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第3話 スキル《創精鍛造》、発動!
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夜明けの光が、王都の外れを淡く照らしていた。
レオンは背に荷を担ぎ、工房の扉を閉める。隣には、旅装束に身を包んだエルナが立っていた。
目的地は王都南方にあるロフ鉱山。数百年前の文明期に掘られ、今は魔物の棲み処と化した場所だ。
「へへっ、鉱石掘りってなんだか冒険って感じだね」
エルナが槍を肩に担ぎながら笑う。
「冒険者らしい台詞だな。俺たち職人にとっちゃ素材調達の延長みたいなもんだけど」
「でも、あの依頼文だと“魔力鉱石”が採れるんでしょ? 鍛冶屋がその場で精製できたら最高じゃない」
「そう簡単なもんでもない。一歩間違えば爆発する」
グランの重たい声がレオンの腰袋から響いた。袋の中には、鉄塊状の彼が収まっている。外見だけ見ればただの荷物だが、人の言葉をしゃべる守護具など他に存在しない。
「おい、喋るなって言ったろ。道行く人に怪しまれる」
「気にすんな。遠くまで誰も聞いちゃいねぇ」
「……まったく落ち着かないな」
三人(正確には二人と一塊)は街を離れ、森へと入る。
湿った緑の匂いに満ちた道を抜けると、遠くに黒い山肌が見えた。ロフ鉱山だ。
岩肌は煤けており、時折青い光が脈打つように走っている。魔力を帯びた鉱脈が、まだ生きている証拠だ。
「すご……本当に光ってる。これが魔力鉱石?」
「そうだ。マナが結晶化した鉱石で、鍛冶や魔具の核材になる。けど、暴走すれば人を焼くほどの熱量を出す」
「ほとんど時限爆弾だな」とグランがぼそりと呟く。
「大げさだって」とエルナは笑うが、その額にうっすら汗が浮かんでいた。
坑道の入口は崩れていた。めくれ上がった岩の隙間から、僅かに冷たい風が吹く。
中は薄暗く、魔物の唸り声が遠くに響いた。
レオンが松明を捻じ込み、火を灯す。橙色の炎が揺れ、岩壁に青い鉱脈が縦に走るのが見えた。
「まずは安全確認だ。エルナ、前方の索敵を頼む」
「了解っ!」
エルナが軽やかに前に出る。背中に結わえた双剣が揺れ、地を蹴る音が響く。
レオンはその背を見送りながら、手のひらに魔力を集めた。
掌に刻まれた紋章が青く光り、周囲の岩壁の“温度”が浮き上がる。青は安定、赤は高熱、黒は危険。
──まるで世界の内部構造を覗き込んでいるようだった。
「創精鍛造、解析開始……」
思考の中でそう呟くと、浮遊する光点たちが鉱脈を走り、性質を読み取っていく。
鉄、マナ炭素、少量の炎素。配合次第で斬撃耐性のある合金が作れる。
「ほぉ、職人らしい顔になってきたじゃねぇか」とグラン。
「うるさい、集中してる」
「無理するな。創精鍛造は鍛冶だけの能力じゃねぇ。世界の要素循環まで覗くチートめいた力だ。使いすぎりゃ脳が焼ける」
「……そうかもしれないが、この力があれば俺は負けない」
それは自分自身への誓いのようだった。
追放された日、嘲笑された悔しさ。潰えた夢。
あの日の自分を取り戻すために、この炎は消せない。
「レオン! 来たよ、魔物!」
前方のエルナが声を上げた。闇の中から這い出るように姿を現したのは、岩の殻を纏った巨大なトカゲ――ロック・リザード。瞳が赤く、顎から溶岩のような液を垂らしている。
一歩踏み出すだけで、地面が震えた。
「距離を取れ、エルナ! あいつは硬い、普通の刃じゃ通らん!」
「分かってるっ!」
エルナが飛び下がる。その瞬間、リザードが岩の尾を振り上げ、地面を叩き割った。砕け散る石片が飛び交い、レオンの頬を掠める。
「やれやれ、いきなり大物だな……」
「どうするの? あれ、私の剣でも斬れないよ!?」
「試すしかない。《創精鍛造》、起動!」
レオンが両手を掲げた瞬間、彼の周囲に見えない光の線が広がった。
炉のような熱気が空気を満たし、右手の紋章が炎色から白熱色へと変わる。
