氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います

黄金 

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番外編

69 ラビノアの奇跡⑧

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 なんだかソマルデさんの笑顔が怖い…………。とは思うのだけど、やっぱりかっこいい……!
 キリリとした眉に意思の強い切長の目!スッとした端正な顔立ち!年老いても凛々しいカッコよさを感じさせるソマルデさんが、若くなると更に、更にぃ……………!


 悶えるラビノアを前に、ソマルデはラビノアの肩を抱いて部屋の奥に進ませた。放置するとずっとここで可笑しな妄想で震えていそうだ。

「さぁ、ソファに座りましょう。」

 促されてラビノアが座ると、タイミングよく扉がノックされる。
 いつ指示したのか全く気付かなかったけど、お茶とお菓子を乗せたワゴンが届けられた。

「ソマルデさん、執事服似合ってました。でも騎士服も凄く似合っています!」

「有難う御座います。」

 手早く紅茶とお菓子を並べたソマルデさんは、座ったラビノアの足元に跪いた。

「……?あの、隣に座りませんか?」

「いいえ?」

 え?なんで?
 これではソマルデさんがラビノアに服従しているようで落ち着かない。

「さあ、ラビノア・ルクレー令息とは漸くじっくりとお話をすることが出来ます。」

 ラビノアの片手を取り、恭しく手の甲にキスを落とされた。
 ぼぼぼっと顔に熱が集まる。

「え?え?え?」

「貴方にとってはつい先程の事でしょうが、私にとっては随分と昔のことなのですよ。」

 昔のこと………。それもそうだ。ラビノアは過去のソマルデさんに会いに行って、実際喋って来た。
 あれ?でも………。

「覚えているんですか?」

 ソマルデさんはニッコリと笑った。

「ええ、覚えておりますよ。かなり記憶も希薄になってしまい、この実験のお話を聞いて確信したくらいですが、朧げながら覚えておりました。」

「そうなんですか?殿下達は多分過去の人達は忘れるって……。」

 実際にホトナルさんが生家であるピズマー伯爵家の過去に行って、兄弟に名乗り挨拶をしたらしいけど、全く覚えられていなかったと言っていた。
 だからラビノアも敢えて名を名乗らなかった。忘れられると思えば嫌だったのだ。

「そうですね。皆貴方の存知を忘れましたよ。ですが私の中には残っていました。存在しないかのように消えてしまった貴方を探すことが出来ずにいましたが、未来から来たのならいるわけありませんね。」

「え!?探してくれたんですか!?」

 ソマルデさんは頷く。ラビノアはまさか覚えていて探してくれたとは思ってもいなかった。記憶から消えても良いから、本当は忘れてほしくなくて覚えていて欲しくて、待っていて欲しいと言うつもりではあったけど、ラビノアの願いが叶うなんて………。
 でも、それならソマルデさんにとっては数十年の月日が経ったことになる。
 たった一月程度の雇用契約だったのに、気にかけてくれていたのだと思うと嬉しい。

「嬉しいですか?」

「…はっ!…あ、あの、素直に言えば、嬉しいです………。」

 だって、ソマルデさんだもの。
 ソマルデさんの顔が見れない。覚えているということなら、ソマルデさんは事実確認をしているだけだ。再び出会えて喜んでいるのはラビノアだけだろう。
 一人で喜ぶのも、喜んでいる姿を本人に見せていることも、ちょっと恥ずかしくて顔を上げられない。
 
「私も嬉しいですよ?」

 え!?
 ラビノアはガバッと顔を上げた。
 
「う、嬉しいんですか!?」

「ええ、漸くあの時の青年が貴方であると理解出来ましたし、こうやって今の貴方の年齢に近づけましたし。ですが、やはり腹が立ちますね?」

 …………ソマルデさんのお顔が、こ、怖い。
 笑顔なのに、なんででしょう?

「わ、私は何かやらかしてましたか…?」

 フルフルと震えながらラビノアは尋ねた。

「そうですね。やらかしてると言えば、そう………存在自体が?」

 存在が!!!存在自体がやらかしている!
 と、ど、ど、どうしましょう~~!
 
