弁えすぎた令嬢

 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
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 彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
 今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。

 小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
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