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完全に人間になる方法
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目的は 子孫を残す為。
じゃあ、恋とか愛とかは関係無いの!? そう言うのを無視して、体だけの関係……。
そんなの相手からしたら、単にアレが好きなだけって思われる。
男だったらそんな節操の無い女は嫌なはずだ。
何度も人間になったら そのうち軽蔑される。リチャードも、そう思っているならどうしよう。
嫌われるかもしれない。
「それって本当なんですか?」
「ああ、そうだ」
(ああ~)
皆、そうやって結ばれたらしい。
歴代のザブマギウムはなんて大胆なんだろう。
『お前の子供が欲しいから私と寝ろ』
そんな事を命令して誘っている絵が浮かぶ。
乙女の恥じらいは無いの?
片思いの切なさとか、両想いになったときの喜びとか。初めて手を繋いだ時の気恥ずかしさや、目が合っただけで頬が赤くなるとか、キスしたりした時のドキドキは?
そう言うのを順を追って行く楽しみが全くないのに、それでいいの? 嬉し恥ずかしの恋人時代は要らないの?
どうして、そんなに詳しいのかとリチャードに聞くと、
「我が家は代々四季の森の守護者を務めて来たから何でも知ってるんだ」
そう返事が返って来た。
ただ 森を管理するだけかと思っていたが、本当はガーディアンなんだ。記録としては四千年前からあるらしい。代々当主になった者は継承するのとき、それを書き写すことになっているらしい。
(紙だと劣化するから必要な事らしい)
ザブマギウムが最後に現れたのは八十年前。リチャードのお父さんだって知らないことだ。それなのに、私に会ってすぐ気付いたのはそう言う事だったんだ。
「その……相手はどういう人たちなんですか?」
凄く気になる。それと、どんな誘い方をしているのかも気になる。
いや、誘うも何も きっと他のザブマギウムは物凄い美人だったんだ。だから成功したんだ。 それが美人の特権だ。
「う~ん。そうだな……珍しいのは妖精、世界樹、ドラゴン」
「はっ?」
リチャードの口から出る言葉に面食らう。
(召喚された時から、そうなのかなと思っていたけど……)
それって、完全にファンタジーの世界だ。特に世界樹とドラゴン。
妖精とドラゴンは分かるけど、世界樹と子作り出来るの? そもそも元を正せばただの木だ。そんな木を好きになる? それと意思疎通ができるれば問題ないの?
(そうなると何でもありね)
「後は皇帝とか騎士とかだな」
「ええっ!?」
ただの猫にしか見えないのに。ザブマギウムという理由だけでそんな身分の高い人と結婚出来るんだろうか? どうもふわふわした話だ。自分の身にそれが起こったとは考えがたい。
「う~ん」
**
腕組みして真剣に考えるリサをリチャードは微笑んで見ていた。
否定的なことを聞いてこないということは、期待してもよさそうだ。リサが私と話をしたいと思っていることは気付いていた。それをはぐらかしたのはリサに考える時間を与えたかった事もあるが、私も自分の気持ちに向き合う必要があった。
(マーカスの気持ちも)
……否、覚悟が必要だと言った方が当たっている。最後まで成し遂げるという。
まさか自分が恋をするとは思わなかった。
(辛い経験もしたし……)
誰かをこんなに溺愛することも、その全てを自分のモノにしたいと言う独占欲のような執着も、前の私では想像することも出来ないことだ。リサには 比べ物にならないくらい感情を振り回されている。そしてそんな自分が嫌いじゃない。
***
「前に言った通り人間の姿をしているのは一時的だ」
「………」
「人間の姿に固定したいなら別の方法をするしかない」
「別の方法ですか?」
う~ん。確かに人間のままで居られるなら、出来る事も増えるし、前みたいに悶々とする事も無くなる。リチャードと手を繋ぎたい。
マーカスと遊びたい。
それと、マリーナさんと一緒に料理を作りたり、ニックさんの仕事を手伝たり。今迄私を世話してくれた分皆に感謝を伝えたい。
「その方法試したいです。それで、人間になるためには、どうするんですか?」
すると、リチャードが屈託のない笑みを浮かべたが、口から出て来た言葉はゲスいものだった。
「私と、もっと同衾することだ」
「どっ、どっ、どっ、どっ、同衾って……」
昔風の良い方をしているけど、セックスの事だ。何でそうなるの?