「先程も言いましたが、探したのですよ。仕方がないのでずっと侯爵邸で働く羽目になりましたね。」

「え?ご、ごめんなさい。」
 
「やるつもりもなかった執事までしてしまいました。お陰で教育も受けれましたが。」

「……っ!執事されたんですね!私、ユンネくんにソマルデさんは執事してたらしいよ~って聞いて、ソマルデさんの執事服姿をすっごく想像してたんです!凄く似合ってました。」

「ははは、貴方の妄想の為に私は人生の殆どを執事として過ごすことになったのですね。」

 ひ、ひぇっ、墓穴掘ったかもしれませんっ!
 だ、だって、私がソマルデさんに会ったときは既に黒銀に入っていたし、私服は少し見れたけど、見たことなかったし!いつも騎士服だったし!
 ユンネ君の結婚式では執事服見れると思ったのに、違ったんだもの~~~!
 み、見てみたかった、の、……。
 ラビノアはプルプルと震えた。

「あ、あう、あうあうあう、で、でも話し方も凄く丁寧になって、似合ってます、よ?」

 なんとか話題転換したい。

「左様ですか。どちらがお好みですか?今と、最初に出会った頃と、貴方はどちらが私らしいと思いますか。」

 ど、どっち……………。究極の選択!
 
「今も、もちろん素敵ですが、前のワイルドなソマルデさんも凄くかっこよかったですっ!」

 ラビノアは力説した。
 力説した後にソマルデの笑顔が固まっていることに気付く。
 わ、話題転換出来ていない……。

「そーか、そーか、やっぱり頭の中に花が咲いてんだな?」
 
 ガラリと話し方が変わってしまった。笑顔はさっきのままなのに、口調だけ粗野になる。

「は?へ?え?え?他人?」

 ソマルデさんは驚くラビノアには目もくれず、手に持っていた契約書を広げた。

「これを見ろ。」

 目の前に掲げられる。
 
「こん、いん、………けい、や、く、しょ…?」

 紙の下の部分は水に濡れて滲んでいるが、しっかりラビノアとソマルデ二人分の血判が押されている。
 恐らく最後にソマルデが追記したであろう文字も辛うじて読めた。

ーー生涯にわたって双方の権利を取得するーー

「んん?え?何の権利でしょう?」

「さあ、色々?契約出来たんだから問題ないだろ。」

 あ、あれ?私はソマルデさんと結婚している?
 ラビノアは混乱した。
 ソマルデが用意した契約書は、ラビノアが用意したものと同じ内容だと思っていたからだ。

 ソマルデは立ち上がると、ラビノアの背中と膝裏に腕を回し、お姫様抱っこで持ち上げた。

「ひゃわっ!」

 持ち上げられたラビノアは、ソファに座ったソマルデの足の上に下ろされる。

「身体が冷えてる。先に飲んで温まれ。」

 さっき淹れてくれた紅茶を渡された。ミルクも足されてミルクティーになっている。
 ティーカップを持とうとしたら口元にカップの縁を当てられてしまった。
 
 こ、こ、こ、このまま飲むの!?
 
 ラビノアは目をぐるぐるさせながらミルクティーを飲む。
 ソマルデは一旦カップをテーブルに置き、ラビノアを片腕に抱いたまま立ち上がった。
 スタスタと歩いてワゴンに近付き、軽食が乗ったプレートを手に取りまたソファに戻る。

「あ、あ、あ、あの?私は、ソファに下ろしてもらっても…!」

「やだ。」

 や、やだぁ!?はあぅぁ!
 身悶えるラビノアに切り分けたオムライスがやってくる。器用に片手でナイフとフォークを使う所作に見惚れながら、自然な流れで食べてしまった。

「バターと生クリーム少なめ。」

 笑いながら言われてラビノアは赤くなる。ダイエットしていることを知られているのだ。
 何も言えずモグモグと食べていると、次の一口もやってくる。

「自分で食べれますよ?」

「やりたいだけだ。」

 ラビノアはプルプルと震えながら次々に与えられるご飯を食べる。
 な、なんでしょう、これは。
 よく分からない。何が起きているのかわからない。
 ソマルデさんが優しすぎる!

 ソマルデにこんなに優しくされたことのないラビノアはパンク寸前だった。足に乗せられ抱っこされた状態でご飯を食べ切る頃にはラビノアの身体もポカポカと温かい。いや、変な汗が出ている。
 
「よし大分温まったな。それじゃあ今後のことを説明するが、俺の方でやってしまうから身一つでも問題ない。エジエルジーン様にファバーリア侯爵家家門のうち余ってる爵位を貰うことになっている。同時に黒銀騎士団の団長職を受ける。爵位も地位も今の俺には必要だ。王都にある屋敷も用意しているから明日そちらに引っ越す。必要最低限は揃えたが後からまた一緒に買いに行こう。」

