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第6章『ファイントは常に地獄に居る/覚醒ファイントの章』
第217話(番外編) 友情と、協力と、《チーズフォンデュ》の幽鬼(3)
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「ダブルエム! もう一度、いや何度だって言おう! 俺と、結婚を前提にした交際を申し込む!!」
熱血に、断られたことを一切忘れるような勢いにて、網走海渡は再び求婚した。
ダブルエムは「#面倒 ……」と吐露しつつ、断っても再びしてくるだろう"これ"に対して、ウザさが心の奥底から目覚めつつあるのを感じながら----
「……ぽいっ」
後ろに向かって、千切った右腕を放り投げた。
海渡は一瞬驚いていたが、彼女が放り投げた理由を知って、納得し、驚愕する。
「なんだ、あれは……」
そう、そこは黄色い霧が蔓延していた。
その黄色い霧に入って行った右腕は、黄色く変色し、ボコボコと穴が開き、そして----
最終的には----チーズになっていた。
「チーズにする#霧 と言う感じでしょうか。チーズ化なんて状態異常、私でも#初めて #耳にした んですけど」
そして、その霧の中心には、先程倒したはずの《チーズフォンデュ》の幽鬼が、立っていた。
【世界を、フォンデュ! フォンデュ~!!】
チーズ鍋頭の幽鬼は、鍋の中に水の魔法の球体を入れているようであった。
そして、その魔法の球体がクルクルと回転することによって、周囲に霧を発生させているようであった。
「ヤバいですね。#覚醒 してます」
「覚醒……?」
「えぇ、あの服の文字ですよ」とダブルエムは答える。
網走海渡も言われて、服の文字を見ると、チーズ鍋頭の敵の文字は【世界覚醒】という文字に変わっていた。
「私達【三大堕落】が、世界幽鬼を回収しようとした理由。それが覚醒。
【世界球体】を取り込んだ幽鬼は、時間経過と共に未練を忘れて、意識がはっきりとする……だけでなく、元の人間の時の能力を使えるようになるんです」
「あの鍋の中に入っている球体は、水魔法。つまりは生前は【魔法使い】と言う事でしょう」と、ダブルエムはそう分析する。
「【チーズフォンデュ】という職業に、あのようなチーズ化を引き起こす霧なんてスキルは、"存在しない"。【魔法使い】という、2つの職業が混ざり合ったことによって、周囲をチーズにするとんでも魔法を発現させたようです」
「チーズにするだって?! ……戻す方法は?」
海渡の質問に、袋から道具を付けて右腕を再生させるダブルエムは答える。
「ないですよ。あったとしても、初めて見る状態異常なので、どうすればいいか分かりません。
あのチーズ化に巻き込まれたら、一発で負け。それだけは#確か」
ダブルエムはそう言い、覚醒したチーズ鍋の幽鬼は、世界全体をチーズ漬けにしようと動いていた。
「ヤツの目的は、自分の力で世界をチーズフォンデュするという、はた迷惑な行為。それだけ。
逆に言えば、人を殺すとか、そういう事は考えていない。ただただ、世界をチーズフォンデュするだけ」
「それだけでも、十分にヤバい気がするが?!」
「逃げられるだけ、#マシ……ということですね」
----だから、逃げなさい。
「えっ?」
「スキル【強制帰宅】」
彼女の手が光ったと思った時には、網走海渡は"消えていたのであった"。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「さてさて、これでようやく邪魔者を家まで強制帰宅させましたし」
そう、ダブルエムが先程行ったスキルは、【強制帰宅】。
スキル内容はそのまんま、対象を強制的に、家まで帰宅させるだけ。
今まで使わなかったのは、ただ帰らせるだけの力であり、一度使うと24時間は再発動が出来ないから。
「……うん。断じて、忘れてたとかじゃないから。うん、そのはず」
よしっ、と反省した後、ダブルエムは任務に戻ることにした。
「邪魔者は排除出来ましたし、任務に#全集中 できますね」
----パチンっ。
ダブルエムが手を叩くと共に、一瞬にしてチーズ化の霧が消える。
相手が霧なのだから、ただ風を起こして吹き飛ばしただけである。
