27 / 89
第二章
皇女
しおりを挟む
「リルさん、リルさん」
ルッツがやってきて一週間、そろそろ帰ってくれないかと思っていたところ、今度は女性の訪問者が現れた。この山は無人のはずで、わざわざ登山しにくる者もいない。というより、リルの名を呼んでいるのでこの女性もルッツのようにリル目当てで来たということだ。
ドアスコープが無いので、窓からこっそり外を覗く。女性なので一瞬ミリィかもしれないと思ったが、彼女の声とは違うし、彼女に家の場所も教えていない。
女性は日傘を差していて、上半身はほとんど見えなかった。かろうじて見える服から、彼女の身分が高いことが窺える。
この山に住んでいることを誰にも伝えていないのに一度王都を訪れただけでバレるとは、個人情報をもっと厳重に管理せねば。
「どちらさまですか」
ドアを少し開けて尋ねる。結界があるので万が一があっても心配はない。ウエーブがかかった茶髪の女性が凛とした声で答えた。
「私はオトラ国の第一皇女、アミル・オトラと申します。以後、お見知りおきを」
「うわぁ」
ルッツの関係者と踏んでいたが、予想以上の人物がやってきてしまった。知り合いにならず早々に帰ってほしいが、ルッツの前例があるため難しいだろう。
「そうですか。私は忙しいのでまた今度改めて──」
どうにか誤魔化せるかと思ってドアを閉めようとしたが、がっちり相手にドアの淵を掴まれてしまった。
「私も是非、こちらに住まわせてください」
「えぇ……」
リルは言葉に詰まった。これ以上の面倒を背負うつもりはない。
「皇女がこんなところにいらっしゃっては皆さんが困るのではありませんか?」
「ルッツ兄様が許されているのですから平気です」
「あ、簡易のテントではお風呂とか大変ですよ」
「水魔法と結界でお風呂は問題ありません。お手洗いなども魔法士に消滅魔法の石を手配してもらいました」
思った以上に準備万端で驚いた。たしかに、水魔法などを応用すれば風呂は可能だ。実際、風呂場が無いと思われていたルッツも、ちゃっかり魔法士に準備してもらっていた。
トイレも消滅魔法を利用したら可能である。ただしこちらは石の限界があるので、使えなくなったら新しい石を用意しなければならない。なので、長期間であればトイレを作った方が簡単だし安く済む。
「いやでも、ここは何も無いので楽しくないですよ」
ちらちらアミルの後ろにあるテントに目を向けながら答える。そこへタイミング良くルッツが出てきた。
「ルッツ様。アミル様も住むとおっしゃっているんですけど、山に女性は危険ですよね!」
目配せしつつルッツに訴える。ルッツは大きく頷いた。
「一週間住んでみたが、何も問題は無かった。ここにはリルもいるから危険は無いぞ」
「えぇ……」
頭がくらくらしてきた。ルッツに空気を読むことを期待する方が間違っている。
「有難う御座います、ルッツ兄様」
「うむ。私の隣に住むといい」
リルが承知する前にルッツが許可してしまった。アミルの付き人として来たらしい兵士が手早くテントを張ってしまった。
「何故、次から次に……」
兵士を見送ったアミルがにこにこと庭に置かれた椅子に座って笑っている。ご丁寧にティーセットまで持ち込んでアフタヌーンティーを楽しんでいるらしい。
──なんてお気楽な兄妹だ。
ここは観光場所でもなんでもない。ただただ静かにスローライフを送りたいだけだ。王族と知り合いだったわけでもない。何故こんなことになってしまったのか。
「アミル様はこの山で何かしたいことがあるのですか?」
優雅に紅茶を飲んでいるアミルに恐る恐る尋ねる。アミルがにこやかに答えた。
「なんでも、王都で食べられない美味しい食材が揃っているそうではありませんか。是非、私もご相伴にあずかりたいと思いまして」
「な、なるほど」
たしかに、食材に関しては王都にあるものに負けているとは思わない。料理の腕に自信は無いが、この世界では珍しいものを育てているので、皇女が食べてみたいと思うのも無理はない。
「それなら食材を分けるので、王宮料理人の方に調理していただくのはどうでしょう」
「いえ、兄と同じ状況で体験したいのです。少しの間でいいですから、お願いします」
そう言って、アミルが持っていた包みをそっと開けた。そこには大量の金や宝石が入っていた。
「こちらは少しばかりですが、お礼ということで受け取ってください」
「いやいやいやいや少しじゃないですよね」
迷惑をかけられている自覚はあるが、こんなにもらうようなことをしているとは思えない。一般人の一生分の給料くらいあるのではなかろうか。