地面の砂鉄、岩の欠片、空気中のマナ粒子。全てが呼応し、レオンの前に集まっていく。
音を立てて回転しながら、一つの形を成した。
「お、おい、今何作ってんだ!?」
「即席の精鋼槌だ」
生成されたのは、赤と銀の混ざった巨大な鍛冶槌だった。
レオンはその柄を掴み、両脚を開く。足元に魔術陣が浮かび、体の重心が炉のように熱くなる。
「おりゃあああっ!」
振り下ろされた槌が岩の竜の肩を直撃した。
轟音と共に爆風が広がり、岩片が四方へ弾け飛ぶ。
トカゲの装甲が砕け、蒸気が噴き出した。
火花とマナの粒子が空中で弾け、金属の鳴る音と共に光が散る。
「……嘘、今の、武器を創ったの?」
エルナの目が見開かれる。
レオンは息を吐きながら答えた。
「創精鍛造は“鍛える”だけじゃない。素材そのものを構築する、創造の技だ」
リザードが雄叫びを上げ、再び攻撃してくる。口から火炎弾のような咆哮を吐き、それが坑道を灼いた。
レオンはとっさに地面を叩き、槌を変化させた。
重なった魔力が槌の頭を分解し、そこから円形の盾が生成される。
白い閃光と共に、火炎が遮られた。
火花が落ち着いた頃、レオンの顔には汗が流れていた。
「クッ……制御がまだ甘い……」
「十分やってる方だ。だがコアを狙わにゃ終わらん!」とグランが唸る。
「コア?」
「こいつの胸部だ。魔力鉱石を食ってる魔物は、胴の中に“導核”を蓄えてんだ。それをぶっ叩け!」
レオンは頷き、エルナへ視線を向ける。
「左から回り込め。注意を引け!」
「わかった!」
エルナが風のように駆ける。双剣が青白く光り、霧を裂くように閃く。
魔物の目がそちらを向いた一瞬、レオンは床の鉄脈に魔力を流した。
粉塵が舞い上がり、足元の金属が再構築を始める。
細い線が編み込まれ、巨大な杭のような形になった。
「創精鍛造――第二形態、収束槌《ファーネスドライヴ》!」
地を蹴り、跳ぶ。
炎の線が足跡を描き、レオンは宙で槌を逆手に構えた。
狙うはリザードの胸部、赤く輝く核。
息を吸い込み、全霊を叩きつける。
激しい衝撃と共に光が弾け、鼓膜を破る爆音が坑道を染めた。
リザードの咆哮が途絶える。
胸に亀裂が走り、やがて砕け散る。
残ったのは、青く光る魔力鉱石の塊一つ。
「……終わった……の?」
エルナの肩が上下する。
レオンはゆっくりと地面に降り立ち、槌を杖にした。
肩で息をする彼の周りに、粉塵が静かに降り積もる。
やがて、グランの声が感嘆気味に響いた。
「見事だ……これが創精鍛造の全力なら、鍛冶師の域を超えてるな」
「まだ全力じゃない。だが、やっと“このスキル”の可能性が見えてきた」
レオンは地面の鉱石を拾い上げた。
冷たいが、内部には確かに脈動がある。生き物のような鼓動。
恐る恐る表面を撫でると、微弱な魔力が指先に伝わった。
「素材として最高品質だな。魔道具にも武器にも使える」
「うわぁ……これ、売ったらめちゃくちゃ高いんじゃない?」
「金も大事だが……それより、これで新しい鍛冶ができる」
レオンの瞳に、再び炎が灯った。
追放された時には消えていた“職人の眼”が、今は確かに戻ってきている。
彼は鉱石を慎重に布で包み、背負い袋へ入れた。
坑道を出る頃には、朝日が山の端を照らしていた。
光が差し込み、空気が暖かくなる。
外の空は澄み、王都の遠い影が見える。
「なあレオンさん、これからどうするの?」
「まずは材料の精錬だな。創精鍛造がここまで使えるなら、工房の炉も作り直さなきゃもったいない」
「新しい炉?」
「ああ。この力に見合う、最高の“創星炉”を作る」
エルナが嬉しそうに笑った。
「私、手伝う! 燃料運びでもなんでも!」
「頼んだよ。……それに、近いうちにまた来るだろうさ。あいつらがな」
レオンの脳裏に、紅錆の炉ギルドの男たちの顔がよぎる。
あの挑発的な笑み。
彼らはきっと、今回の成果を知れば動くだろう。
だが、もう怯えるつもりはなかった。
「潰そうってんなら、歓迎だ。こっちはもう、打ち返す槌を持ってる」
