神とモフモフ(ドラゴン)と異世界転移

龍央

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続く戦闘と初めての魔物

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「無理はしないでね。しばらくしたら、一息くらいは入れられるようにするから」
「えぇ!」

 さすがに、モニカさんは俺達が門まで下がるか、それともエルサに回収してもらうか、というまで延々と戦い続けるわけにはいかない。
 なので、途中で息を整えるくらいの休憩をさせるための方法を考えている。
 まぁ、戦闘開始直前に開放した俺の魔力が、元に戻って暴れる予定だから、その間にってだけなんだけどね。

「それはともかく、後ろから物凄い音と悲鳴? のようなものが聞こえるのだけど……」
「……あっちは気にしないで、こっちはこっちで集中した方がいいと思う」

 俺達の後ろの方では、爆発するような大きな音や衝撃と共に、魔物の断末魔と思われる人ならざる声が響き続けている。
 おそらく、というか間違いなくユノとロジーナが暴れているからだろう。
 時折、ロジーナの物と思われる高笑いや、ユノの無邪気にすら思える笑い声が聞こえるのも、あまり気にしないでおいた方が良さそうだ。
 ロジーナはともかく、ユノは魔物を蹴散らしながら笑うとか創造神として正しいのか激しく疑問だけども。

「っとと!」

 再び一歩下がったモニカさんが、デコボコしている地面に足を取られかける。

「気を付けてモニカさん!」
「えぇ! はぁ、後ろの気になる音がこれになっているって思うと、気になって仕方ないわね。でも!」
「後ろに行かせないためにも、こっちはこっちでやらないとね!」

 おそらく、後ろから響いてくる激しく大きな音でちょっとだけ地形が変わるくらいの事が行われているからだろう。
 魔物が地面に叩きつけられたか、魔物の魔法による何かか……さすがに間断なく迫る魔物や魔法のせいで振り向いてレッタさんのさらに向こうを見る事はできないけど、魔物だけでなくユノ達が暴れているせいなのはわかる。
 今俺達がいる場所は門から続く街道なりで、平坦な道があったはずだとアマリーラさん達から聞いていたけど、魔物を殲滅した後の整備とか大丈夫だろうか? なんて少し心配になった。
 さすがに魔物達がこれだけの数移動しているから、荒れるのは当然だし、怒られたりはしないだろうけど……。

「ふぅ、はぁ……くっ! んのぉ!」
「モニカさん! 大丈夫!?」

 数分か数十分か、じりじりと後退しながら戦い続け、少しだけモニカさんの息が切れ始めた頃、オルトスの牙がモニカさんに当たったようで、苦悶の表情を浮かべるのが見えた。

「え、えぇ。少し掠った程度よ。戦いには支障はないわ」

 モニカさんに噛みついたオルトスを、横から殴り飛ばして慌てて近付いた俺に、モニカさんは苦笑してそう言った。
 右肩に近い部分に小さい筋のような傷が見えるけど、痛みで顔をしかめたくらいで、大した傷とは言えないくらいのようだ。

「……良かった。無理はしないでね」

 なんて、魔物に囲まれている状況では無理な事だろうとわかっていても、つい言ってしまう。
 すぐに治療してあげたいけど、今は治癒魔法は使えないし滲み出ている血を拭って等々の処置をしている暇もない。

「無理をしなきゃいけない状況だからね。このくらいの傷で動きを鈍らせている場合じゃないわ……よっ!」
「そうだね……」

 多少の痛みはあるんだろうけど、それを感じさせない動きで別方向から迫るオーガの腕を払いのける。
 よろけたオーガは、俺が剣で斬り裂いてまた別の魔物へと蹴り飛ばしてぶつける。
 俺が魔物を倒しつつ、モニカさんが別の魔物をいなしてその隙にさらに俺が追い打ちをかける、というのが流れになって来ている。
 まぁ、モニカさんの得物は槍だからね、正直なところ魔法で多少魔物の足止めをしてくれるのも助かっているし、無理に止めを刺さなくても俺が動けばいいだけだ。

