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個室
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しおりを挟む「痕がある訳じゃないですよ?なんて言うか…ほら、ニオイかな?」
ふふと笑いながら、悠哉は葉人の服に手を掛けた。
「な、なに…」
「威先輩や、千秋先輩がご執心なのもわかるなぁ」
そう言いながら、ふらつく葉人のズボンをずらす。
「俺でも苛めたくなるんだもんなぁ」
「や、止めろっ」
手を振り払おうとするも、そうしただけで葉人はよろめいて壁に手を突いた。
これ幸いと、悠哉は体を押し付けてその逃げ道を塞ぐ。
「き、み…何…」
「加虐心を煽るって言うか…ねぇ?」
ふぅ…と微笑みながらも、手はするりと下着の中に入り込む。
ごそごそと、遠慮なく入ってくるそれに、葉人は声を荒げて抵抗しようとした。
「いやっ!!」
「ふふ…力なんか入ってないですよ?」
「く…っ本当に……」
押し退けようとするも、ふらつく体ではそれも叶わず、悠哉の手のなすがままに服を乱され、先ほど抉られたソコに指を這わされる。
「あっ!!」
「あれ?腫れてます?」
悠哉の指が繊細に動く度にぴりっとした痛みが走り、体がソレに反応して逃げようとした。
それを見逃さなかった悠哉は、軽く涙を滲ませた葉人にくすりと笑って見せる。
「苛められたんですか?」
とろりと、微笑む。
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