53 / 722
第53話 役割
しおりを挟む
深夜、遠くから風に乗って聞こえてくるウルフの遠吠えで目が覚めた。
俺の隣には幸せそうにスヤスヤと眠るミアと、キツネの魔獣カガリ。
バスケットの中に毛布を敷いたカガリ専用の寝床は特注サイズな為、その大きさは普通のペット用の3倍ほどで、狭い部屋が更に狭く感じる。
あれから2週間が経った。
長閑な農村。特別何かが起きるということもなく、至って平和な日々を送っていたのだ。
しかし、俺達が王都スタッグへと旅立っていた間に少しだけ変化していた事があった。
それは”流れ”の冒険者が目に見えて減ったということ。
それもそのはず、彼らはミアとカガリが目当てだったのだ。
俺達が留守にしている間に少しづつ冒険者達は減っていき、1日のギルド利用者数は、今では当時の半分以下となっていた。
といっても、初期の頃に比べたらまだ多い方だ。
1日に数人しか訪れることのなかったギルドには依頼が溢れていて、手に負えないという状態であったが、今では上手く回っているようで、仕事の取り合いになるようなこともなく順風満帆と言っていい。
肝心の俺はというと、困った時のピンチヒッターという役どころに落ち着いていた。
掲示板からの仕事は受けず、何かあった時の為に村を守る護衛役として居てくれればよいとのことで、今まで通りギルドの賃貸にお世話になっている。
ちなみに村ではプレートを首に掛けてはおらず、ポケットの中にひっそりと忍ばせている。
村の人達は俺がプラチナなのだと知っている。
ならば気にせず表に出せばいい話なのだが、何と言うか気恥ずかしいのだ。
自慢しているようで嫌味に見られるかもしれない……。
このギルドにはプラチナの冒険者がいる。ならば別の街のギルドに行こう。などと考える冒険者が続出して、さらに人数が減ってしまうということも考えられる。
流石に全員が居なくなるという事態にはならないと思うが、俺1人で全ての依頼を処理するのはどう考えても無理なのだ。
しかし、そんな俺の考えを真っ向から否定する出来事が起きた。
二度寝の後、食堂で朝食を取ろうと階段を下っていた時、カイルに呼び止められた。
「あっ、いいところにいた九条」
「ん? 何だ?」
その声に振り向き、何か用事かと首をかしげる。
「いや……、大した用事ではないんだ。今日は村の見張りを俺と他の冒険者で引き受けることになったから、九条は休んでいいです……いいぞ」
村に帰ってきた時、カイルは俺に対して敬語を使っていた。
俺がプラチナだという事と、騙していた事で後ろめたさがあったのだろう。
なんとか説得して普段通りでいいという事にはなったが、まだその名残が垣間見える。
「そうか……。なら今日はゆっくりさせてもらうよ」
「ああ。そうしてくれ」
食堂ではレベッカとソフィアが何やら談笑していた。
レベッカが俺に気が付きソフィアから目線を逸らすと、それを追ったソフィアとも目が合った。
「あっ、九条さん」
「おはようございますソフィアさん」
「えっと……」
「何か?」
「……いえ、なんでもありません。では私はこれで失礼しますね」
最近のソフィアはいつもこうだ。
顔を合わせると何か言いたそうな素振りを見せ、結局は何も言わずに去って行く。
(言いたいことがあれば言えばいいのに……)
考えられるのは仕事の話だが、ああ見えてソフィアは仕事に対しては真面目。
言い辛いことでも仕事となればハッキリと言うはずである。
金銭に関する可能性も考えられるが、お金に困っているようには見えないし、そもそも貸したところでこんな村じゃ使う所も限られている。
とすると残る答えは1つ。俺に惚れてしまったのだ!