 その分、モニカさんの方も体力を温存できるし、隙も少ない。
 とはいえ、それでもオークを始めとした弱い魔物や体躯が小さめの魔物とかは、モニカさんが槍で仕留めている。
 ……体躯が小さいと言っても、人間と同等のサイズがほとんどだけどね。

 そんな風に、多少モニカさんの疲れが気になりながらも、順調に門へと後退を続け、戦闘開始の落下地点から三分の一程度進んだくらいだろうか……。
 正確な位置は、魔物に遮られて見渡せないのでわからないけど。
 近付いてくる魔物達の中から少しの違和感を感じた。

「っ! っと……あれは……」

 チラリとひしめく魔物達の頭上を見ると、ふよふよとした物体……というより炎の塊のようなものが、こちらに近付いて来ていた。
 それは、魔物が放った魔法のようにやまなりにこちらへ迫るのではなく、多少の意思のようなものを感じさせる動きで、さらに遅い。

「どうしたの、リクさん! 危ないわよ!」
「ありがとう、モニカさん! ちょっと違和感というか、変な物を見つけたんだけど……」

 少し注意が逸れていた俺をフォローしてくれるように、モニカさんが動いてくれる。
 それにお礼を言いつつ、目線だけで違和感の方を示す。

「……魔法、ではないわよ……ね!」
「多分」

 さすがモニカさんと言うか、俺みたいに周囲の警戒を怠る事なく一瞬だけふよふよとしている炎の塊を見ても、魔物に攻撃する手を緩めない。
 ともあれ、近付いてくる違和感。
 オーガを斬り飛ばしつつ、アダンラダ、それにアラクネなどの魔物を蹴り、殴り、斬り、投げて、近付いて来ようとする別の魔物にぶつけて足止めをし、注意が逸れないように気を付けつつ考える。
 俺は魔力開放をして、体を覆う魔力を少なくする事で周囲の魔力の動き……モニカさん達もそうだけど、魔物の動きを知る事ができている。

 ロジーナに教えらた事だけども。
 さすがに全てを把握するのは数が多すぎて無理だけど、自分達に近付いてくる魔物や、モニカさん、後ろにいるレッタさんやユノ達の動きくらいはわかるようにしている。
 ただ、その炎の塊の違和感は、燃えていると思われる炎自体に魔力が感じるんだけど、その内部はぽっかりと穴が開いたように魔力を感じない。
 周囲の炎に阻害されて内部の魔力の動きが感じられないのか、と思ったけど、それも違うっぽい。

「魔法だったら、その全てが魔力なわけだし……かといって、魔物なら内部にも魔力があるはずで……」

 考えてもわからないけど、俺が感じている違和感は内部の魔力だけでなく、孫危険性のようなものも感じている気がする。
 俺がそう考えている事を悟ったわけじゃないだろうけど、一瞬だけその塊は炎を強く燃え上がらせた次の瞬間……。

「モニカさん、危ない!」
「っ!?」

 弾丸かと言うべき速度で、突如弾かれたようにモニカさんへと向かう固まり。
 燃え上がらせていた炎はどこへやら、一瞬にして赤熱した石のようになったそれから守るため、モニカさんの前に出て剣を振るう。

「んなっ!?」
「リクさん!?」

 白い剣に触れた瞬間、赤熱した石が爆風を撒き散らす!
 一瞬視界が赤い炎で遮られ、後ろからモニカさんの叫び声が聞こえた。

「……驚いた。ちょっと痛かったけど……」
「だ、大丈夫なの?」

 爆風によって、他の魔物達も押し留められてぽっかりと開いた数瞬。
 目をぱちくりとさせる俺と、モニカさんの心配そうな声。
 剣は傷一つなく、魔力開放モードで相変わらず淡い光を放っている。
 俺自身は……服の端が少しだけ焦げたような臭いを出しているくらいかな?

