朝ニモ

朝ニモ

小説投稿は初心者です。昔からひっそりと物語を書いていました。
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現代文学 完結 短編
空のはるか上── 孤独の王子ルクスは、誰もいない雲の王国で紙飛行機を飛ばし続けていた。 ある日、その紙飛行機が見知らぬ返事をのせて戻る。 「誰かがいる」 王子は雲を割り、恐れを抱えたまま地上へ下りることを決意する。 一方、現実の病室では── 母の死をきっかけに、障害を抱える高校生・光也が昏い沈黙に閉ざされていた。 胸に抱くのは、亡き母が彼のために描いた絵本『ぐんじょうりょこう』。 七虹という看護師の娘がその絵本を読み聞かせるたび、絵本の王子ルクスと、光也の空想が静かに呼応し始める。 雲上と地上、幻想と現実、紙飛行機と鐘の音。 これは光也が母の死を乗り越え、一歩を踏み出すまでの物語。 ☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️ ☁️ 「ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしています。 少しでもいいと感じていただけたら、投票・エール・感想・いいねなど頂けると励みになります!
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文字数 13,520 最終更新日 2025.07.16 登録日 2025.06.27
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