純文学 小説一覧
1
初めて見たとき、天使だと思った。
だが、その“美しさ”は、彼自身を壊す理由でもあった。
芸能界を去り、美大生として再出発した神谷真人。
教育実習の日々の中で、少しずつ日常を取り戻していくはずだった。
――あの日、地下鉄で倒れるまでは。
偶然出会った青年・晃。
その出会いをきっかけに、遠ざけたはずの過去が、静かにその輪郭を取り戻していく。
見えない傷と、忘れたい記憶。
吉凶悔吝の苦しみのなかで、真人が手を伸ばした先にいるのは誰なのか。
これは、“触れること”の責任と救済を描く物語。
【作者より】
魂が共鳴するようなブロマンスが書きたいんだ! というパッションを詰め込みました。
全38話、今月末に完結予定です。
4/26、〜19話
4/27、〜24話
4/28、〜29話
4/29、〜34話
4/30、〜38話(最終話)
配信予定です。
19万字という長旅ですが、ジブリ愛を叫びながら作ったキャラ弁を食べるような気持ちで、お気軽に手に取っていただければ幸いです。
文字数 106,297
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.23
2
3
文字数 17,178
最終更新日 2026.04.26
登録日 2025.06.20
4
5
現代詩形式の文体での挑戦:【詩小説】
全編を通じ、ノベルのドラマチックな展開を詩的なリズムに乗せて綴る、挑戦的な読書体験を提供します。
キャッチコピー
「愛している」という言葉が、雪のように白く、嘘のように冷たい。
あらすじ
王都でも指折りの美貌を誇る伯爵令嬢・セシリア。彼女が嫁いだのは、幼い頃から慕い続けた初恋の君、公爵嫡男のギルバートだった。
誰もが羨む結婚。しかし、その実態は一度も肌を合わせることのない「白い結婚」。
セシリアは信じていた。彼が自分を大切に想うあまり、清らかな関係を望んでいるのだと。あの、冬の陽だまりのような優しい声で「君が一番だ」と囁いてくれるから。
だが、真実の香りは、深夜の静寂と共に運ばれてくる。
帰宅した夫が纏う、自分のものではない甘すぎる花の匂い。触れた指先から伝わる、雪解けのように生々しい「他者の体温」。
彼は、私を「一番」と呼びながら、その口で他の女の温もりを、悦びを、情熱を語っている。
美しく塗り固められた「白」が剥がれ落ち、初恋の記憶が泥にまみれていく時、セシリアは決意する。この空虚な寝室を、そして愛という名の欺瞞を、自らの手で終わらせることを。
これは、純白のドレスを泥で染め上げ、偽りの楽園から這い出す女の、美しくも残酷な訣別の詩(うた)。
作品の魅力・特徴
温度と匂いの対比: 夫との冷え切った関係(氷・白)と、彼が持ち帰る浮気の残滓(熱・泥・情欲)を、徹底した五感描写で描き出します。
文字数 35,331
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.03.29
6
7
8
9
文字数 40,754
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.03.02
10
11
文字数 1,534
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.24
13
14
15
文字数 559
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.20
16
17
NTTのお支払いに関するドタバタ劇を描きました。
そんな中でも感謝を感じられる一日に感謝。
消えてしまったものをドキュメントに保存した内容から復元しました。
読んで頂けると嬉しいです。
1.毎月のお支払いが、大変なのはどうしてなんだろうか?
2.電化製品を購入しにいって驚いたこと
3.母の民謡
4.秋刀魚を一匹食べれる時がくるとは思わなかった
5.和利の働いている場所へ母が見学に来る
6.要介護1級に母がなってから、和敏は馬になる
7.母に喜んで欲しくて
8.初給料から家へ入金する和敏
9.新聞配達と掛け持ちで居酒屋で働く和利
10.しじみ汁の「ありがたみ」
11.母の背中を流す和敏
12.母のトイレのたびに、がんばる和敏
13.和敏だけに苦労はさせられないと、母が起死回生を諮る
14.この命尽きるまで……
15.和敏のために鬼になる母
16.退院後、フルキャスト「派遣会社」の仕事に勤しむ和敏
17.結婚の話が出る和敏
18.周りからは、いい親子ですねの陰口の変わりに、息子さんがかわいそうといわれる
19.和敏が産まれてきてくれてよかった。
文字数 21,629
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.16
19
20
21
22
文字数 2,789
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.04.16
23
フロリダ州のうだるような熱気と湿度を、分厚いコンクリートと鋼鉄の扉が完全に遮断する空間。
フラグメント郡に位置するその施設は、保安官から皮肉を込めて「グリーン・ルーフ・イン(緑の屋根の宿)」と呼ばれている。
そこは、北の歴史的な街並みと南の喧騒なビーチリゾートの中間に位置する奇妙な空白地帯だ。
一歩足を踏み入れた瞬間、外の世界の肩書きや人生の証明はすべて無意味となり、誰もが等しく厳格な手続きの波に飲み込まれていく。
「黄色い線の内側に立て」「壁を向いて、足を広げろ」
24時間、絶え間なく響き渡る無機質な命令の声。
靴紐を抜かれ、ベルトを外され、所持品を透明なプラスチックバッグに没収される。その過程で、かつての個性は削ぎ落とされ、やがて鮮やかなオレンジ色の統一規格の服へと着替えさせられる。
そこでは人間は「名」ではなく、ただの「番号」へと成り下がるのだ。
泥水の中を進むように重く遅い、外の世界とは切り離された時間の流れ。容赦なく効いたエアコンの冷気と、深夜3時を回っても消えることのない蛍光灯の光。
語り手である「私」は、静かに書類を整え、次々と運び込まれる「宿泊客」たちを迎え入れ続ける。
終わることのない、無機質なルーチン。窓のない息の詰まるような空間で、今夜もまた、この「宿」の静かな業務が続いていく。
文字数 176,302
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.03.07
24
25
実感も湧かない"国"を守るため、これまたよく知らない"外の国"とやらの連中と殺し合う
戦場を目前にしても、心は村から離れない
同郷の仲間と隣り合い、彼らは戦場に立っていた
苦痛と不安に挟み込まれ、彼は自身の足跡に思いを馳せる
下される号令——『全軍突撃』
兵士よ、駆けよ
文字数 17,430
最終更新日 2026.04.12
登録日 2025.10.19
26
北大路熊五郎はタヌキ山市の市役所職員。真面目で何の面白みもない障がい福祉課の公務員だった。
だが彼には秘密があった。彼は宇宙人だったのである。
筆者が病の床から目覚めた時、天から降ってきた心温まるシリアス・ギャグ・コメディである。クスッと笑っていただけると幸いである。
文字数 2,097
最終更新日 2026.04.10
登録日 2026.04.10
27
私小説。昭和、平成、令和にまたがる家族の物語。
「私」がまだ小学生だった頃、自営業の父、専業主婦の母、姉、ヒデくん、私の5人家族は、とても幸せだった。しかし、それは家族の事情を知らない私の幻想だった。
私が中学生になる頃、父の事業が傾き、母が家計を支えるためパートで働くようになるが、そこで母は上司と関係を持ってしまう。養護施設で頑張っていたヒデくんも、結婚への夢が潰えたのを機に容態が悪化。姉も家を出ていく。女として自身の魅力に目覚めた母は、かつて自分を苦しめた夫への復讐心から、次々と男性との関係を深めていく。私は、変わってしまった母の姿に戸惑い、苦しみ、同性愛に走りそうになるが、初めての恋人である美由紀の存在に救われ、段々と自身の生き方を確立していく。
やがて時が過ぎ、私は結婚。家族の形も変わっていく。老いとともに変わり果てていく両親…その後、父が亡くなり、私と母は、関係を修復し、濃密な時間を過ごすが、母の死も近づいていた。
「母さんは父さんを愛していたの?」私の問いに対する母の答えとは…
文字数 50,719
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.09
28
29
30
「えっ、あのファミリーカー、速すぎない!?」
給食のおばちゃんが運転する愛車エスティマが、高級スポーツカーを次々とごぼう抜き!?
目的はレースの優勝……ではなく、全国ご当地グルメと家族の思い出作り!
【あらすじ】
愛知県の田舎町に住む、パワフルで仲良しな佐藤家。
長男・信長(高2)が野球で甲子園出場を逃し、家の中はどんよりお通夜モード……。
そんな沈んだ空気を吹き飛ばすため、父・鷹人(土建屋の親方)が提案したのは、優勝賞品「ハワイ旅行&賞金1000万円」を懸けた、47都道府県を巡る日本公道ラリーカップへの参戦だった!
「よーし! 母ちゃんが絶対ハワイへ連れてってやるから、あんた達はしっかり掴まってなさい!」
ハンドルを握るのは、無事故無違反歴20年、細い農道と毎日の部活送迎で鍛え上げられた「神ドラテク」を持つ母・恵(パート歴10年の給食のおばちゃん)。
「ファミリーカーがレースに参加とか笑える」と見下してくるIT社長の高級外車やプロレーサーたちを、「あら、お肉の特売に遅れちゃうわ」と鼻歌交じりにアウトからぶっちぎる!
静岡のげんこつハンバーグ、宇都宮の餃子100個食い、北海道のジンギスカン……。
肉大好きな信長と、苺ミルクが手放せない3歳の愛娘・千姫の笑顔のために、エスティマは今日も日本全国のご当地グルメを求めて爆走中。
レースのピリピリ感? なにそれ美味しいの?
最強のオカンと不器用な親方父ちゃんが贈る、笑いあり、涙あり、深夜の閲覧注意な飯テロあり!
どん底だった息子が再び前を向くまでの、ドタバタ痛快・家族旅行ラリー、いざ出発進行!
【ここが読みどころ!】
🚙 痛快すぎる「オカン無双」!:チート能力や魔法は一切なし! 20年間の「日常の運転」だけでプロを圧倒する圧倒的ギャップ&ざまぁ展開!
🍖 深夜の閲覧注意な「飯テロ」!:行く先々で出会う絶品ご当地グルメ。給食のおばちゃん直伝の豪快な食べっぷりでお腹が空くこと間違いなし!
👨👩👧👦 笑って泣ける「家族の絆」:ただのレースバトルじゃない。傷ついた息子を不器用ながらも全力で励ます、温かい家族の姿にほっこり癒やされます。
文字数 53,051
最終更新日 2026.04.07
登録日 2026.03.22
31
江戸中期、北国の小藩・海坂藩。三十石取りの下級武士、佐伯清之助は、春の朝日と南風にふと胸の疼きを覚えるようになった。
質素な暮らしのなかで抱えたその小さな衝動を、幼なじみのお里にだけ打ち明けると、彼女はただ「面白そうだのう」と微笑む。
やがて清之助は、老母を案じつつも思い出を胸にしまい、城下を出る決意をする。
お里もまた静かに歩み寄り、ふたりは連れ立って近隣の宿場を巡るささやかな旅へ出る。
道中の失敗や他愛ない笑い、春の雨や風に身を任せる日々のなかで、清之助は「遠くへ行けば何かが変わる」という思いの淡さに気づきはじめる。
そして旅の果て、彼が見出したものは、遠くではなく、すぐそばにあった温もりだった――。
文字数 14,800
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.03
32
33
幸せを運んでくれるという、青い鳥「ファントム」。
複雑な生い立ちを持つ矢倉セオは、幼いころから青い鳥ファントムの存在を信じていた。
でも――おれは知ってるんだ。世の中はそんなにうまくできていない。何かを差し出さなければ、それはやって来てなんかくれないってことを。
小さな幸せのために、ファントムへ自分自身を差し出し続けるセオ。青い鳥がもたらすとされる最高の幸せを、手にすることは出来るのか――
三つの物語から構成される群像劇のヒューマン・ドラマ「Dim7 (ディミニッシュ・セブンス)」
【(短編)第一部 セオ篇】です。
※※本投稿のあとに、
連載 第二部 静夏(しずか)篇
短編 第三部 太貴(だいき)篇
を掲載予定です。※※
文字数 8,815
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.04.04
34
35
文字数 142
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.04.03
36
37
職場の元同僚の女と、終電を逃した夜にキスをした。
それをきっかけに、彼女は週に数回、決まった時間に部屋を訪れるようになる。
触れ合いはあるが、関係に名前はない。
「恋人じゃない」と言い切る彼女に対して、主人公の女もまた言葉を避けたまま、曖昧な関係を続けていく。
しかしある日、思わず「好き」と口にしてしまう。
その一言で均衡は崩れ……
文字数 2,711
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
38
文字数 142
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.31
39