……と言いたいところではあるが、恋する乙女の顔という感じでもない。
それがどういうものなのか万年独身の俺には見当もつかないが、ソフィアはいつものソフィアにしか見えない。
謎は深まるばかりだ……。
とりあえずソフィアのことは置いておいて、運ばれてきた朝食に舌鼓を打ちながら今日の予定を考える。
急遽休みになってしまったが為に暇だ。
だからと言ってこれといった用事もない。
(そういえばダンジョンが正式に俺の物になったのだと108番にはまだ言ってなかったな。ついでだし久しぶりに足を運んでみるか……)
108番と話したければ頭の中で呼びかければ応えてくれるのだが、ネストから貰ったバルザックの手紙をダンジョンに保管しておこうと思っていたので、丁度良い機会だ。
食事を終え準備を整えると、物見櫓で警備の仕事に従事していたカイルに声を掛けられた。
「九条。どっかいくのか?」
「ああ。折角の休みだしちょっと散歩に……」
そう言って振り向いたその時、あり得ない物が見え絶句した。
門扉の隣に目新しい木製の看板が設置されていたのだ。
『プラチナプレート冒険者の住む村! コット村へようこそ!』
そこに書かれている文字を見て硬直していた俺を、カイルは不思議そうに見ていた。
「どうした九条?」
カイルの質問で我に返る。
「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!?」
「何かあったのか!?」
俺に釣られ、急ぎ真下を見るカイルだったが、返って来た返事は期待外れ。
「何もないじゃないか……」
「この看板はなんなんだ!?」
看板というワードを聞き、ようやく意味を理解した様子。
「……えっ!? ソフィアから聞いてないのか?」
「こんなもの聞いてない! どういうことだ!」
「えぇ……。そんなこと俺に言われても……」
ソフィアが俺に言い出せずに躊躇していたのは、このことなのだろう。
事のあらましをカイルに聞くも、ソフィアが答えるの一点張りで聞く耳を持たない。
仕方がないのでダンジョンに行く予定を早々に切り上げ、ギルドへと戻った。
「ソフィアさん! どういうつもりですか!?」
両手でギルドのカウンターを叩くと、向かいにいたソフィアはビクンと肩を跳ね上げる。
「ああ。……見ちゃいました?」
「見ちゃいました? じゃないですよ! 説明して下さい!」
悪戯が見つかってしまった子供のようにおどおどするソフィア。
バレてしまっては仕方ないと諦めたソフィアは、全て話すと約束したうえで場所を変えようと提案してきた。
そのままここで話せばいいじゃないかとも思ったのだが、冷静になって周りを見ると、俺の剣幕に驚いた冒険者達がこちらをまじまじと見つめていたのだ。
その突き刺さるような視線に耐え兼ね、俺はソフィアを連れてギルドの外へと退散することにしたのである。
「で? あの看板はどうしたんですか?」
ギルドの裏庭でソフィアの尋問を開始する。
「九条さんがスタッグへ行ってしまってから、私の所にスタッグギルドへの出頭命令が来たんです。九条さんのプレートを偽った件だと聞いたので、私はスタッグへ出発する前に、村の会合で最悪この村のギルドが撤退する事になってしまうかもとお話ししました。しかし九条さんの計らいで最悪の事態は逃れ、ギルドを辞することもなく戻って来れました」
「そうですね。その仕打ちがこれですか?」
「う゛っ……。ごめんなさい……」
ソフィアは申し訳なさそうにするも、その表情は少し引きつっていた。
「それでですね……。九条さんよりも先に戻ってきた私は村のみんなに経緯を報告したんです。そうしたら村の皆さんは凄い喜んで……。その空気に呑まれてしまって……」
「ちょっと待ってください。報告って言いましたけど、何と報告したんですか?」
「そのままを説明しました。ギルドが存続することと、九条さんがプラチナであったこと。そしてそのまま村で活動を続けて下さることです」
