478 / 722
第478話 いつかの再会を夢見て
しおりを挟む
メナブレアの街を南下していく2台の馬車。先導している方には見送りに来たエドワードとローゼスが乗り、俺達はその後に続く。
馬車を引いているのはワダツミ。カイエンはデカすぎて、身体と馬車を繋ぐハーネスの長さが足りず、後ろからついて来ているだけ。
その規格外のサイズ故に、来た時よりも帰る方が人目を引いている気がするのは、少々気恥しくもある。
そんな馬車の中はというと、過去最大の賑やかさ。
俺達の他に、見送りにと同乗しているメリルにキャロ。そしてエルザとケシュアまで……。
「この国の寒さは、老体には堪えるわい……」
バイスから借りた馬車の特等席とも言える場所。暖炉の前に腰を下ろしているのはエルザ。
カガリからの無言の圧力もなんのその。暖炉に向かって手を擦り合わせる姿は、すっかりババァモードである。
「なかなか良い馬車ではないか。ガルフォードの坊主も意外とセンスあるのう」
「バイスさんを知ってるのか?」
「お主の身辺調査で出て来た者たちは、全員知っておるぞ? 一方的にだがの」
「あぁ、そう言う事か……」
期待した俺がバカだった。ストーカーここに極まれりと言ったところか……。
「乗せてやるんだから、バイスさんにも感謝しとけよ?」
本来はミアと2人で帰る予定だったのだが、ネクプラでの用事を終え馬車に戻ってきてみたら、既にエルザとケシュアが中でくつろいでいたのである。
荷造りをしているのに、外にそれらしい馬車が待機していなかった時点で気付くべきであった。
「どうせ帰る場所は同じじゃろ? ついでみたいなもんじゃろうて……」
理屈はわかるが、気分的な問題だ。得意の獣術で帰ればいいものを、図々しいにもほどがある。
帰路に就いている時間を有効活用し、ミアの誕生日お祝い計画を練ろうと思っていたのだが、正直言って邪魔でしかない。
「ミアは、身内だけで帰りたいよな?」
「え? 私はみんなと一緒でもいいよ?」
「……」
俺がケチなだけなのか、それともミアが優しいのか……。恐らくは後者だが、ミアに免じて同乗を許したというわけである。
まぁ、ベヒモス戦での恩を返していると思えば、多少の厚かましさも大目に見てやろう。
街の出口が見えてくると、道の両脇に列を成していた騎士達。その数、10人ほど。
「なんじゃ? 英雄を送り出すにしては、ちと寂しくはないか?」
「いいんだよ、これで」
盛大に送り出そうという計画だったらしいのだが、俺はそれを断った。
ベヒモスを倒したのはモフモフ仮面とファフナーであり、俺は依頼された仕事をこなしただけ。
獣従王選手権の賞金に比べれば少ないが、しっかりと報酬も受け取った。それで十分なのだ。
そもそもの目的は、国を背負った特使としてリリーの面目を立てる事と、ファフナー復活の疑惑を俺から逸らすこと。
前者においては大成功と言って良い。それだけの貢献は出来たはず。
ファフナー復活の尻拭いも、ベヒモスのおかげでもっともらしい理由が出来た。
ひとまずは、満足のいく結果となったと言えるだろう。
エドワードが馬車を降りると、最後の挨拶をと俺達も馬車を降りる。
あまり浮かない顔のエドワード。それが俺達との別れを惜しんでの事なら、それだけの仕事をしたのだと誇っても罰はあたるまい。
「九条さん。どうかお元気で」
「ええ。また何かありましたら呼んで下さい」
ガッシリと交わす握手。もちろん社交辞令なので、出来れば呼んでほしくはないというのが本音である。
「九条にぃに……」
メリルに抱き抱えられながらも、曇った表情を浮かべるキャロ。戦兎種の愛らしい耳も力なく垂れ下がり、それはまるで日陰でしおれるヒマワリのよう。
笑顔で送り出してくれ――と、お願いするのは少々酷か……。その潤んだ瞳は、俺の決心をも鈍らせるほどの破壊力だ。
抑えきれない感情は、ただ純粋なだけなのだろう。それが我が儘ではないことは知っている。
別れが辛いのはお互い様だ。しかし、それは今生の別れではない。
「大丈夫だキャロ。たとえ遠く離れたとしても、縁が切れることはない。二度と会えない訳じゃないだろ? 逆に考えてみたらどうだ? 次に会える日を楽しみにすればいいんだ」
「……次って……いつ?」
「何時だっていいぞ? それを決めるのは俺じゃない。キャロはもう自由なんだ。目の前には無限の選択肢が広がっている。そうだろ?」
キャロが無言で頷くと、同時に流れ出る涙。
俺はそれを優しく拭い、最後に頭をそっと撫でた。
「これからは今まで以上に色々な経験をするはずだ。……次に会う時、それを笑って話し合える事を楽しみにしているよ」
「……ありがとう……九条にぃに……」
大きく伸ばされた両腕に応え、キャロを静かに抱きしめる。
思ったより強く絞まる首は、それだけの想いが籠っている証拠だと思って我慢しよう。
