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騒動の顛末④
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「どういうことですか?」
私は、眉間のシワを深めた旦那さまを見上げる。
「陪審員の同情を誘い、少しでも罪状を軽くしたいのでしょう」
陪審員の席を見れば、公爵の言葉に頷き、目を潤ませる人も居ます。
ええー?ずる賢いですね。
「ヴィヴィアンは、結婚してから一度も里帰りを許されて下りませぬ。手紙さえも一度もですわ!親として心配で胸を張り裂かれそうでした」
ビクトリアさんも口許を抑え涙を流した。公爵がビクトリアさんの肩を抱いた。
うわあ、演技派夫婦ですね!でも、この流れはよくないです。
「里帰りもなしか?まあ、獣人は独占欲が強いって聞くしなー」
「かわいそうに手紙も禁止されてるの?」
「……記憶を無くしてるって言うのは、まさか本当に酷いことされてたとか?」
ざわつく傍聴席の視線が旦那さまに向けられてます。
……これは、旦那さまが悪いと言う流れになりそうです。狙いはこれですね?
「皆さん、公爵に騙されないで下さい!」
立ち上がり弁解しようとした旦那さまを押し止めた。不安そうに下がる耳に手を伸ばし触れる。大丈夫と言うように。
「ローベルハイム公爵と夫人にお聞きしたいのですが」
立ち上がりにっこり微笑むと二人に質問した。
「おお!ヴィヴィアン」
「そんな他人行儀はお止めなさい」
二人は私の顔を見つめた。
「お二人は、お手紙に書いた内容を覚えておいでですか?」
「勿論だ!」
「ええ、覚えています」
私が味方になると踏んだのか食い付きが良いです。
「それじゃあ、私が公爵家に里帰りしたくない理由も解ると思いますよー」
「え?」
「は?」
ポカンと解らないという顔の二人に叫んだ。
「毎回毎回!まったく同じ内容です。
旦那さまと別れろ。早く公爵家に帰ってきて人間の跡取りを産めですよ。私は子供を産む家畜じゃないんですから。里帰りもしたくないし、こんな手紙に返事なんてしたくないです。
それに、愛する旦那さまが居るのに愛しい我が子に不倫を勧めるなんておかしいです!」
息継ぎも忘れ一気に捲し立てた。
私の剣幕に一瞬呆気にとられた公爵は、次に赤い顔で逆上して怒鳴った。
「育ててやった恩を忘れ、獣の子を産んだ分際で親にさからうな!
お前が人間の子を産んでおけばこんな事件は起きなかったんだ!家畜の方がよほど役に立つ」
「そうよ!わたくしの孫が獣だなんて赦されませんわ」芝居を忘れたビクトリアさんも私を蔑んだ。
「……獣の子ですか?
だから、シリウスの誕生日にわざわざ首輪を送り付けてきたのですか?」
旦那さまが低く冷たい声で質問した。
「獣の子にはぴったりだろう」
「本当にね」
ローベルハイム公爵夫婦は鼻で笑って答えた。
旦那さまを嘲笑う二人は忘れていたようですが、ここには傍聴人も陪審員も居るんですよー。
公爵夫婦がはっと気づいた時には既に遅くーー。
「家畜と比べるなんて酷いことを」
「自分たちの孫に首輪だってさ」
「うわあ、不倫を勧めるなんて……」
ひそひそと冷たい視線に晒されることになってますよ。同情しかけた陪審員も苦々しい顔で二人を見ています。本性が明るみになっちゃいましたね?
「違う……違うのだ!」
「違うのです」
今さら慌てて取り繕っても遅いのに残念な二人です。
「ヴィヴィアンっ、貴女からも説明しなさい。皆様は勘違いしてますのよ」
「そうだ!私たちはお前を大切に思っていると皆に説明してくれ」
「………解りました。
この質問に正解したら誤解を解きますよ。本当に、私を大切に思っていたなら御存じだと思いますが……私の好きな動物はなんでしょうか?」
場違いなほど、明るい声で質問した。
そう、お姉さんを大切に思い、見てきたなら簡単な質問でしょう?
「……好きな…動物…だと」
公爵は低く呻く。
「あれ?知らないんですか?記憶を無くす前も今も変わらず好きなんですよ?」
「し、知ってるぞ!
