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第二章
皇女
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「リルさん、リルさん」
ルッツがやってきて一週間、そろそろ帰ってくれないかと思っていたところ、今度は女性の訪問者が現れた。この山は無人のはずで、わざわざ登山しにくる者もいない。というより、リルの名を呼んでいるのでこの女性もルッツのようにリル目当てで来たということだ。
ドアスコープが無いので、窓からこっそり外を覗く。女性なので一瞬ミリィかもしれないと思ったが、彼女の声とは違うし、彼女に家の場所も教えていない。
女性は日傘を差していて、上半身はほとんど見えなかった。かろうじて見える服から、彼女の身分が高いことが窺える。
この山に住んでいることを誰にも伝えていないのに一度王都を訪れただけでバレるとは、個人情報をもっと厳重に管理せねば。
「どちらさまですか」
ドアを少し開けて尋ねる。結界があるので万が一があっても心配はない。ウエーブがかかった茶髪の女性が凛とした声で答えた。
「私はオトラ国の第一皇女、アミル・オトラと申します。以後、お見知りおきを」
「うわぁ」
ルッツの関係者と踏んでいたが、予想以上の人物がやってきてしまった。知り合いにならず早々に帰ってほしいが、ルッツの前例があるため難しいだろう。
「そうですか。私は忙しいのでまた今度改めて──」
どうにか誤魔化せるかと思ってドアを閉めようとしたが、がっちり相手にドアの淵を掴まれてしまった。
「私も是非、こちらに住まわせてください」
「えぇ……」
リルは言葉に詰まった。これ以上の面倒を背負うつもりはない。
「皇女がこんなところにいらっしゃっては皆さんが困るのではありませんか?」
「ルッツ兄様が許されているのですから平気です」
「あ、簡易のテントではお風呂とか大変ですよ」
「水魔法と結界でお風呂は問題ありません。お手洗いなども魔法士に消滅魔法の石を手配してもらいました」
思った以上に準備万端で驚いた。たしかに、水魔法などを応用すれば風呂は可能だ。実際、風呂場が無いと思われていたルッツも、ちゃっかり魔法士に準備してもらっていた。
トイレも消滅魔法を利用したら可能である。ただしこちらは石の限界があるので、使えなくなったら新しい石を用意しなければならない。なので、長期間であればトイレを作った方が簡単だし安く済む。
「いやでも、ここは何も無いので楽しくないですよ」
ちらちらアミルの後ろにあるテントに目を向けながら答える。そこへタイミング良くルッツが出てきた。
「ルッツ様。アミル様も住むとおっしゃっているんですけど、山に女性は危険ですよね!」
目配せしつつルッツに訴える。ルッツは大きく頷いた。
「一週間住んでみたが、何も問題は無かった。ここにはリルもいるから危険は無いぞ」
「えぇ……」
頭がくらくらしてきた。ルッツに空気を読むことを期待する方が間違っている。
「有難う御座います、ルッツ兄様」
「うむ。私の隣に住むといい」
リルが承知する前にルッツが許可してしまった。アミルの付き人として来たらしい兵士が手早くテントを張ってしまった。
「何故、次から次に……」
兵士を見送ったアミルがにこにこと庭に置かれた椅子に座って笑っている。ご丁寧にティーセットまで持ち込んでアフタヌーンティーを楽しんでいるらしい。
──なんてお気楽な兄妹だ。
ここは観光場所でもなんでもない。ただただ静かにスローライフを送りたいだけだ。王族と知り合いだったわけでもない。何故こんなことになってしまったのか。
「アミル様はこの山で何かしたいことがあるのですか?」
優雅に紅茶を飲んでいるアミルに恐る恐る尋ねる。アミルがにこやかに答えた。
「なんでも、王都で食べられない美味しい食材が揃っているそうではありませんか。是非、私もご相伴にあずかりたいと思いまして」
「な、なるほど」
たしかに、食材に関しては王都にあるものに負けているとは思わない。料理の腕に自信は無いが、この世界では珍しいものを育てているので、皇女が食べてみたいと思うのも無理はない。
「それなら食材を分けるので、王宮料理人の方に調理していただくのはどうでしょう」
「いえ、兄と同じ状況で体験したいのです。少しの間でいいですから、お願いします」
