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4 呪いの起源
誰かを呪いたい
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「何があったの?」
「長野君後ろに、数え切れないくらいの霊が見えたんだ」
「霊?」
「私も見た。いっぱいいた。特に長野君の周りは酷かったよ。足に自分の髪の毛巻きつけてる人形みたいな女の子とかいたよ」
クラウさんは直接見えたってことか。霊感あるのかな。
「うん。実はあの部屋だけじゃなくて、あの建物のいたるところにいたよ」
「やっぱり、あそこは本当にヤバいとこなんだって思った。お祖父ちゃんの話は本当だったんだ」
「お祖父ちゃんの話って?」
この後、僕はクラウさんからラロの話を聞いた。みんなは学校で一度聞いたらしい。
「じゃあ、また明日ね。明日は昼休みに屋上でミーティングだって」
そう告げて真理さんが僕の部屋を後にしようとした。
「あっ、ごめん。ちょっとそこの鏡借りていい? 髪型崩れちゃった」
「そんなに崩れてないよ。本当にクラウはおしゃれさんだね」
机の上にある鏡を使って髪を結い直すクラウさんと、それをからかう真理さん。本当に仲が良さそうだ。
そうして、三人は帰って行った。
部屋に一人残された僕は、再び興奮してくるのがわかった。
間違いない、この呪いは本当だ。
なんで? と聞かれるとうまく言えないけれど、さっきの話を聞いて直感的に分かった。
本物だ。
ラロさん、あなたが作ったかもしれない呪い、僕が引き継ぎましょう。
さっそく試したいな。
さて、誰で試そうかな…………
まあ、やっぱりアイツだよね………
「長野君後ろに、数え切れないくらいの霊が見えたんだ」
「霊?」
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