「つ……」

 いや、服だけじゃなく、一番近かった剣を握っていた手の甲がほんの少しだけ火傷があった。
 本当に少しだけ、一ミリとかそれくらいの大きさで、鋭い痛みがあったけどそれもすぐになくなったくらいのものだ。

「大丈夫、爆発したのは驚いたけど、ほとんど怪我らしい怪我もないよ」
「そ、そう。なら良かったわ」

 そうこうしているうちに、魔物達が再び包囲を狭めようとこちらへ向かってくる。
 火傷はもう痛みもないくらいで、皮一枚を極々わずかに火傷させただけで問題ない……あの爆風がモニカさんに当たっていたら、大きな怪我をしているか、それでなくてもしばらく行動不能になっていたかもしれないな。

「魔力開放している状態でも、この程度なら……!」

 モニカさんがアラクネの足を斬り落とし、人間に近い体を沈ませたのを俺が真っ二つに斬り伏せる。
 うん、痛みもないし大丈夫だね。
 驚いた以上に問題らしい問題もなさそうだ。
 爆発自体は、慣れたくないけどここ最近で慣れているから、もう次からは驚かないで済むだろう。

 可能性を考えていなかった状態での爆発だから、驚いただけだしね。
 それにしても爆発とは縁がある、というか、この魔物の大群が帝国の仕業……だろうと半ば確信を持っているけど、そうだとしたら爆発する魔物を仕込んでいたって事なのだろうか?
 ただ、魔力の動きというか内部に一切に魔力が感じられなかったというのは、これまでの爆発とは違う気がする。
 エクスブロジオンオーガのように、赤熱した石っぽいものは赤いという共通点はあるけど。

 ただエルサやフィリーナ達の話では、爆発する処置をされた人間は内部に別の魔力が入れられ、反発によって爆発する、みたいな事を言っていたはずだ。
 だったら、内部に魔力がない状態で爆発するというのはおかしい。

「赤い、ゴーストっぽい魔物……かな?」

 とりあえず、似ているけど少し違う魔物をエルサから落下している際に見かけたのを思い出す。
 大きさも、大体炎の塊状態でこちら近付いていたのと同じくらいの、大体バスケットボールサイズと言ったところ。

「モニカさん! 赤いゴーストっぽいガス状……気体? とにかく、雲みたいな魔物ってわかる?!」
「え!? えっと……エルサちゃんから降りる時に見かけたわね。見た事がないと思ったけど……そうね、もしかしたらッて魔物なら父さんから聞いた事があるわ!」
「それはどんな魔物?!」
「確か……」

 戦闘をしながら、叫び合うように魔物の情報を確かめる。
 モニカさんによると、ゴーストと呼ばれる雲、または霧状の魔物はそれそのものが魔力で形成されていると見られているらしい、レムレースに近いとも言える。
 そしてその中には、魔力を爆発させて自爆するようなのもいるらしい。
 大きさなどは不定形だからはっきりしないみたいだけど、自分自身でもある魔力の全てを燃やし、爆発させるのだとか。

 特徴として、魔力を燃やす際には動きが鈍り、爆発する準備が整ったら突然弾かれたようにとてつもない速度で、狙う相手に迫るみたいだ。
 ……特徴は一致しているね。
 魔力を燃やす霧状の魔物という事から、フレイムフォグと呼ばれているらしい。

「色とかまではさすがにわからないわ!」
「ありがとう、それだけで十分だよ! 空から降って来る魔法以外にも、気を付けなきゃいけない事が増えた!」

 俺なら、直撃しても多分痛いくらいで済む……いや、服が燃える可能性はあるけど。
 魔力開放から時間も経っているから、そろそろあの程度の爆発なら怪我を程じゃなくなるだろうし。
 ともかく、モニカさんや後ろのレッタさんに当たったら危険だ。
 ユノ達はまぁ、自分達で対処できるだろうけど。

「……って、言っている傍から! モニカさん、あのゆっくり動く炎の塊には注意して! フレイムフォグだと思う!」
「さっきのあれね! わかったわ!」

 魔物の情報を共有している間にも、三つの炎の塊がふよふよと漂うようにしながら、ゆっくりと近付いて来ていた。
 やはり、内部からは一切の魔力を感じない。
 おそらく、フレイムフォグを形成する魔力全てが燃え盛る炎になっているからだろう。

「モニカさん、少し下がって! こいつは俺が!」

 そう言って、一歩前に出てフレイムフォグに備える。
 俺の声に反応したのかはわからないが、三つの炎が先程と同じようにひときわ強く燃え上がった次の瞬間、弾丸のように俺へと殺到した。

「っ! ちょっと熱いけど、これくらいなら!」

 白い剣の一振りで、二つのフレイムフォグを斬る……と共に爆発!
 その余波を利用して、剣を振りぬいたまま体を回転させて回し蹴りを残り一体に叩き込む。
 こちらも当然爆発。

「くぅ……!」
「リクさん!」
「だ、大丈夫。ちょっと爆発の勢いに押されただけだから!」

 爆炎が撒き散らされたけど、痛みとかはほとんどない。
 ただ、爆発の勢いで不安定な体勢になったからだが圧され、地面に手をついた程度だ。
 さすがに再び魔力が体を厚く覆い始めているとはいっても、踏ん張りがきかない状態だったから仕方ない。
 爆炎による熱でもちろん熱さは感じたけど、火傷をする程じゃない……俺以外だとわからないけど。

「俺よりも、次がまた来そうだ! 気を付けて!」
「わかったわ。ただ、フレイムフォグの爆発で、他の魔物が巻き込まれているのは良かったと言えるのかしら……」
「魔物の数を減らす事も目的に入っているから、そうとばかりは言えないけどね。まぁ、爆発でこちらの態勢が崩されている隙を狙われにくいのは、助かっているかも」

 爆発の勢いはかなりの物で、小さな小屋程度なら粉々にする威力だろうと思う。
 実際に見ていないからわからないけど、体感としてはそれくらいだ。
 そのおかげで、周囲を取り囲む魔物、特に俺とモニカさんに襲い掛かろうとしている魔物達のほとんどが押し留められていた。
 多分他の魔物が圧されて後退したせいだろう、ガルグイユなどが放つ魔法も、少し数や勢いが減っているのも助かる。

 一部、爆発を至近距離で巻き込まれた魔物もいたけど、フレイムフォグの爆発そのものに指向性でもあるのか、致命傷を負うような魔物はいなかったけども。
 それでも、多少傷を負った魔物もいるようで、動きが鈍っているのもいるかな。
 敵味方関係なく巻き込む爆発か……これが大勢対大勢の戦いでやられたらたまったものじゃないね。

 今は、俺やモニカさんが狙われているだけだからなんとかなっているけど。
 というかもしかして、後ろの方でユノやロジーナの戦闘に混じって似たような炸裂音や爆裂音が響いているのは、フレイムフォグの仕業なのかな? 音の数と大きさが至近距離で受けたフレイムフォグの爆発より大きい時もあるから、全てってわけじゃないかもしれないか。

「っと! 危ないなぁ!」

 考えつつ、体勢を立て直す俺に一際体の大きなオーガが襲い掛かって来た。
 立ち上がるついでに剣を振り上げ、縦に下から一刀両断して蹴り飛ばす。
 他のオーガに混じってわからなかったけど、よく見れば一部体が他よりも大きいのがいるね……体の大きのおかげで、フレイムフォグの爆発の余波から耐えて動き出すのが早かったんだろう。
 もしかしたら、通常のオーガとは別の種類かもしれない。

 他にも、四足の魔物は二足の魔物に比べて爆発からの復帰が早い。
 踏ん張りがきくからだろうか。

「……次、来たわよリクさん!」
「今度は五つか……」

 連携も何もなく、ただ俺達に襲い掛かって来る魔物の対処をしていると、モニカさんの声に弾かれたように空に視線を移した。
 そこには、五つの炎の塊が揺らめいている。
 三つ、三体のフレイムフォグはなんとかできたけど、五体となると全て対処するのは厳しい。
 とはいえ、モニカさんや後ろにいるレッタさん達に当たってしまわないようにしないと……。


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