非日常小説一覧

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持田真緒(もちだ まお)は新卒から2年勤めた会社を辞めた後、唯一の味方だと思っていた友人とすれ違ってしまう。
都会の喧騒から離れ、悩みを抱えたまま奈良に帰省すると、とあるカフェで鹿の顔をした男が隣の席に座ってきた。
周囲の人は全く鹿男を気にしていない様子で、どうやら彼の顔が鹿に見えているのは自分だけのようだった。
「……ほんまに覚えてないんやな」
さらに、その男は真緒とは旧友の仲であると主張してきたが、真緒には彼に関する記憶が一切なかった。
彼の顔が鹿に見えること、そして記憶が失われていること、この二つの謎を解き明かすため、真緒は金森啓太(かなもり けいた)と名乗った鹿男と行動を共にすることになるが――。
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書きながら修正していくので、見返すと若干展開が減ったり増えていたりしてます。
文字数 83,739
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.04.30
自由奔放な友人、噂の探偵、変な神様や怖くない幽霊たちに振り回されていく。リアルにありそうでなさそうな話、なさそうでありそうな話。
――秋斗は自身が通う大学に、女性探偵がいるという噂を聞く。好奇心旺盛な友人に連れられ探偵の元へ行き、仕事をしているところを見せてもらうことになった。
今回の依頼は「最近様子がおかしい恋人が、危ないことに巻き込まれていないか調べてほしい」というもの。秋斗たちは探偵に同行し、ターゲットが受けている講義に潜入するが、そこで不思議な光景を目撃する。
文字数 105,175
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.29
君だけを助けたい
そう思うことは、そんなにいけないことなのだろうか?
***
高校三年生の誠は親友兼幼馴染の裕二と一緒に最後夏を謳歌していた。
たくさんの時間を二人ですごし、何気ない日常を送る。
毎日が幸せだった。
だけど、そんな幸せは長くは続かなかった。
裕二は誠の目の前で死んだのだ。
目の前で何度も死んでいく裕二。
助けようと足掻いても、あと一歩のところで裕二は誠の手からすり抜けていく。
身も心をすりきれ、何が正しく、どれが現実か分からなくなる。
握りしめた裕二の手の温かさだけが、誠にとっての真実だった。
《これは夢?
それとも現実?
あぁ、何にしても、こんな世界は、認めたくない
君が居ない明日に、意味なんてないのだから。》
文字数 99,913
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.04.21
文字数 3,018
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.12
夕暮れの光が教室の窓から斜めに差し込む。誰もいなくなった放課後の教室。
山口澪(みお)はひとり、制服のブラウスのボタンに手をかけていた。
文字数 11,308
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.07
僕は今まで彼女どころか女性とろくに会話したことのない陰キャ。
唯一アピールできるのは巨根ぐらい。
そんな僕がその場のノリでハプニングバーに行ってみた。
行って見ると、そこは思っていたのと大分違う、でも素晴らしい所だった。
(実体験をベースに脚色や改変をしているのですが、ハプバー自体がお店によってかなり傾向が変わるので実際に行く際は注意してください)
文字数 21,418
最終更新日 2025.05.06
登録日 2025.05.03
新型ウイルスの影響で、全国各地の学校は休校を余儀なくされた。遊びはもちろん、不要不急の外出さえしてはならない。
函館周辺に住む高校一年生の啓太は、ひょんなことから、幼馴染の陽葵とゲームを作ることになる。
思い出作りを名目に始まったゲーム制作は、いつしか二人の内なる声を呼び覚ましていく。
窮屈な高校生活に抗うさまを描いた、長編青春小説。
文字数 104,001
最終更新日 2025.04.18
登録日 2025.04.18
幼い頃に両親を亡くし、親戚を転々として生きてきた神原蒼真と神原璃乃の兄妹。
ある日、突如現れた謎の男たちに襲撃され、妹は瀕死の重傷を負ってしまう。
絶望の中、奇跡のように現れた不思議な存在が告げる。
「この世界の理では救えない――だが、異なる世界ならば」
次の瞬間、璃乃の身体は光に包まれ、突然の転移。
目を覚ますと、彼女は「聖女」として人々に崇められていた――!?
一方、現実世界に残された蒼真にも異変が起こる。
妹の消失と同時に、自身の身体が強化され、超常の力が湧き上がる。
なぜ妹は聖女に? なぜ兄にも力が?
異なる世界で引き裂かれた兄妹の運命が、静かに動き出す――。
文字数 12,466
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.18
その日、義明(よしあき)が見える世界は歪んでいた。誰にも構われず、異様に静まり返り、果てには優等生である千陽(ちはる)までが学校を投げ出す始末。彼女を追った義明だったが、だんだん世界の綻びが見えてきて……?