「困ったことがあればファフナーを呼ぶといい。その声はきっと俺にも届く……」
「うんッ」
耳元で囁いた言葉に、返って来たのはほんの少しだけ上擦った声の返事であった。
キャロを解放すると、その足で今度はミアと熱い抱擁を交わす。
「キャロちゃん。元気でね」
「ミアちゃんも……」
一通りの挨拶を終えると、馬車に乗り込み窓から顔を覗かせる。
「行ってくれ。ワダツミ」
重々しく揺れる馬車。名残惜しそうに、皆が馬車に向かって歩き出す。
「九条、また遊びに来い」
「ああ、入場料は払わんがな」
笑顔を見せるメリルに、軽い皮肉をお見舞いする。
馬車が徐々に速度を増し、街の風景が遠のいていく。
お互いが手を振り続け、それも見えなくなってくると、一気に虚しさが込み上げる。
メナブレアで過ごした時間が、現実から過去へと変化していく感覚。それも、やがては思い出となるのだ。
俺は、今回の旅でできたであろう新たな縁たちに想いを馳せながらも、コット村へと帰れる安堵から大きなため息をついたのだった。
――――――――――
「行ってしまわれましたね……」
「ああ。リリーの言う通りの御仁であったな……」
馬車が遠ざかり、やがて何も見えなくなると街には静けさが戻る。
各々が持ち場へと戻る中、ローゼスとエドワードは暫くそこに立ち尽くし、胸に抱えた別れの感情とは別の想いに頭を悩ませていた。
「言わずともよろしかったのですか? エドワード様」
「ああ。送別の時に余計な事で不安を煽ることもない。帰国すれば、リリーの派閥の者達が何かしらのアプローチをするだろう」
「それならばよいのですが……」
「非常に無念ではあるが、私も一人の王族だ。取り乱す訳にもいかない……。お父様が体調を崩していたことは知っていたが……」
九条達を見送る数時間前、エドワードには予期せぬ訃報が舞い込んでいた。
それはスタッグの現国王であり、エドワードの父親でもあるアドウェール・グリフィン・スタッグが崩御なされたとの知らせである。
「九条さんの参列が認められれば、次に会う時は追悼礼拝か国葬か……。意外と早い再会になりそうだ……」
馬車を引いているのはワダツミ。カイエンはデカすぎて、身体と馬車を繋ぐハーネスの長さが足りず、後ろからついて来ているだけ。
その規格外のサイズ故に、来た時よりも帰る方が人目を引いている気がするのは、少々気恥しくもある。
そんな馬車の中はというと、過去最大の賑やかさ。
俺達の他に、見送りにと同乗しているメリルにキャロ。そしてエルザとケシュアまで……。
「この国の寒さは、老体には堪えるわい……」
バイスから借りた馬車の特等席とも言える場所。暖炉の前に腰を下ろしているのはエルザ。
カガリからの無言の圧力もなんのその。暖炉に向かって手を擦り合わせる姿は、すっかりババァモードである。
「なかなか良い馬車ではないか。ガルフォードの坊主も意外とセンスあるのう」
「バイスさんを知ってるのか?」
「お主の身辺調査で出て来た者たちは、全員知っておるぞ? 一方的にだがの」
「あぁ、そう言う事か……」
期待した俺がバカだった。ストーカーここに極まれりと言ったところか……。
「乗せてやるんだから、バイスさんにも感謝しとけよ?」
本来はミアと2人で帰る予定だったのだが、ネクプラでの用事を終え馬車に戻ってきてみたら、既にエルザとケシュアが中でくつろいでいたのである。
荷造りをしているのに、外にそれらしい馬車が待機していなかった時点で気付くべきであった。
「どうせ帰る場所は同じじゃろ? ついでみたいなもんじゃろうて……」
理屈はわかるが、気分的な問題だ。得意の獣術で帰ればいいものを、図々しいにもほどがある。
帰路に就いている時間を有効活用し、ミアの誕生日お祝い計画を練ろうと思っていたのだが、正直言って邪魔でしかない。
「ミアは、身内だけで帰りたいよな?」
「え? 私はみんなと一緒でもいいよ?」
「……」
俺がケチなだけなのか、それともミアが優しいのか……。恐らくは後者だが、ミアに免じて同乗を許したというわけである。
まぁ、ベヒモス戦での恩を返していると思えば、多少の厚かましさも大目に見てやろう。
街の出口が見えてくると、道の両脇に列を成していた騎士達。その数、10人ほど。
「なんじゃ? 英雄を送り出すにしては、ちと寂しくはないか?」
「いいんだよ、これで」
盛大に送り出そうという計画だったらしいのだが、俺はそれを断った。
ベヒモスを倒したのはモフモフ仮面とファフナーであり、俺は依頼された仕事をこなしただけ。
獣従王選手権の賞金に比べれば少ないが、しっかりと報酬も受け取った。それで十分なのだ。
そもそもの目的は、国を背負った特使としてリリーの面目を立てる事と、ファフナー復活の疑惑を俺から逸らすこと。
前者においては大成功と言って良い。それだけの貢献は出来たはず。