「----あなたが世界をいくらチーズ化の霧で包もうとも、私が目の届くうちは絶対にやらせませんよ。
世界をチーズフォンデュしたけば、私を倒さないと」
ダブルエムはそう言って、《チーズフォンデュ》覚醒幽鬼を見る。
かの幽鬼は、自らが発生させたチーズ化の霧が消えたのを見て、驚いているようであった。
【私の! 崇高な、世界チーズフォンデュ計画を止めると言うなら! 私も、本気であなたをチーズフォンデュ!】
「……良いでしょう。じゃあ、食べきって見せましょう」
覚醒幽鬼は魔法を発動準備しようとして、ダブルエムも攻撃に備えていた。
「戻って来たぞ! ダブルエム!!」
「えっ、はやっ」
そう、網走海渡はもう戻って来ていた。
冒険者の恵まれた身体能力で、帰宅すると同時に、ここまで戻ってきたようだ。
「俺を逃がしてくれた、お前の愛! 確かに受け取った! これで、相思相愛だな!」
「----【強制帰宅】じゃなくて、【強制死亡】とかなかったっけ。本気でムカつくんだけど」
まるでベストポジションとでも言わんばかりに、網走海渡はダブルエムの隣に立つ。
「そうそう! 戻る途中に、助っ人を連れてきた!」
「そう! 彼の熱き想いに胸打たれ、私も手を貸そうじゃありませんか! そう、元とは言え、勇者として!」
ダブルエムを挟むようにして、現れた元勇者。
その元勇者は、白一色のセーラー服に身を包んだ、全身真っ白の女。
真っ白すぎるその女の髪だけは、緑色に染まっており、聖剣を構えていた。
「元勇者にして、MyTuberのマイマイン! そう、この天地海里が助っ人として、参上しましょう!!」
【全員まとめて、世界もついでに、チーズフォンデュ!!】
状況は、酷く混乱していた。
邪魔者たる網走海渡は、ダブルエムを救おうと、熱量を込めており。
"マスター"の敵たる天地海里は、義を見てやってきた勇者のようであり。
そして《チーズフォンデュ》覚醒幽鬼は、魔王のように、こちらを睨みつけていた。
「#カオス」
(※)ただいまの状況
網走海渡「よしっ! 結婚のために、妻たるダブルエムの前で良い所を見せなきゃ!!」
天地海里「空海大地、どこに……いや、今は! この少年の勇気を応援しなくては!」
《チーズフォンデュ》覚醒幽鬼【さぁ、世界も敵も、まとめてチーズフォンデュ!!】
ダブルエム「#状況 #カオス」
熱血に、断られたことを一切忘れるような勢いにて、網走海渡は再び求婚した。
ダブルエムは「#面倒 ……」と吐露しつつ、断っても再びしてくるだろう"これ"に対して、ウザさが心の奥底から目覚めつつあるのを感じながら----
「……ぽいっ」
後ろに向かって、千切った右腕を放り投げた。
海渡は一瞬驚いていたが、彼女が放り投げた理由を知って、納得し、驚愕する。
「なんだ、あれは……」
そう、そこは黄色い霧が蔓延していた。
その黄色い霧に入って行った右腕は、黄色く変色し、ボコボコと穴が開き、そして----
最終的には----チーズになっていた。
「チーズにする#霧 と言う感じでしょうか。チーズ化なんて状態異常、私でも#初めて #耳にした んですけど」
そして、その霧の中心には、先程倒したはずの《チーズフォンデュ》の幽鬼が、立っていた。
【世界を、フォンデュ! フォンデュ~!!】
チーズ鍋頭の幽鬼は、鍋の中に水の魔法の球体を入れているようであった。
そして、その魔法の球体がクルクルと回転することによって、周囲に霧を発生させているようであった。
「ヤバいですね。#覚醒 してます」
「覚醒……?」
「えぇ、あの服の文字ですよ」とダブルエムは答える。
網走海渡も言われて、服の文字を見ると、チーズ鍋頭の敵の文字は【世界覚醒】という文字に変わっていた。
「私達【三大堕落】が、世界幽鬼を回収しようとした理由。それが覚醒。
【世界球体】を取り込んだ幽鬼は、時間経過と共に未練を忘れて、意識がはっきりとする……だけでなく、元の人間の時の能力を使えるようになるんです」
「あの鍋の中に入っている球体は、水魔法。つまりは生前は【魔法使い】と言う事でしょう」と、ダブルエムはそう分析する。
「【チーズフォンデュ】という職業に、あのようなチーズ化を引き起こす霧なんてスキルは、"存在しない"。【魔法使い】という、2つの職業が混ざり合ったことによって、周囲をチーズにするとんでも魔法を発現させたようです」