公爵家で賢いドーベルマンを飼育している。お前は犬が好きだった」
「そう!犬ですわ」
「ぶーっ!!不正解です。私が昔から好きなのは猫です」」
「役に立なさい猫だと」
「役に立になくても大好きなんですよ」
お姉さんが引き出しの奥にこっそりしまっていた猫の置物を思い出す。
きっとこの両親には好きな動物すら言えなかったのだろう。
「誤解じゃないので解きませんから」
きっぱり宣言するとローベルハイム公爵夫婦は力を無くしがくりと項垂れた。
圧倒的多数の陪審員から批判を受け公爵は有罪となった。裁判官が刑罰を告げようらしたその時ローベルハイム公爵が遮るように大声で叫んだ。
「これは捏造だ!虚偽だ!私を落とし入れようとした獣人騎士団の策略だ!!」
素早い動きでビクトリアさんの頭から金の簪を抜き取ると、彼女を突飛ばした。肩にはらりと銀の髪が垂れた。
公爵は奪った鋭い簪を自らの喉元に当てると「私は、無実だ!死を持って証明する!!ん、がぁ、がっ!!」と、簪で自らの喉を貫いた。おびただしい血が溢れた。
なんて、ことするんですか?
「きぁあああーっ!!」
ビクトリアさんの悲鳴が鼓膜を震わせる。会場が騒然となった。
居合わせた王宮医者の手当ての甲斐もなく、最後まで罪を認めることなく公爵はその場で絶命した。
◆◆◆
ーたい。
ーー痛い。
イタイいたいいたい。
ーーいたいの。
『魔物の吹き溜まり』の強い瘴気で溶かされた私の体が輪郭を失っていく。
誰か!助けてっ!!助けて!!
暴れても太い鎖がじゃらりと揺れるだけ。
悔しい、悔しいっ!なんで私がこんな目に合うのよ。
頭上に僅かに見える穴から聞こえるのは、私が溶けるのを安全な地上で待っている聖女たちの鎮魂歌のような聖歌だけ。
歌なんてなんの役に立つの?今すぐ止めて引き上げてよ。
ああ、王子妃だったのに、なんでこんなことになるのよ?
悪いのはヴィヴィアンさん?そう彼女も悪いわ。でも、一番悪いのは、私を騙していたあの女よ。腹の子と共に死ねば良かったのにっ!!
ぐすりと顔が溶けていく。
ヒイイー。イタイイタイっ!
こんなの耐えられない!
誰でもいい!例え悪魔でも、今すぐに助けなさいよ!私を!!
『助けてほしいですか?』
濃度の強い瘴気の中、居るはずのない侍女の姿が浮かんだ。相変わらず薄気味悪く無表情で佇む。
夢、幻?
ーっ、それでもいいから。
「だ、ず、げ、で」
溶けた喉からごぼりと泡が出た。
「うふふ……良いですよ…貴女が魔のものになるならね」能面のような顔が欠けた月のように笑った。
私は、眉間のシワを深めた旦那さまを見上げる。
「陪審員の同情を誘い、少しでも罪状を軽くしたいのでしょう」
陪審員の席を見れば、公爵の言葉に頷き、目を潤ませる人も居ます。
ええー?ずる賢いですね。
「ヴィヴィアンは、結婚してから一度も里帰りを許されて下りませぬ。手紙さえも一度もですわ!親として心配で胸を張り裂かれそうでした」
ビクトリアさんも口許を抑え涙を流した。公爵がビクトリアさんの肩を抱いた。
うわあ、演技派夫婦ですね!でも、この流れはよくないです。
「里帰りもなしか?まあ、獣人は独占欲が強いって聞くしなー」
「かわいそうに手紙も禁止されてるの?」
「……記憶を無くしてるって言うのは、まさか本当に酷いことされてたとか?」
ざわつく傍聴席の視線が旦那さまに向けられてます。
……これは、旦那さまが悪いと言う流れになりそうです。狙いはこれですね?
「皆さん、公爵に騙されないで下さい!」
立ち上がり弁解しようとした旦那さまを押し止めた。不安そうに下がる耳に手を伸ばし触れる。大丈夫と言うように。
「ローベルハイム公爵と夫人にお聞きしたいのですが」
立ち上がりにっこり微笑むと二人に質問した。
「おお!ヴィヴィアン」
「そんな他人行儀はお止めなさい」
二人は私の顔を見つめた。
「お二人は、お手紙に書いた内容を覚えておいでですか?」
「勿論だ!」
「ええ、覚えています」
私が味方になると踏んだのか食い付きが良いです。
「それじゃあ、私が公爵家に里帰りしたくない理由も解ると思いますよー」
「え?」
「は?」
ポカンと解らないという顔の二人に叫んだ。
「毎回毎回!まったく同じ内容です。
旦那さまと別れろ。早く公爵家に帰ってきて人間の跡取りを産めですよ。私は子供を産む家畜じゃないんですから。里帰りもしたくないし、こんな手紙に返事なんてしたくないです。
それに、愛する旦那さまが居るのに愛しい我が子に不倫を勧めるなんておかしいです!」
息継ぎも忘れ一気に捲し立てた。
私の剣幕に一瞬呆気にとられた公爵は、次に赤い顔で逆上して怒鳴った。
「育ててやった恩を忘れ、獣の子を産んだ分際で親にさからうな!