そう言って、アミルが持っていた包みをそっと開けた。そこには大量の金や宝石が入っていた。
「こちらは少しばかりですが、お礼ということで受け取ってください」
「いやいやいやいや少しじゃないですよね」
迷惑をかけられている自覚はあるが、こんなにもらうようなことをしているとは思えない。一般人の一生分の給料くらいあるのではなかろうか。
「私からも礼をさせてほしい。是非受け取ってくれ」
「いやいやいやいや」
いくら拒否しても二人の圧は弱まらない。それどころか距離を詰めてきて、例を受け取る側がまるでかつあげを受けている気分になる。庭で丸まっていたチョコがリルの前に立つ。
「グゥゥ……」
「おや」
「あらら」
「チョコ、別に虐められているわけじゃないから。大丈夫大丈夫」
チョコのもふもふな背中を撫でつつ宥めると、どうにか落ち着いてくれた。ルッツとアミルは怖がるわけでもなく、その様子を微笑ましく見守っている。
「ウォルフは孤高の一匹狼と伺っていましたが、さすが天才魔法士は違いますね」
「たまたま懐いただけなので、天才とかは止めてください」
「分かりました。では、とりあえずこちらをお受け取りください」
どんなに拒否しても一向に引かないため、仕方なく宝石を一つだけもらった。この生活に金は必要無い。あまり借りを作りたくないというのもある。
「とても謙虚な方なのですね。尊敬いたします」
「お金に執着していないだけです。こちらは有難く頂きます」
──この宝石は石の横にでも置いておこう。
以前拾った石はインテリアとして部屋に飾ってある。宝石の使い道もないので、同じく九インテリアとして仲間入りする予定だ。
「じゃあ、少しの間ならいて構わないです」
一つだけでも受け取ったのだから、こちらも譲歩しなければならない。少しの間という条件をつけて答えたら、アミルが顔を明るくさせた。
「有難う御座います。今日からお世話になります」
「そこの箱に温野菜なら入っているので、好きな時に召し上がってください」
「はい。リルさんはどちらに?」
「チョコと魔法の開発してきます」
「そうですか。いってらっしゃいまし」
アミルに見送られながら、リルとチョコが空を飛んだ。地上から拍手の音がして少々気恥ずかしかった。
ルッツがやってきて一週間、そろそろ帰ってくれないかと思っていたところ、今度は女性の訪問者が現れた。この山は無人のはずで、わざわざ登山しにくる者もいない。というより、リルの名を呼んでいるのでこの女性もルッツのようにリル目当てで来たということだ。
ドアスコープが無いので、窓からこっそり外を覗く。女性なので一瞬ミリィかもしれないと思ったが、彼女の声とは違うし、彼女に家の場所も教えていない。
女性は日傘を差していて、上半身はほとんど見えなかった。かろうじて見える服から、彼女の身分が高いことが窺える。
この山に住んでいることを誰にも伝えていないのに一度王都を訪れただけでバレるとは、個人情報をもっと厳重に管理せねば。
「どちらさまですか」
ドアを少し開けて尋ねる。結界があるので万が一があっても心配はない。ウエーブがかかった茶髪の女性が凛とした声で答えた。
「私はオトラ国の第一皇女、アミル・オトラと申します。以後、お見知りおきを」
「うわぁ」
ルッツの関係者と踏んでいたが、予想以上の人物がやってきてしまった。知り合いにならず早々に帰ってほしいが、ルッツの前例があるため難しいだろう。
「そうですか。私は忙しいのでまた今度改めて──」
どうにか誤魔化せるかと思ってドアを閉めようとしたが、がっちり相手にドアの淵を掴まれてしまった。
「私も是非、こちらに住まわせてください」
「えぇ……」
リルは言葉に詰まった。これ以上の面倒を背負うつもりはない。
「皇女がこんなところにいらっしゃっては皆さんが困るのではありませんか?」
「ルッツ兄様が許されているのですから平気です」
「あ、簡易のテントではお風呂とか大変ですよ」
「水魔法と結界でお風呂は問題ありません。お手洗いなども魔法士に消滅魔法の石を手配してもらいました」
思った以上に準備万端で驚いた。たしかに、水魔法などを応用すれば風呂は可能だ。実際、風呂場が無いと思われていたルッツも、ちゃっかり魔法士に準備してもらっていた。
