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辺境の閉鎖された村では伝統を大切にしていた。今までのしきたりなどを破るものは排除の対象。
ある女が小さな女の子を拾った。それまでは、村の人々と良い関係を築けていたのだろう。しかし、村の人々は子どもを拾った女を虐げた。
村の人々は女に言う。
「お前は、水神の供物だ。村の恵みのために、生贄になるのだ」
ある女はその言葉に蕩けるような笑みを浮かべた。
(※不定期更新。修正のため非公開としていた話を更新しました。修正済みです。次回29話からとなります。後ほど、このお知らせを消させていただきます。2021.4.2)
文字数 38,931
最終更新日 2021.04.02
登録日 2018.10.20
一人一人が持っている世界は違う。個人の世界をたくさん覗いてみれば、さまざまな世界が見えてくる。これはいろんな世界の話である。
(瞬間的に思いついた話を書いたもの。短い話になる。小さな話を集めていこうかな? 不思議に思うものが多いと思う。……たぶん。いや、不思議な話が多いだろう。本当に思いつきで書いていく。だいたい1話完結。不定期更新。現代文学→ファンタジー)
文字数 25,181
最終更新日 2021.03.17
登録日 2020.03.15
「絶対に許さないから」という言葉とたくさんの感情を覚えているだろうか?
友達に屋上に誘われたから、私はそこを訪れたの。それだのに、誘った友達はいない。私は手元のスマートフォンにきた電話に出た。相手は友達だった。私はまもなく死ぬ。私はその電話を出たことにより、知らぬ間に死へ向かう一歩を踏み出してしまった。
文字数 5,047
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.13
オルニス。魔法を使用するのに、必要なもの。私のオルニスはまだいない。
トトリーブ国。魔法を使えない人はいないと言われているところだ。しかし、一人の少女は魔法を使えなかった。魔法を使用するにあたり、必要なものが現れていないからである。それは、オルニスと呼ばれる鳥であった。少女のオルニスはどこにいるのだろうか。
文字数 13,039
最終更新日 2021.03.08
登録日 2021.02.26
――嫌だ! こんな日々を過ごすのは……。すべてはあいつのせいだ!!
佐藤直人。一応、高校生。ある日から突然、僕に不幸が降りかかってきた。泣きたい……。全部、あいつのせいだったとは……殴りたいわ。
文字数 4,852
最終更新日 2021.02.25
登録日 2021.02.20
夢を見る者と眺める者がいる。さて、どちらが言ったのだろうか?
私がいないと生きていられないのだろう? だったら、私を好きになれ。人間よ。
(※視点が交互に変わっていくため、わかりにくいかもしれません。)
文字数 4,685
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.11.30
わたくし、あの王子様の婚約者になりたくありませんでした。でも、王子様と婚約者になりたい、結婚したいという方々が現れましたの。もう嬉々としてお譲りいたします。わたくし、あの王子様の妻になることから逃れられるのは、これでもとても嬉しく思っているのですよ。
(※甘さはありません。※旧タイトル『わたくしにとっての王子様はこういう存在です』。前編・中編・後編の3話で完結です)
文字数 11,534
最終更新日 2020.10.12
登録日 2020.10.10
声を失った。いや、封印したのだ。自ら自分自身を戒めたのだ。私は大きな過ちを犯した。私は、犯した罪を償うために声を封じた。
私がすべての原因なの。私が悪いのよ。だから、これで良かったの。すべてはありのままに……。
いつしか、隠れた真実は語り明かされる……
文字数 7,673
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.07.14
半透明の赤い王冠を被ったものが現れた。国王になることを要求されるが、既に王はいる。
「待つことなど出来るかっ! ボケッ! わしはあんなポンコツを国王にすることを許した覚えはないわ」
「いやいや、国王になるのに許可はいりませんからね」
第四王子は王様になろうとは思っていない。
(※しばらく更新停止します。)
文字数 34,481
最終更新日 2019.11.03
登録日 2019.08.10
彼女が死んだのは、雨の日だった。俺ら彼女を待ち続けている。会えるはずのない彼女を――。だが、俺たちは導かれた。そして、俺たちは会うことができた。最後のひと時、束の間の時間。それを与えられた。未来の俺と過去の彼女。未来の俺と未来の彼女。過去に未来を託せば、未来の俺たちは救われる。そう信じたい。
文字数 14,809
最終更新日 2019.08.01
登録日 2019.07.29
ミーシャ・ロレンスは結婚することになった。もちろん結婚相手は愛する人……ではない。恐ろしい人だ。
「待って! やめて! やだ! 奪わないで!!」
なくなってしまう大切な――。
文字数 7,175
最終更新日 2019.06.20
登録日 2019.06.19
陰がこちらをみていた。全身が真っ黒。目も口もない。 正体不明のそれが恐ろしい。
「後ろめたいことなんて……ないわ」
だから、陰があいつなわけがない。
文字数 2,619
最終更新日 2019.05.22
登録日 2019.05.22
若くして不治の病になった彼。医者に宣告された余命が短かった。——本来なら不治の病に罹っていたのは彼の兄だった。しかし、彼は生きていられた時間(とき)を捨ててしまった。
文字数 2,782
最終更新日 2019.04.19
登録日 2019.04.19
赤子が生まれた時に母親は亡くなってしまった。赤子は実の父親から嫌われてしまう。そのため、赤子は血の繋がらない女に育てられた。 決められた期限は十年。十歳になった女の子は母親代わりに連れられて城に行くことになった。女の子の実の父親のもとへ——。女の子はさいごに何を願うのだろうか。
文字数 6,451
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.04.11
愛らしい幼い少女はある国のお姫様。父親と母親、周りの使用人に育てられていた。ある日、少女の住んでいたところは燃えた。また、使用人である人々に少女は殺されてしまう。
少女は悪魔に出会った。少女は自身の望みのために悪魔と契約した。悪魔として生き返った少女は人間の時から他の悪魔に狙われている存在でもあった。契約した悪魔は少女を守る。
少女と悪魔の関わりは、どんな答えを見出すのだろうか。
※小説家になろう様から転載。(名前は違いますが、気にしないでくださいませ。 なろう様にて完結!)
文字数 46,078
最終更新日 2019.03.14
登録日 2019.02.09
シアの大好きな騎士様は、シアを大切に扱ってくれる。シアはね、騎士様が好きなんだ。だから、いつか騎士様と結ばれる予定なの。そうだ、すっかり忘れていたけれど、騎士様に私の描いた絵を渡そうと思って彼のもとを訪れたの。喜んでくれると嬉しいなぁ〜〜。騎士様の特徴を上手く描けたから、早く見せてあげたいなぁ〜〜。
※小説家になろう様より転載。(名前は違いますが、気にしないでくださいませ)
文字数 3,014
最終更新日 2019.01.19
登録日 2019.01.19
マルベラス王国。それは恋愛の国と言われている。約九割が恋愛で結婚している国で、一人の娘が政略結婚をさせられることになった。それも、未来の王様との結婚だ。王を制御し、操るための妃。未来の王は傀儡の王様になってもらう予定らしい。一人の娘は政略結婚には納得できなかった。自分の家族や政略結婚を願い出た者は恋愛結婚をしているのに、なぜ自分が未来の王の犠牲にならないといけないのかと。だから、三つの条件を提示して婚約することにした。それが守れなかった場合、一人の娘は自由になれる。
「あんな夫はいらない」
早く結婚する相手を自分で決められるといい。
※なろう様に掲載しています!(名前は違いますが、気にしないでくださいませ)
文字数 17,407
最終更新日 2018.12.27
登録日 2018.12.17
仕事をする座敷童がいる。彼らの仕事は人に幸せを運ぶこと。だが、一人の座敷童は幸福を運ぶことができずに、不幸を呼んでしまう。相手を不幸にしてしまう座敷童は、ある家の押し入れで泣くことに決める。そして、うるさい鳴き声を聞いた一人の女の子が自分の部屋の押し入れを開けた。そこにいたのは、一人の泣いている座敷童。彼女に会ったことで、一人の女の子である人間は巻き込まれ始めた。
文字数 18,691
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.11.29
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