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罰1
6
しおりを挟む手を上げられる恐怖に、カタカタと身を固くして震えていると、司郎はズボンから自分のモノを掴み、強引に葉人の中へと突き立てようとした。
「やっ…」
「あっ…クソッまだ入らねぇか…」
まだ十分に立ち上がっていないモノを見て、司郎は大げさに肩を落とし、葉人の髪を掴み上げた。
「なぁ」
「ぅっ…」
掴まれた髪に引きずられ、強引に引っ張られ司郎の股間を顔にこすり付けられる。
「…なに……」
「分かるだろ?フェラして」
男臭い饐えた様な臭いのそれを口に咥えたくなくて首を振ると、再度平手で叩かれて壁際へと飛ばされる。
「お前、分かってんの?ボコられたい?素直に足開いてりゃ気持ちいいだけで終わるぜ?」
叩かれた顔と、転んだ拍子についた擦り傷がずきずきと痛み、熱く感じる。
自然と流れていく涙を拭い、司郎に尋ねかける。
「…大人しくしてたら…酷い事…しない?」
「あ?」
「言うこと聞いたら……痛い事…しない?」
涙はまだぽろぽろと零れていたが、葉人はゆっくり立ち上がって司郎の前まで歩み寄った。
「舐めたら…いい?…」
すとん…とその前にひざまずき、司郎のズボンからはみ出ているモノを掴んで口へと入れる。
明らかに口に入れるモノではないそれに、嫌悪感と吐き気がしたが、気の良くなった司郎が頭を掴んで押し入れてきたために、吐き出すことも出来ずにしゃぶるしか出来なかった。
「ん…んん……っ…」
苦しくないように角度をずらし、喉の奥まで咥え込む。
「へぇ…あれだろ…今までのって、そう言うプレイなんだろ?」
そう尋ねられても答える事が出来るはずもなく、葉人は小さく眉を寄せた。
「おい、四つん這いになって尻向けろよ」
「…ぅ…ぐっ…」
口内を蹂躙するモノがなくなり、軽く咳き込む葉人の肩を押す。
「ほら、早くしろ!」
「…は…ぃ」
砂埃で汚れた床に視線を落とし、四つん這いになって司郎の方へと尻を向ける。
「お前も好きなんじゃねぇか、こう言うの」
そう言うと手が腰に添えられ、葉人の唾液と奉仕で硬く濡れたモノを蕾へと押し当てた。
熱い塊が乱暴に押し入ってくる恐怖に体が逃げかけたが、髪を捕まれて践みとどまる。
「う…」
髪を引っ張られる痛みと、圧倒的な重量が内臓を押し上げてくる苦しさに呻き、肘をついてゆっくりと息を吐き出す。
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