なんとなく読めてきた。
通常プラチナの冒険者は王都にホームを置くことになる。だが、俺だけが特例でコット村での活動を許された。
それを村の為に生かそうとしたのならあの看板も頷ける。
「それを聞いた皆さんは舞い上がっちゃってですね……。プラチナの冒険者が唯一住んでいる村、という事で村おこしが出来ないかと……」
話を理解するにつれて、強張っていた俺の顔は徐々に億劫になっていく。
「ソフィアさんもその話に乗ったんですか?」
「まさか!? そんなはずないじゃないですか! 九条さんに迷惑が掛かると思って止めましたよ!」
慌てたように手を振って否定するソフィア。
「じゃぁ、なんでこんな事に……」
「がんばって止めたんですけど、結局九条さんの名前を出さなければ問題ないだろうという事で決まってしまいまして……」
「いや、そう言う問題じゃないでしょう……」
俺が溜息をつくと、ソフィアは地面に視線を落とし申し訳なさそうに項垂れる。
恐らくソフィアは俺の説得を頼まれただけ。ここでソフィアに何を言ってもしょうがない。
「……とりあえず止めてもらうために村長の家まで行きましょうか」
「えっ!? 今からですか? 後日という訳にはいきませんか?」
何やら焦り出すソフィア。
それを見て不審に思うも、そうではないとすぐに考えを改めた。
そういえばソフィアはまだ仕事中。にも関わらず、時間を作っているのだ。
流石に村長の所まで同行してもらうのは無理か。
「忘れてました。まだ勤務中ですよね。村長の所には1人で行くので、ソフィアさんは仕事に戻ってもらってかまいませんよ?」
しかし、ソフィアは大きく首を横に振るとそれを拒んだ。
「いえ、是非ご一緒させてください!」
「まあ、ソフィアさんがよければ俺はいいですけど……」
「じゃぁ行きましょうか! 村長の家には私が案内しますから!」
「はぁ……わかりました……」
小さい村だ。村長の家の場所くらい俺でも分かるのだが……。
まあ、俺が知らないと思って親切心で案内してくれるというのだろう。
俺はそれに甘んじて、ソフィアの後をついて行った。
俺の隣には幸せそうにスヤスヤと眠るミアと、キツネの魔獣カガリ。
バスケットの中に毛布を敷いたカガリ専用の寝床は特注サイズな為、その大きさは普通のペット用の3倍ほどで、狭い部屋が更に狭く感じる。
あれから2週間が経った。
長閑な農村。特別何かが起きるということもなく、至って平和な日々を送っていたのだ。
しかし、俺達が王都スタッグへと旅立っていた間に少しだけ変化していた事があった。
それは”流れ”の冒険者が目に見えて減ったということ。
それもそのはず、彼らはミアとカガリが目当てだったのだ。
俺達が留守にしている間に少しづつ冒険者達は減っていき、1日のギルド利用者数は、今では当時の半分以下となっていた。
といっても、初期の頃に比べたらまだ多い方だ。
1日に数人しか訪れることのなかったギルドには依頼が溢れていて、手に負えないという状態であったが、今では上手く回っているようで、仕事の取り合いになるようなこともなく順風満帆と言っていい。
肝心の俺はというと、困った時のピンチヒッターという役どころに落ち着いていた。
掲示板からの仕事は受けず、何かあった時の為に村を守る護衛役として居てくれればよいとのことで、今まで通りギルドの賃貸にお世話になっている。
ちなみに村ではプレートを首に掛けてはおらず、ポケットの中にひっそりと忍ばせている。
村の人達は俺がプラチナなのだと知っている。
ならば気にせず表に出せばいい話なのだが、何と言うか気恥ずかしいのだ。
自慢しているようで嫌味に見られるかもしれない……。
このギルドにはプラチナの冒険者がいる。ならば別の街のギルドに行こう。などと考える冒険者が続出して、さらに人数が減ってしまうということも考えられる。
流石に全員が居なくなるという事態にはならないと思うが、俺1人で全ての依頼を処理するのはどう考えても無理なのだ。