「私からも礼をさせてほしい。是非受け取ってくれ」
「いやいやいやいや」
いくら拒否しても二人の圧は弱まらない。それどころか距離を詰めてきて、例を受け取る側がまるでかつあげを受けている気分になる。庭で丸まっていたチョコがリルの前に立つ。
「グゥゥ……」
「おや」
「あらら」
「チョコ、別に虐められているわけじゃないから。大丈夫大丈夫」
チョコのもふもふな背中を撫でつつ宥めると、どうにか落ち着いてくれた。ルッツとアミルは怖がるわけでもなく、その様子を微笑ましく見守っている。
「ウォルフは孤高の一匹狼と伺っていましたが、さすが天才魔法士は違いますね」
「たまたま懐いただけなので、天才とかは止めてください」
「分かりました。では、とりあえずこちらをお受け取りください」
どんなに拒否しても一向に引かないため、仕方なく宝石を一つだけもらった。この生活に金は必要無い。あまり借りを作りたくないというのもある。
「とても謙虚な方なのですね。尊敬いたします」
「お金に執着していないだけです。こちらは有難く頂きます」
──この宝石は石の横にでも置いておこう。
以前拾った石はインテリアとして部屋に飾ってある。宝石の使い道もないので、同じく九インテリアとして仲間入りする予定だ。
「じゃあ、少しの間ならいて構わないです」
一つだけでも受け取ったのだから、こちらも譲歩しなければならない。少しの間という条件をつけて答えたら、アミルが顔を明るくさせた。
「有難う御座います。今日からお世話になります」
「そこの箱に温野菜なら入っているので、好きな時に召し上がってください」
「はい。リルさんはどちらに?」
「チョコと魔法の開発してきます」
「そうですか。いってらっしゃいまし」
アミルに見送られながら、リルとチョコが空を飛んだ。地上から拍手の音がして少々気恥ずかしかった。
ルッツがやってきて一週間、そろそろ帰ってくれないかと思っていたところ、今度は女性の訪問者が現れた。この山は無人のはずで、わざわざ登山しにくる者もいない。というより、リルの名を呼んでいるのでこの女性もルッツのようにリル目当てで来たということだ。
ドアスコープが無いので、窓からこっそり外を覗く。女性なので一瞬ミリィかもしれないと思ったが、彼女の声とは違うし、彼女に家の場所も教えていない。
女性は日傘を差していて、上半身はほとんど見えなかった。かろうじて見える服から、彼女の身分が高いことが窺える。
この山に住んでいることを誰にも伝えていないのに一度王都を訪れただけでバレるとは、個人情報をもっと厳重に管理せねば。
「どちらさまですか」
ドアを少し開けて尋ねる。結界があるので万が一があっても心配はない。ウエーブがかかった茶髪の女性が凛とした声で答えた。
「私はオトラ国の第一皇女、アミル・オトラと申します。以後、お見知りおきを」
「うわぁ」
ルッツの関係者と踏んでいたが、予想以上の人物がやってきてしまった。知り合いにならず早々に帰ってほしいが、ルッツの前例があるため難しいだろう。
「そうですか。私は忙しいのでまた今度改めて──」
どうにか誤魔化せるかと思ってドアを閉めようとしたが、がっちり相手にドアの淵を掴まれてしまった。
「私も是非、こちらに住まわせてください」
「えぇ……」
リルは言葉に詰まった。これ以上の面倒を背負うつもりはない。
「皇女がこんなところにいらっしゃっては皆さんが困るのではありませんか?」
「ルッツ兄様が許されているのですから平気です」
「あ、簡易のテントではお風呂とか大変ですよ」
「水魔法と結界でお風呂は問題ありません。お手洗いなども魔法士に消滅魔法の石を手配してもらいました」
思った以上に準備万端で驚いた。たしかに、水魔法などを応用すれば風呂は可能だ。実際、風呂場が無いと思われていたルッツも、ちゃっかり魔法士に準備してもらっていた。
トイレも消滅魔法を利用したら可能である。ただしこちらは石の限界があるので、使えなくなったら新しい石を用意しなければならない。なので、長期間であればトイレを作った方が簡単だし安く済む。
「いやでも、ここは何も無いので楽しくないですよ」
ちらちらアミルの後ろにあるテントに目を向けながら答える。そこへタイミング良くルッツが出てきた。
「ルッツ様。アミル様も住むとおっしゃっているんですけど、山に女性は危険ですよね!」
目配せしつつルッツに訴える。ルッツは大きく頷いた。
「一週間住んでみたが、何も問題は無かった。ここにはリルもいるから危険は無いぞ」
「えぇ……」
頭がくらくらしてきた。ルッツに空気を読むことを期待する方が間違っている。
「有難う御座います、ルッツ兄様」
「うむ。私の隣に住むといい」
リルが承知する前にルッツが許可してしまった。アミルの付き人として来たらしい兵士が手早くテントを張ってしまった。
「何故、次から次に……」
兵士を見送ったアミルがにこにこと庭に置かれた椅子に座って笑っている。ご丁寧にティーセットまで持ち込んでアフタヌーンティーを楽しんでいるらしい。
──なんてお気楽な兄妹だ。
ここは観光場所でもなんでもない。ただただ静かにスローライフを送りたいだけだ。王族と知り合いだったわけでもない。何故こんなことになってしまったのか。
「アミル様はこの山で何かしたいことがあるのですか?」
優雅に紅茶を飲んでいるアミルに恐る恐る尋ねる。アミルがにこやかに答えた。
「なんでも、王都で食べられない美味しい食材が揃っているそうではありませんか。是非、私もご相伴にあずかりたいと思いまして」
「な、なるほど」
たしかに、食材に関しては王都にあるものに負けているとは思わない。料理の腕に自信は無いが、この世界では珍しいものを育てているので、皇女が食べてみたいと思うのも無理はない。
「それなら食材を分けるので、王宮料理人の方に調理していただくのはどうでしょう」
「いえ、兄と同じ状況で体験したいのです。少しの間でいいですから、お願いします」
そう言って、アミルが持っていた包みをそっと開けた。そこには大量の金や宝石が入っていた。
「こちらは少しばかりですが、お礼ということで受け取ってください」
「いやいやいやいや少しじゃないですよね」
迷惑をかけられている自覚はあるが、こんなにもらうようなことをしているとは思えない。一般人の一生分の給料くらいあるのではなかろうか。
「私からも礼をさせてほしい。是非受け取ってくれ」
「いやいやいやいや」
いくら拒否しても二人の圧は弱まらない。それどころか距離を詰めてきて、例を受け取る側がまるでかつあげを受けている気分になる。庭で丸まっていたチョコがリルの前に立つ。
「グゥゥ……」
「おや」
「あらら」
「チョコ、別に虐められているわけじゃないから。大丈夫大丈夫」
チョコのもふもふな背中を撫でつつ宥めると、どうにか落ち着いてくれた。ルッツとアミルは怖がるわけでもなく、その様子を微笑ましく見守っている。
「ウォルフは孤高の一匹狼と伺っていましたが、さすが天才魔法士は違いますね」
「たまたま懐いただけなので、天才とかは止めてください」
「分かりました。では、とりあえずこちらをお受け取りください」
どんなに拒否しても一向に引かないため、仕方なく宝石を一つだけもらった。この生活に金は必要無い。あまり借りを作りたくないというのもある。
「とても謙虚な方なのですね。尊敬いたします」
「お金に執着していないだけです。こちらは有難く頂きます」
──この宝石は石の横にでも置いておこう。
以前拾った石はインテリアとして部屋に飾ってある。宝石の使い道もないので、同じく九インテリアとして仲間入りする予定だ。
「じゃあ、少しの間ならいて構わないです」
一つだけでも受け取ったのだから、こちらも譲歩しなければならない。少しの間という条件をつけて答えたら、アミルが顔を明るくさせた。
「有難う御座います。今日からお世話になります」
「そこの箱に温野菜なら入っているので、好きな時に召し上がってください」
「はい。リルさんはどちらに?」
「チョコと魔法の開発してきます」
「そうですか。いってらっしゃいまし」
アミルに見送られながら、リルとチョコが空を飛んだ。地上から拍手の音がして少々気恥ずかしかった。
689
あなたにおすすめの小説
弁えすぎた令嬢
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。
彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
いらない子のようなので、出ていきます。さようなら♪
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
魔力がないと決めつけられ、乳母アズメロウと共に彼女の嫁ぎ先に捨てられたラミュレン。だが乳母の夫は、想像以上の嫌な奴だった。
乳母の息子であるリュミアンもまた、実母のことを知らず、父とその愛人のいる冷たい家庭で生きていた。
そんなに邪魔なら、お望み通りに消えましょう。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる