は、国と話し合って行う場所を決めます。
私たちは、調査団をお見送りするために、ベルンの出入り口の門の所にいます。
颯爽と調査に出る魔法使い達を見送ってお屋敷に帰ろうとすると
とても大きなモノがこちらへ飛んでくるのが見えました。
そしてそのモノがどんどんと近づき、私たちはそのモノの陰に入りました。
「え? 竜?」
「こ 古竜じゃないか!」
「やばい、やばい、もう終わりだ・・・」
「女神様助けてください」
「エルーシア様助けてください」
「竜のお肉は美味しいのかしら?」
などなど色々聞こえてきます。
その大きなモノは、確かに竜でした。
その竜は私を見つけると、「エルーシア!」と言って空から降りて来ます。
「え?私!竜の知り合いはいませけれど・・・」
ドーン
竜は音を立てて私の前に着地しました。
そして、周りにいるみんなは腰を抜かしてアワアワしています。
(メリアをぬかして)
そしてメリアが
「貴女 誰?」
竜に向かって聞きました。
(メリア。マジ最強!)
「ああそうか!このままじゃわからないのだ!」
(のだ 語尾にのだってつけているのって昨日助けた・・・)
私が考えていると
古竜はだんだんと小さくなり、なんと 綺麗な女の子になりました!!!!!!
「「昨日、助けてお昼ご飯を一緒にした女の子!!!」」
私とメリアは声を揃えて叫びました。
「エルーシアよ、私を助けてくれたお礼に、マブダチになって欲しいのだ!そしてマブダチに名前を決めて欲しいのだ!」
「え?私が竜の名前をつけるの?魔力ごっそり持って行かれないかしら?」
「大丈夫なのだ! エルーシアの魔力の三分の一くらいなのだ」
「え、でもそんなに持って行かれるのね?」
「竜の名付けはとても名誉な事なのだ。普通の人間にはできないのだ!」
(ええ。確かにそうでしょうね。私も竜とお友達の人は聞いたことないわ。しかもマブダチって、まるで、スライムの魔王と竜を親に持つ女の子みたいじゃない。のだ って語尾につけているし・・・)
「お嬢様 名前 はやく きめる 私 おなかすいた」
とメリアの発言に
「そうなのだ。私もおなかすいたのだ。はやく名前をつけるのだ!そしてご飯と美味しいデザートを食べに行くのだ!」
(早く名前つけろって、スライムじゃないんだから・・・
私とマブダチ マブダチ ・・・ 友達 フレンドリー・・・ )
「あなたの名前は マチルダ。 マチルダで如何かしら?」
「マチルダ 良い名前なのだ! 私は今日からマチルダでエルーシアのマブダチなのだ!」
と竜が言った途端、マチルダと私がピカーっと光って、私の魔力がごっそり持っていかれました。
そしてマチルダが
「私とエルーシアは、同格契約なのだ! だからどっちが上とか下とかないのだ。これの便利なところは、どんなに離れていても念波でお互い会話出来るのだ!そして、私には出来ないが、エルーシアは私を召喚することができるのだ!」
「はい。そうなんですね。マチルダこれからよろしくお願いね」
熱く語るマチルダに私は何故か冷静になり、冷たく返してしまいました。
「お願いついでに、私はエルーシアと一緒に住むのだ。だから人化したのだ。そして、甘いデザートを毎日食べるのだ!」
「マチルダを飼って良いかお父様に伺いますからちょっと待ってね」
私は腰を抜かしているお父様に
「お父さん、マチルダと一緒に暮らしてもいいかな?良いよね?」
とおねだりをしました。
「え?(スライムの次は古竜?)まあ、エルーシアちゃんがしっかりと面倒みるならかまわないよ」
(竜のお世話ってどうやってするのかしら?まあいいか!)
「はい。ありがとうございます。では、お母さん。お父さんがマチルダを飼って良いって言っているけどいいかな?良いよね?」
こちらも腰を抜かし立てないお母様に聞きました。
「良いわよ。エルーシアちゃんのマブダチですものね。でも学校はどうします?」
「もちろん、通わせますわ。人間の常識も覚えて頂きましょう」
私がそのように言うと両親や使用人がジト目を私に向けます。
こんな常識のある私にみんなそんな目で見るのは何故?
この後、マチルダと家族でランチをして一緒に生活をするようになりました。
マチルダって戦いの乙女って意味もあるらしい・・・と後で気づきました。
******************
エルーシアはマチルダもプルプル達と同じくペットを飼う感じでいます。
両親たちのジト目は、人間の常識を覚えて頂きましょう の台詞に
チートを自重しないエルーシアに対して、常識と貴女が言うか!とみんな考えていたので、エルーシアにジト目をむけたようです。
因みに竜のお肉って美味しいのかしら?と言ったのは、アルーシャです。
それでは、また次回もよろしくお願いします。
作者
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