ご当地小説小説一覧
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明治維新後、仙台岩出藩藩主・伊達邦直は逆賊の汚名返上のため、蝦夷地(北海道)への移住を決意したが、イシカリトウベツという原始未開の地での開拓は、想像を絶する困難を窮めていた。
邦直の長男・16歳の尚継(なおつぐ)は仙台に一時帰省した父に代わり藩の指揮を任されるが、慣れない土地と初めての冬の厳しさ・藩の人々の期待に身も心も疲弊していた。
ある日、雪原の猟で獲物と間違えてアイヌの少女の足を射抜いてしまったことが、尚継の人生を大きく転換させ、運命の車輪は転がり始める。
明治維新後の激動の時代に揺れる日本と、和人とアイヌという葛藤を抱えた少年と少女のボーイミーツガール。
明治歴史ファンタジー、ここに開幕。
※北海道の石狩にある小さな町の歴史と先住民族アイヌの歴史を参考にしていますが、内容はほぼファンタジーです。
※ピリカコタン=美しい村という意味。
文字数 7,567
最終更新日 2023.12.21
登録日 2023.12.15
尾道 神様の隠れ家レストラン
レンタル有り旧題:尾道神様のレストラン〜神様の料理人と探しモノ〜
「大事な思い出」を探す者だけが辿り着ける、広島・尾道の神社の中にある不思議なレストラン「招き猫」。
なんとそこは”神様と契約した一族”が営むレストランで、「魔法のメニュー」があるという――。
祖母の実家があった尾道に久しぶりに舞い戻ってきた野一色彩梅は、大学生になる直前の春休み、ひょんなことからそのレストランを訪れることになる。
人間でありながら神様でもある、若きイケメン店主の園山神威と実はあやかしな店員たち。そして訪れるお客様は人だけでなく、あやかしたちもだった!?
不思議な縁が織りなす、美味しい「探しもの」の旅をどうぞ。
※第3章で出てくる「千光寺の宝玉伝説」は実在する伝説です。なお、宝玉が海に沈んだ後からの話は私の創作になります。
あらかじめ、ご了承ください。
文字数 300,089
最終更新日 2022.02.21
登録日 2019.12.01
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