お前が人間の子を産んでおけばこんな事件は起きなかったんだ!家畜の方がよほど役に立つ」
「そうよ!わたくしの孫が獣だなんて赦されませんわ」芝居を忘れたビクトリアさんも私を蔑んだ。
「……獣の子ですか?
だから、シリウスの誕生日にわざわざ首輪を送り付けてきたのですか?」
旦那さまが低く冷たい声で質問した。
「獣の子にはぴったりだろう」
「本当にね」
ローベルハイム公爵夫婦は鼻で笑って答えた。
旦那さまを嘲笑う二人は忘れていたようですが、ここには傍聴人も陪審員も居るんですよー。
公爵夫婦がはっと気づいた時には既に遅くーー。
「家畜と比べるなんて酷いことを」
「自分たちの孫に首輪だってさ」
「うわあ、不倫を勧めるなんて……」
ひそひそと冷たい視線に晒されることになってますよ。同情しかけた陪審員も苦々しい顔で二人を見ています。本性が明るみになっちゃいましたね?
「違う……違うのだ!」
「違うのです」
今さら慌てて取り繕っても遅いのに残念な二人です。
「ヴィヴィアンっ、貴女からも説明しなさい。皆様は勘違いしてますのよ」
「そうだ!私たちはお前を大切に思っていると皆に説明してくれ」
「………解りました。
この質問に正解したら誤解を解きますよ。本当に、私を大切に思っていたなら御存じだと思いますが……私の好きな動物はなんでしょうか?」
場違いなほど、明るい声で質問した。
そう、お姉さんを大切に思い、見てきたなら簡単な質問でしょう?
「……好きな…動物…だと」
公爵は低く呻く。
「あれ?知らないんですか?記憶を無くす前も今も変わらず好きなんですよ?」
「し、知ってるぞ!
公爵家で賢いドーベルマンを飼育している。お前は犬が好きだった」
「そう!犬ですわ」
「ぶーっ!!不正解です。私が昔から好きなのは猫です」」
「役に立なさい猫だと」
「役に立になくても大好きなんですよ」
お姉さんが引き出しの奥にこっそりしまっていた猫の置物を思い出す。
きっとこの両親には好きな動物すら言えなかったのだろう。
「誤解じゃないので解きませんから」
きっぱり宣言するとローベルハイム公爵夫婦は力を無くしがくりと項垂れた。
圧倒的多数の陪審員から批判を受け公爵は有罪となった。裁判官が刑罰を告げようらしたその時ローベルハイム公爵が遮るように大声で叫んだ。
「これは捏造だ!虚偽だ!私を落とし入れようとした獣人騎士団の策略だ!!」
素早い動きでビクトリアさんの頭から金の簪を抜き取ると、彼女を突飛ばした。肩にはらりと銀の髪が垂れた。
公爵は奪った鋭い簪を自らの喉元に当てると「私は、無実だ!死を持って証明する!!ん、がぁ、がっ!!」と、簪で自らの喉を貫いた。おびただしい血が溢れた。
なんて、ことするんですか?
「きぁあああーっ!!」
ビクトリアさんの悲鳴が鼓膜を震わせる。会場が騒然となった。
居合わせた王宮医者の手当ての甲斐もなく、最後まで罪を認めることなく公爵はその場で絶命した。
◆◆◆
ーたい。
ーー痛い。
イタイいたいいたい。
ーーいたいの。
『魔物の吹き溜まり』の強い瘴気で溶かされた私の体が輪郭を失っていく。
誰か!助けてっ!!助けて!!
暴れても太い鎖がじゃらりと揺れるだけ。
悔しい、悔しいっ!なんで私がこんな目に合うのよ。
頭上に僅かに見える穴から聞こえるのは、私が溶けるのを安全な地上で待っている聖女たちの鎮魂歌のような聖歌だけ。
歌なんてなんの役に立つの?今すぐ止めて引き上げてよ。
ああ、王子妃だったのに、なんでこんなことになるのよ?
悪いのはヴィヴィアンさん?そう彼女も悪いわ。でも、一番悪いのは、私を騙していたあの女よ。腹の子と共に死ねば良かったのにっ!!
ぐすりと顔が溶けていく。
ヒイイー。イタイイタイっ!
こんなの耐えられない!
誰でもいい!例え悪魔でも、今すぐに助けなさいよ!私を!!
『助けてほしいですか?』
濃度の強い瘴気の中、居るはずのない侍女の姿が浮かんだ。相変わらず薄気味悪く無表情で佇む。
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