冗談でしょ。
そう思っても、リチャードは 真剣な顔を崩さない。
「妊娠するまではザブマギウムの姿と人間の姿を行ったり来たりするんだ」
そう言うことか。確かに 口約束だけで 人間の姿が 固定するのは危険だ。 その後 心変わりしたりしたら大変なことになる。妊娠したら 双方が責任を持つことになる。
「それで、どうする?」
「どうって?」
驚いて聞き返すとリチャードが、しないのかと言うように顔を近づけて誘って来る。
(そんな事言われても……)
初体験は、まだ早い気がする。
初めての相手はもちろん大好きなリチャードが良い。
だけど、私たちは正式な告白もデートもしてない。ただちょっと流されただけだ。全部すっ飛ばして
最後までするなんて 前世を合わせて男性経験のない私には自信がない。きっと途中でパニックになって逃げ出しちゃう。
このままここに居たら ムーンに飲み込まれる。
「決心するまで時間を下さい」
それだけ言うとリチャードを突き飛ばすと部屋を飛び出した。
それと同時に視界が下がっていく。猫の姿に戻ったようだ。人間にはなりたいけど、その条件が妊娠だなんてあり得ない。
否、ありえなくはないけど……。
母親になれと言われたら、今は無理だ!
***
エリザベートは多くの店から届いた品物を見ながら、どれが気に入ってくれるだろうかと 思案していた。
もうすぐマーカスの誕生日だ。
あの子が……マーカスが本好きなのは知っている。
だから本が正解だ。
だけど、ダブっていては意味が無くなってしまう。だから、他のおもちゃや、置物、洋服に靴と、毎年 色々と贈っている。どれか一つでもあの子が気に入ってくれたら、私にたいして考えが変わるかもしれない。もしかしたらお礼の手紙が届くかもしれない。
もうエリオットの愛は要らない。
その代わり子供が一人欲しい。
女の子で構わないから欲しい。
そうすれば、 使用人たちに見下されず、この家で胸を張って暮らしていける。だから、何が何でも成功させないと。
ガチッ
またノックなしでハンナが入ってきた。まぶたがピクピクと痙攣する。叱ろうと口を開いたが、嬉しそうな顔に口を閉じた。
ハンナが箱を抱えて入って来た。
「エリザベート様。入手できました」
「何が?」
「本ですよ。本!」
ハンナの言葉にハッとして腰を浮かした。
「早く渡しなさい」
「はい」
貴重な本を手に入れることが出来た。久々に嬉しい出来事だ。早速箱を開けて中身を確認する。
世界動物図鑑の初版本。五十年も前に発行された本だ。この本さえあれば、ポッとでの女に負けたりしない。プレゼントした本を満面の笑みで受け取るマーカスの姿を想像すると自然と自分も笑顔になる。大金をつぎ込んだが、後悔はない。仲良くしている姿をエリオットが見たら、私にも母性があると分かってくれる。そうなれば 私の人生は安泰だ。
大丈夫。ずっと失敗続きだったけど今年こそ上手く行く。
そして、あの子を取り戻す。
**
リサは ブランコの所まで逃げて来ると前脚で頭を抱える。
待って、待って。さっき、また人間になった? 欲求不満なの?
私ってそんなに男に飢えていたの? 返事を保留にしたまま逃げ回ってるのに、人間になったら返事をしてるのと同じだ。
自分で自分が信じられない。
でも、人間になったとう言う事は……。リチャードと子作りしたいと思ったって事?
私がリチャードをそう言う目で見てたって事でしょ。
「ああ~」
その場でジタバタと走り回る。
もう顔を合わせられない。
意識する度、人間になるなんて乙女のプライドが許さない。
始まりは プラトニックじゃなくちゃ。それにこのままだと、自分が寝ても覚めてもリチャードが大好きだと知られちう。好きになった方が負けだ。惚れた弱みは見せない。もうこれ以上自分の気持ちを知られてはいけない。
二度とこんな事が起こらないようにしないと。
そう思っても、私は猫。物音には敏感、少しの音でも目が覚める。野生の習性だ。どうしようもない。意識しなくてもご主人様を
目で追ってしまう。
(もうどうしたらいいのよ)
「私を誘惑しないで下さい」
と、言いたいところだけど、本人にしてみればただ着替えてるだけ。兎に角、 ご主人様の着替えや、はだけた姿をチラリとでも見ないようすれば良い。
でも、同じ家に居るご主人様を、避け続けるのは無理だ。どうしたら……。
そうか!
同じ部屋だからだ。だから、別の部屋で寝ればいいんだ。そうすれば、裸を見ることも無くなる。
今回のような事が無くなる。
うん。これで行こう!
**
リチャードは髪の毛を拭きながら寝室のドアを開けた。今日も一日忙しかった。
「んっ?」
寝室に入っただけでベッドにリサの姿がない事に気付いた。
何処へ行ったんだ?