 理解したか?と顔を覗き込まれる。
 ラビノアの頭の中はいっぱいいっぱいだ。とりあえず頷いた。後から一人になったら考えよう。

「今日は一緒にここに泊まる。」

「え?一緒に?」
 
 そうだと頷かれてラビノアは固まった。この部屋の奥にベットルームが先程見えた。大きなベットが………。かぁーーーーと赤くなるラビノアに、ソマルデはフッと笑った。

「流石に王太子殿下の離宮ここではやらないぞ。」

 可笑しそうに笑われながら言われて、ラビノアは更に真っ赤になる。
 もう、無理かもしれない。
 ラビノアは限界だ。

「……そんな、……ことは………!」

 ラビノアの腰に回った手が後頭部に添えられる。

「ラビィ。」

 低く囁かれてラビノアは顔を上げた。目があってビクッと痙攣したように震える。
 グンッと寄せられて顔が近付いた。深い緑色の目がラビノアを捕らえている。逃げ出さないように…。
 笑った口が開かれて、舌が見えて、ラビノアの口を塞いだ。
 噛み付くように貪られる。
 舌が動いて唾液が溜まり、息が出来ないのに離れない。

「ぅ゛……………んぅ……………う、んん………。」
 
 グチュグチュと掻き回されて、ラビノアは必死にしがみついた。
 今日はもうこれ以上は、無理。
 熱が溜まり頭がボウとする。
 後頭部を抑えられて動くことは出来ない。されるがままに口内を蹂躙されて、ラビノアは意識を手放した。
 
 クタァと崩れる身体をソマルデが支える。
 ペロリと口を舐め、ラビノアの口から溢れた唾液を親指で拭った。
 ポロリと涙が流れで金の髪の中に溶けていく。



「残念だな。当分一人にはなれないな?」

 まるでラビノアの心を読んだかのように、ソマルデは笑ってそう呟いた。

 望むなら執事のソマルデでも、冒険者のソマルデでも、どちらでも構わない。なんなら貴族の騎士らしく高圧的になってもいい。好みの方になってやろう。どれも嘘偽りなく自分だ。

 ようやく捕まえた。
 ギュウと抱き締める。
 波打つ金の髪も潤む青い瞳も、もうソマルデのものだ。
 婚姻の契約はラビノアが生まれていなかったから履行されていなかったのだろう。不履行になったわけでも、死んでいたわけでもなかった。
 六十で侯爵家を辞した後も、旅をしながら面影を頼りにもしかしたらと歩き回った。
 どこかで信じ続けて生きて来た。
 信じていて良かった。

「……………んぅ…………。」

 少し眉を顰めて身じろぎするので、抱き上げて隣の部屋へ移動しベットに寝かせた。
 太っていると気にしているようだが、ソマルデからすればこれくらい普通だ。抱き上げるのも軽いくらいだ。
 少女のように可憐なラビノア。
 似てはいても別人だと思っていた。だから期待させないよう冷たく対応したりした。
 なのに、男装をした時のラビノアがあまりにも過去を思い出させてくれるものだから、距離をとるのが難しくなった。
 『絶海』でラビノアが過去のソマルデに会いに行くと聞いて、どれほど心が荒れ狂ったか。
 
 頬に手を添えると、コロンと転がってきてソマルデの手に縋り付いてきた。
 その姿に口元がほころぶ。

 ユンネ様が言っていた。
 ラビノアは物語の主人公なのだと。青い瞳がウルウルとして、三人の男に求婚されるのだという話を、記憶が戻る前の頃によく話していた。ラビノアを見るのだと行って覗きを付き合わされた頃が懐かしくもあり、その時に邪魔して良かったという安堵感もある。
 邪魔していなかったらどうなっていたことか。
 そういえばその物語の中では、王太子とラビノアが結婚して終わるのだと言っていた。

 王太子か………。

 最近一人気になる子息にかまっている。
 
「………悪い目は潰しましょう。」

 さっさと婚約させてしまいましょうか。
 既に噂は出回っている。
 アレがソマルデのモノに手を出すことはまずないが、不安要素は取り除いておきたい。

 ラビノアが主人公というのも一理ある。
 彼が望んだからソマルデがいるような気がする。
 ラビノアが望んだから、ソマルデは記憶を保つ権利を得られたのではないだろうか。


 ここは主人公ラビノアの為の物語なんだよ。


 そう話すユンネ様は正しい。
 ラビノアが結婚して物語が終了するのだというのなら、もう終わりだろう。

 この人は自分と婚姻の契約をしたのだから。



 






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