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告白
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しおりを挟む苦々しそうに呟く。
「内出血してる」
「…う……ん」
ズボンに手をかけられ、はっとなって首を振る。
「だめっ」
「葉、見せて」
「…」
押さえていた手を離し、下半身を見た時の威を見たくなくて顔を覆う。
その表情の中に、侮蔑が滲んだりしたら耐えられなかった。
「…うぁっ」
起立したままのモノが、脱がされる時に擦れて痺れに似た痛みを訴える。
「…なんで……こんな…」
「っ…き…気持ち悪いよな…こんなことされて……」
小さく首を横に振り、険しい顔で蝶々を作るテープに指をかける。
「少し我慢しろよ」
「…んっ」
ぱんぱんに腫れ上がり、キツく縛られたモノに絡み付くテープを引っ張ると、できるだけそっとほどいていく。
「ぅあっ!!」
痛みが体を突き抜け、びくんと体が飛び上がる。
解放されたモノは、ふるふると震えて塞き止められていた液体をこぼし始めた。
「辛かったな…」
そう言うと、威は震える葉人のモノをくわえると優しく舌を絡ませた。
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