文字数 3,441
最終更新日 2025.03.14
登録日 2025.03.14
「俺……淳さんに意識してもらえるように、頑張ってもいい?」
札幌のシティホテルの宿泊営業・バーテンダー(24) × 東京の旅行代理店企画(26)
同じ業界で働く接点のないふたりが、札幌の街で出会って交流するお話。
仕事をしつつ、旅行をしつつ、恋愛しつつ……という感じのゆるいBLです。年下攻め。
雪国や高級ホテル、バーなどの描写があるので、大人の非日常を味わいたい人向け。
【あらすじ】
2月、さっぽろ雪まつりを見たいとプライベートで札幌を訪れていた安芸野淳(26)は天候不良によって飛行機が欠航、雪の降る札幌に閉じ込められてしまう。どうせなら観光していこうと浮足立っていたが、転んで手首を負傷。たまたま声をかけてくれた王子隼人(24)が病院まで送ってくれることになるが――。
文字数 13,977
最終更新日 2025.01.20
登録日 2025.01.20
2月、大学卒業を間近に控えていた湯川竜也は、来年度から自分が社会人になることに対して、漠然とした不安を抱えていた。
彼は将来のことや過去の反省・後悔を整理整頓するよう、また、残された1ヶ月弱の大学生活を無駄にしまいと、暇な時間をなんとか消費しようとする。
文字数 8,252
最終更新日 2024.12.26
登録日 2024.03.11
表紙絵は、ねこのハナ様(@wan1_wan_1)に描いていただきました!
高校二年生の黒川は、席の近い沢村と月島、千堂と学校の七不思議について話す。怪談話など一つもないと言われる程の学校だったが、突然怪談話が現れたらしく……? 怪異に巻き込まれ、命を狙われる黒川と沢村と月島の三人。彼らはどうやって生き残るかーーの、裏側のストーリー。全てを壊したい黒川と、優しい世界を作りたい樋脇の、黒幕同士(?)の恋。
黒川×樋脇です。中々進展がないので、最終話くらいにはR18になる予定です。滅多にないのですが、性描写のある話には※が付いてます。ライトなグロも今後あります多分。更新頻度遅め。
注意点:女×男描写、残酷表現あり。
文字数 205,065
最終更新日 2024.11.06
登録日 2024.05.30
さまざまなジャンルが織り交ざる日常系の短編集をお届けします。青春の甘酸っぱさや、日常の何気ない幸せ、ほのぼのとした温かさ、そして時折くすっと笑えるコメディー要素まで幅広く書いていきたいと思ってます。
読み進めるごとに、身近な出来事が楽しくなるように。そして心温まるひとときを提供できるように、忙しい日々の隙間時間にほっと一息付けるようなそんな物語を書いていきたいと思います。
読んで見るまでジャンルがわからないようタイトルにジャンルに記載はしてません。
皆さんが普段読まないジャンルを好きになってもらえると嬉しいです。
文字数 95,698
最終更新日 2024.10.30
登録日 2024.09.28
主人公の敦は冴えないリーマン。ある日、彼女に振られて落ち込んでいた彼の元に不思議な贈り物が届く。誰からかも分からない贈り物だが、そこに妙な暖かさを感じる敦。
見えない隣人を感じる彼の生活は偽りのモノだった。
ちょいとホラー、ちょいと恋愛な、奇妙な物語。御笑覧くださいませ。
文字数 4,083
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
文字数 25,783
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.07.12
文字数 6,648
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.07.13
高校2年生の聡はゴールデンウィークに、姉のカップルとともに九州へと旅行した。
そこには姉・泉の彼氏である謙太の実家が所有する海辺の別荘があるのだった。
現地の空港で謙太の妹で高校3年生の紗絵も合流。
初夏のあっという間の短い期間に海辺の別荘で、暴発する若さ。
※本作品は「ノクターンノベルズ」に掲載したものを「アルファポリス」向けに表現を緩和して掲載しましたが、いったん削除の憂き目に遭いました。そこで、より一層の、ギリギリの「軽量化」(?)を図って再掲するものです。
そのような経緯もあり、物語の最重要部分が「ノクターンノベルズ」版と根本的に異なっています。これはこれで気に入っています。
文字数 38,520
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.05.30
今は昔。
長く続いた雨、それがもたらした大洪水。
たび重なる災いに、人々はどうすることもできなくなり、神に捧げればは、災いがなくなるのではと、誰かが言い始めた。
そして選ばれたのは、一番弱い者。
神の御本まで行き、祈りを捧げる。
引き替えに。
そうすれば、村が助かるからと。選ばれた者は、神が住むと言われる場所まで行き、祈り続けた。
幾日が過ぎ、やっと天候だけが落ちついた。
本当に、祈りが届いたのかは、
わからないまま。
やりたい事があった。自分のできる事すべてで、できると思っていた。
そんな事はなかった。何かが切れたように、思いはしぼんでゆき、夢を諦めた。
なんとなく生活している日々。
夢をみた。
文字数 23,234
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.30
幼馴染として仲良しだった和希とゆうき。ふたりはある日、旅行に出かけたまま帰らなくなる。警察の必死の捜索で見つかった和希は還らぬ人になっていた。
その後もゆうきは見つからず、実家に一通の手紙が届く。
文字数 8,433
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.09
文字数 1,441
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
これは歪んでしまった日常を取り戻す物語。
「月に一度、怪獣と謎の巨大ロボットが死闘を繰り広げる」これが元ヤン高校生・神室夕星にとっての日常だった。だが、ある時から彼の日常は歪曲を始める。
怪獣に狙われる幼馴染。
謎多き保健室の女教師。
そして明らかにジャンル違いな「魔女」の出現。
めくるめく日常の変化に翻弄されていく夕星だったが、彼もまた日常を歪める現実改変者能力者「エゴシエータ―」へと覚醒し……!
巨大ロボットアクション×非日常青春。急展開ノンストップのライトノベル、ここにエンジンスタート!
※本作は毎日夕方六時に更新予定となります。
文字数 105,345
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.03
文字数 31,052
最終更新日 2024.02.25
登録日 2023.08.31
日常と非日常の境界は曖昧で、わたしは気付かぬうちに非日常に足を踏み入れていた。いつか彼女と対立する日がこようとも、わたしを満たしてくれる何かを探したい。
二人の少女の運命が交錯するライトファンタジー百合小説、開幕です。
文字数 17,392
最終更新日 2024.02.08
登録日 2018.10.16
人に表と裏があるように、世界にも表と裏がある。
裏世界管轄特殊部隊の新人、咲良と理津は先輩たちと一緒に初めての任務に向かった。緊張感漂う中、表世界から裏世界へと転移し、そこで見た黒いモヤと怪物。
武器を手に取り怪物と戦いながら、二人はこの世界の仕組みを探る。
文字数 10,575
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.25
♢あらすじ♢
白川詩織(しらかわしおり)は学校をサボり一人。
吉祥寺の秋は、秘密を隠しているようで、それでいて儚くて。
そんな幻想的な街並みを少女は闊歩する。
(へぇ……ここ、東雲通りって名前なんだ)
――気怠げな雰囲気を醸し出す灰色のビル群。
その中に、ひと際彼女の目を引くものがあった。
(……リテラリー……カフェ?)
『literary-café Atrare』という立て看板。
気付けばドアノブに手を掛けていて。
昼下がりの喫茶店に、彼女は溶け込んでいく。
♢登場人物♢
・白川詩織 - shirakawa shiori
15歳。高校一年生。がさつというよりは自分に無頓着な性格。
年相応の見た目に、年不相応な雰囲気を兼ね備えた……ちょっと不思議な少女。猫が苦手。
・桐谷日向 - kiritani hinata
23歳。吉祥寺の雑居ビル、その一階で喫茶店を営む店主。
お茶しながら気楽に生きたい――そんな自身の願いを叶えるために、店を開いたとか。ちなみに本の虫。
and more.
自信作です。
文字数 20,283
最終更新日 2024.01.30
登録日 2023.12.03
水瀬天音が帰国して数ヶ月経ったある冬の日、ブティックである人物達に偶然再会する。1人は幼馴染の庵原凛太郎、もう1人は親戚でかつての同居人であった諏訪昴。複雑な関係の3人が数年の時を経て再び出会ったことで、絡み合ったイトが解けていくように思われた。3人は、過去を清算し、新たな道を歩めることができるのか。そして、その先には何が待ち受けるのか。
完結の後に番外編(アポロンの花~Another~)をぽつぽつ追加しています。
文字数 87,293
最終更新日 2024.01.10
登録日 2022.03.29
苦学生の須加野《すかの》恒裕《つねひろ》は、ある男からはずれくじ、というものを紹介された。
それは当せんするとお金を払い、そうで無ければお金をもらえるという、システムのくじであった。
――宝くじが多くの人が少しだけ損するのに対し、はずれくじは多くの人が少しだけ得をする。
その口車に乗せられ、恒裕はくじの購入をすることに……。
文字数 7,517
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.31
東京に住む滝沢亮(たきざわりょう)は中小企業で働く37歳。
どこにでもいる普通の家庭を築いている滝沢家で高校2年生の娘も持ち、順風満帆な人生を送っているのだが、ただ一つ違うのは
妻がゾンビであること
とある事故によって妻がゾンビなったことで平穏な日々は一気に数奇な人生を辿ることとなる。
文字数 33,908
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.09.10