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変動の前兆?
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彩香ちゃんがマンションを訪ねてくれたり、タミーちゃんから右ストレート?をもらっちゃったり、いろいろあった日から数日経ったある日・・・
授業中、こっそりスマホを見ていると、ネット上で妙なことがトレンド入りしてることを知った。
>ネットニュース
「○○山で登山客が相次いで遭難しそうなった、その原因がコンパスの異常らしい」と言っていた。
「ん~? コンパスの異常? コンパスって方位みるヤツだよな」
僕は先生に聞こえないような小声でブツブツ言いながらスマホのコンパス機能をオンにしてみた、すると画面には針が表示され、その針が北を示している。
「うん、あっちが北! 間違いなし!」
(それにしてもコンパスの異常って、もしかして地磁気の変化が原因なのか? もしそうだとしたら、地磁気の変動が始まったってことかもしれない・・・)
>その日の午後、下校時
「お~い、ユウト~」
僕が校門を出ようとしたとき、後ろから毎日聞いてあきあきしてる声がした。
「ん?」
振り返るといつものおバカな和樹が走ってきた。
「おい。ユウト、ちょっとこれ見てくれよ」
「あぁ、何?」
「これなんだけどな・・・」
そう言いながら和樹は自分のスマホの画面を見せてきた、その画面はどのスマホでもデフォルトで付いてくるコンパス機能だった。
その画面を見てすぐに和樹の言いたいことを理解した。
「なんだこれ? 北を示してるはずの針がグルグル回ってるじゃんよ! どうしたこれ?」
僕のこの問いに和樹もどう返事をしていいものか判らないって顔をして・・・
「いやぁ~、さっき授業中ヒマだったからネット見てたら、コンパスがどうとかって出ててさ、それでこのスマホも確認したら、これよ・・・」
和樹はお手上げポーズでおどけてみせて、続けて・・・
「ユウトのスマホは問題ないか?」
「あぁ、僕も授業中見てたけど、問題無かったよ」
僕はこう言ってスマホのコンパス画面を和樹に見せようとしたら・・・
「あれ? 僕のもおかしくなってる?」
その画面を覗いてきた和樹も・・・
「やっぱり同じだな・・」
そのあと、僕と和樹は何度もスマホの電源をオン/オフしてみたりしたけど、状況は変わらず、しかし、機能がおかしいのはコンパスだけ、メールなどのネット関連機能はまったく異常なし、なのでほとんどの人は、この異常事態を重要視していない感じだった、その証拠に和樹は・・・
「まぁ、いいや! コンパスなんて一度も使ったことないし、こんなアプリ捨ててもいいしな、アハハハ~」
と、まったく気にしてない様子だった・・・
しかし、フェルーナでは、この事態が超ド級の異常事態と受け取られてるみたいだった。
>フェルーナ入り口
『臨時休業』
店が臨時休業であることを知らせる手書きの張り紙が玄関ドアに貼ってあった、印刷ではなく、手書きなところが『臨時』感を一層強めていた。
「臨時休業って何があったの?!」
僕は急いで裏の勝手口から厨房へ入った。
「おはよ~ございま~す」
すると1階にはだれもいないようで、階段を降りてくる足音がして・・・
「あぁ、ユウト君遅い! はやく2階へ上がって!」
「え? あ、あぁ・・」
2階から降りてきた有希ちゃんにせかされるように僕は2階へ・・・
「みんないたの?」
「いたのじゃないわ! この非常事態に何ノンキな事言ってるのよユウトはッ!」
僕の顔を見るなり、強烈な圧をかけてきたのはタミーちゃんだった。
「い、いや、何があったのさ? 店を休業にするくらい大変なことらしいけど・・・」
ここでいちばん冷静な様子のイズミちゃんが僕に聞いてきた。
「ユウト君も知ってるでしょ、地磁気がおかしくなり始めてること」
「あぁ、やっぱりそうなんだね、実はさっきからスマホのコンパスがおかしくなってて、和樹のスマホもダメになってた・・・」
続いて薫ちゃん、梨絵ちゃんも・・・
「もうテレビとかじゃ、そのことだらけよ、どのチャンネルもほぼ同じ・・・」
「この世の終わりとか言い出す人も出始めてるみたいだし・・・」
「この異常がずっと続くようだと、変なウワサがまん延してパニックを起こしかねないし、どうにかしないとマズいよね」
僕のこの心配に有希ちゃんが、反論とまではいかないけどみんながちょっと安心できることを言ってくれた。
「でもね、この中でコンパス機能を使ったことある人っている~?」
「わたし、一度もない・・・」
「わたしも・・・」
「でしょ~、だから~そんなに心配ないかもしれないわよ、今はカーナビだってGPSで動いてるし、コンパスなんて砂漠とかでしか使わないんじゃないかしら?」
「いや、砂漠だってGPSでイケるでしょ」
そんな意見を聞いていたイズミちゃんが・・・
「そうかもしれないけど、今みたいにニュースとかで大々的に取り上げていたら、実害が無くても不安を煽ることにはなっちゃうんじゃないかしら?」
「それも、そうだね・・・」
