現代小説 小説一覧

9
1

最初はタイプじゃなかった君と、明日結婚する

最初はタイプじゃなかった君と、明日結婚する
明日結婚する人のことを、昔の私は「タイプじゃない」と思っていた。 転職したばかりの春。 人間関係にも恋愛にも少し疲れていた美帆は、新しい職場の歓迎会で田辺悠斗と出会う。 穏やかで、地味で、少し不器用。 話しやすいけれど、恋をする相手ではない。 美帆はそう思っていた。 けれど、雨の日に落ち込んだ美帆へアイスを半分くれたこと。 無理をして「大丈夫」と笑う美帆を、本気で叱ってくれたこと。 何でもない帰り道を、少しだけ優しい時間に変えてくれたこと。 悠斗の優しさは、少しずつ美帆の心に積もっていく。 最初から運命だとわかる恋じゃなかった。 でも、だからこそ時間をかけて気づいた。 この人は、私が私のままでいられる場所をくれる人だった。 結婚式前夜、プロフィール文を書きながら、美帆は悠斗との五年間を思い出す。 「タイプじゃなかった人」が、人生でいちばん大切な人になるまでの、やさしい恋の物語。
恋愛 完結 短編
感想数 1 文字数 21,407 最終更新日 2026.05.08 登録日 2026.05.04
2

光の図書館 ― 赦しの雨が上がるまで

光の図書館 ― 赦しの雨が上がるまで
「あの日、私を救ったのは、あなたの未来でした」 雨の匂いが立ち込める午後の図書館。司書の栞(しおり)の前に現れたのは、影を帯びた瞳の青年・直人だった。 彼はいつも、絶版になった古い物語『赦しについての短い話』を借りていく。 少しずつ距離を縮める二人。しかし、直人の震える右手には、五年前の雨の日に隠された、残酷で優しい秘密が宿っていた――。 記憶の棲む図書館を舞台に、「喪失」を抱えた二人が「再生」を見つけるまでを描いた、静謐で美しい愛の物語。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 4,758 最終更新日 2025.12.30 登録日 2025.12.30
3

温泉地の謎 25 完

温泉地の謎 25 完
可笑しな行動を求めて・・桃子41歳が可笑しなことに興味を持っていると、同じようなことで笑っているお父さんが見せてくれたノートに共感。可笑しなことに遭遇して物語が始まっていきます。
大衆娯楽 完結 短編
感想数 0 文字数 27,798 最終更新日 2025.01.20 登録日 2024.11.27
4

過去に生きるって素晴らしい

過去に生きるって素晴らしい
主人公「涼子」43歳は、このまま過ぎ去る日々に疑問が残っていた。ある日、仲の良かった「弘美」と「冬子」に再会する。それぞれが25年という過ぎ行く過去の真実を知っていく・・ストーリーは非現実的な話ではありません。あなたの身の回りに起こってくる小説を意識しました。
大衆娯楽 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,130 最終更新日 2024.12.16 登録日 2024.12.16
5

もしもが叶う世界なら...

もしも...もし...あの日に戻ることができたら。 そんな願いが1度も頭をよぎったことがない人がこの世に何人いるだろう。 日常ふと思い浮かぶもの、何年も何年も願い続けてるもの、叶う可能性があるもの、叶わないと分かっていても願ってしまうもの。  Kiyoka - 幼い頃の後悔をずっと秘めた女性 バスが思い出させた記憶の欠片。
現代文学 連載中 ショートショート
感想数 0 文字数 5,837 最終更新日 2024.09.10 登録日 2024.09.06
6

空と海が出会う場所 〜自閉スペクトラム症の私の人生の転機になったのは、医者でも心理士でもなく、一人の少年でした。

空と海が出会う場所 〜自閉スペクトラム症の私の人生の転機になったのは、医者でも心理士でもなく、一人の少年でした。
※2023年、ポプラ社ズッコケ文学新人賞の最終選考に残った「船は空に、思い出は花に。」を、修正加筆したものです。 《あらすじ》 絵って何だろう。   以前なら、ただのひまつぶしだった。 退屈な時間、 なじめない場所、 人との隙間、 いろんなところにぽっかりと空いた穴をうめるものだった。 だけど、今は違う。 晴空が、私にある言葉をかけてくれたからーー。 主人公南海音(みなみみお)は、自閉スペクトラム症(ASD)の少女。 自閉スペクトラム症は、 コミュニケーション、対人関係の困難とともに、 強いこだわり、限られた興味をもつという特徴がある発達障害。 なぜか、クラスにうまくなじめない。 なぜか、生きづらい。 そんな悩みを抱えていた海音は中学校三年生の春に転校し、夏川晴空(なつかわはるく)という少年に出会う。 晴空は発達障害の姉を持つ。 発達障害に理解がある晴空は、海音の存在をうことめ、少しずつ心の距離を縮めていく。 海音は、晴空との出会いを通して、人とつながることを学んでいく。また、スクールカウンセラーからの支援にも、晴空の助言をきっかけにつながることになる。 五月。運動会が開かれる予定となる。絵がうまかった海音は、クラスの目標を文字と絵で表現したフラグの制作を任されることとなる。 その過程で同じクラス生徒たちとの距離感が微妙に変化していく。   海音は、フラグに、 クラスの生徒全員をのせた空飛ぶ船と、 大地を埋め尽くす赤い花を描く。 その絵の意図とは? また、絵の制作過程を通じて、変化していく海音と晴空の関係性は、どうなっていくのか?   発達障害の悩みを抱えた少女の生き様と、淡く純真な恋を描いた物語。  
現代文学 完結 長編
感想数 0 文字数 69,963 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.13
7

ビジネスマンに希望を!

ビジネスマンに希望を!
 四月一日、新入社員たちは皆、眦を吊り上げて入社式に臨んでいた。そして、半年後、思いを新たにそれぞれの部門に配属されたのだが・・・  ビジネスマンは誰しも皆、悔恨や悔悟、無念や失意など言葉なんかでは一括りに出来ない深くて重いものを胸の中一杯に溜め込んで日夜奮闘している。これは同期の新入社員の成功と挫折、誇りと闘いの物語である・・・ビジネスマンに希望を!
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 129,591 最終更新日 2024.04.16 登録日 2024.02.22
8

さよならVtuber

「これは私がVtuberだった頃の話です」 彼女は皆には私のようになって欲しくは無いと、語ります。 彼女はいかにしてVtuberになったのか? そして、いかにして引退したのか? 以前、Vtuberをしていた人物からの告白です。 9,500文字程度で終わります。 (この小説はフィクションです。実在の人物、Vtuber、企業、事件等との関係は一切ありません)
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 9,663 最終更新日 2021.10.09 登録日 2021.10.07
9

ビバレッジ・ビジネス

 ある夏の晩、高校生の湯谷涼音は彼氏にフラれ、そのショックから茫然として歩いてきたのはホテル街。そこでイケメンの同級生の浅間伊月が四十代ぐらいの女とラブホテルに入っていくのを目にした。  その事象に恐ろしくなった湯谷は、浅間に事情を訊き出してみると――どうやら昨晩は援交をしていたらしい。それを躍起になって咎める湯谷はしかし、至って平静の浅間に自分を咎めることはできないと嘯く。その理由は、 「君がぼくを好いているからさ」  ――都合のいい女に振り回される男の正体をめぐる短編小説。
恋愛 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 14,596 最終更新日 2020.03.10 登録日 2020.03.10
9