その辺で眠って風邪でも引いたら大変だ。何処で寝ているんだと、
マットレスの隙間に挟まっているんじゃないかと、手を差し入れて探したし、クローゼットの靴箱の中までくまなく探した。
しかし、寝室の何処にも居なかった。
(………)
じゃあ、恋とか愛とかは関係無いの!? そう言うのを無視して、体だけの関係……。
そんなの相手からしたら、単にアレが好きなだけって思われる。
男だったらそんな節操の無い女は嫌なはずだ。
何度も人間になったら そのうち軽蔑される。リチャードも、そう思っているならどうしよう。
嫌われるかもしれない。
「それって本当なんですか?」
「ああ、そうだ」
(ああ~)
皆、そうやって結ばれたらしい。
歴代のザブマギウムはなんて大胆なんだろう。
『お前の子供が欲しいから私と寝ろ』
そんな事を命令して誘っている絵が浮かぶ。
乙女の恥じらいは無いの?
片思いの切なさとか、両想いになったときの喜びとか。初めて手を繋いだ時の気恥ずかしさや、目が合っただけで頬が赤くなるとか、キスしたりした時のドキドキは?
そう言うのを順を追って行く楽しみが全くないのに、それでいいの? 嬉し恥ずかしの恋人時代は要らないの?
どうして、そんなに詳しいのかとリチャードに聞くと、
「我が家は代々四季の森の守護者を務めて来たから何でも知ってるんだ」
そう返事が返って来た。
ただ 森を管理するだけかと思っていたが、本当はガーディアンなんだ。記録としては四千年前からあるらしい。代々当主になった者は継承するのとき、それを書き写すことになっているらしい。
(紙だと劣化するから必要な事らしい)
ザブマギウムが最後に現れたのは八十年前。リチャードのお父さんだって知らないことだ。それなのに、私に会ってすぐ気付いたのはそう言う事だったんだ。
「その……相手はどういう人たちなんですか?」
凄く気になる。それと、どんな誘い方をしているのかも気になる。
いや、誘うも何も きっと他のザブマギウムは物凄い美人だったんだ。だから成功したんだ。 それが美人の特権だ。
「う~ん。そうだな……珍しいのは妖精、世界樹、ドラゴン」
「はっ?」
リチャードの口から出る言葉に面食らう。
(召喚された時から、そうなのかなと思っていたけど……)
それって、完全にファンタジーの世界だ。特に世界樹とドラゴン。
妖精とドラゴンは分かるけど、世界樹と子作り出来るの? そもそも元を正せばただの木だ。そんな木を好きになる? それと意思疎通ができるれば問題ないの?
(そうなると何でもありね)
「後は皇帝とか騎士とかだな」
「ええっ!?」
ただの猫にしか見えないのに。ザブマギウムという理由だけでそんな身分の高い人と結婚出来るんだろうか? どうもふわふわした話だ。自分の身にそれが起こったとは考えがたい。
「う~ん」
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腕組みして真剣に考えるリサをリチャードは微笑んで見ていた。
否定的なことを聞いてこないということは、期待してもよさそうだ。リサが私と話をしたいと思っていることは気付いていた。それをはぐらかしたのはリサに考える時間を与えたかった事もあるが、私も自分の気持ちに向き合う必要があった。
(マーカスの気持ちも)
……否、覚悟が必要だと言った方が当たっている。最後まで成し遂げるという。
まさか自分が恋をするとは思わなかった。
(辛い経験もしたし……)
誰かをこんなに溺愛することも、その全てを自分のモノにしたいと言う独占欲のような執着も、前の私では想像することも出来ないことだ。リサには 比べ物にならないくらい感情を振り回されている。そしてそんな自分が嫌いじゃない。
***
「前に言った通り人間の姿をしているのは一時的だ」
「………」
「人間の姿に固定したいなら別の方法をするしかない」
「別の方法ですか?」
う~ん。確かに人間のままで居られるなら、出来る事も増えるし、前みたいに悶々とする事も無くなる。リチャードと手を繋ぎたい。
マーカスと遊びたい。
それと、マリーナさんと一緒に料理を作りたり、ニックさんの仕事を手伝たり。今迄私を世話してくれた分皆に感謝を伝えたい。
「その方法試したいです。それで、人間になるためには、どうするんですか?」
すると、リチャードが屈託のない笑みを浮かべたが、口から出て来た言葉はゲスいものだった。
「私と、もっと同衾することだ」
「どっ、どっ、どっ、どっ、同衾って……」
昔風の良い方をしているけど、セックスの事だ。何でそうなるの?
冗談でしょ。
そう思っても、リチャードは 真剣な顔を崩さない。
「妊娠するまではザブマギウムの姿と人間の姿を行ったり来たりするんだ」
そう言うことか。確かに 口約束だけで 人間の姿が 固定するのは危険だ。 その後 心変わりしたりしたら大変なことになる。妊娠したら 双方が責任を持つことになる。
「それで、どうする?」
「どうって?」
驚いて聞き返すとリチャードが、しないのかと言うように顔を近づけて誘って来る。
(そんな事言われても……)
初体験は、まだ早い気がする。
初めての相手はもちろん大好きなリチャードが良い。
だけど、私たちは正式な告白もデートもしてない。ただちょっと流されただけだ。全部すっ飛ばして
最後までするなんて 前世を合わせて男性経験のない私には自信がない。きっと途中でパニックになって逃げ出しちゃう。
このままここに居たら ムーンに飲み込まれる。
「決心するまで時間を下さい」
それだけ言うとリチャードを突き飛ばすと部屋を飛び出した。
それと同時に視界が下がっていく。猫の姿に戻ったようだ。人間にはなりたいけど、その条件が妊娠だなんてあり得ない。
否、ありえなくはないけど……。
母親になれと言われたら、今は無理だ!
***
エリザベートは多くの店から届いた品物を見ながら、どれが気に入ってくれるだろうかと 思案していた。
もうすぐマーカスの誕生日だ。
あの子が……マーカスが本好きなのは知っている。
だから本が正解だ。
だけど、ダブっていては意味が無くなってしまう。だから、他のおもちゃや、置物、洋服に靴と、毎年 色々と贈っている。どれか一つでもあの子が気に入ってくれたら、私にたいして考えが変わるかもしれない。もしかしたらお礼の手紙が届くかもしれない。
もうエリオットの愛は要らない。
その代わり子供が一人欲しい。
女の子で構わないから欲しい。
そうすれば、 使用人たちに見下されず、この家で胸を張って暮らしていける。だから、何が何でも成功させないと。
ガチッ
またノックなしでハンナが入ってきた。まぶたがピクピクと痙攣する。叱ろうと口を開いたが、嬉しそうな顔に口を閉じた。
ハンナが箱を抱えて入って来た。
「エリザベート様。入手できました」
「何が?」
「本ですよ。本!」
ハンナの言葉にハッとして腰を浮かした。
「早く渡しなさい」
「はい」
貴重な本を手に入れることが出来た。久々に嬉しい出来事だ。早速箱を開けて中身を確認する。
世界動物図鑑の初版本。五十年も前に発行された本だ。この本さえあれば、ポッとでの女に負けたりしない。プレゼントした本を満面の笑みで受け取るマーカスの姿を想像すると自然と自分も笑顔になる。大金をつぎ込んだが、後悔はない。仲良くしている姿をエリオットが見たら、私にも母性があると分かってくれる。そうなれば 私の人生は安泰だ。
大丈夫。ずっと失敗続きだったけど今年こそ上手く行く。
そして、あの子を取り戻す。
**
リサは ブランコの所まで逃げて来ると前脚で頭を抱える。
待って、待って。さっき、また人間になった? 欲求不満なの?
私ってそんなに男に飢えていたの? 返事を保留にしたまま逃げ回ってるのに、人間になったら返事をしてるのと同じだ。
自分で自分が信じられない。
でも、人間になったとう言う事は……。リチャードと子作りしたいと思ったって事?
私がリチャードをそう言う目で見てたって事でしょ。
「ああ~」
その場でジタバタと走り回る。
もう顔を合わせられない。
意識する度、人間になるなんて乙女のプライドが許さない。
始まりは プラトニックじゃなくちゃ。それにこのままだと、自分が寝ても覚めてもリチャードが大好きだと知られちう。好きになった方が負けだ。惚れた弱みは見せない。もうこれ以上自分の気持ちを知られてはいけない。
二度とこんな事が起こらないようにしないと。
そう思っても、私は猫。物音には敏感、少しの音でも目が覚める。野生の習性だ。どうしようもない。意識しなくてもご主人様を
目で追ってしまう。
(もうどうしたらいいのよ)
「私を誘惑しないで下さい」
と、言いたいところだけど、本人にしてみればただ着替えてるだけ。兎に角、 ご主人様の着替えや、はだけた姿をチラリとでも見ないようすれば良い。
でも、同じ家に居るご主人様を、避け続けるのは無理だ。どうしたら……。
そうか!
同じ部屋だからだ。だから、別の部屋で寝ればいいんだ。そうすれば、裸を見ることも無くなる。
今回のような事が無くなる。
うん。これで行こう!
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リチャードは髪の毛を拭きながら寝室のドアを開けた。今日も一日忙しかった。
「んっ?」
寝室に入っただけでベッドにリサの姿がない事に気付いた。
何処へ行ったんだ?
その辺で眠って風邪でも引いたら大変だ。何処で寝ているんだと、
マットレスの隙間に挟まっているんじゃないかと、手を差し入れて探したし、クローゼットの靴箱の中までくまなく探した。
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