そう呟き、レオンは歩き出した。
新たな創造の火を胸に抱きながら――。
(第3話 完)
レオンは背に荷を担ぎ、工房の扉を閉める。隣には、旅装束に身を包んだエルナが立っていた。
目的地は王都南方にあるロフ鉱山。数百年前の文明期に掘られ、今は魔物の棲み処と化した場所だ。
「へへっ、鉱石掘りってなんだか冒険って感じだね」
エルナが槍を肩に担ぎながら笑う。
「冒険者らしい台詞だな。俺たち職人にとっちゃ素材調達の延長みたいなもんだけど」
「でも、あの依頼文だと“魔力鉱石”が採れるんでしょ? 鍛冶屋がその場で精製できたら最高じゃない」
「そう簡単なもんでもない。一歩間違えば爆発する」
グランの重たい声がレオンの腰袋から響いた。袋の中には、鉄塊状の彼が収まっている。外見だけ見ればただの荷物だが、人の言葉をしゃべる守護具など他に存在しない。
「おい、喋るなって言ったろ。道行く人に怪しまれる」
「気にすんな。遠くまで誰も聞いちゃいねぇ」
「……まったく落ち着かないな」
三人(正確には二人と一塊)は街を離れ、森へと入る。
湿った緑の匂いに満ちた道を抜けると、遠くに黒い山肌が見えた。ロフ鉱山だ。
岩肌は煤けており、時折青い光が脈打つように走っている。魔力を帯びた鉱脈が、まだ生きている証拠だ。
「すご……本当に光ってる。これが魔力鉱石?」
「そうだ。マナが結晶化した鉱石で、鍛冶や魔具の核材になる。けど、暴走すれば人を焼くほどの熱量を出す」
「ほとんど時限爆弾だな」とグランがぼそりと呟く。
「大げさだって」とエルナは笑うが、その額にうっすら汗が浮かんでいた。
坑道の入口は崩れていた。めくれ上がった岩の隙間から、僅かに冷たい風が吹く。
中は薄暗く、魔物の唸り声が遠くに響いた。
レオンが松明を捻じ込み、火を灯す。橙色の炎が揺れ、岩壁に青い鉱脈が縦に走るのが見えた。
「まずは安全確認だ。エルナ、前方の索敵を頼む」
「了解っ!」
エルナが軽やかに前に出る。背中に結わえた双剣が揺れ、地を蹴る音が響く。
レオンはその背を見送りながら、手のひらに魔力を集めた。
掌に刻まれた紋章が青く光り、周囲の岩壁の“温度”が浮き上がる。青は安定、赤は高熱、黒は危険。
──まるで世界の内部構造を覗き込んでいるようだった。
「創精鍛造、解析開始……」
思考の中でそう呟くと、浮遊する光点たちが鉱脈を走り、性質を読み取っていく。
鉄、マナ炭素、少量の炎素。配合次第で斬撃耐性のある合金が作れる。
「ほぉ、職人らしい顔になってきたじゃねぇか」とグラン。
「うるさい、集中してる」
「無理するな。創精鍛造は鍛冶だけの能力じゃねぇ。世界の要素循環まで覗くチートめいた力だ。使いすぎりゃ脳が焼ける」
「……そうかもしれないが、この力があれば俺は負けない」
それは自分自身への誓いのようだった。
追放された日、嘲笑された悔しさ。潰えた夢。
あの日の自分を取り戻すために、この炎は消せない。
「レオン! 来たよ、魔物!」
前方のエルナが声を上げた。闇の中から這い出るように姿を現したのは、岩の殻を纏った巨大なトカゲ――ロック・リザード。瞳が赤く、顎から溶岩のような液を垂らしている。
一歩踏み出すだけで、地面が震えた。
「距離を取れ、エルナ! あいつは硬い、普通の刃じゃ通らん!」
「分かってるっ!」
エルナが飛び下がる。その瞬間、リザードが岩の尾を振り上げ、地面を叩き割った。砕け散る石片が飛び交い、レオンの頬を掠める。
「やれやれ、いきなり大物だな……」
「どうするの? あれ、私の剣でも斬れないよ!?」
「試すしかない。《創精鍛造》、起動!」
レオンが両手を掲げた瞬間、彼の周囲に見えない光の線が広がった。
炉のような熱気が空気を満たし、右手の紋章が炎色から白熱色へと変わる。
地面の砂鉄、岩の欠片、空気中のマナ粒子。全てが呼応し、レオンの前に集まっていく。
音を立てて回転しながら、一つの形を成した。
「お、おい、今何作ってんだ!?」
「即席の精鋼槌だ」