しかし、そんな俺の考えを真っ向から否定する出来事が起きた。
二度寝の後、食堂で朝食を取ろうと階段を下っていた時、カイルに呼び止められた。
「あっ、いいところにいた九条」
「ん? 何だ?」
その声に振り向き、何か用事かと首をかしげる。
「いや……、大した用事ではないんだ。今日は村の見張りを俺と他の冒険者で引き受けることになったから、九条は休んでいいです……いいぞ」
村に帰ってきた時、カイルは俺に対して敬語を使っていた。
俺がプラチナだという事と、騙していた事で後ろめたさがあったのだろう。
なんとか説得して普段通りでいいという事にはなったが、まだその名残が垣間見える。
「そうか……。なら今日はゆっくりさせてもらうよ」
「ああ。そうしてくれ」
食堂ではレベッカとソフィアが何やら談笑していた。
レベッカが俺に気が付きソフィアから目線を逸らすと、それを追ったソフィアとも目が合った。
「あっ、九条さん」
「おはようございますソフィアさん」
「えっと……」
「何か?」
「……いえ、なんでもありません。では私はこれで失礼しますね」
最近のソフィアはいつもこうだ。
顔を合わせると何か言いたそうな素振りを見せ、結局は何も言わずに去って行く。
(言いたいことがあれば言えばいいのに……)
考えられるのは仕事の話だが、ああ見えてソフィアは仕事に対しては真面目。
言い辛いことでも仕事となればハッキリと言うはずである。
金銭に関する可能性も考えられるが、お金に困っているようには見えないし、そもそも貸したところでこんな村じゃ使う所も限られている。
とすると残る答えは1つ。俺に惚れてしまったのだ!
……と言いたいところではあるが、恋する乙女の顔という感じでもない。
それがどういうものなのか万年独身の俺には見当もつかないが、ソフィアはいつものソフィアにしか見えない。
謎は深まるばかりだ……。
とりあえずソフィアのことは置いておいて、運ばれてきた朝食に舌鼓を打ちながら今日の予定を考える。
急遽休みになってしまったが為に暇だ。
だからと言ってこれといった用事もない。
(そういえばダンジョンが正式に俺の物になったのだと108番にはまだ言ってなかったな。ついでだし久しぶりに足を運んでみるか……)
108番と話したければ頭の中で呼びかければ応えてくれるのだが、ネストから貰ったバルザックの手紙をダンジョンに保管しておこうと思っていたので、丁度良い機会だ。
食事を終え準備を整えると、物見櫓で警備の仕事に従事していたカイルに声を掛けられた。
「九条。どっかいくのか?」
「ああ。折角の休みだしちょっと散歩に……」
そう言って振り向いたその時、あり得ない物が見え絶句した。
門扉の隣に目新しい木製の看板が設置されていたのだ。
『プラチナプレート冒険者の住む村! コット村へようこそ!』
そこに書かれている文字を見て硬直していた俺を、カイルは不思議そうに見ていた。
「どうした九条?」
カイルの質問で我に返る。
「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!?」
「何かあったのか!?」
俺に釣られ、急ぎ真下を見るカイルだったが、返って来た返事は期待外れ。
「何もないじゃないか……」
「この看板はなんなんだ!?」
看板というワードを聞き、ようやく意味を理解した様子。
「……えっ!? ソフィアから聞いてないのか?」
「こんなもの聞いてない! どういうことだ!」
「えぇ……。そんなこと俺に言われても……」
ソフィアが俺に言い出せずに躊躇していたのは、このことなのだろう。
事のあらましをカイルに聞くも、ソフィアが答えるの一点張りで聞く耳を持たない。
仕方がないのでダンジョンに行く予定を早々に切り上げ、ギルドへと戻った。
「ソフィアさん! どういうつもりですか!?」
両手でギルドのカウンターを叩くと、向かいにいたソフィアはビクンと肩を跳ね上げる。