トイレも消滅魔法を利用したら可能である。ただしこちらは石の限界があるので、使えなくなったら新しい石を用意しなければならない。なので、長期間であればトイレを作った方が簡単だし安く済む。
「いやでも、ここは何も無いので楽しくないですよ」
ちらちらアミルの後ろにあるテントに目を向けながら答える。そこへタイミング良くルッツが出てきた。
「ルッツ様。アミル様も住むとおっしゃっているんですけど、山に女性は危険ですよね!」
目配せしつつルッツに訴える。ルッツは大きく頷いた。
「一週間住んでみたが、何も問題は無かった。ここにはリルもいるから危険は無いぞ」
「えぇ……」
頭がくらくらしてきた。ルッツに空気を読むことを期待する方が間違っている。
「有難う御座います、ルッツ兄様」
「うむ。私の隣に住むといい」
リルが承知する前にルッツが許可してしまった。アミルの付き人として来たらしい兵士が手早くテントを張ってしまった。
「何故、次から次に……」
兵士を見送ったアミルがにこにこと庭に置かれた椅子に座って笑っている。ご丁寧にティーセットまで持ち込んでアフタヌーンティーを楽しんでいるらしい。
──なんてお気楽な兄妹だ。
ここは観光場所でもなんでもない。ただただ静かにスローライフを送りたいだけだ。王族と知り合いだったわけでもない。何故こんなことになってしまったのか。
「アミル様はこの山で何かしたいことがあるのですか?」
優雅に紅茶を飲んでいるアミルに恐る恐る尋ねる。アミルがにこやかに答えた。
「なんでも、王都で食べられない美味しい食材が揃っているそうではありませんか。是非、私もご相伴にあずかりたいと思いまして」
「な、なるほど」
たしかに、食材に関しては王都にあるものに負けているとは思わない。料理の腕に自信は無いが、この世界では珍しいものを育てているので、皇女が食べてみたいと思うのも無理はない。
「それなら食材を分けるので、王宮料理人の方に調理していただくのはどうでしょう」
「いえ、兄と同じ状況で体験したいのです。少しの間でいいですから、お願いします」
そう言って、アミルが持っていた包みをそっと開けた。そこには大量の金や宝石が入っていた。
「こちらは少しばかりですが、お礼ということで受け取ってください」
「いやいやいやいや少しじゃないですよね」
迷惑をかけられている自覚はあるが、こんなにもらうようなことをしているとは思えない。一般人の一生分の給料くらいあるのではなかろうか。
「私からも礼をさせてほしい。是非受け取ってくれ」
「いやいやいやいや」
いくら拒否しても二人の圧は弱まらない。それどころか距離を詰めてきて、例を受け取る側がまるでかつあげを受けている気分になる。庭で丸まっていたチョコがリルの前に立つ。
「グゥゥ……」
「おや」
「あらら」
「チョコ、別に虐められているわけじゃないから。大丈夫大丈夫」
チョコのもふもふな背中を撫でつつ宥めると、どうにか落ち着いてくれた。ルッツとアミルは怖がるわけでもなく、その様子を微笑ましく見守っている。
「ウォルフは孤高の一匹狼と伺っていましたが、さすが天才魔法士は違いますね」
「たまたま懐いただけなので、天才とかは止めてください」
「分かりました。では、とりあえずこちらをお受け取りください」
どんなに拒否しても一向に引かないため、仕方なく宝石を一つだけもらった。この生活に金は必要無い。あまり借りを作りたくないというのもある。
「とても謙虚な方なのですね。尊敬いたします」
「お金に執着していないだけです。こちらは有難く頂きます」
──この宝石は石の横にでも置いておこう。
以前拾った石はインテリアとして部屋に飾ってある。宝石の使い道もないので、同じく九インテリアとして仲間入りする予定だ。
「じゃあ、少しの間ならいて構わないです」
一つだけでも受け取ったのだから、こちらも譲歩しなければならない。少しの間という条件をつけて答えたら、アミルが顔を明るくさせた。
「有難う御座います。今日からお世話になります」
「そこの箱に温野菜なら入っているので、好きな時に召し上がってください」
「はい。リルさんはどちらに?」
「チョコと魔法の開発してきます」
「そうですか。いってらっしゃいまし」
アミルに見送られながら、リルとチョコが空を飛んだ。地上から拍手の音がして少々気恥ずかしかった。
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