ファフナー復活の尻拭いも、ベヒモスのおかげでもっともらしい理由が出来た。
ひとまずは、満足のいく結果となったと言えるだろう。
エドワードが馬車を降りると、最後の挨拶をと俺達も馬車を降りる。
あまり浮かない顔のエドワード。それが俺達との別れを惜しんでの事なら、それだけの仕事をしたのだと誇っても罰はあたるまい。
「九条さん。どうかお元気で」
「ええ。また何かありましたら呼んで下さい」
ガッシリと交わす握手。もちろん社交辞令なので、出来れば呼んでほしくはないというのが本音である。
「九条にぃに……」
メリルに抱き抱えられながらも、曇った表情を浮かべるキャロ。戦兎種の愛らしい耳も力なく垂れ下がり、それはまるで日陰でしおれるヒマワリのよう。
笑顔で送り出してくれ――と、お願いするのは少々酷か……。その潤んだ瞳は、俺の決心をも鈍らせるほどの破壊力だ。
抑えきれない感情は、ただ純粋なだけなのだろう。それが我が儘ではないことは知っている。
別れが辛いのはお互い様だ。しかし、それは今生の別れではない。
「大丈夫だキャロ。たとえ遠く離れたとしても、縁が切れることはない。二度と会えない訳じゃないだろ? 逆に考えてみたらどうだ? 次に会える日を楽しみにすればいいんだ」
「……次って……いつ?」
「何時だっていいぞ? それを決めるのは俺じゃない。キャロはもう自由なんだ。目の前には無限の選択肢が広がっている。そうだろ?」
キャロが無言で頷くと、同時に流れ出る涙。
俺はそれを優しく拭い、最後に頭をそっと撫でた。
「これからは今まで以上に色々な経験をするはずだ。……次に会う時、それを笑って話し合える事を楽しみにしているよ」
「……ありがとう……九条にぃに……」
大きく伸ばされた両腕に応え、キャロを静かに抱きしめる。
思ったより強く絞まる首は、それだけの想いが籠っている証拠だと思って我慢しよう。
「困ったことがあればファフナーを呼ぶといい。その声はきっと俺にも届く……」
「うんッ」
耳元で囁いた言葉に、返って来たのはほんの少しだけ上擦った声の返事であった。
キャロを解放すると、その足で今度はミアと熱い抱擁を交わす。
「キャロちゃん。元気でね」
「ミアちゃんも……」
一通りの挨拶を終えると、馬車に乗り込み窓から顔を覗かせる。
「行ってくれ。ワダツミ」
重々しく揺れる馬車。名残惜しそうに、皆が馬車に向かって歩き出す。
「九条、また遊びに来い」
「ああ、入場料は払わんがな」
笑顔を見せるメリルに、軽い皮肉をお見舞いする。
馬車が徐々に速度を増し、街の風景が遠のいていく。
お互いが手を振り続け、それも見えなくなってくると、一気に虚しさが込み上げる。
メナブレアで過ごした時間が、現実から過去へと変化していく感覚。それも、やがては思い出となるのだ。
俺は、今回の旅でできたであろう新たな縁たちに想いを馳せながらも、コット村へと帰れる安堵から大きなため息をついたのだった。
――――――――――
「行ってしまわれましたね……」
「ああ。リリーの言う通りの御仁であったな……」
馬車が遠ざかり、やがて何も見えなくなると街には静けさが戻る。
各々が持ち場へと戻る中、ローゼスとエドワードは暫くそこに立ち尽くし、胸に抱えた別れの感情とは別の想いに頭を悩ませていた。
「言わずともよろしかったのですか? エドワード様」
「ああ。送別の時に余計な事で不安を煽ることもない。帰国すれば、リリーの派閥の者達が何かしらのアプローチをするだろう」
「それならばよいのですが……」
「非常に無念ではあるが、私も一人の王族だ。取り乱す訳にもいかない……。お父様が体調を崩していたことは知っていたが……」
九条達を見送る数時間前、エドワードには予期せぬ訃報が舞い込んでいた。
それはスタッグの現国王であり、エドワードの父親でもあるアドウェール・グリフィン・スタッグが崩御なされたとの知らせである。
「九条さんの参列が認められれば、次に会う時は追悼礼拝か国葬か……。意外と早い再会になりそうだ……」
20
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
美女エルフの異世界道具屋で宝石職人してます
網野ホウ
ファンタジー
小説家になろうで先行投稿してます。
異世界から飛ばされてきた美しいエルフのセレナ=ミッフィール。彼女がその先で出会った人物は、石の力を見分けることが出来る宝石職人。
宝石職人でありながら法具店の店主の役職に就いている彼の力を借りて、一緒に故郷へ帰還できた彼女は彼と一緒に自分の店を思いつく。
セレナや冒険者である客達に振り回されながらも、その力を大いに発揮して宝石職人として活躍していく物語。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる