ヒューマンドラマ 小説一覧

2,172件
1

「毎月50万円使える専業主婦」の私を妬んで夫に手を出した親友は、翌月から私の「手」になりました

街頭インタビューで、自由に使えるお金は「月に50万円は、ないと」。年齢は「40代です」。 フォロワー100万人の配信者・阿部晴実の暮らしは、タワマンの2戸に家事代行、娘の世話は義母まかせ。人生最大の挫折は、ダンスの振り付けが覚えられないこと。 「晴実って、ほんと生まれが違うよね」 カヌレをつまんでそう言う親友・涼花は、もとは晴実のフォロワーだった。その涼花が、ある日、声の高さを変えて頼む。 「ご家族に、会わせてくれませんか」 晴実は「いいよ」と答え、夫の恭平を紹介すると、翌日から10日間の「海外」へ。 留守の家に通い、娘と義母に贈り物を重ね、会社まで辞めた涼花。けれど帰国の日、晴実の家族は誰ひとり、彼女のほうを見なかった。 夫を奪ったつもりの親友が、二日間寝ないで調べてたどり着いたのは、思ってもみない答え。 そして月末には、一枚の明細が待っている。 全八話。
2

手術室の前で「泣き声がうるさい」と言われたので、泣くのをやめた

妻の真帆が手術室に運ばれた夜。 廊下の長椅子で義母が泣いていると、隣の病室から首にストラップを下げた男が出てきた。 「泣き声、もう少し抑えてもらえます? こっちも仕事なんで」 隣の病室では、事務長の許可を取ったというドラマの撮影が続いていた。 妻は羊水塞栓。赤ん坊を助けるための帝王切開に、俺は同意書へ名前を書く。竹内の「竹」の縦線は、二本とも途中で曲がった。そのあと、男は手術室の扉を蹴る。 ヘリの延長代は1時間20万円。殴った分は30万円。こども病院へ向かう保育器の台車は、監督に掴まれたまま動かない。 金を振り込み、床に額をつけても、まだ通してもらえなかった。 手術室の前で泣くのは、そんなに迷惑なことなのか。 赤いランプが消えて、扉が開いた夜。 俺は、泣くのをやめた。 全六話。
3

[完]十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。

碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。 宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。 対極のような二人は姉妹。母親の違う。 お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。 そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。 天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。 生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。 両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。 だが……。運命とは残酷である。 ルビアの元に死神から知らせが届く。 十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。 美しい愛しているルビア。 失いたくない。殺されてなるものか。 それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。 生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。 これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
4

あさおねっ ~朝起きたらおねしょ幼女になっていた件~

ある日の朝、普通の男子高校生「日向 蒼」は幼女になっていた……!? 繰り返すおねしょ、おもらし。おむつを穿かされたり、可愛い洋服を着せられたりな新しい日常。 その中で彼は少しづつ女の子になっていく……。 よくあるTSモノです。 小説家になろうより転載。カクヨム、ノベルアッププラス、pixivにも掲載してます。 可愛い彼(?)の活躍にご期待ください。 おねしょやおもらし、おむつなどの描写があります。苦手な方はご注意下さい。
5

彼の「妻と娘」が玄関に来た夜、寝込みを襲った彼を110番した私は、「嫁なんだから示談にしろ」と迫る彼の母の前で実刑判決を聞かせてあげた

婚約指輪を受け取りに行く前の晩。二人で帰ったマンションの玄関前に、知らない母娘が座っていた。 「男児さん」 女の人は、交際4年の彼・侑征を、聞いたこともない名前で呼ぶ。5歳くらいの女の子が「パパ」と言い、その頬を彼の手が打った。 「私、この人の妻です。あなたとも、一緒に暮らして構いません」 女の子に腕を噛まれ、救急外来で包帯を巻かれた夜。駆けつけた190センチの兄と家に戻り、私は三人を追い出した。 ところが日付が変わったあと、合鍵で戻ってきた彼が、書斎で眠る私の肩に手をかける。 噛みついて、兄を呼んで、110番は自分で押した。あとは、法律に裁いてもらう。 なのに公判の前日、山の町から出てきた彼の母は、日に焼けた腕を組んで言い放つ。 「嫁なんだから、あの子を家に帰すのが先でしょう」 籍を入れた覚えも、嫁になった覚えもない。 判決を聞く法廷には、あの母親も来る。 全八話。
6

『明日も、生きていたら』

ある日、世界各地で同時に発生した未知の感染症。 人が人を襲い、噛まれた者もまた誰かを襲う。治療法はない。そもそも彼らが生きているのか、死んでいるのかさえ分からない。 医療は逼迫し、交通網は麻痺し、やがて電気も通信も失われていく。 世界が静かに崩壊していくなか、生存を余儀なくされたのは――青村秀幸、40歳。 体力なし。筋力なし。特別な技能なし。 人付き合いが苦手で、自分に自信もなく、困ったことがあれば一人で抱え込む。 世界を救う英雄どころか、自分一人の人生さえ持て余していた男だった。 武器もない。戦い方も知らない。 あるのは通勤バッグと、少しばかりの備え。そして、まだ捨てきれない命だけ。 逃げて、迷って、失って。 それでも誰かと出会い、誰かと生きる。 昨日まで「自分なんて」と思っていた男は、終わってしまった世界で何を見つけるのか。 これは世界を救う英雄の物語ではない。 明日も生きていたいと願えるようになるまでの、一人の男の物語。
7

​葛木家の秘密(許されないと知りながら、母と息子は‥そして若い男は…)

愛してはいけない相手を愛したとき、すべては静かに壊れ始める。 誰もが羨むような、平穏で幸福な家庭。 良き妻であり、良き母であった葛木弓子には、誰にも知られてはならない秘密があった。 それは、実の息子・祐樹との間に生まれた、決して許されることのない関係。 一度踏み越えた境界線は、やがて二人を深く縛りつけ、家族の日常に少しずつ影を落としていく。 息子の結婚、新しい命の誕生、そして隠し続けてきた秘密の露見――。 すべてが明るみに出たとき、二人を待っていたのは、家庭の崩壊と、それまで築き上げてきた人生との決別だった。 居場所を失い、過去を背負ったまま新たな土地へと流れ着く弓子と祐樹。厳しい現実のなかで、二人は少しずつ新しい生活を築こうとする。 そんな日々に、ふと現れる一人の青年――高木尚正、21歳。 彼との出会いは、閉ざされた二人の世界にどのような変化をもたらすのか。救いとなるのか、それとも、思いもよらない波紋を広げることになるのか。 禁断の関係の果てに、二人は何を失い、何を求めて生きていくのか。 これは、秘密によって壊れていく家族と、過去を背負った人々が織りなす、愛と執着、罪と再生の物語。
8

【シャルばあ】女傑から転生し日本で92歳まで生きて異世界へ再度転生をしたシャルロットは、おばあちゃんの知恵袋と覇気でスローライフを送ります

「10代の痴話喧嘩なんて、132歳のおばあちゃんにはどうでもいいのです」 公爵令嬢シャルロットは、身に覚えのない罪で王太子から婚約破棄と国外追放を言い渡された。緊迫する謁見の間。しかし当の本人は、ショックで前世と前前世の記憶を取り戻し、完全に達観していた。 一回目の人生は、18世紀フランスを震撼させ、24歳で処刑された「暗殺の天使」。 二回目の人生は、現代日本をまったり生き抜いた「92歳の大往生おばあちゃん」。 そして三回目の人生である現在は、16歳の公爵令嬢。 つまり、彼女の精神年齢は合計132歳! 日本の美味しい料理と縁側の緑茶、そして年金暮らしによって元暗殺者の牙を抜かれた大・おばあちゃんは、にっこり微笑んで優雅に追放を受け入れた。 異世界のド派手な最強チートも、大層な聖女の奇跡も、クラフトチートも、もふもふの聖獣も、効率厨も、達観しきった最強おばあちゃんの知恵袋と元暗殺者の覇気の前には一切敵わない!? 縁側からお茶をすすりながらほのぼのと周囲を救っていく、異世界勘違いスローライフ群像劇!
9

ネヲロシス-Neworosis-

過去を失った少年。 過去を守りたい少女。 過去を抱えた男。 「ーー思い出と未来、どちらを選ぶ?」 超少子高齢化が進んだ近未来の日本。
多摩市に暮らす中学生・喜代永寧生と、幼なじみの少女・萩ノ宵輪廻。 科学者である輪廻による「大切な思い出を守るため」の研究が、やがてヒト生命の定義を揺るがしていく。
10

赤い糸電話

27歳の美咲は、父の転勤をきっかけに母と祖父母の古い家へ引っ越す。 家には幼い頃の記憶があるはずなのに、なぜか思い出せない。 そして最初の夜。 押入れの奥から、 「カラン……」 という音。 そこにあったのは、一つの紙コップと赤い糸だった。 そして―― 「やっと、見つけてくれたね」 という少女の声。 主要登場人物 1.主人公・高瀬美咲 27歳・高校教員 父の転勤をきっかけに、母・真由美とともに祖父母の古い家へ引っ越す。 好奇心が強く、疑問を放置できない性格。一方で、他人の表情や声の変化など、感情の機微に敏感。 20年前、7歳の頃にこの家でナオミと遊んでいたが、その頃の記憶の多くが失われている。 物語が進むにつれ、ナオミの失踪事件と自分自身が深く関わっていたことに気づいていく。 2.美咲の母・高瀬真由美 40代後半 祖父母の家について何か知っているような素振りを見せるが、20年前の出来事については語ろうとしない。 当時の事件を知っているだけではなく、自分自身にも封じられた記憶がある。 美咲を守ろうとする気持ちと、過去から逃げたい気持ちの間で揺れる。 物語後半で、20年前に何が起きたのか、そしてなぜ美咲の記憶が失われたのかに関わる重要な秘密が明らかになる。 3.ナオミ(佐伯直美)20年前に8歳で失踪した少女。 4.老神主・榊 町の古い神社を守る老人 この土地に昔から伝わる「間戸」「結び御霊」の伝承を知っている。 5.美咲の父・高瀬浩一 40代後半 遠方へ単身赴任中。 6.祖母・高瀬千代 故人 残された手帳、写真、古い記録などを通して美咲に語りかける存在。 7.美咲の同僚・小野寺莉奈 20代後半・高校教員 美咲と同じ学校で働く同僚。 怪異とは無関係。 美咲が普通に教師として働いている日常を描くための人物。
11

あなたが俺を好きじゃなくても

真鍋 要(まなべ かなめ)は片思いしていた宮藤孝太郎(くどう こうたろう)と恋人になる。 しかし、いきなり身体を暴かれたり、セフレのような扱いを受ける。 更に孝太郎には女性のセフレがいたりと、本当に要のことが好きなのかわからなくなってしまう。 ふたりの気持ちはひとつになるのか――。
12

恋する鳥刺し ーその愛は彼を幸せにするー

フリーランスの歌手・三喜雄(みきお)は、小中学校で音楽を教えながら舞台に立つ「しょぼいバリトン」。歌い手として物足りなさはあるものの、安定している現状に満足していた。 半ば冷やかしで送った三喜雄のデモ音源が、全国チェーンのドーナツショップ・ドーナツマスターのCMオーディションに合格する。新商品は、ドイツのチョコレートメーカー・フォーゲルベッカー社とのコラボレーション商品で、三喜雄は録音時に、フォーゲルベッカー日本法人の最高執行責任者(COO)のノア・カレンバウアーと再会する。カレンバウアーはかつて、三喜雄のドイツでのオペラデビューを祝福してくれたが、彼は三喜雄のことを覚えていない様子だった。 カレンバウアーは三喜雄がプロとして活躍できるよう、あれこれ世話を焼き始める。そのことに三喜雄が戸惑うさなか、暮らしているマンションが火事になり……。 イラスト/N さま @N_naoco0130 『彼はオタサーの姫』の12年後の物語。未読でもお楽しみいただけますが、三喜雄を取り巻く音楽家たちも元気に登場しますので、読了後だとより楽しいかと思います。 あるバリトン歌手の生涯的な物語なので、恋愛要素にあまり重きを置いていません。ラブシーンもたぶん薄めです。エンタメ性は高めかもです。
13

最弱能力の作業療法士―戦えなくなった英雄たちを、もう一度日常へ―

異能の強さが、英雄の価値を決める世界。 朝倉湊の異能《微調整(アジャスト)》は、触れたものをたった3センチしか動かせない。 判定は最低のEランク。 「それ、手で動かした方が早くない?」 そう笑われ、守護士になる夢を諦めた。 それでも、人を救うことまで諦めたわけじゃない。 かつて事故で右手に障害を負った母が、一人の作業療法士との出会いによって、もう一度料理を始めた。 身体は元に戻っていない。 それなのに、母は笑っていた。 その経験から、湊は「作業療法士」を目指して医療大学へ進学する。 そこで出会ったのは、かつて空を自在に飛んでいた少女・九条凛。 将来を期待されたエリート守護士候補だった彼女は、事故によって歩く力と異能《天翔》を失い、車椅子での生活を送っていた。 周囲が願うのは、歩行の回復と異能の復活。 しかし凛は、リハビリを拒み続けている。 「もう一度歩けたら、本当に幸せなのか?」 「飛べなくなった私は、もう私じゃないのか?」 まだ作業療法士ですらない湊は、少女の言葉にならない願いに向き合い始める。 やがて彼は、腕を失った英雄、記憶を失った青年、戦うことを辞めたい守護士たちと出会い、「人を救う」とは何かを学んでいく。 失った能力を取り戻すことだけが、救いじゃない。 歩けなくても、学校へ行ける。 腕を失っても、大切な人を抱きしめられる。 英雄を辞めても、新しい人生を選べる。 最強の力はない。 奇跡の治癒能力もない。 あるのは、たった3センチを動かす最弱の異能と、その人の「したいこと」を見つけようとする意志だけ。 これは、誰よりも弱い異能を持つ少年が、作業療法を通して誰かの人生の続きを支えていく物語。 治せなくても、取り戻せるものがある。
14

見えない仕事 —— 技術者が組織に残したもの

巨大企業P社のトップが口にした言葉―― 「忸怩(じくじ)たる思い」 その裏には、数万人規模の人員整理という重い決断があった。 その裏には、組織の“歪み”に屈せず、 正しさを貫いた一人の派遣社員の存在があった 。 誰にも評価されない設計データ。 記録に残らない改善活動。 起きるはずだった事故を未然に防ぐ、 見えない仕事。 彼の静かな行いは、 やがて巨大組織の頂点にいるCEOの心を揺らし、 重い決断の背景に影を落とすことになる。 『見えない仕事 ― 0を1にした派遣設計者の記録 ―』 加藤元(はじめ)という男の、静かな闘いの物語である。
15

《堕胎告知》「オマエみたいなゴミ、産むんじゃなかった。」「テメェが勝手に産んだんだろ、ころすぞ。」🔴全話挿絵あり

●アイという少年が愛を求めて足掻く《バトルファンタジー悲喜劇》 ●イギリスのオックスフォードで、文学を学んでいたときに書いた、英語の詩のノベライズ ●二章の学園編から本格的にバトル展開 ◇◆◇  しあわせなヤツはしね。  でも誰か死んだって聞くたびに、なんでやさしい人が亡くなって、おれみたいなゴミが代わりに死んであげられなかったんだろうと思う。 後悔してることは?   生まれてきたこと。 得意なことは?   人に嫌われること。    親と手を繋いで歩いてるガキが笑ってるの見るたびに、 『僕はお前と違って愛されてるんだ。』  って嗤われている気がして殺したくなる。  でもその子たちには、おれみたいな生きてるだけで他人に不幸を吐き散らかすクズにはなってほしくない。  生まれた時から見た目がいい奴は嫌いだ。だけど美しくなろうともがいてる人は好き。  なんで、おれなんかよりずっとずっとやさしくて、愛されてて友達もいて、生きる価値がある人が毎日死んでる?  金持ちが憎い、人間が嫌い。皆に俺がいる最底辺まで落ちてきてほしい。  だけどくるしい人を助けたい。ニンゲン共のせいで人間じゃなくなった人を救いたい。けれども金が無いから養ってもあげられない。  人は貰ったことがない物は与えられない。だからおれはつらい人に愛をあげられない。金も美も。    だけどどんなに自分を嫌っても、いつでももっとゴミみたいなおれがいるから安心してほしい。いちばん下からいつも『おれは味方だ』って叫んでる。  嫌われてて金もなくて気持ち悪くて、 『ありがとう』も『ごめんなさい』も 声がちいさくて言えないおれができるのは――。  《――主人公の遺書より。》 ◇◆◇ ※難解という声があったので、第2章から読みやすいように文章のスタイルを変えています。 ◇◆◇ 18:00更新 ◇◆◇  「うまれてきて、ごめんなさい。」     さっきうまれて、はじめてのことばだった。まだまどろんでいるらしい。  こんな夢をみた。 わたくしのお父様とお母様が話している、病室のベットの上で。   「この子は将来、貴方のようにとても大きな事を成すでしょうね。」  「いやいや、君のように人を助けるようなことをするさ。」  「なんにせよ、なんでもできるさ、だって君の子供だからね。」  「そうだね、誰より思いやりのある貴方の子だものね。」  「学校でも沢山友達を作って」  「貴方のようなかっこいい子に」  「貴女のようにきれいな子に」  「この小さなかわいらしい手で」  「この人懐っこい笑顔で」   「「だって、この子には無限の可能性があるんだから、何にだってなれるよ!!」」  ――ところがどうだ、今のおれは、大好きなおとうさん、おかあさんが望んだのは、かぞくをなかせるようなこどもじゃない。
16

醜と美そして陰謀論、を物語る。

 これは醜と美そして陰謀論を延々と語っていく物語です。  人が気になって仕方がない美しさと醜さとは何か?  そして思い込みや妄想といったものから生まれる陰謀論が絡まり展開していきます。  2026年5月17日スタートの不定期更新。
17

フルスペクトラム

複雑な恋愛遍歴やトラウマ的思い出に悩む千聖。 実は単なる恋愛よりも、人生全般に関わる秘密が作用していた。 ある夏の思い出を軸にした、心と恋愛の癒し小説。 普通の人達の恋愛、結婚について。 年齢層は高めで、その枠に囚われない愛☆ トラウマや重い話も含みます。 NOTE、カクヨムでも更新中! もしこちらで更新がない時は、他のサイトで更新しているかもしれません。 使い勝手によって、どこかに絞るつもりですが、当面は更新します。 一応、 NOTE:https://note.com/myrrh_e カクヨム:https://kakuyomu.jp/users/myrhh-e/works
18

境界奇譚~神々のエチュード【改訂版】

役場の書庫で「無」として生きてきた男・山田一郎。 彼の平穏は、一本の電話によって終わりを告げた。 迷い込んだ先は、生と死、現世(うつしよ)と隠世(かくりょ)の間に位置する狭間(はざま)「境界管理局(きょうかいかんりきょく)」 管理局長・神代守(かみしろまもる)。彼は、三十年間「白紙」のまま守られてきた山田一郎(やまだいちろう)の魂に、歪んだ歓喜を見出す。 神代が幾星霜(いくせいそう)の間に十度壊し、十度失い、十一回目にしてようやく巡り会った「真実の白」。 「君は、私の器(うつわ)だ」 逃げ場のない執着という名のインクで染め上げられ、精神を、肉体を、そしてわずかな善意さえも蹂躙されていく山田。 だが、その絶望を奏でているのは神代だけではない。 享楽を貪る神、静謐を尊ぶ神――それぞれの領土を統べる神々と、その影に縛り付けられた「器」たち。 彼らが奏でる「愛の模索」という名の練習曲(エチュード)は、やがて境界全体を巻き込む狂想曲へと変貌していく。 何度も闇に落ち、己を殺し、それでも最後に山田が辿り着く「救い」の在処(ありか)とは――。 ※本作はエロティズム・妖艶さ・美しさを軸に執筆してはおりますが、過激な特殊表現を含む癖(ヘキ)の強い作品でもあります。読者の皆様は必ず以下の注意書きをご確認の上、了承いただける方のみお楽しみ下さいますようお願い申し上げます。 【閲覧注意】【R-18】【R-18G】 本作はBL(男性同士の恋愛)、近親要素(兄弟愛)、および特殊フェチ・狂気・猟奇的表現等を含みます。 ・性器・性交・行為等の描写 ※生理的・身体的ダメージ描写もあり。 ・特殊な身体設定・不全表現(発達不全、器官の欠損・変形、機能障害、体液依存) ・異形・生物をモチーフとした生体描写(粘液、自切[器官の切断・損壊]、部位の与え合い・捕食的表現) ・過激な支配・依存・精神的解体(重度の心理的支配、屈辱的な愛護、精神的・肉体的蹂躙) ※万人に向けた内容ではありませんのでご注意ください。
19

氷の正しい溶かし方〜偏屈な君のままでいい

「面白いやつ。だから目が離せない」 「変なやつ。だけど目が離せない」 人当たりが良く誰とでも仲良くなれる高月(たかつき)コウヤは、孤立するクラスメイト・伊原(いばら)ケヤキに出会う。 刺々しい態度で人を寄せ付けない伊原だったが、その裏には「小説執筆への熱い情熱」が隠されていた。 伊原の書く小説の「最初の読者」になった高月は、いつの間にか彼を特別視するようになっていく……。 前向き陽キャな「高月コウヤ」とひねくれ陰キャ「伊原ケヤキ」を中心とした、ピュアなBL内包群像劇。でもちょっと意味深。 ※エブリスタ、nola、なろうなどにも投稿しています
20

IURA-異浦なんでも相談所

本当に恐ろしいのは怪異か、人間か。 幽霊や妖怪など「本来見えないはずのもの」が視えてしまう体質の高校生・藤見 惟(ふじみ ゆい)。 特異な体質のせいで周囲から浮かないよう、他人と深く関わらずに平穏な学校生活を送りたいと願う彼だったが、とある事情から現在は『異浦なんでも相談所』でアルバイトをしている。 一見するとお洒落なカフェにしか見えないその相談所に持ち込まれるのは、警察や一般の人間には手に負えない「オカルト・心霊絡み」の厄介な依頼ばかり。 彼を助手として現場へ連れ回すのは、年齢不詳で飄々とした調査員・白椛 祐介――通称シロさんを筆頭に、他にも、明るい事務員の梨奈や礼儀正しい巨漢の荒屋敷など、相談所には個性豊かな面々が集っていた。 記憶喪失の男に憑きまとう不気味な影、旧家から消えた「幸運の桐箱」と暗躍する妖怪、遺品の裁縫箱から現れる老婆の霊、そして学校で囁かれる「呪いの写真」とつきまとう幽霊……。 シロさんに振り回されながら、怪異の絡む不可解な事件に挑む惟。 しかし、真相を紐解くうちに浮かび上がってくるのは、得体の知れないバケモノの恐怖だけではない。 嫉妬、強欲、後悔、そして狂気――怪異を引き寄せ、呪いを生み出しているのは、他でもない生きた人間たちの生々しい感情だった。 果たして、本当に恐ろしいのは視えない怪異か、それとも人間か? 視えすぎる男子高校生と謎多き大人たちが、日常の裏側に潜む闇と謎を解き明かす。 少し切なくて背筋が凍る「日常系オカルトミステリー」!
21

ペルス・ネージュの咲く頃に~売られた令嬢と銀嶺の守護者~

北の果てで少女を待っていたのは、不器用で優しい愛だった――。 地主の令嬢として何不自由なく育ったイザベルは、父の急逝を機に没落し、騙されて北の宿場町に売り飛ばされてしまう。危ういところをトリスタンと名乗る青年に救われるが、彼に命じてイザベルの身柄を押さえたのは、密輸団の首領ディミトリだった。『北の熊』と恐れられるディミトリは、彼女を破格の対価で買い取り、山深い北国の隠れ家へと連れ帰る。 ならず者たちの巣窟で怯えたのも束の間、心優しき美女オルガや朗らかなトリスタンに世話を焼かれ、イザベルは持ち前の負けん気で逞しく居場所を作っていく。そして、そんなイザベルをディミトリは遠巻きに庇護するのだった。過去に傷を抱える大人たちの争いに巻き込まれながら、イザベルはいつしかトリスタンと心を通わせていくが、深い雪の下には彼女自身にも関わる秘密が眠っていた。 春を告げる白い花が咲くまでに、イザベルは自分がこの地に囲われた理由に辿り着き、ここでの日々に意味を見出すことができるだろうか。
22

選挙課 各務 善郎

清き1票を正しく この物語は少し話題の選挙の得票や定数削減に注目したお話で 窓際と言われている部署の人達の 活動と活躍?の物語です あらゆる場所へ飛んでいます
23

桜 舞い・・・  ~宝塚にて~ (別投稿サイトで1万PV達成)

仲間とは、  生死の境界とは、   人を愛する意味とは・・・ 決して特別ではない者達の、儚い三年間の思い出― 兵庫県・宝塚を舞台に、若者達の心が・・・舞う          宝塚ゆずり葉高等学校 戦わずして恋に破れた岡一文字は何事にも中途半端な高校生だった。  ある雨の日、運命的な女性と思い込んだ合気道家・上原佐那と出会い、        二人の運命の歯車が回る。           そこに仲間達が集うと、それぞれの想いを胸に、  笑いと迷いの中を凛と歩きはじめた・・・。
24

「新人たちが優秀すぎる」と評判ですが、実のところ、教育係の私は人が苦手です~田中先輩のクセ強教育論~

「新人たちが優秀すぎる」と評判の今年の新人たち。 その教育係を任された田中恵は、九人の新人を相手に毎日奮闘している。 落ち込む子には言葉を選び、自信過剰な子には考えさせ、質問できない子にはこちらから声をかける。 ――ただし、恵は人間が苦手だった。 嫌われたら終わり。 人間関係にやり直しなんてない。 そんな彼女が教えた新人たちは、なぜか少しずつ変わっていく。 「人は、話せば分かる」 そう教えながら、本人だけはそれを信じていない。 ちょっと変わった教育係と、彼女に育てられる新人たちの、会社での日々。
25

【完結】双葉病院小児病棟

ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 続き……ではないですが、双葉病院の提携先の歯科クリニックの話『痛いのは、歯だけじゃない』を現在更新中です。 そこでは黒崎先生はもちろん、双葉病院の先生もチラッと出てきたりしますので、そちらもぜひ。
26

契約結婚を解約する方法

養子に迎えられて二年目の少年は、義母から衝撃の事実を知らされる。義父母の結婚は跡継ぎを作らない「契約結婚」だったのだ。 やがて少年の兄の来訪で、義母は生き生きと輝きだし、義父は嫉妬しつつ、軽率にも醜聞を引き起こす。 離婚が成立し、少年と義母は新たな生活へと踏み出すが――その裏で、貴族たちの密約が交わされていたことを知らない。
27

裏切りの代償

かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。 尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。 取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。 自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
28

フルーツでも食べに行こうか?

柳奈乃花は、忙しい仕事の傍らご褒美のフルーツを糧に生きている普通のOL。住んでいるマンションの隣に引っ越してきた男性が、同じくフルーツ好きだった。そこから始まる恋愛ストーリー。※作中のフルーツはすべて実在します。
29

café R ~料理とワインと、ちょっぴり恋愛~

café R のオーナー・莉子と、後輩の誘いから通い始めた盲目サラリーマン・連藤が、料理とワインで距離を縮めます。 連藤の同僚や後輩たちの恋愛模様を絡めながら、ふたりの恋愛はどう進むのか? ※小説家になろうでも連載をしている作品ですが、アルファポリスさんにて、書き直し投稿を行なっております。第1章の内容をより描写を濃く、エピソードを増やして、現在更新しております。
30

見てもいいけど、感想は言わないで

創業五十四年の写真館は、十二月末で店じまいする。バイト先の暗室にこもりきりの孫娘・灯さんは、作品を誰にも見せない。ある夜、手伝いに呼ばれた僕が見せられたのは、僕自身が写った十九枚の印画紙だった。「見てもいいけど、感想は言わないで」——その台詞を、僕は木曜の夜に返すことになる。
31

母の遺言と祖母の手帳 〜ALSお母さんの闘病と終活・後日談〜

母の遺品整理をしていたら祖母の手帳を発見。母から「棺に入れて燃やして」と頼まれていたが火葬まで数日猶予があるため、私は謎めいた祖母の手記を読み始める—— ノンフィクションエッセイ「嵐大好き☆ALSお母さんの闘病と終活」の後日談です。前作は画像が200枚に達したため、こちらで改めて。 ▼前作「嵐大好き☆ALSお母さんの闘病と終活」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/394554938/525255259
32

ことりの古民家ごはん 小さな島のはじっこでお店をはじめました

旧題:ことりの台所 ※第7回ライト文芸大賞・奨励賞 都会に佇む弁当屋で働くことり。家庭環境が原因で、人付き合いが苦手な彼女はある理由から、母の住む島に引っ越した。コバルトブルーの海に浮かぶ自然豊かな地――そこでことりは縁あって古民家を改修し、ごはん屋さんを開くことに。お店の名は『ことりの台所』。青い鳥の看板が目印の、ほっと息をつける家のような場所。そんな理想を叶えようと、ことりは迷いながら進む。父との苦い記憶、母の葛藤、ことりの思い。これは美味しいごはんがそっと背中を押す、温かい再生の物語。
33

独身寮のふるさとごはん まかないさんの美味しい献立

旧題:独身寮のまかないさん ~おいしい故郷の味こしらえます~ 第7回ライト文芸大賞【料理・グルメ賞】作品です。 ◇◇◇◇ 飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。 仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。 退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。 他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。 おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。 
34

わたしと古民家と毎日~古民家ベーカリー&カフェとまり木~

書籍の続きを更新しました。しばらくの間、週一回木曜日に更新していきます 旧題:古民家ベーカリー&カフェ とまり木 ~美味しいパンとやすらぎを~ 第8回ライト文芸大賞にて、〈何気ない暮らしの景色賞〉を頂きました。ありがとうございます。 味覚を失っていた鈴原依織は、都会を離れた田舎で〈ベーカリー&カフェ とまり木〉に立ち寄った。 たまたま食べたサンドイッチの繊細な味を感じ、お店の看板メニューであるグルメバーガーに惹かれ、夢中でかぶりつく。 味覚を取り戻した依織は、ストレスだらけの仕事を退職し、とまり木で働きたいと願い出る。 田舎暮らしでの再生と癒しと、美味しいパンの物語。 *フィクションです。 
35

【完結】痛いのは、歯だけじゃない

その子は、痛いと言わなかった。 我慢することに慣れてしまった子どもたちが、 ひとり、またひとりと訪れる歯科クリニック。 そこにいるのは、 容赦なく現実を突きつける歯科医・鬼崎。 「逃げるな。」 その言葉の先で、 彼は“本当の痛み”に向き合う。 ーーー痛いのは、歯だけじゃない。 これは、見過ごされてきた痛みを、 ひとつずつ拾い上げていく物語。
36

妻の遺品を整理していたら

妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。
37

【完結】甘やかされて育った第三王子は、婚約者を失って初めて自分の未熟さを知る

フェイス侯爵家令嬢ユーアは、第三王子ボートン・ハミルトンの婚約者として、長年彼を支え続けていた。 貴族達への根回し。問題が起きる前の調整。王族として未熟だった彼を、優秀な彼女は陰から守り続けていた。 だが、ボートンはその価値に気付かない。 さらに、すべてを肯定してくれる新興貴族の令嬢へ惹かれた彼は、感情的に婚約破棄を告げてしまう。 その瞬間から、少しずつ全てが崩れ始めた。 会議はまとまらず、派閥関係は悪化。 それまで当たり前に回っていたものは、全てユーアが支えていたのだ。 だが、王太子ロジャーに導かれ、過ちに気づき自らの未熟さと向き合うことで…。 これは、失ってから初めて支えられていたことに気付いた王子が、再び隣に立てるようになるまでの成長物語。
38

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~

「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」 病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?! 女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。 そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!? そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?! しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。 異世界転生の王道を行く最強無双劇!!! ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!! 小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
39

妹はわたくしの物を何でも欲しがる。何でも、わたくしの全てを……そうして妹の元に残るモノはさて、なんでしょう?

 姉と下に2歳離れた妹が居る侯爵家。  両親は可愛く生まれた妹だけを愛し、可愛い妹の為に何でもした。  妹が嫌がることを排除し、妹の好きなものだけを周りに置いた。  その為に『お城のような別邸』を作り、妹はその中でお姫様となった。  姉はそのお城には入れない。  本邸で使用人たちに育てられた姉は『次期侯爵家当主』として恥ずかしくないように育った。  しかしそれをお城の窓から妹は見ていて不満を抱く。  妹は騒いだ。 「お姉さまズルい!!」  そう言って姉の着ていたドレスや宝石を奪う。  しかし…………  末娘のお願いがこのままでは叶えられないと気付いた母親はやっと重い腰を上げた。愛する末娘の為に母親は無い頭を振り絞って素晴らしい方法を見つけた。  それは『悪魔召喚』  悪魔に願い、  妹は『姉の全てを手に入れる』……── ※作中は[姉視点]です。 ※一話が短くブツブツ進みます ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾もあるかも。 ◇なろうにも上げました。
40

悪役令嬢はとっくに老婆です。今さら謝りに来ないでください

断罪されてから数十年。元悪役令嬢レナ・フォン・アシュレイ(転生前の名:松子)は、追放された辺境でいつのまにか老婆になっていた。 農村の人々に「レナばあさん」と呼ばれ、日向ぼっこと昼寝を愛する悠々自適な老後。乙女ゲームの記憶も悪役令嬢の野望もすっかり霞んで、それでも案外、悪くない暮らしだった。 そんなある日、レナが床に伏しているという噂が広まった。すると——かつての断罪に関わった人物たちが、全員老人になって謝りに来た。「死ぬ前に、謝らなければ」と。 レナの本音:「もういいのよ。昔の話でしょ」 だが老人たちは次々と訪れ——そして次々と、レナより先に逝く。見送られるはずだった老婆が、全員を見送ることになった。 ※本作は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
2,172件