「チーズにするだって?! ……戻す方法は?」
海渡の質問に、袋から道具を付けて右腕を再生させるダブルエムは答える。
「ないですよ。あったとしても、初めて見る状態異常なので、どうすればいいか分かりません。
あのチーズ化に巻き込まれたら、一発で負け。それだけは#確か」
ダブルエムはそう言い、覚醒したチーズ鍋の幽鬼は、世界全体をチーズ漬けにしようと動いていた。
「ヤツの目的は、自分の力で世界をチーズフォンデュするという、はた迷惑な行為。それだけ。
逆に言えば、人を殺すとか、そういう事は考えていない。ただただ、世界をチーズフォンデュするだけ」
「それだけでも、十分にヤバい気がするが?!」
「逃げられるだけ、#マシ……ということですね」
----だから、逃げなさい。
「えっ?」
「スキル【強制帰宅】」
彼女の手が光ったと思った時には、網走海渡は"消えていたのであった"。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「さてさて、これでようやく邪魔者を家まで強制帰宅させましたし」
そう、ダブルエムが先程行ったスキルは、【強制帰宅】。
スキル内容はそのまんま、対象を強制的に、家まで帰宅させるだけ。
今まで使わなかったのは、ただ帰らせるだけの力であり、一度使うと24時間は再発動が出来ないから。
「……うん。断じて、忘れてたとかじゃないから。うん、そのはず」
よしっ、と反省した後、ダブルエムは任務に戻ることにした。
「邪魔者は排除出来ましたし、任務に#全集中 できますね」
----パチンっ。
ダブルエムが手を叩くと共に、一瞬にしてチーズ化の霧が消える。
相手が霧なのだから、ただ風を起こして吹き飛ばしただけである。
「----あなたが世界をいくらチーズ化の霧で包もうとも、私が目の届くうちは絶対にやらせませんよ。
世界をチーズフォンデュしたけば、私を倒さないと」
ダブルエムはそう言って、《チーズフォンデュ》覚醒幽鬼を見る。
かの幽鬼は、自らが発生させたチーズ化の霧が消えたのを見て、驚いているようであった。
【私の! 崇高な、世界チーズフォンデュ計画を止めると言うなら! 私も、本気であなたをチーズフォンデュ!】
「……良いでしょう。じゃあ、食べきって見せましょう」
覚醒幽鬼は魔法を発動準備しようとして、ダブルエムも攻撃に備えていた。
「戻って来たぞ! ダブルエム!!」
「えっ、はやっ」
そう、網走海渡はもう戻って来ていた。
冒険者の恵まれた身体能力で、帰宅すると同時に、ここまで戻ってきたようだ。
「俺を逃がしてくれた、お前の愛! 確かに受け取った! これで、相思相愛だな!」
「----【強制帰宅】じゃなくて、【強制死亡】とかなかったっけ。本気でムカつくんだけど」
まるでベストポジションとでも言わんばかりに、網走海渡はダブルエムの隣に立つ。
「そうそう! 戻る途中に、助っ人を連れてきた!」
「そう! 彼の熱き想いに胸打たれ、私も手を貸そうじゃありませんか! そう、元とは言え、勇者として!」
ダブルエムを挟むようにして、現れた元勇者。
その元勇者は、白一色のセーラー服に身を包んだ、全身真っ白の女。
真っ白すぎるその女の髪だけは、緑色に染まっており、聖剣を構えていた。
「元勇者にして、MyTuberのマイマイン! そう、この天地海里が助っ人として、参上しましょう!!」
【全員まとめて、世界もついでに、チーズフォンデュ!!】
状況は、酷く混乱していた。
邪魔者たる網走海渡は、ダブルエムを救おうと、熱量を込めており。
"マスター"の敵たる天地海里は、義を見てやってきた勇者のようであり。
そして《チーズフォンデュ》覚醒幽鬼は、魔王のように、こちらを睨みつけていた。
「#カオス」
(※)ただいまの状況
網走海渡「よしっ! 結婚のために、妻たるダブルエムの前で良い所を見せなきゃ!!」
天地海里「空海大地、どこに……いや、今は! この少年の勇気を応援しなくては!」
《チーズフォンデュ》覚醒幽鬼【さぁ、世界も敵も、まとめてチーズフォンデュ!!】
ダブルエム「#状況 #カオス」
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