生成されたのは、赤と銀の混ざった巨大な鍛冶槌だった。
レオンはその柄を掴み、両脚を開く。足元に魔術陣が浮かび、体の重心が炉のように熱くなる。
「おりゃあああっ!」
振り下ろされた槌が岩の竜の肩を直撃した。
轟音と共に爆風が広がり、岩片が四方へ弾け飛ぶ。
トカゲの装甲が砕け、蒸気が噴き出した。
火花とマナの粒子が空中で弾け、金属の鳴る音と共に光が散る。
「……嘘、今の、武器を創ったの?」
エルナの目が見開かれる。
レオンは息を吐きながら答えた。
「創精鍛造は“鍛える”だけじゃない。素材そのものを構築する、創造の技だ」
リザードが雄叫びを上げ、再び攻撃してくる。口から火炎弾のような咆哮を吐き、それが坑道を灼いた。
レオンはとっさに地面を叩き、槌を変化させた。
重なった魔力が槌の頭を分解し、そこから円形の盾が生成される。
白い閃光と共に、火炎が遮られた。
火花が落ち着いた頃、レオンの顔には汗が流れていた。
「クッ……制御がまだ甘い……」
「十分やってる方だ。だがコアを狙わにゃ終わらん!」とグランが唸る。
「コア?」
「こいつの胸部だ。魔力鉱石を食ってる魔物は、胴の中に“導核”を蓄えてんだ。それをぶっ叩け!」
レオンは頷き、エルナへ視線を向ける。
「左から回り込め。注意を引け!」
「わかった!」
エルナが風のように駆ける。双剣が青白く光り、霧を裂くように閃く。
魔物の目がそちらを向いた一瞬、レオンは床の鉄脈に魔力を流した。
粉塵が舞い上がり、足元の金属が再構築を始める。
細い線が編み込まれ、巨大な杭のような形になった。
「創精鍛造――第二形態、収束槌《ファーネスドライヴ》!」
地を蹴り、跳ぶ。
炎の線が足跡を描き、レオンは宙で槌を逆手に構えた。
狙うはリザードの胸部、赤く輝く核。
息を吸い込み、全霊を叩きつける。
激しい衝撃と共に光が弾け、鼓膜を破る爆音が坑道を染めた。
リザードの咆哮が途絶える。
胸に亀裂が走り、やがて砕け散る。
残ったのは、青く光る魔力鉱石の塊一つ。
「……終わった……の?」
エルナの肩が上下する。
レオンはゆっくりと地面に降り立ち、槌を杖にした。
肩で息をする彼の周りに、粉塵が静かに降り積もる。
やがて、グランの声が感嘆気味に響いた。
「見事だ……これが創精鍛造の全力なら、鍛冶師の域を超えてるな」
「まだ全力じゃない。だが、やっと“このスキル”の可能性が見えてきた」
レオンは地面の鉱石を拾い上げた。
冷たいが、内部には確かに脈動がある。生き物のような鼓動。
恐る恐る表面を撫でると、微弱な魔力が指先に伝わった。
「素材として最高品質だな。魔道具にも武器にも使える」
「うわぁ……これ、売ったらめちゃくちゃ高いんじゃない?」
「金も大事だが……それより、これで新しい鍛冶ができる」
レオンの瞳に、再び炎が灯った。
追放された時には消えていた“職人の眼”が、今は確かに戻ってきている。
彼は鉱石を慎重に布で包み、背負い袋へ入れた。
坑道を出る頃には、朝日が山の端を照らしていた。
光が差し込み、空気が暖かくなる。
外の空は澄み、王都の遠い影が見える。
「なあレオンさん、これからどうするの?」
「まずは材料の精錬だな。創精鍛造がここまで使えるなら、工房の炉も作り直さなきゃもったいない」
「新しい炉?」
「ああ。この力に見合う、最高の“創星炉”を作る」
エルナが嬉しそうに笑った。
「私、手伝う! 燃料運びでもなんでも!」
「頼んだよ。……それに、近いうちにまた来るだろうさ。あいつらがな」
レオンの脳裏に、紅錆の炉ギルドの男たちの顔がよぎる。
あの挑発的な笑み。
彼らはきっと、今回の成果を知れば動くだろう。
だが、もう怯えるつもりはなかった。
「潰そうってんなら、歓迎だ。こっちはもう、打ち返す槌を持ってる」
そう呟き、レオンは歩き出した。
新たな創造の火を胸に抱きながら――。
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