535 / 722
第535話 魔王としての第一歩
しおりを挟む
「おーい。シャーリー、こっちだこっち!」
食堂に顔を出したシャーリーを呼ぶと、顔をほんのり紅く染めながらも俺達と同じテーブルの席に着いた。
「別に、こんな催し必要ないのに……」
「まぁ、色々と変わった部分も説明しなきゃならんしな」
今日は、食堂を貸切っての快気祝い。勿論シャーリーだけではなく、カイルの分もだ。
と言っても、バカ騒ぎをする訳じゃない。いつもの面子で、今後のすり合わせをしておこうというだけの話。
「すまねぇ九条。俺の所為でこんな事に……」
「カイルが謝る必要はないさ。同じ状況だったら俺も止めていた。アイツらが、騎士の風上にも置けない奴等だったってだけだよ」
一口に騎士と言っても様々。グラーゼンのように義理堅い者もいれば、今回のように人間性を疑うような奴もいる。
王国軍の騎士とは言え、所詮は人であったということだ。欲求の自制も出来ないとは、情けない限りである。
俺なんか、シャーリーからの熱烈な口づけを受けながらも暴走しないよう必死に我慢したというのに……。
あの後、目覚めたシャーリーから凄まじい剣幕で問い詰められたので、一旦は覚えていないという事にした。
ホッとしていたところを見るに、恐らく本意ではない。急な覚醒を促した為の副作用。一種の興奮状態であったのではないだろうか?
あの部屋は、ネクロガルドのコット村支部。表向きはエルザの魔法書店である。
セイレーンの涙の効果により、重症だったシャーリーは完全復活を遂げた。しかし、意識はすぐには戻らず、シャーリーが目を覚ましたのはあれから2週間後のことだった。
あれだけの致命傷。精神的ショックにより目覚めない可能性もあり得るとのことで、急遽ネクロガルドの力を借りたという訳である。
出来るだけ清潔な場所に呪術的結界を張り、外部から刺激を与えることで、脳を活性化させるという闇魔法独自の精神治療。
簡単に言うと、外部からの魔力供給により覚醒を促そうという試みだ。
本来であれば、身体の一部をマナポーションに漬けることで魔力の供給とするのだが、残念ながら在庫がない。
代わりになりそうなエーテルは、人体には強すぎて有毒。そこで、俺の登場という訳である。
言うなれば、俺は巨大な魔力のタンク。接触しているだけで魔力供給に近い効果が得られるかもしれないとのことで、シャーリーの部屋に放り込まれていたのである。
「それで、カイルの方は大丈夫なのか?」
「あぁ。シャーリーに比べたら大したことはねぇよ。もう西門の見張りにも立てるから、何時でも言ってくれ」
当然、騎士達に連れて行かれたカイルは、暴行を受けた。
それが原因でリビングアーマーが起動し、ソフィアたちから話を聞いた黄泉がえり部隊は、カイルの救出作戦を決行。
そこにアーニャとシャーリーが手を貸したことで、衝突が激化したという訳である。
「だから最初に言ったじゃない。九条が村を守ってやればいいんだって」
食堂の裏メニュー、アイスクリームを頬張ったかと思ったら、得意気な表情でスプーンの先を俺へと向けるアーニャ。
結果的には、アーニャの言う通りになってしまったが、それを本人に指摘されるというのが腑に落ちない。
「アーニャ。お前、わざと大事にしたりはしてないよな?」
「そんなことする訳ないでしょ?」
そう言うアーニャの隣に座っているのは、満足そうな表情のフードル。
その時点で怪しさ満点ではあるが、ミアの隣で寝そべるカガリからの反応はない。
「それで? 私が寝ている間に変わった事って?」
村の守護の為に滞在していた騎士団を全滅させたのだ。当然、その罪はコット村が背負う事となるだろう。
言い訳をしたところで、聞く耳など持ちはしない。そんな暇があるのなら、次に備えて村の防衛力を強化した方が何十倍もマシである。
「わかりやすいところで言うと、西門の増築工事と検問作業だな」
「あぁ、工事は見たから知ってる。最早なんでもアリね……」
シャーリーが、呆れ気味なのも頷ける。
西門も東門同様に強化しようというのが目的なのだが、その建材を運び入れているのは、他でもない元騎士団の皆さんだ。
ちょっと肉は腐ってしまっているのだが、24時間休憩なしに加えてタダ働きにも文句は言わない労働力。
俺以外とのコミュニケーションは碌に取れず、見た目にも少々難はあるが、そこにさえ目を瞑れば奴隷よりも役に立つ。
「検問には、最低でも従魔を1匹と見張りを2体置くようにした。敵意のある者は、村に入れない決まりだ」
「それも見た。……意外と機能はしてるようだけど、大丈夫なの?」
「商人達の事だろ? ビビってはいるようだが、今のところ問題は起きてない。騎士団の連絡役だか斥候だかが1人、追い返されただけだ」
西門には見張りとして村人を1人と従魔を1匹。それとは別に、デスナイトを2体配置している。
当然、村に来た商人は驚くのだが、物流は重要なインフラだ。そこはしっかりと理由を説明すれば、わかってもらえる。
商人側から見てもメリットの大きい販路。背に腹は代えられないのだろう。今のところ引き返した商人はいない。
「じゃぁ、騎士団が全滅しちゃった事は、知られてるのね?」
「そうだな。おかげで冒険者ギルドがなくなった」
「……え? それってどういう……」
「そのままの意味だよ。ギルドはコット村から撤退した」
「……でも……」
キョロキョロと辺りを見渡すシャーリー。
貸し切りなのは食堂だけ。故にちょくちょく冒険者は出入りしていて、2階への階段を上って行く。
その様子は平常運転。ソフィアたちがいないのは、ギルドが営業しているからだと思っているのだろう。
「確かにギルドはなくなったんだが、村の仕事はなくならない。だから、人材派遣組合として独立したんだ」
「独立ぅ!?」
碌な調査などしていないだろうが、デスナイトが村の入口に突っ立っているのだ。
理由はそれだけで十分。騎士団は全滅し、村は魔王の手に落ちた……などと報告されたのだろう。
であれば、村が戦場になる可能性は格段に上がる。職員の安全等を鑑みれば、撤退は妥当な判断だ。
まぁ、その守るべき職員は、全員辞表を提出したが……。
「変わった事と言えば、新規の冒険者登録が出来なくなった事と、ここでの仕事がギルドの評価に繋がらない事くらいか……」
「簡単そうに言ってるけど、やっていけるの?」
「大丈夫なんじゃないか? ギルドの賃金がいくらだったのかは知らんが、エルザは損はさせないと言ってたぞ?」
「え? なんで、そこでエルザが出てくるのよ」
「そりゃ、資本がネクロガルドだからだよ」
「えぇ!? じゃぁ、ギルドの皆はネクロガルドの手先になったの!?」
「違う。資金提供がネクロガルドだってだけで、傘下に入ったわけじゃない」
ギルドは撤退したが、建物自体の所有権はギルドに帰属している。
それを買い取り、人材派遣組合が軌道に乗るまでの資金援助を、エルザが申し出てくれたのだ。
村の見通しが不透明な状況下での融資。勿論タダという訳ではなく、幾つかの条件を提示されたが、それでも十分ありがたい。
「まぁ、九条がいいなら文句はないけど……。他に変わったことは? それだけ?」
「そうだな……まぁ、うん……」
自分でも不自然さを覚える生返事。
それに対し、訝し気な表情を見せたシャーリーの隣で盛大な溜息をついたのは、他でもないミアである。
「おにーちゃん? 大事な事を忘れてるでしょ?」
「ぐっ……」
言わなければならない事だとはわかっている。黙っていてもいずれはバレてしまうのだ。
以前、ギルドを免停になったアーニャとシャーリーを前に爆笑してしまった時と同じような状況。
既にそれを知っているアーニャは、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべるだけ。
すこぶる言い出しにくい空気感だが、最早万事休すである。
「ギルドが……討伐依頼を出した……」
それだけ言えば、わかるだろう。
だというのに、シャーリーはアーニャと同様、怪しげな笑みを浮かべ、わざとらしく聞き返してきた。
「へぇ……。一体誰の討伐依頼かしら?」
「……俺のだよ! 言わなくても絶対わかってるだろ!?」
食堂に顔を出したシャーリーを呼ぶと、顔をほんのり紅く染めながらも俺達と同じテーブルの席に着いた。
「別に、こんな催し必要ないのに……」
「まぁ、色々と変わった部分も説明しなきゃならんしな」
今日は、食堂を貸切っての快気祝い。勿論シャーリーだけではなく、カイルの分もだ。
と言っても、バカ騒ぎをする訳じゃない。いつもの面子で、今後のすり合わせをしておこうというだけの話。
「すまねぇ九条。俺の所為でこんな事に……」
「カイルが謝る必要はないさ。同じ状況だったら俺も止めていた。アイツらが、騎士の風上にも置けない奴等だったってだけだよ」
一口に騎士と言っても様々。グラーゼンのように義理堅い者もいれば、今回のように人間性を疑うような奴もいる。
王国軍の騎士とは言え、所詮は人であったということだ。欲求の自制も出来ないとは、情けない限りである。
俺なんか、シャーリーからの熱烈な口づけを受けながらも暴走しないよう必死に我慢したというのに……。
あの後、目覚めたシャーリーから凄まじい剣幕で問い詰められたので、一旦は覚えていないという事にした。
ホッとしていたところを見るに、恐らく本意ではない。急な覚醒を促した為の副作用。一種の興奮状態であったのではないだろうか?
あの部屋は、ネクロガルドのコット村支部。表向きはエルザの魔法書店である。
セイレーンの涙の効果により、重症だったシャーリーは完全復活を遂げた。しかし、意識はすぐには戻らず、シャーリーが目を覚ましたのはあれから2週間後のことだった。
あれだけの致命傷。精神的ショックにより目覚めない可能性もあり得るとのことで、急遽ネクロガルドの力を借りたという訳である。
出来るだけ清潔な場所に呪術的結界を張り、外部から刺激を与えることで、脳を活性化させるという闇魔法独自の精神治療。
簡単に言うと、外部からの魔力供給により覚醒を促そうという試みだ。
本来であれば、身体の一部をマナポーションに漬けることで魔力の供給とするのだが、残念ながら在庫がない。
代わりになりそうなエーテルは、人体には強すぎて有毒。そこで、俺の登場という訳である。
言うなれば、俺は巨大な魔力のタンク。接触しているだけで魔力供給に近い効果が得られるかもしれないとのことで、シャーリーの部屋に放り込まれていたのである。
「それで、カイルの方は大丈夫なのか?」
「あぁ。シャーリーに比べたら大したことはねぇよ。もう西門の見張りにも立てるから、何時でも言ってくれ」
当然、騎士達に連れて行かれたカイルは、暴行を受けた。
それが原因でリビングアーマーが起動し、ソフィアたちから話を聞いた黄泉がえり部隊は、カイルの救出作戦を決行。
そこにアーニャとシャーリーが手を貸したことで、衝突が激化したという訳である。
「だから最初に言ったじゃない。九条が村を守ってやればいいんだって」
食堂の裏メニュー、アイスクリームを頬張ったかと思ったら、得意気な表情でスプーンの先を俺へと向けるアーニャ。
結果的には、アーニャの言う通りになってしまったが、それを本人に指摘されるというのが腑に落ちない。
「アーニャ。お前、わざと大事にしたりはしてないよな?」
「そんなことする訳ないでしょ?」
そう言うアーニャの隣に座っているのは、満足そうな表情のフードル。
その時点で怪しさ満点ではあるが、ミアの隣で寝そべるカガリからの反応はない。
「それで? 私が寝ている間に変わった事って?」
村の守護の為に滞在していた騎士団を全滅させたのだ。当然、その罪はコット村が背負う事となるだろう。
言い訳をしたところで、聞く耳など持ちはしない。そんな暇があるのなら、次に備えて村の防衛力を強化した方が何十倍もマシである。
「わかりやすいところで言うと、西門の増築工事と検問作業だな」
「あぁ、工事は見たから知ってる。最早なんでもアリね……」
シャーリーが、呆れ気味なのも頷ける。
西門も東門同様に強化しようというのが目的なのだが、その建材を運び入れているのは、他でもない元騎士団の皆さんだ。
ちょっと肉は腐ってしまっているのだが、24時間休憩なしに加えてタダ働きにも文句は言わない労働力。
俺以外とのコミュニケーションは碌に取れず、見た目にも少々難はあるが、そこにさえ目を瞑れば奴隷よりも役に立つ。
「検問には、最低でも従魔を1匹と見張りを2体置くようにした。敵意のある者は、村に入れない決まりだ」
「それも見た。……意外と機能はしてるようだけど、大丈夫なの?」
「商人達の事だろ? ビビってはいるようだが、今のところ問題は起きてない。騎士団の連絡役だか斥候だかが1人、追い返されただけだ」
西門には見張りとして村人を1人と従魔を1匹。それとは別に、デスナイトを2体配置している。
当然、村に来た商人は驚くのだが、物流は重要なインフラだ。そこはしっかりと理由を説明すれば、わかってもらえる。
商人側から見てもメリットの大きい販路。背に腹は代えられないのだろう。今のところ引き返した商人はいない。
「じゃぁ、騎士団が全滅しちゃった事は、知られてるのね?」
「そうだな。おかげで冒険者ギルドがなくなった」
「……え? それってどういう……」
「そのままの意味だよ。ギルドはコット村から撤退した」
「……でも……」
キョロキョロと辺りを見渡すシャーリー。
貸し切りなのは食堂だけ。故にちょくちょく冒険者は出入りしていて、2階への階段を上って行く。
その様子は平常運転。ソフィアたちがいないのは、ギルドが営業しているからだと思っているのだろう。
「確かにギルドはなくなったんだが、村の仕事はなくならない。だから、人材派遣組合として独立したんだ」
「独立ぅ!?」
碌な調査などしていないだろうが、デスナイトが村の入口に突っ立っているのだ。
理由はそれだけで十分。騎士団は全滅し、村は魔王の手に落ちた……などと報告されたのだろう。
であれば、村が戦場になる可能性は格段に上がる。職員の安全等を鑑みれば、撤退は妥当な判断だ。
まぁ、その守るべき職員は、全員辞表を提出したが……。
「変わった事と言えば、新規の冒険者登録が出来なくなった事と、ここでの仕事がギルドの評価に繋がらない事くらいか……」
「簡単そうに言ってるけど、やっていけるの?」
「大丈夫なんじゃないか? ギルドの賃金がいくらだったのかは知らんが、エルザは損はさせないと言ってたぞ?」
「え? なんで、そこでエルザが出てくるのよ」
「そりゃ、資本がネクロガルドだからだよ」
「えぇ!? じゃぁ、ギルドの皆はネクロガルドの手先になったの!?」
「違う。資金提供がネクロガルドだってだけで、傘下に入ったわけじゃない」
ギルドは撤退したが、建物自体の所有権はギルドに帰属している。
それを買い取り、人材派遣組合が軌道に乗るまでの資金援助を、エルザが申し出てくれたのだ。
村の見通しが不透明な状況下での融資。勿論タダという訳ではなく、幾つかの条件を提示されたが、それでも十分ありがたい。
「まぁ、九条がいいなら文句はないけど……。他に変わったことは? それだけ?」
「そうだな……まぁ、うん……」
自分でも不自然さを覚える生返事。
それに対し、訝し気な表情を見せたシャーリーの隣で盛大な溜息をついたのは、他でもないミアである。
「おにーちゃん? 大事な事を忘れてるでしょ?」
「ぐっ……」
言わなければならない事だとはわかっている。黙っていてもいずれはバレてしまうのだ。
以前、ギルドを免停になったアーニャとシャーリーを前に爆笑してしまった時と同じような状況。
既にそれを知っているアーニャは、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべるだけ。
すこぶる言い出しにくい空気感だが、最早万事休すである。
「ギルドが……討伐依頼を出した……」
それだけ言えば、わかるだろう。
だというのに、シャーリーはアーニャと同様、怪しげな笑みを浮かべ、わざとらしく聞き返してきた。
「へぇ……。一体誰の討伐依頼かしら?」
「……俺のだよ! 言わなくても絶対わかってるだろ!?」
52
あなたにおすすめの小説
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
黄金蒐覇のグリード 〜力と財貨を欲しても、理性と対価は忘れずに〜
黒城白爵
ファンタジー
とある異世界を救い、元の世界へと帰還した玄鐘理音は、その後の人生を平凡に送った末に病でこの世を去った。
死後、不可思議な空間にいた謎の神性存在から、異世界を救った報酬として全盛期の肉体と変質したかつての力である〈強欲〉を受け取り、以前とは別の異世界にて第二の人生をはじめる。
自由気儘に人を救い、スキルやアイテムを集め、敵を滅する日々は、リオンの空虚だった心を満たしていく。
黄金と力を蒐集し目指すは世界最高ランクの冒険者。
使命も宿命も無き救世の勇者は、今日も欲望と理性を秤にかけて我が道を往く。
※ 更新予定日は【月曜日】と【金曜日】です。
※第301話から更新時間を朝5時からに変更します。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月中旬出棺です!!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる