サスペンス小説一覧
世界各地から選ばれた24名の前に現れたのは自称”神”。
神は告げる「汝らに”祝福”を授けた」と。
そして「”祝福”とは”どんな願いでもひとつ叶える権利”だ」と。
ただし、そこには3つのルールがあった。
1.”祝福”の数は決して増えない
2.死んだ人間を生き返らせることは出来ない
3.”祝福”を持つ者が死んだ時、その”祝福”は別の人類にランダムに移る
”祝福”を持つ者はその境遇や思惑に沿って、願いを叶え始める。
その果てにどんな結末がもたらされるかを知らずに。
誰かが言った。
「これは”祝福ゲーム”だ」と。
神は言わなかった。
「さあ、ゲームの始まりだ」と。
文字数 160,356
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.15
将来がかかったピアノコンクール目前に、世界一幸福な養子と周りから羨まれる青年が失踪。
特定屋としてアングラサイトで活躍するサライ(18)は、失踪理由を探るように依頼を受ける。
依頼者は、イタリア一の富豪にして有名美術鑑定士のロレンツォ・ディ・メディチ(45)。
失踪したのは、彼の息子アンジェロ(18)だ。
かくゆうサライも、イタリア全土で起こっている修道士殺害事件の容疑者として、無実の罪で未成年収容所に収監されていた。
ロレンツォの依頼を断れば、長い囚人人生が待っている。
依頼を受ければ、権力者の駒にされる。
ロレンツォにフィレンツェの館に連れていかれたサライは、絨毯に引きずられた跡を見つける。
そして、絵だらけの不思議な部屋へと入り込む。
絶体絶命の中、サライの推理が始まる。
文字数 166,577
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.03
交通事故に遭った沙良が目を覚ますと、そこには婚約者の拓人が居た。
一年前の交通事故で沙良は記憶を失い、今は彼と結婚しているという。
しかし今の沙良にはこの一年の記憶がない。
そして、彼女が記憶を失う交通事故の前に見たものは……。
『○曜○イド劇場』風、ミステリーとサスペンスです。
最後の謎解きは海の崖に行きたかったのですが、海の公園辺りになる予定です。
文字数 34,409
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.29
とある事件を機にホスト稼業から足を洗った織田童夢は、それまでの生き方を反省して慈善事業に勤しむこととなった。
だが現実は甘くなく、副業をしないと食っていけなくなった。不本意ながらも派遣でコールセンターへ勤務しはじめた童夢は、同僚の美女たちと出会って浮かれていた。
そんな折、中年男性の同僚たちが行方不明になりはじめる。そのうちの一人が無残な他殺体で発見される。
犯人は一体どこに。そして、この裏に潜む本当の目的とは……?
月狂四郎が送るヤンデレミステリー。君はこの「ゲーム」に隠された意図を見破れるか。
※表紙はAIにて作成しました。
※更新は毎日12時と22時。土日は各更新が2話ずつ(計4話更新)になります。
※全体は12万字ほどあり、すでに完成しています。そのため、絶対にエタりません。安心して連載を追って下さい。可能であればブクマやコンテストの投票もお願いいたします。
※3月19日の完結後には翌日より11:50と21:50に作品解説の連載がスタートする予定です。お楽しみに!
参考文献
『ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~』宇都宮直子(小学館)
文字数 120,611
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.26
仲良し四人組だった颯太と妹の麻衣、友達の誠、涼香は共に学校に通い、何をする時もいつも一緒で、そんな幸せな日々が何時までも続くと思っていた。
ある日、友人涼香の住んでいたアパートが火事になり、颯太と麻衣の母親は様子を見に行ってくると言って家を出たまま帰ってこなかった。
彼女は涼香と隣の部屋に住む少女結菜の命を助けたが、本人は翌日になって全焼したアパートの中から焼死体で発見されることとなる。
母が助けに行かなければ友人が死んでいたであろうことから、何が正しかったのかと悩み苦しむ颯太と麻衣。
何故母は、死ななければならなかったのか?
煙を大量に吸ってしまった涼香はしばらくして病院で目覚めるも、逃げ遅れたせいで彼等の母を殺してしまったとショックを受ける。
火事をきっかけにどんどんと崩壊していく友情。
そもそもアパートの火事は何故起こったのか?
虐待、ネグレクト、傷害事件...物語はどうなっていくのか?
色んな人間の感情が交差するヒューマンドラマ。
文字数 118,467
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.12
中学生の頃家族を失い、叔母に引き取られて育った、関戸瑠奈(せきど るな)。
その叔母を亡くし、遺品を調べるうちに、奇妙な手紙の束を見つける。
『瑠奈をかえして』。
書かれた言葉にも、差出人にも心当たりがなく戸惑うが、やがて身のまわりで色々なことが起こり始める。
血だらけの制服を着た少女の幽霊。
同僚との仲を疑い、悪意をぶつけてくる先輩社員。
過去を掘り返そうとするフリージャーナリスト。
果たして瑠奈は、ずっと見ぬふりをしてきた過去の恐怖に、今こそ向き合えるのか----。
<使用画像>
表紙→photoAC
タイトル文字→かんたん表紙メーカー
文字数 76,700
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.29
紬ちゃん(主人公)
明るくて一途な性格の中学2年生。クラスメイトの明君にずっと片思いしている。紬ちゃんは、その純粋な気持ちとは裏腹に、自分の感情を上手く表現できないことに悩んでいる。友達想いで、その真っ直ぐな性格が周りから愛される理由。
泉ちゃん
紬ちゃんの親友で、いつも明るく元気いっぱい。何事にも一生懸命で、天然なところがあるけど、それが逆に周りを和ませる魅力。紬ちゃ
ゃん、彼女に対しては特別な感情を抱いている
紬ちゃんの弟
紬ちゃんの弟で、小学生。姉思いで、家ではよく紬ちゃんとじゃれ合っている。彼の無邪気さと、時には姉の悩みに意外と的確なアドバイスをくれるところが魅力的。家族の中で、紬ちゃんの心の支えにもなっている。
明君
紬ちゃんのクラスメイトで、彼女の長年の片思いの相手。外見はクールで、少し無口なタイプだけど、実は周りのことをよく見ていて気配りができる優しい心の持ち主。そのギャップが、紬ちゃんをはじめ、クラスの女子たちを魅了している。
文字数 21,259
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.03.05
主人公、水無月 奏(みなづき かなで)はひょんな事件から警察の特殊捜査官に任命される。
そして、同じ特殊捜査班である、透(とおる)、紅蓮(ぐれん)、槙(しん)、そして、室長の冴子(さえこ)と共に、事件の「真実」を暴き出す。
その事件がなぜ起こったのか?
本当の「悪」は誰なのか?
そして、その事件と別で最終章に繋がるある真実……。
こちらは全部で第七章で構成されています。第七章が最終章となりますので、どうぞ、最後までお読みいただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたしますm(__)m
文字数 154,133
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.01.27
望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。
この、記憶消去方を開発していたエンジニアの一人であった筧葉子(かけいようこ)が、ある日突然自殺した。
葉子の死を苦痛に感じていた婚約者の仁平薫(にへいかおる)は、記憶の一部を消すことで、気持ちを切り替え前を向こうとしていた。
そんな彼の元に、心の傷をえぐるかのように、葉子とよく似た容姿を持つ少女、柚乃(ゆの)が現れる。
すべての記憶を失っていると自称する彼女は、しかし、なぜか薫の名前だけは覚えているのだという。
また、柚乃の頭の中には、誰のものかわからない他人の記憶が宿っていて?
同じように薫の頭の中にも、他人の記憶がいつの間にか宿っていたのだった。
なぜ、他人の記憶が二人の頭に宿っていたのか?
はたして柚乃は何者なのか?
次第に謎が紐解けていく中、薫の元に葉子からの遺言(ゆいごん)が届いた。
文字数 85,772
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.02.28
母が死んだ。とんでもない死に方で。
茫然とする僕の前に、異母兄弟だという少年が現れる。
比良坂夜見(ひらさかよみ)と名乗る少年は、白蝋のような肌をしたアルビノだった。
夜見に導かれて僕は、15年前僕と母を捨てたという実の父で今は官能小説家として有名な、比良坂希京の家で暮らすことになる。
だが、その森の中にひっそりと佇む屋敷で僕を待ち受けていたのは、次々に起こる奇妙な出来事だった。
寡黙で異様な外観の父、希京の不気味な視線。
謎の地下室。
夜な夜な聞こえる奇怪な喘ぎ声。
書棚の隅で見つけたあり得ぬほど猥褻な写真集。
そしてそこに掲載されていた、一枚の衝撃的な写真ー。
不安と緊張に苛まれ、徐々に精神のバランスを崩していく僕は、次第に夜見に惹かれていくがー。
その先には、想像もつかない惨劇が待ち構えていた。
文字数 132,739
最終更新日 2024.03.18
登録日 2022.10.30
「託した未来、揺るがない希望」
銃社会と化した2025年の日本。
フランスからの帰国早々、高校生の流雫(るな)は出迎えた澪(みお)と共にとある少女の襲撃事件に遭遇し、助ける。その半日後、アルスは彼女と全く同じ少女をパリの空港で目撃する。それはフランスの新宗教、太陽騎士団の聖女アリスだった。
翌日、流雫は前日助けた少女と再会する。彼女の名はプリィ。流雫がフランス人だった頃、何度か遊んだ仲だった。
そのプリィが告げたのは、アリスは自分をベースとしたクローンと云う事実だった。しかし、そのクローンのデータが流出していることが発覚する。
日本とフランス、2つの国を跨ぐサスペンスアクション。技術と宗教倫理に挟まれる人工生命体の在り方とは。6発の銃弾で、大きな陰謀に立ち向かえ。
文字数 14,977
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.02.29
「孤独だとしても、立ち上がれ」
銃社会と化した2025年の日本。
高校生の流雫(るな)と澪(みお)は、池袋のコスプレイベントで銃撃事件に遭遇し、犯人を仕留める。その2人に近寄る、アウロラと名乗る少女、悠陽(ゆうひ)。悠陽は事件について、自律型AIがGMを務める大人気MMO「エグゼコードクラウド(EXC)」のオフ会での対人トラブルが引き金になったと話す。
その一方、ユーザーがロストしたハズのアバターがNPCとなって復活し、かつての持ち主やそのフォロワーを襲撃する事件がEXC内で発生。プレイを始めたばかりの澪も遭遇する。
その数日後、イベントで悠陽に絡んでいた男が線路に飛び込み自殺をし、悠陽は学校帰りに何者かに襲われる。
EXCで何が起きているのか?ゾンビと呼ばれるNPCアバターの目的は?そして、AIを崇拝したい連中の目的とは?
MMOを引き金に、それに纏わる様々な思惑がリアルで殺人事件を引き起こす。たった6発の銃弾で生き延び、事件の真相を掴め。
サスペンスアクションの最高傑作、開幕。
文字数 36,379
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.02.29
僕はその家に行くことにした。その家に出ると言われている幽霊に会うために。幽霊に会うことができたら、僕はその幽霊にインタビューしたいと思っている。それは僕がテレビマンだからだ。テレビマンの本能? それとも宿命? どちらでも構わないし、どちらでなくても構わない。
僕のインタビュー。僕はその幽霊にこう訊ねる。
「あなたはどうして死んだのですか?」と。
そして僕は、大嫌いな江村才子と幽霊の正体を突き止める旅を始める。
文字数 19,889
最終更新日 2024.03.17
登録日 2023.02.28
同年代の子達と放課後寄り道するよりも、VRMMOでおじさんになってるほうが幸せだ。オープンフィールドの狩りゲーで大剣使いをしているガルドこと佐野みずき。女子高生であることを完璧に隠しながら、親父どもが集まるギルドにいい感じに馴染んでいる…! ひたすらクエストをやりこみ、酒場で仲間と談笑しているおじさんの皮を被った17歳。しかし平穏だった非日常を、唐突なギルドのオフ会とログアウト不可能の文字が破壊する!
序盤はVRMMO+日常系、中盤から転移系の物語に移行していきます。
表紙は茶二三様から頂きました!ありがとうございます!!
校正を加え同人誌版を出しています!
https://00kanoyooo.booth.pm/
こちらにて通販しています。
更新は定期日程で毎月4回行います(2・9・17・23日です)
小説家になろうにも「40代(男)アバターで無双するJK」という名前で投稿しています。
この作品はフィクションです。作中における犯罪行為を真似すると犯罪になります。それらを認可・奨励するものではありません。
文字数 1,952,152
最終更新日 2024.03.17
登録日 2017.02.09
ある日の登校時、少年は、見知らぬ少女と出会う。
彼女が、ささやいた。
「世界中が、殺しに来るわよ。あたしと、あなたを」
その瞬間から、世界中が敵となった。世界中が、襲ってきた。次から次へと。二人を殺すために。
はたして二人は、生きのびることができるのか。
※本作品は、フィクションです。法律・法令に違反する行為を容認・推奨するものではありません。
注:本作品は、拙著『街中みんなが殺しに来る』とは、まったく別の作品です。登場人物、世界観、ストーリー等、いっさい関連がありません。
※蛇崩通のホームページはこちらhttps://jakuzure.p-kit.com/ (レビューなどが掲載されています)
※AmazonでKindle版『絶体絶命ルビー・クールの逆襲<帝都大乱III 救出作戦編>』の無料キャンペーンを、2023年3月1日(金)17:00から3月3日(日)16:59頃まで実施します。是非この機会に、無料でKindle版を入手して、お楽しみください。
また、アマゾンで評価の星をつけていただければ、助かります。簡単なもので構いませんので、レビューを書いていただければ、とてもありがたいです。
文字数 12,262
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.02.29
きっともう一度、読み返したくなる。
【あらすじ】
時は2022年。無職で日々、自堕落な生活を送る鈴木慧の下にある日、一人の男が訪ねてくる。
彼の目的は、十二年前に起きた「岐阜県G市集団拉致・監禁事件」の被害者であり、ただ一人生還した慧に事件当時の話を聞くことだった。
過去の凄惨な事件から人との接触を拒む慧だが、記憶を掘り起こしながら、ゆっくりと語り出す。
一方、佐藤真は暗闇の中で目を覚ます。それまで自宅にいたはずの真は、何者かによって見知らぬ廃病院に閉じ込められていた。
また自分の他にも、面識のない五人の男女が閉じ込められており、真と同じく気づいたらここにいたという。
拉致監禁という緊迫した状況に警戒しつつもそれぞれが出口を探す中、真はある部屋でおぞましいものを見つける。
そこには体をバラバラにされた複数のマネキンと、顔面を潰され首を吊った一体の人形があった。
いったいここは何なのか。犯人は何が目的なのか。
底知れぬ恐怖を抱く真は、人形たちの中に紛れて倒れている一人の女性を発見し、驚愕する。
彼女は十二年前、自分の下から姿を消した恋人の早瀬美香だった。美香は「岐阜県G市集団拉致・監禁事件」に巻き込まれたと言われており、いまだ消息を掴めていない状況だった。
その美香がなぜ、こんなところにいるのか。そしてなぜ、彼女は十二年前と変わらぬ姿でいるのか。
「タイムスリップ? そんな馬鹿な……」
はたして真は美香とともに、廃病院から無事に脱出することができるのか。
※この物語はフィクションです。
ミステリカテゴリですが、ホラー要素を含みます。苦手な方はご注意ください。
文字数 193,782
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.02.20
スマホも通じない山奥に存在している奇妙なコミュニティー・御手洗村。ここに住むのは、様々な問題を抱えた四つの家族。彼らの生活を手助けするのは、高木和馬という資産家と西野昭夫という青年である。皆は、世間と隔絶し閉ざされた世界の中で平和に暮らしていた。
そんな村に、奇妙な男が訪れる。彼は、強靭な肉体と全てを見通す目を持つ最凶最悪の怪物であった──
※残酷な描写、胸糞な展開があります。また、ハッピーエンドと呼べる終わり方ではありません。
文字数 101,556
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.02.28
殺人罪で死刑が確定し、執行された男。彼は無罪を主張していたが受け入れられなかった。刑が執行されたが、前代未聞の事が起こる。彼は死なないのだ。それはこの世に対する復讐なのか未練なのか…それから、彼に関わった人間たちが、次々とこの世から消えていく。その度、彼は……一場面でしか登場しない主人公と、それに関わる人々の恐怖を描いてみました。読んで頂けたら幸いです。
文字数 39,329
最終更新日 2024.03.16
登録日 2023.11.08
文字数 19,243
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.08
ムーンクロウ――その名は夜の闇に響き渡る伝説として、街の人々の間でささやかれている。彼の謎めいた姿が、一筋の光を求める者たちの希望となった。彼は正義のために闘い、悪事を行う者を裁く孤高の戦士として、夜の影に姿を隠していた。
しかし、その正体は常に謎に包まれている。彼の素顔や過去、そしてその真の目的は、街の人々にとっていまだ知りえぬ謎として残されていた。ある者は彼を英雄として祈り、ある者は彼の影に恐れを抱き、ある者は彼の行動の背後に隠された真実を探り続けた。その孤独な闘いは、街の暗闇を照らす光の中で永遠に続くのだろうか。彼の道は、未知の領域へと延びていくのだろうか、それとも彼の謎めいた姿は永遠に街の伝説として残るのだろうか。
文字数 13,662
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.03.14
――わたしは、先輩の〝今は亡き想い人〟の身代わりであって、彼の本当の妻でもなければ義妹でもない。
高校一年生の〈桜子〉は、ひとつ年上の〈花泥棒〉先輩と契約を結んだ。
学校では彼の〝妹〟を演じ、家では〝お嫁さん〟のように一緒に暮らすことで、衣食住の世話をしてもらえる一年契約。
甘く幸福な生活のなか、桜子は彼に恋をする。
けれども毎日のように他の女を抱く先輩は、桜子とだけは白い関係を貫き続けた。
彼のスケジュール帳に書かれた『飛び降り』や『他殺』という文言。『殺人』計画を匂わす検索履歴。
本気になってはいけない契約恋愛だと自らに言い聞かせる桜子は、しかし、日々不信感を募らせながらも先輩に惹かれ、やがてほんとうの恋人の座を手に入れる。
クリスマスイブやバレンタインの奇妙な事件を経て、契約満了の日が迫った、桜子の誕生日でもある三月一日。
先輩と喧嘩をして家を出た彼女は、凶刃に襲われかけたところを彼に庇われる。
彼の身が危ぶまれる時、桜子が知るのは、並行世界の彼女と彼の繰り返し――ループの存在だった。
・先輩の作り上げた契約恋愛の事情とは?
・彼の『殺人』はいかにして為されたか?
桜子の死を止めたい彼の〝ループ〟に、五つの世界の彼女との恋。
――さあ、もう一度、きみと最後の恋を始めよう。
――今度は、わたしが、あなたを見つける。
これは、好きなひとを真っ直ぐに求めるふたりの、甘ったるくて時に苦い、カフェオレみたいな青春ラブサスペンス。
・この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
・幽八花あかね名義作
文字数 44,379
最終更新日 2024.03.13
登録日 2023.07.07
文字数 3,327
最終更新日 2024.03.13
登録日 2024.02.14
ある日突然送られてきた招待状。そこには百人のプレイヤーとして選ばれたためゲームに参加しなければいけないと書かれていた。その日を境に蒼太の人生は一変する。
勝てば何でも望みが叶い、負ければ全てを失う人生ゲーム。
自分が信じられる仲間を集め全てのゲームにクリアしろ!
4話から本編です
文字数 31,091
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.02.27
見てしまった。見たくないものを、見てしまった——
一週間ほど前に仕事上のトラブルで噂が流れ、耐えられずに退職した帆野俊(ほのしゅん)は、明日死ぬ人間の死が見えてしまう。その時に、相談に乗ってもらった友人である、早海琳(はやみりん)が死ぬことを予言される。レストランから出て公園に行きつくと、そこには一人の人影が。一瞬にして早海が倒れる中、襲った人間を追う、特殊事案調査事務所と名乗る浅霧由惟(あさぎりゆい)という人物が現れる。特殊事案というのは、「人には言えない訳ありな事情を抱えた人のためにある調査事務所」らしい。そんな浅霧も、「人から避けられる」という奇妙な能力を持つ。そんな死ぬ人間が見える男と避けられる女が、怪異の真相を探るため、共に調査していく。
※小説家になろうにも公開中。
文字数 133,421
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.02.17
「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」
幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。
だが……しばらく経った頃、仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。
それは洋壱の死の報せであった。
朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。
悲しみの最中、朝倉から提案をされる。
──それは、捜査協力の要請。
ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。
──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?
文字数 26,320
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.01.25
非上場の大手ゼネコンの創業家社長の一人娘である久保亜美は、父の勧めで出世頭のエリート俊介に婿に入ってもらって結婚した。見合い結婚ながらも夫の愛を感じて幸せに暮らしていた。だが結婚3年目に無言電話や怪文書が舞い込み、亜美は俊介に徐々に不信を抱くようになる。それは誰が何の意図でしているのか。単なる浮気かと思えた不可解な現象は、思いもかけぬ真相を明らかにしていき、亜美と俊介の関係も変えていく。
文字数 2,813
最終更新日 2024.03.09
登録日 2024.02.27