「でも、ニュースで取り上げないでなんて頼めるわけないし・・・」
「う~ん、どうしたらいいだよ~!」
フェルーナを臨時休業にしてまでみんなで話し合ったけど、この異常事態に対するイイ対策をみつけることは出来なかった・・・
授業中、こっそりスマホを見ていると、ネット上で妙なことがトレンド入りしてることを知った。
>ネットニュース
「○○山で登山客が相次いで遭難しそうなった、その原因がコンパスの異常らしい」と言っていた。
「ん~? コンパスの異常? コンパスって方位みるヤツだよな」
僕は先生に聞こえないような小声でブツブツ言いながらスマホのコンパス機能をオンにしてみた、すると画面には針が表示され、その針が北を示している。
「うん、あっちが北! 間違いなし!」
(それにしてもコンパスの異常って、もしかして地磁気の変化が原因なのか? もしそうだとしたら、地磁気の変動が始まったってことかもしれない・・・)
>その日の午後、下校時
「お~い、ユウト~」
僕が校門を出ようとしたとき、後ろから毎日聞いてあきあきしてる声がした。
「ん?」
振り返るといつものおバカな和樹が走ってきた。
「おい。ユウト、ちょっとこれ見てくれよ」
「あぁ、何?」
「これなんだけどな・・・」
そう言いながら和樹は自分のスマホの画面を見せてきた、その画面はどのスマホでもデフォルトで付いてくるコンパス機能だった。
その画面を見てすぐに和樹の言いたいことを理解した。
「なんだこれ? 北を示してるはずの針がグルグル回ってるじゃんよ! どうしたこれ?」
僕のこの問いに和樹もどう返事をしていいものか判らないって顔をして・・・
「いやぁ~、さっき授業中ヒマだったからネット見てたら、コンパスがどうとかって出ててさ、それでこのスマホも確認したら、これよ・・・」
和樹はお手上げポーズでおどけてみせて、続けて・・・
「ユウトのスマホは問題ないか?」
「あぁ、僕も授業中見てたけど、問題無かったよ」
僕はこう言ってスマホのコンパス画面を和樹に見せようとしたら・・・
「あれ? 僕のもおかしくなってる?」
その画面を覗いてきた和樹も・・・
「やっぱり同じだな・・」
そのあと、僕と和樹は何度もスマホの電源をオン/オフしてみたりしたけど、状況は変わらず、しかし、機能がおかしいのはコンパスだけ、メールなどのネット関連機能はまったく異常なし、なのでほとんどの人は、この異常事態を重要視していない感じだった、その証拠に和樹は・・・
「まぁ、いいや! コンパスなんて一度も使ったことないし、こんなアプリ捨ててもいいしな、アハハハ~」
と、まったく気にしてない様子だった・・・
しかし、フェルーナでは、この事態が超ド級の異常事態と受け取られてるみたいだった。
>フェルーナ入り口
『臨時休業』
店が臨時休業であることを知らせる手書きの張り紙が玄関ドアに貼ってあった、印刷ではなく、手書きなところが『臨時』感を一層強めていた。
「臨時休業って何があったの?!」
僕は急いで裏の勝手口から厨房へ入った。
「おはよ~ございま~す」
すると1階にはだれもいないようで、階段を降りてくる足音がして・・・
「あぁ、ユウト君遅い! はやく2階へ上がって!」
「え? あ、あぁ・・」
2階から降りてきた有希ちゃんにせかされるように僕は2階へ・・・
「みんないたの?」
「いたのじゃないわ! この非常事態に何ノンキな事言ってるのよユウトはッ!」
僕の顔を見るなり、強烈な圧をかけてきたのはタミーちゃんだった。
「い、いや、何があったのさ? 店を休業にするくらい大変なことらしいけど・・・」
ここでいちばん冷静な様子のイズミちゃんが僕に聞いてきた。
「ユウト君も知ってるでしょ、地磁気がおかしくなり始めてること」
「あぁ、やっぱりそうなんだね、実はさっきからスマホのコンパスがおかしくなってて、和樹のスマホもダメになってた・・・」
続いて薫ちゃん、梨絵ちゃんも・・・
「もうテレビとかじゃ、そのことだらけよ、どのチャンネルもほぼ同じ・・・」
「この世の終わりとか言い出す人も出始めてるみたいだし・・・」
「この異常がずっと続くようだと、変なウワサがまん延してパニックを起こしかねないし、どうにかしないとマズいよね」
僕のこの心配に有希ちゃんが、反論とまではいかないけどみんながちょっと安心できることを言ってくれた。
「でもね、この中でコンパス機能を使ったことある人っている~?」
「わたし、一度もない・・・」
「わたしも・・・」
「でしょ~、だから~そんなに心配ないかもしれないわよ、今はカーナビだってGPSで動いてるし、コンパスなんて砂漠とかでしか使わないんじゃないかしら?」
「いや、砂漠だってGPSでイケるでしょ」
そんな意見を聞いていたイズミちゃんが・・・
「そうかもしれないけど、今みたいにニュースとかで大々的に取り上げていたら、実害が無くても不安を煽ることにはなっちゃうんじゃないかしら?」
「それも、そうだね・・・」
「でも、ニュースで取り上げないでなんて頼めるわけないし・・・」
「う~ん、どうしたらいいだよ~!」
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