雪と少女

「ごめんね、チェルシー。私の体が弱いせいで……。でも貴女には、貴女にだけは幸せになって欲しいの。だから私からの最後の祝福は、心を守る魔法……よ…………」

「あ、お母様、イヤァー、死なないで!!!」


 その日、長く患っていたジゼルお母様が亡くなった。
 私を授かったことが奇跡だと言われたが、マシューお父様は出産でさらに弱くなったお母様を見て、「子供などいらなかったのに」と、泣いていたそうだ。

 ある国で生まれた、母と娘の物語です。


 小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
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