結婚小説一覧

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前世では病弱で、病室の窓から空を見上げることしかできなかった私。
そんな私が転生したのは、魔法と剣があるファンタジーの世界。
……とはいえ、勇者でも聖女でもなく、物語に出てこない“モブキャラ”でした。
貴族の家に生まれるも馴染めず、破門されて放り出された私は、街の片隅――
「しろくま通り」で、小さなお菓子屋さんを開くことにしました。
相棒は、拾ったまんまるのペンギンの魔物“ピノ”。
季節の果物を使って、前世の記憶を頼りに焼いたお菓子は、
気づけばちょっぴり評判に。
できれば平和に暮らしたいのに、
なぜか最近よく現れるやさしげな騎士さん――
……って、もしかして勇者パーティーの人なんじゃ?!
静かに暮らしたい元病弱転生モブと、
彼女の焼き菓子に癒される人々の、ちょっと甘くて、ほんのり騒がしい日々の物語。
文字数 124,399
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.05.06
目が覚めると
そこは見知らぬ部屋
「さあ、奥様いきんで…
ヒッヒッフゥ~ヒッヒッフゥ~」
ナイチンゲールのコスプレをした見知らぬ綺麗なお姉さんが私の手を握りしめる。
「なにこれ??
めちゃくちゃ痛いんですけど……」
って、私はいったい何処の誰でしょう??
あなたはどちら様??
文字数 132,342
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.04.11
婚約してからわずか三か月で夫婦となった私たち夫婦は互いのことをよく知らないまま夫婦になってしまいました。
無口で感情をなかなか見せてくれない旦那様は幼馴染のゾーイ様にいつも幸せそうに寄り添っておられます。
嫁ぎ先の元旦那様の心変わりにより急に離縁され実家に送り返された直後、妊娠が発覚してしまった旦那様の幼馴染のゾーイ様の元へ今日も向かわれる旦那様をお見送りします。
妻の私はいつも一人、旦那様が私の元へ戻って来てくれるのを待ち続けるだけの毎日を送っているというのに…。
「......愛してる。」
こんな時に卑怯だわ…そう告げた私にあなたは私にまっすぐな愛を伝えてきました。
――それでも…それでも君が少しでも私をまだ許してくれるというのなら
涙が頬を伝って首元にまで流れて行きます
「ありがとうグレース。私も君をとても愛している…」
口づけは愛おしい愛おしいあなたの涙の味がしたのでした。
文字数 21,406
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.05.22
~オメガバースの世界~
アルファの小野耀一郞は、大のオメガ嫌いだ。
オメガなんてこの世からいなくなればいいとすら考えている。
だが社長就任の条件が「結婚」だったため、仕方なく取引先の社長令息でオメガの樟を娶った。
時期が来たら離婚すればいい。
――誰にでも股を開くオメガなんて、相手をしなければ浮気するだろうから、離婚理由に事欠かないはずだ。
その後、配偶者に裏切られた憐れな男を演じればいいと思っていた。
蝶よ花よと育てられた奔放なオメガならば離婚したところですぐに次の相手を見つけるだろう。
使い捨ての配偶者に耀一郞は辛く当たるのだった。
しかし、実の父親にすら冷遇されると知ったその日、家に帰ると樟は自室で高熱を出し倒れていた。
クレジットカードを渡しておけば好き勝手するだろうと思っていたのに、彼の部屋には持ってきた段ボールとペラペラの布団しかなかった。
耀一郞は自分がしたことに初めて戦慄を覚えた。
どこまでも不遇なオメガと、傲慢にならざるを得なかったアルファが、ゆっくりと心を寄せ合い家族になる話です。
※他サイトでも掲載中
※すでにカクヨムサイト内で全話配信してますが、こちらではRシーンを追加予定
文字数 86,095
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.05.27
伯爵家の令嬢・リシェルは、侯爵家のアルベルトに密かに想いを寄せていた。
けれど彼が選んだのはリシェルではなく、双子の姉・オリヴィアだった。
二人は夫婦となり、誰もが羨むような幸福な日々を過ごしていたが――それは五年ももたず、儚く終わりを迎えてしまう。
オリヴィアが心臓の病でこの世を去ったのだ。
その日を堺にアルベルトの心は壊れ、最愛の妻の幻を追い続けるようになる。
そんな彼を守るために。
そして侯爵家の未来と、両親の願いのために。
リシェルは自分を捨て、“姉のふり”をして生きる道を選ぶ。
けれど、どれほど傍にいても、どれほど尽くしても、彼の瞳に映るのはいつだって“オリヴィア”だった。
その現実が、彼女の心を静かに蝕んでゆく。
遂に限界を越えたリシェルは、自ら命を絶つことに決める。
短剣を手に、過去を振り返るリシェル。
そしていよいよ切っ先を突き刺そうとした、その瞬間――。
文字数 49,398
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.05.14
御堂紗由(みどうさゆ)は、人気爆発中の有名な配信グループ「パンキッシュ・ファミリー」のリーダーであるスノーと出会い、恋に落ちる。やがて彼が彼女の推しになるとき、二人は結婚。人生が変わったその後は――。
一方、夕暮れに安毛(あたげ)の名で個人配信を行う宇多野(うたの)は、コメント賑わうリスナーに向けて重大な「告白」と「注意喚起」を行っていた。宇多野の友人、二川(にがわ)は、配信界隈で起きていた脅迫事件には裏があることを突き止める。
配信業界を中心に描く長編小説。本作は、ミステリー要素有ります。
★は、リアルな配信アーカイブのエピソードです。
※本作は完全フィクションのオリジナル作品であり、紗由と二川の2視点構成です。「あらすじ」「タグ」「登場人物」は、連載過程で適宜変化します。
文字数 171,337
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.02.01
幸せな結婚ができる人
詩1:寄り添う木々
一本の木では、嵐に耐えられない。
二本の木なら、根を絡ませ、
風を受け流し、雨を分け合う。
日差しが強ければ、木陰を作り、
寒さが厳しければ、身を寄せ合う。
鳥がさえずり、花が咲き、実を結ぶ。
喜びも悲しみも、分かち合い、
共に年を重ねていく。
幸せな結婚は、寄り添う木々。
互いを支え、成長し、
豊かな実りをもたらす。
詩2:パズルのピース
凸凹の形、違う色。
けれど、一つになれる。
無理に押し込めても、歪んでしまう。
ゆっくりと、丁寧に、
互いの形を探り合う。
カチッとはまった時、
一つの絵が完成する。
幸せな結婚は、パズルのピース。
違うからこそ、惹かれ合い、
唯一無二の絵を描く。
詩3:穏やかな時間
時計の針が、ゆっくりと進む。
慌ただしい日々の中で、
二人の時間は、穏やかに流れる。
言葉はなくとも、伝わる温もり。
見つめ合うだけで、満ち足りる心。
朝の光、夕焼けの色、星の瞬き。
何気ない日常の中に、
幸せが溢れている。
幸せな結婚は、穏やかな時間。
焦らず、ゆっくりと、
愛を育んでいく。
詩4:鏡
鏡に映る自分。
もう一人の自分が、そこにいる。
嬉しい時は、共に笑い、
悲しい時は、共に涙する。
弱さも強さも、全てを映し出す。
ありのままの自分を、
受け入れてくれる存在。
幸せな結婚は、鏡。
互いを映し出し、
深く理解し合う。
文字数 419,748
最終更新日 2025.06.05
登録日 2024.12.20
子供の姿から成長しない呪いのせいで誰からも愛されず育った少女「コンスタンツェ」が、自分を救ってくれた冒険者の青年「ハンス」と結ばれるまでのお話。
※2人の年齢は2〜3歳差です。
※1話目は、結ばれるまでのダイジェスト(全年齢向け)。
※2話目以降は、1話目の蛇足やその後のお話(一部成人向け)。
成人向けの表現が入るお話は、タイトルの前に「※」をつけます。
文字数 17,452
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.05.31
文字数 248,388
最終更新日 2025.06.04
登録日 2025.03.16
王宮の舞踏会を控えた夜、ヘレナは目の前で衝撃の光景を目撃する。婚約者ジョンが、妹のケイラと密かに結ばれていたのだ。信じていた婚約も、家族の絆も、一瞬にして崩れ去った。だが、愛のない政略結婚など、いっそ終わったほうがいい。そう思った矢先、ジョンは公衆の面前で婚約破棄を宣言し、ヘレナは次期伯爵夫人の座を奪われる。家族にとって都合の悪い「不要な令嬢」として扱われたヘレナのもとへ公爵がやってくる。それを妹に嫉妬され、卑劣な罠に嵌められ、ついには「知らない辺境の男との結婚」か「家から追放」かという二択を迫られる。このまま運命に従うしかないのか?そんな時、女癖が悪いと噂される王宮の公爵ラファエロが手を差し伸べた。なぜ助けるのか尋ねると「共感したから」だと彼は告げる。ただ、彼の申し出だけが、人生を取り戻せる唯一の選択肢だった。裏切りと屈辱にまみれた令嬢ヘレナの、新たな戦いが始まる。
誤字脱字ありまくりです。自由気ままに投稿するので、ゆるゆるです。
文字数 7,141
最終更新日 2025.06.04
登録日 2025.06.02
時は6代神帝の御世。
ひとりの皇子が生を受ける。
後の7代神帝リュシオンである。
彼はまだ未成年の子供の頃に婚礼を挙げ、世継ぎをも得たが、同時に正妃は失ってしまった。
その波乱の幕開けは父親である6代神帝の自決に端を発する。
続く世継ぎの生誕。
正妃の崩御。
だれもが待ち望んだ聖皇子、リュシオンの戴冠式。
そして動乱の幕切れは伝説に語られし聖女。
聖稀エディスターシャの生誕。
あまりに怒濤の出来事の連続で、当時のことをすべて知っている者はいない。
当事者であるリュシオンを除いて。
やがてリュシオンの即位から時が流れ、リュシオンは運命的な出逢いを体験する。
それが悲劇の幕開けであると彼は知らない。
伝説は今再び動き出す。
世界を統べる覇王と彼の聖女との出逢いによって。
太古の昔に定められし宿命は蒼い瞳に受け継がれていく。
幾多の悲劇を背景にして。
その伝説こそカミュレーン皇家に伝わる「絶対伴侶の伝説」
魂で結ばれている絶対的な伴侶。
その行く末を握るのは絶対伴侶伝説の起源となった祖王ディーン・ディアス。
彼はリュシオンを見守っている。
遙かなる時代を越えて。
他サイトや自サイトで連載中です。
文字数 85,740
最終更新日 2025.06.04
登録日 2025.02.23
目が覚めると私は昔読んでいた本の中の登場人物、公爵家の後妻となった元王女ビオラに転生していた。
人嫌いの公爵は、王家によって組まれた前妻もビオラのことも毛嫌いしており、何をするのも全て別。二人の結婚には愛情の欠片もなく、ビオラは使用人たちにすら相手にされぬ生活を送っていた。
それでもめげずにこの家にしがみついていたのは、ビオラが公爵のことが本当に好きだったから。しかしその想いは報われることなどなく彼女は消え、私がこの体に入ってしまったらしい。
嫌われ者のビオラに転生し、この先どうしようかと考えあぐねていると、この物語の主人公であるルカが声をかけてきた。物語の中で悲惨な幼少期を過ごし、闇落ち予定のルカは純粋なまなざしで自分を見ている。天使のような可愛らしさと優しさに、気づけば彼を救って本物の家族になりたいと考える様に。
二人一緒ならばもう孤独ではないと、私はルカとの絆を深めていく。
するといつしか私を取り巻く周りの人々の目も、変わり始めるのだったーー
文字数 85,166
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.09
「僕に君への愛はない。」
初夜の床でそう言った僕に、
「愛はいらないから食事はください。」
そう言ってきた妻。
そんな風に始まった二人の夫婦生活のお話。
※設定はふんわり
※1話完結
※時系列はバラバラ
※不定期更新
小説家になろうさまにも登録しています。
文字数 13,431
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.02
第二王女は頭が悪く男好きで性悪、という噂があるが、実際結婚してみたら、噂と全然違い…
隣国からの王子は、平和協定を結ぶために、第一王女のわたしの姉と結婚する予定だった。
だがなぜか姉が急に姿をくらました。
そして妹のわたしが、繰り上げでこの王子と結婚しなければならないはめになった。
元題名
婿に入ってきた野心家、巻き込まれてしまったわたし達。
文字数 38,236
最終更新日 2025.06.03
登録日 2022.11.06
男運なし拗らせアラフォーとツンアマZ世代男子の甘塩っぱいラブコメディ!
保険会社勤務の関裕子(37)は加齢に悩み女の幸せを半ばあきらめていた。ある会食時に酩酊し、塩顔塩対応でドライな永井輝人(24)に介抱される。借貸の代償は「保障 」形式のシェア生活に発展。塩っぱくて甘い二人の関係。これは恋になるのか?結ばれるのか!?
――――めまぐるしく移りゆく時代、
今この瞬間に・・・
【昭和生まれの女】と【Z世代の男】に、とある事件が起きた!
これは神様のイタズラか。
魔界への扉が開かれたのか。
かくして、二人の運命やいかに!?
(ドラゴン○ール風で始めてみました。)
文字数 55,509
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.06.01
「もう好きなのやめる」
恋愛経験ゼロの地味な女、小森陸。
そんな陸と仲良くなったのは、社内でも圧倒的人気を誇る“思わせぶりな男”。
男に片思いをするが、自分には脈が一切ないことを知った陸は、恋を手放す決意をする。
自分磨きを始め、新しい恋を探し始めたそのとき、自分に興味ないと思っていた後輩から距離を縮められる。
文字数 43,041
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.05.03
タイムリープしたかもしれない。中学生に戻っている? 夫に愛されなかった惨めな人生をやり直せそうだ。彼を振り向かせたい。しかしタイムリープ前の夫には多くの愛人がいた。純愛信者で奥手で恋愛経験もほぼない喪女にはハードルが高過ぎる。まずは同じ土俵で向き合えるように修行しよう。この際、己の理想もかなぐり捨てる。逆ハーレムを作ってメンバーが集まったら告白する! 兄(血は繋がっていない)にも色々教えてもらおう。…………メンバーが夫しか集まらなかった。
※本小説は週に二回更新する予定です。
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、Nolaノベルの4サイトに投稿しています。
※ノベルアップ+にて不定期に進捗状況を報告しています。
文字数 18,840
最終更新日 2025.06.02
登録日 2024.12.21
美しい容姿と教養の深さ、そして控えめな性格と完璧な立ち振る舞いから『国一番の淑女』と謳われるアルフォンシーナ・パルヴィス伯爵令嬢はまさに今、神の前で夫婦の誓いを交わそうとしていた。
相手は、無類の女好きとして有名なベルナルド・シルヴェストリ侯爵。
類稀な美貌に恵まれた彼は、多くの女性と浮名を流し、派手な暮らしぶりをしているで有名で、陰では『遊び人侯爵』などという不名誉な名で呼ばれている男だ。
しかもこの結婚はベルナルドの素行の悪さに頭を悩ませた国王の命令による結婚であり、当人の意思など全く伴っていない、文字通りの政略結婚。
だが、たとえ愛し合って夫婦となったのではなくても、妻として夫を敬い、慈しみ、尽くすことーーー。
両親から言い含められた通り、ベルナルドに寄り添い、生きていくことを心に誓うアルフォンシーナだったが、結婚式を終えた彼は、屋敷に彼女を送り届けた後、友人達と娼館へ出掛けてしまいーーー?
文字数 319,889
最終更新日 2025.06.01
登録日 2024.05.26
ある日、トゥルエノ王国に一通の親書が届く。それは北部統一を果たしたシュネーヴェ王国から送られてきたもので、現国王の甥であるレオンハルト・パウル・ヴァステンブルクと、トゥルエノ王国の王女との婚姻を望むものだった。
会ったこともない相手との間に持ち上がった縁談話に、王女であるルシアナ・ベリト・トゥルエノは頭を悩ませる……というようなことは一切なく、己の気の向くまま、流れのまま、ルシアナはマイペースに異国での生活を始めるのだった。
●この作品は他サイトにも投稿しています。
●R-18の話には「※」マークを付けています。
●毎週日曜に更新予定です。
文字数 630,479
最終更新日 2025.06.01
登録日 2024.01.20
誰もが羨む美貌。スタイル。家門。それを全て持ち合わせていても愛など、とても脆いものに縋りたくない。
自分はとっても嫉妬深いし、独占欲も強い。
なら、一人に決める必要なんてないじゃない?それに性欲は人間の三大欲求なのよ?なんで我慢する必要があるの?
そう思って生きていたら、周囲からは淫売、阿婆擦れ、色狂いなど言いたいように言われていた。
は?だから何?と好きなように生きていたのに。
ある可愛い女の子に言われた。
「閨の仕方を教えて下さい!」
なんで私が?しかし、元から可愛い物に目が無い私は相談を受けることになって…。
文字数 45,073
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.05
名門公爵家の当主であるフローラは、若くしてその重責を担っていた。
彼女に頼れる家族はいない。遠方に親戚はいるが。
フローラが選んだ結婚相手は、入り婿で伯爵家の息子ドレイク。誠実な男性だと叔母に紹介された。
叔母の言う通り控えめで誠実そうに見える彼に、フローラは一抹の安らぎを覚えていた。
「僕の両親と妹も、一緒に暮らしたいと願っている。僕の家族はみんな親切だ」
暮らし始めて間もなく、ドレイクの口から出た言葉。ドレイクの熱心な懇願にフローラは渋々同意する。
こうして、ドレイクの両親と義妹は公爵邸に転がり込んできた。
当初は遠慮がちだった彼らも、日を追うごとにその本性を現していく。
公爵家の使用人に対する傲慢な態度、公爵家当主のフローラの私物に手を付ける無神経さ。
後に知ったが、義妹は婚約中に浮気して婚約破棄されていた。
フローラがドレイクに助けを求めても、ただ冷たく突き放すばかりだった。
夫の甘い言葉に騙されて、フローラの平和な日常が義家族によって壊された。
文字数 25,416
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.30
朝起きると……見知らぬ部屋で裸で目覚めた。隣には裸で私を抱き締める男の子が! R指定無しです。初めての三人称視点で慣れるまで、温かい目で見ていただけると嬉しいです。誤字、脱字、文章的におかしな所があればご指摘頂けると嬉しいです。まだまだ未熟者ですので感想も歓迎します。宜しくお願いいたします。
文字数 35,259
最終更新日 2025.05.30
登録日 2020.01.30
【あの、何処かでお会いしたことありましたっけ?】
伯爵令嬢のアンジェリカ。母親は元々身体が弱かったが、出産と同時に亡くなってしまう。
両親の愛を知らずに育ったアンジェリカ、彼女の唯一の希望は親同士が決めた婚約者の存在であり、20歳になったら結婚する約束になっていた。
やがて時が流れ、父親が子供を連れた女性と再婚する。実は相手の女性は父親の愛人でヒロインより2つ下の娘がいた。アンジェリカは新しく出来た家族に喜ぶも義母は冷たく、義妹は性悪でヒロインの物を何でも欲しがる娘だった。挙句に婚約者にまで手を出して妊娠してしまう。
子供が嫌いな義妹と、世間体を気にする家族と元婚約者にとって、子供は邪魔な存在だった。そこで彼らは生まれてくる子供をアンジェリカが浮気して出来た子供として育てさせようと決めた。
「お前は何一つ取り柄が無いのだから、せめて美しい妹の役に立つことをしてみろ」とアンジェリカを脅し、人の顔色ばかりを窺って生きてきたアンジェリカはその要求をのむことにした。
その浮気相手に選ばれたのが世間の評判が悪い冷血伯爵だったのだが、思いがけない溺愛がヒロインを待っていた——
*筆者初の溺愛がテーマ
*『ネオページ』にて先行投稿(契約作品)
文字数 104,431
最終更新日 2025.05.29
登録日 2024.12.08
「この世にはお金で買えないものが二つある。それは健康と家族。晩年、お金があっても寝た切りだと楽しくないし、家族がいないと寂しい」と言われ、突如婚活する気になった女子力ゼロのガリ勉女の婚活奮闘記。
学生時代、両親の離婚がきっかけでド貧乏生活を味わった私は「世の中、お金が一番大事!」と仕事に励み、貯金ばかりしていた。親友のお母さんに言われた一言が私の運命を変えていく。
文字数 26,342
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.22
借金を背負ってしまった実家を救うため、爵位を買ったばかりの新興商人に嫁いだ男爵令嬢レベッカ。世間では『買われた花嫁』などと揶揄されているが、夫となった人は優しく、レベッカは幸せだった。
そんな彼女の悩みは夫が紳士的すぎること。そのせいで、社交界に不仲説が流れているのだ。
レベッカは噂を払拭するため、とある夜会で夫とことさらに仲の良い姿を見せつけることにするが……
勘違い夫婦の一夜限り? の溺愛の結末をご覧あれ。
「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 6,354
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.28
バリアマスターとして最強のスプリング人ラルズは、レガード伯爵の妻である。しかし、レガードは妾を愛し、ラルズを蔑ろにしていた。
ラルズは気にしていなかったが、隣国の公爵、リオンに勝手に夫との離婚を進められ、求婚されてしまい……
文字数 88,707
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.04.07
婚約者のラインハルトに婚約破棄された悪役令嬢のクロエは家を追い出される、クロエは凍てつく風の吹きすさぶ森の中で、力尽きかけていた。だが、その時彼女の前に現れたのが、漆黒の鱗に金の瞳を持つ一匹の巨大な竜――ダルクだった。
「人間よ、なぜこんなところにいる?」
低く響く声に驚きながらも、クロエは恐れることなく顔を上げた。「家を追い出されたの。行くあてもなくて……」
ダルクはじっと彼女を見つめた。その瞳には、かつて多くの人間に恐れられ、裏切られてきた哀しみと、それでもなお失われなかった温かさが宿っていた。
「ならば、我が住処へ来い。命を救った代わりに、しばし共に過ごせ」
クロエは躊躇ったが、逃れる術はなかった。竜の背に乗せられた彼女は、空を舞い、邪竜が住まうという“黒曜の谷”へと向かう。
そして始まるのは、人々に恐れられし竜と、すべてを失った元令嬢の、不思議な共生生活。だが、それはやがて王国を揺るがす運命の序章でもあった――。
文字数 53,294
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.25
茉莉花が妄想の彼氏のことを綴った
「秘密の優くんメモ」
それを拾った優樹は
自分のことか?と焦り……
小さな勘違いから始まった
二人のじれキュン恋物語
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清水 茉莉花(25歳) ……コンサルティング会社 OL
白瀬 優樹(30歳) ……コンサルティング会社 部長
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優樹がオフィスで偶然拾った「優くん」と書かれたメモ帳。
持ち主の茉莉花の意図が掴めない優樹は、まさか自分のことでは?と焦りつつ翻弄される。
やがて二人は少しずつ距離を縮めて……
文字数 115,785
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.27
わたしたちは共働きで一緒にいれる時間は限られている。
それでも愛はあったはずだ。
少なくとも最初は
だけどいつなのかはわからないけど少しずつ亀裂が走りそしてそれが浮気という形でわたしの前に現れた。
本当に心底いやだった。
だからわたしはあなたを訴える。
訴えてそのあとは酒を飲んで夫のことを忘れてでもそんなの出来るはずがない。
だってわたしの前に
文字数 2,023
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.05.26
私の夫ミラーは、かつて妹マリッサの婚約者だった。
そんなミラーとの日々は穏やかで、幸せなもののはずだった。
けれどマリッサは、どこか意味ありげな態度で私に言葉を投げかけてくる。
「ミラーさんには、もっと活発な女性の方が合うんじゃない?」
挑発ともとれるその言動に、心がざわつく。けれど私も負けていられない。
最近、彼女が婚約者以外の男性と一緒にいたことをそっと伝えると、マリッサは少しだけ表情を揺らした。
それでもお互い、最後には笑顔を見せ合った。
まるで何もなかったかのように。
文字数 10,081
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.25
学園生活も残りわずかとなったある日、アリスは婚約者のフロイドに中庭へと呼び出される。そこで彼が告げたのは、「君に愛はないんだ」という残酷な一言だった。幼いころから将来を約束されていた二人。家同士の結びつきの中で育まれたその関係は、アリスにとって大切な生きる希望だった。フロイドもまた、「君を幸せにする」と繰り返し口にしてくれていたはずだったのに――。
文字数 11,009
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.25
ランドリック・ゼンゲンは将来を約束された上級騎士であり、麗しの貴公子だ。かつて流した浮名は数知れず、だが真の恋の相手は従姉妹で、その結婚を邪魔しようとしたと噂されている。成人前からゼンゲン侯爵家預かりとなっている子爵家の娘ジョゼットは、とある事情でランドリックと親しんでおり、その噂が嘘だと知っている。彼は人の心に鈍感であることに悩みつつも向き合う、真の努力家であり、それでもなお自分に自信が持てないことも、知っていて、密かに心惹かれていた。だが、そのランドリックとの結婚の話を持ちかけられたジョゼットは、彼が自分を女性として見ていないことに、いずれ耐えられなくなるはずと、断る決断をしたのだが――。
(なろう版ではなく、やや大人向け版です)
文字数 62,558
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.09