「ああ。……見ちゃいました?」
「見ちゃいました? じゃないですよ! 説明して下さい!」
悪戯が見つかってしまった子供のようにおどおどするソフィア。
バレてしまっては仕方ないと諦めたソフィアは、全て話すと約束したうえで場所を変えようと提案してきた。
そのままここで話せばいいじゃないかとも思ったのだが、冷静になって周りを見ると、俺の剣幕に驚いた冒険者達がこちらをまじまじと見つめていたのだ。
その突き刺さるような視線に耐え兼ね、俺はソフィアを連れてギルドの外へと退散することにしたのである。
「で? あの看板はどうしたんですか?」
ギルドの裏庭でソフィアの尋問を開始する。
「九条さんがスタッグへ行ってしまってから、私の所にスタッグギルドへの出頭命令が来たんです。九条さんのプレートを偽った件だと聞いたので、私はスタッグへ出発する前に、村の会合で最悪この村のギルドが撤退する事になってしまうかもとお話ししました。しかし九条さんの計らいで最悪の事態は逃れ、ギルドを辞することもなく戻って来れました」
「そうですね。その仕打ちがこれですか?」
「う゛っ……。ごめんなさい……」
ソフィアは申し訳なさそうにするも、その表情は少し引きつっていた。
「それでですね……。九条さんよりも先に戻ってきた私は村のみんなに経緯を報告したんです。そうしたら村の皆さんは凄い喜んで……。その空気に呑まれてしまって……」
「ちょっと待ってください。報告って言いましたけど、何と報告したんですか?」
「そのままを説明しました。ギルドが存続することと、九条さんがプラチナであったこと。そしてそのまま村で活動を続けて下さることです」
なんとなく読めてきた。
通常プラチナの冒険者は王都にホームを置くことになる。だが、俺だけが特例でコット村での活動を許された。
それを村の為に生かそうとしたのならあの看板も頷ける。
「それを聞いた皆さんは舞い上がっちゃってですね……。プラチナの冒険者が唯一住んでいる村、という事で村おこしが出来ないかと……」
話を理解するにつれて、強張っていた俺の顔は徐々に億劫になっていく。
「ソフィアさんもその話に乗ったんですか?」
「まさか!? そんなはずないじゃないですか! 九条さんに迷惑が掛かると思って止めましたよ!」
慌てたように手を振って否定するソフィア。
「じゃぁ、なんでこんな事に……」
「がんばって止めたんですけど、結局九条さんの名前を出さなければ問題ないだろうという事で決まってしまいまして……」
「いや、そう言う問題じゃないでしょう……」
俺が溜息をつくと、ソフィアは地面に視線を落とし申し訳なさそうに項垂れる。
恐らくソフィアは俺の説得を頼まれただけ。ここでソフィアに何を言ってもしょうがない。
「……とりあえず止めてもらうために村長の家まで行きましょうか」
「えっ!? 今からですか? 後日という訳にはいきませんか?」
何やら焦り出すソフィア。
それを見て不審に思うも、そうではないとすぐに考えを改めた。
そういえばソフィアはまだ仕事中。にも関わらず、時間を作っているのだ。
流石に村長の所まで同行してもらうのは無理か。
「忘れてました。まだ勤務中ですよね。村長の所には1人で行くので、ソフィアさんは仕事に戻ってもらってかまいませんよ?」
しかし、ソフィアは大きく首を横に振るとそれを拒んだ。
「いえ、是非ご一緒させてください!」
「まあ、ソフィアさんがよければ俺はいいですけど……」
「じゃぁ行きましょうか! 村長の家には私が案内しますから!」
「はぁ……わかりました……」
小さい村だ。村長の家の場所くらい俺でも分かるのだが……。
まあ、俺が知らないと思って親切心で案内してくれるというのだろう。
俺はそれに甘んじて、ソフィアの後をついて行った。
18
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる