28 / 89
第二章
初めての友人
しおりを挟む
「お、見えた」
着いた先は癒しスポット。スライムの洞穴だ。最近子どもが生まれてスライムの数が増えた。どのようにスライムが増えるのか分からないが、小さいぽよぽよが歩く様は究極に可愛らしくて見ていて飽きない。
ルッツ曰く、スライムは美味しく食べられるらしいが、無人の山では危険な目に晒されていないらしく、スライムたちがリルを怖がる素振りはない。そのおかげで、いつも癒しを存分に与えてもらっている。
「さて」
リルはその場に座り、魔力増加の魔法陣を描いた。開発すると言って出てきているので、形だけでも何かやっておこうと思ったのだ。
「変化魔法でも解像度高くしておこう」
変化魔法とは文字通り、今現在存在しているものを違うものに変化させる魔法だ。男性が女性になったり、服を変えたりなどできる。しかし、それらを構成している元々のカテゴリが違うものには変化はできないとされている。
例えば、人間が石に変化することはできない。
「変化」
自身に魔法をかける。着ていた服が鎧になった。成功だ。
次は全身にかけると、体つきが変わり男性になった。やや背が高くなり、髪の毛も黒髪の短髪に。服はリルのままだ。
「うん。調子良い。万が一の時に使えそう」
万が一の時が来なければいいが、念には念を入れておく。
「変化魔法を組み合わせれば、体も服も全部一気に変えられそう」
うろうろしているチョコを呼び寄せる。
「チョコ、対戦しよ。本気でいいよ、大丈夫だから」
「ギャオッ」
チョコが嬉しそうにくるくる回ってから飛んだ。男性の姿のまま、リルも飛ぶ。リルが二メートル程の魔法陣を空中に描き、大きく口を開いたチョコがそこへ炎を吐いた。
爆発音とともに魔法陣が揺れる。しかし、全ての炎を受け止めた陣は全く傷付いていなかった。
「グゥ~ッ」
悔しそうな唸り声を上げ、翼を乱暴に羽ばたかせ、周囲の空気を濁らせた。リルが感嘆する。
「おおッすごい。魔法が使いづらい状態を作り出しているのか。魔法は空気が澄んでいる方がいいからね」
親友の成長を素直に喜ぶ。魔法士の傍にいるため、チョコも魔法相手の戦い方を理解しているらしい。リルが盾の強度を上げ、さらに左手で水の渦を出現させた。
「よし、じゃあ次はこっちから行くよ」
高く舞い上がったリルが真下に渦巻を落とした。淀んだ空気をものともせず、渦巻がチョコに襲いかかる。
チョコが寸前で避けるが、足の先が当たり、体がくるくると回転した。よたよたと地上に下りる。リルがその横に立った。
「ふふ、ありがとう。良い運動になった。チョコも強くなったね」
変化した姿でも元の魔力が減ることなく使えることが分かった。これだけでも十分な成果だ。
「いやぁ、良い汗かいた」
元の姿に戻り、しばし休憩をとる。リルはおやつのおにぎりを食べながら、己の手のひらを見つめた。
「師匠が言っていた通り、私って本当に魔法士の才能があるんだ。いくら使っても底が見えない」
サイは当初物覚えの良さに感心していたが、元々持っている魔力量も並大抵のものではなかったらしい。
幸か不幸か転生に気付く前の記憶がところどころ曖昧なため、自分の家が魔力の強い一族なのかさっぱりだが、ひとまず生んでくれた親に感謝する。
「ちなみに、ちょっとだけ試させて」
チョコに断りを入れて魔法をかける。チョコが一瞬で子犬に変化した。
「おお、種族が違くても近いものにならなれるんだ。良いことを知った、ありがとう」
「ワンッ」
鳴き声も可愛らしくなっていた。
子犬では飛べなかったので、元に戻して家に向かう。そろそろ陽が傾き出す頃で、ルッツが騒いでいるかもしれない。そこで、リルが顔を歪ませた。
「うわ、あの人がいることが当たり前になってる。せっかく優雅な一人暮らしだったのに」
この一週間でどれだけリルが山を出たくないか思い知ったはずなのに、ルッツが帰る様子はない。
さらには第一皇女までやってきてしまった。これからの生活が心配になる。
「ん?」
リルが振り向く。チョコも同じ方向を向いていた。お互いに目を合わせる。
「チョコも分かった?」
──なんだろう。複数の魔力を感じた。
まだかなり遠方だが、かなり多くの魔力を感じ取った。こんなことは初めてだ。そもそも、一般人の魔力量ではよほど近づかないと分からないため、魔法士並みの人間が複数いることになる。
「あの遠さだと違う国かな。オトラ国の魔法士なら王都にいるだろうし」
地図を見たことがないためオトラ国がどのくらいの広さなのか、隣国とは海などを挟まず隣り合わせなのか全く分からない。魔力を感じ取れる程度の距離なのか、はたまた何か用事があるのか判断しかねるところだ。
「お、アミル様が何か食べてる」
アフタヌーンティーは終わりにしたのか、アミルが温野菜を上品に食べていた。さすがの爆食皇子も妹に分けるという優しさを持ち合わせていたらしい。
「おかえりなさい。頂いております」
「ただいま戻りました。お好きなだけ召し上がってください」
「有難う御座います」
ルッツはまだ鍛錬をしているし、アミルはすでに山に馴染んでいる。王宮で優雅な生活を送っていたはずなのに、こうも柔軟に慣れることができるのはすごいことだと思う。
「ふふ」
「どうしました?」
アミルがリルを見つめて笑うので問いかける。
「失礼しました。私、同年代の友人がいないもので、いたらこのような感じかと勝手に思ってしまいました。会ったばかりなのにおかしいことを言って申し訳ありません」
それを聞いたリルが目を丸くさせる。一国の皇女だから、もっと上流階級の者としか付き合わないタイプだと思っていた。
リルはもともと貴族の出だが、それを誰かに言ったことがない。つまり、どこの馬の骨とも知らない出会ったばかりの人間を友人と同等に考えていてくれているということだ。なんだか心がザワザワして落ち着かなくなった。
「私をそのように思ってくださって嬉しいです……では、なりましょうか。お友だちに」
「え、いいのですか?」
「はい、もちろん」
「有難う御座います……ッ」
思いがけないところで友人が出来た。異世界初めての友人だ。
それから二人は他愛もない話をした。この四年間まともな会話をしてこなかったも同然なので、友人と会話することがこんなにも楽しいことなのかと再認識させられた。
着いた先は癒しスポット。スライムの洞穴だ。最近子どもが生まれてスライムの数が増えた。どのようにスライムが増えるのか分からないが、小さいぽよぽよが歩く様は究極に可愛らしくて見ていて飽きない。
ルッツ曰く、スライムは美味しく食べられるらしいが、無人の山では危険な目に晒されていないらしく、スライムたちがリルを怖がる素振りはない。そのおかげで、いつも癒しを存分に与えてもらっている。
「さて」
リルはその場に座り、魔力増加の魔法陣を描いた。開発すると言って出てきているので、形だけでも何かやっておこうと思ったのだ。
「変化魔法でも解像度高くしておこう」
変化魔法とは文字通り、今現在存在しているものを違うものに変化させる魔法だ。男性が女性になったり、服を変えたりなどできる。しかし、それらを構成している元々のカテゴリが違うものには変化はできないとされている。
例えば、人間が石に変化することはできない。
「変化」
自身に魔法をかける。着ていた服が鎧になった。成功だ。
次は全身にかけると、体つきが変わり男性になった。やや背が高くなり、髪の毛も黒髪の短髪に。服はリルのままだ。
「うん。調子良い。万が一の時に使えそう」
万が一の時が来なければいいが、念には念を入れておく。
「変化魔法を組み合わせれば、体も服も全部一気に変えられそう」
うろうろしているチョコを呼び寄せる。
「チョコ、対戦しよ。本気でいいよ、大丈夫だから」
「ギャオッ」
チョコが嬉しそうにくるくる回ってから飛んだ。男性の姿のまま、リルも飛ぶ。リルが二メートル程の魔法陣を空中に描き、大きく口を開いたチョコがそこへ炎を吐いた。
爆発音とともに魔法陣が揺れる。しかし、全ての炎を受け止めた陣は全く傷付いていなかった。
「グゥ~ッ」
悔しそうな唸り声を上げ、翼を乱暴に羽ばたかせ、周囲の空気を濁らせた。リルが感嘆する。
「おおッすごい。魔法が使いづらい状態を作り出しているのか。魔法は空気が澄んでいる方がいいからね」
親友の成長を素直に喜ぶ。魔法士の傍にいるため、チョコも魔法相手の戦い方を理解しているらしい。リルが盾の強度を上げ、さらに左手で水の渦を出現させた。
「よし、じゃあ次はこっちから行くよ」
高く舞い上がったリルが真下に渦巻を落とした。淀んだ空気をものともせず、渦巻がチョコに襲いかかる。
チョコが寸前で避けるが、足の先が当たり、体がくるくると回転した。よたよたと地上に下りる。リルがその横に立った。
「ふふ、ありがとう。良い運動になった。チョコも強くなったね」
変化した姿でも元の魔力が減ることなく使えることが分かった。これだけでも十分な成果だ。
「いやぁ、良い汗かいた」
元の姿に戻り、しばし休憩をとる。リルはおやつのおにぎりを食べながら、己の手のひらを見つめた。
「師匠が言っていた通り、私って本当に魔法士の才能があるんだ。いくら使っても底が見えない」
サイは当初物覚えの良さに感心していたが、元々持っている魔力量も並大抵のものではなかったらしい。
幸か不幸か転生に気付く前の記憶がところどころ曖昧なため、自分の家が魔力の強い一族なのかさっぱりだが、ひとまず生んでくれた親に感謝する。
「ちなみに、ちょっとだけ試させて」
チョコに断りを入れて魔法をかける。チョコが一瞬で子犬に変化した。
「おお、種族が違くても近いものにならなれるんだ。良いことを知った、ありがとう」
「ワンッ」
鳴き声も可愛らしくなっていた。
子犬では飛べなかったので、元に戻して家に向かう。そろそろ陽が傾き出す頃で、ルッツが騒いでいるかもしれない。そこで、リルが顔を歪ませた。
「うわ、あの人がいることが当たり前になってる。せっかく優雅な一人暮らしだったのに」
この一週間でどれだけリルが山を出たくないか思い知ったはずなのに、ルッツが帰る様子はない。
さらには第一皇女までやってきてしまった。これからの生活が心配になる。
「ん?」
リルが振り向く。チョコも同じ方向を向いていた。お互いに目を合わせる。
「チョコも分かった?」
──なんだろう。複数の魔力を感じた。
まだかなり遠方だが、かなり多くの魔力を感じ取った。こんなことは初めてだ。そもそも、一般人の魔力量ではよほど近づかないと分からないため、魔法士並みの人間が複数いることになる。
「あの遠さだと違う国かな。オトラ国の魔法士なら王都にいるだろうし」
地図を見たことがないためオトラ国がどのくらいの広さなのか、隣国とは海などを挟まず隣り合わせなのか全く分からない。魔力を感じ取れる程度の距離なのか、はたまた何か用事があるのか判断しかねるところだ。
「お、アミル様が何か食べてる」
アフタヌーンティーは終わりにしたのか、アミルが温野菜を上品に食べていた。さすがの爆食皇子も妹に分けるという優しさを持ち合わせていたらしい。
「おかえりなさい。頂いております」
「ただいま戻りました。お好きなだけ召し上がってください」
「有難う御座います」
ルッツはまだ鍛錬をしているし、アミルはすでに山に馴染んでいる。王宮で優雅な生活を送っていたはずなのに、こうも柔軟に慣れることができるのはすごいことだと思う。
「ふふ」
「どうしました?」
アミルがリルを見つめて笑うので問いかける。
「失礼しました。私、同年代の友人がいないもので、いたらこのような感じかと勝手に思ってしまいました。会ったばかりなのにおかしいことを言って申し訳ありません」
それを聞いたリルが目を丸くさせる。一国の皇女だから、もっと上流階級の者としか付き合わないタイプだと思っていた。
リルはもともと貴族の出だが、それを誰かに言ったことがない。つまり、どこの馬の骨とも知らない出会ったばかりの人間を友人と同等に考えていてくれているということだ。なんだか心がザワザワして落ち着かなくなった。
「私をそのように思ってくださって嬉しいです……では、なりましょうか。お友だちに」
「え、いいのですか?」
「はい、もちろん」
「有難う御座います……ッ」
思いがけないところで友人が出来た。異世界初めての友人だ。
それから二人は他愛もない話をした。この四年間まともな会話をしてこなかったも同然なので、友人と会話することがこんなにも楽しいことなのかと再認識させられた。
597
あなたにおすすめの小説
【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない
朝日みらい
恋愛
エリーナは、伯爵家の6人目の娘として生まれましたが、幸せではありませんでした。彼女は両親からも兄姉からも無視されていました。それに才能も兄姉と比べると特に特別なところがなかったのです。そんな孤独な彼女の前に現れたのが、公爵家のヴィクトールでした。彼女のそばに支えて励ましてくれるのです。エリーナはヴィクトールに何かとほめられながら、自分の力を信じて幸せをつかむ物語です。
【完結】奇跡のおくすり~追放された薬師、実は王家の隠し子でした~
いっぺいちゃん
ファンタジー
薬草と静かな生活をこよなく愛する少女、レイナ=リーフィア。
地味で目立たぬ薬師だった彼女は、ある日貴族の陰謀で“冤罪”を着せられ、王都の冒険者ギルドを追放されてしまう。
「――もう、草とだけ暮らせればいい」
絶望の果てにたどり着いた辺境の村で、レイナはひっそりと薬を作り始める。だが、彼女の薬はどんな難病さえ癒す“奇跡の薬”だった。
やがて重病の王子を治したことで、彼女の正体が王家の“隠し子”だと判明し、王都からの使者が訪れる――
「あなたの薬に、国を救ってほしい」
導かれるように再び王都へと向かうレイナ。
医療改革を志し、“薬師局”を創設して仲間たちと共に奔走する日々が始まる。
薬草にしか心を開けなかった少女が、やがて王国の未来を変える――
これは、一人の“草オタク”薬師が紡ぐ、やさしくてまっすぐな奇跡の物語。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
弁えすぎた令嬢
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。
彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
【完結】胃袋を掴んだら溺愛されました
成実
恋愛
前世の記憶を思い出し、お菓子が食べたいと自分のために作っていた伯爵令嬢。
天候の関係で国に、収める税を領地民のために肩代わりした伯爵家、そうしたら、弟の学費がなくなりました。
学費を稼ぐためにお菓子の販売始めた私に、私が作ったお菓子が大好き過ぎてお菓子に恋した公爵令息が、作ったのが私とバレては溺愛されました。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ】悪妃は余暇を楽しむ
ごろごろみかん。
恋愛
「こちら、離縁届です。私と、離縁してくださいませ、陛下」
ある日、悪妃と名高いクレメンティーナが夫に渡したのは、離縁届だった。彼女はにっこりと笑って言う。
「先日、あなた方の真実の愛を拝見させていただきまして……有難いことに目が覚めましたわ。ですので、王妃、やめさせていただこうかと」
何せ、あれだけ見せつけてくれたのである。ショックついでに前世の記憶を取り戻して、千年の恋も瞬間冷凍された。
都合のいい女は本日で卒業。
今後は、余暇を楽しむとしましょう。
吹っ切れた悪妃は身辺整理を終えると早々に城を出て行ってしまった。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる