神とモフモフ(ドラゴン)と異世界転移

龍央

文字の大きさ
1,920 / 1,955

少しずつ追い詰められていく

しおりを挟む


「リクさん。さっきリクさんがフレイムフォグを爆発させるのを見ていたのだけど、剣とかに当たった瞬間に爆発していたわ。もしかすると、何かに触れる事で爆発するんじゃないかしら?」
「何かに触れたら……成る程、それなら!」

 モニカさんの言葉でひらめく事があった。
 頭上から降って来る氷の槍を砕き、炎の弾を剣で打ち返して空に飛ばし、最後に……。

「これならどうだっ!」

 質量で潰すためか、土の塊、というより大きな岩。
 人間二人分くらいはありそうな大きさで、魔法で固めて作られたそれを剣を持っていない左の拳で砕く。
 ちょっと周囲に破片が撒き散らされたけど、モニカさんには当たっていないようだから気にしない。
 ともかくその砕いた岩の破片をいくつか拾って、連続でこちらへと弾丸のように迫るフレイムフォグめがけて投げた!

「一体外れた! くぅ!」

 迫る五体のうち四体には破片が当たり、宙空で爆発。
 ただ一体だけは狙いが甘くて外れたため、モニカさんめがけて飛んで行った……投擲技術とかないようなものだから、四体に当たっただけでもラッキーだったかもしらないけど。
 それをモニカさんの前に躍り出て、俺自身を盾にしつつ剣で斬り払う。
 直後の爆発を耐え切る。

「リクさん! ごめんなさい、私のために!」
「サポートしてくれるモニカさんを守るのは当然の事だよ! それに、モニカさんのおかげで対処法ができた!」
「岩の破片を投げる事?」
「それもだけど、それ以外にもね……見てて!」

 砕いた岩の破片、そのうち手軽に投げられそうなのは拳サイズくらいの物だったので、フレイムフォグに当てるにしてもちゃんと狙わないといけなかった。
 フレイムフォグ自体は直線で迫るだけで、途中で曲がったりしないようだから、当てるには投げる物の面積が広ければいい!
 まずは耐性を立て直して再び襲い掛かるオークを真っ二つに斬り裂き、それを別方向から迫って来ていたフレイムフォグめがけて投げた、というか蹴り飛ばした。
 ついでに、アラクネの足を掴んでその後ろにいたオーガを巻き込んで投げ飛ばす!

 狙いたがわず、というか大きめの体にフレイムフォグの軌道が遮られ、接触。
 次々と爆発を起こしていく。

「狙い通り! だけど……自分でやっておいてなんだけど、エグイなぁ」
「リクさんじゃなきゃ、いえアマリーラさんもできるかしら? ともかく、誰でもできる事じゃないし望んでやった事じゃないのはわかるけど、これはあまり直視したい光景じゃないわね……」

 オークやアラクネ、オーガなどの体にぶつかって爆発したフレイムフォグ。
 そこまではいいんだけど、直撃したのは小屋程度は粉々にする威力の爆発だ。
 咄嗟に思いついた事でそこまで考えていなかった、と言い訳させて欲しいんだけど……フレイムフォグの爆発の直撃を複数受けた魔物は、宙空で爆散。
 言葉にするのが憚られる程、豪快に色んな物を撒き散らしていった。

 爆発自体は俺がやった事じゃないけど、まさか実際に自分の目で汚い花火を見る事になるとは……。
 モニカさんも言っている通り、散々魔物を倒して来ていてもちょっとどうかと思う光景だった。

「と、とりあえず、今はあれこれ言ってられる状況じゃないし、これで良しって事で!」
「ま、まぁそうね……」

 多分、俺じゃなかったら最初に岩の破片を投げたように、確実に投擲を当てて爆発させていたんだろうけど。
 魔物の残骸の処理も楽になったしね!
 あと、爆散したのが俺達から距離のある場所だからか、余波などで飛んでくる魔法も巻き込まれたり、魔法を放つ魔物が怯んでいるのか数もさらに減っている。

 そのため、爆発に怯んで直接襲い掛かって来る魔物が減る事はなかったけど、飛来する魔法の対処が一時的にだろうけど楽になった。
 うん、結果オーライという事で!

「呆けている場合じゃないわリクさん!」
「っ! そうだね!」

 モニカさんの言葉でハッとなると同時、複数の魔物が一気に襲い掛かって来た。
 先程までは、ある程度散発的で落ち着いて対処できていたけど、今になって突然俺達を押し潰そうとでもしているかのように、勢いを付けてきた。

「空からも! モニカさん!」
「えぇ!……フレイムウォール!」

 さらに空からは、先程までよりも多い多種多様な魔法が降り注いでているのが見えた。
 それに対しては、モニカさんが炎の壁を空に向かって発動。
 この魔法自体は本来、地面から噴き出すような炎で壁を作るものらしいから、長続きしないようだけどそれで充分。
 降り注ぐ魔法のうち、炎系のものは壁と一体化して空で燃え盛り、氷はほとんどが融けて、水は蒸発して勢いを失う。

 さらに風は炎と一体化した魔法の壁をさらに燃え上がらせる燃料になる。
 唯一、土の魔法は熱されて少し厄介な物になるけど、他の魔法より確実な実体のある物だから対処しやすい。

「フレイムフォグも来ているわよ!」
「了解! はぁっ!」

 迫るオルトスを蹴り上げ、モニカさんに手を伸ばそうとするオーガの手を掴んで、蹴り上げたオルトスにぶつけてさらに勢いを付け、炎の壁を突破してくるフレイムフォグにぶつける。
 さすがに、魔物が押し寄せているので空で起こった爆発によって、爆散する魔物をのんびり眺めている余裕もなく、また別の魔物を斬り裂く作業に集中する。
 それにしても、フレイムフォグは炎の壁に当たっても爆発しなかったね……。

 もしかすると直接何かにぶつからないといけないのかもしれない。
 当たった時の衝撃で爆発するとかかな。

「っ! せい! んっ!……この数はさすがに……」

 押し寄せる魔物の対処が、少しずつ遅れている事に内心で焦る。
 倒すペースよりも、魔物が迫るペースの方が早い……実際に、先程まであった魔物との距離も縮まってきていた。
 ユノ達が魔物を蹴散らして、俺達が後方へ下がるのではなく、魔物の圧によって無理矢理押されてもいる。
 このままじゃ、レッタさんやユノ達の方にまで魔物を通してしまいかねない……。

 フレイムフォグを空中で爆破させるようにしたから、俺達を囲む魔物を爆発で押し留める効果もかなり薄いし、一部の魔物はそれすら気にしないようになってきている気がする。
 空でフレイムフォグを魔物をぶつけて爆発させたためか、周辺の魔物全てが俺達を敵と認識して襲い掛かって来ているのかもしれない。
 それこそ、一斉に魔物達が怒り始めたような感じだ。

「私の事は気にしないで! なんとか合わせるから、リクさんの動きやすいようにやっちゃって!」
「でも……」

 叫ぶモニカさんに躊躇する。
 オークやオーガ、オルトスも単体ならそれなりに対処しつつ戦えるモニカさんだけど、さすがに数が多すぎる。
 一度に複数の魔物がモニカさんに向かえば、ある程度は捌けてもいずれ押し潰されてしまいかねない。
 それを考慮して、常にモニカさんの前に立ち、モニカさんに向かう魔物を他の魔物をぶつける事で牽制もしていたんだけど……。
 ずっと戦い続けて、モニカさんの体力も心配なのに。

「多少の無茶はやってみせるわ! 私は、リクさんの隣に立ちたいんだから。これくらいなんてことないわよ!」
「……わかった! でも、本当に無理は止めてね! 危ないと思ったら俺の後ろに下がっていいから!」
「えぇ! リクさんの邪魔になるような事はしないし、そうなるくらいなら素直に後ろに下がるわ!」

 そういう事じゃないんだけど……まぁいいか。
 俺の心配を余所に、グルグルと体の前で槍を回転させたモニカさんが、その回転にオルトスの双頭を巻き込み、飛び掛かって来た勢いを利用して別方向へといなす。
 さらに、槍の穂先からは周囲の魔物への牽制のための魔法を放っているし、モニカさん自身も空から降って来る魔法の対処のために、炎の壁を張りなおしたりもしている。

「心配しているだけじゃ、ダメかな。よし、俺も!」

 魔力放出モードの白い剣を細く長く変化させ、大上段から空を舞う魔法やフレイムフォグを巻き込みながら振り下ろす。
 俺の正面、十メートル近くにいた魔物を斬り裂いて一時的に道のようなものを作りつつ、地面にめり込む剣。
 この際、ある程度地形に影響のある戦いは覚悟しておこう……フレイムフォグの対処とかがなければ、もう少し楽だったかもしれないけど。
 とりあえず、怒られたら後で謝るって事で、アマリーラさん達にもフォローをお願いする事にしようかな。

「俺も気を付けるけど、巻き込まれないように気を付けて!」
「ふぅ、はぁ……えぇ!」

 力任せに、巨大化したままの白い剣を振り上げ、また別の方へと振り下ろす。
 モニカさんが右方向にいる時は、左方向を剣で薙いで斬り払い、左方向にモニカさんがいる時は、右方向を薙ぎ払って巻き込まないように気を付ける。

「ち! ずっと魔力開放モードだったから、さすがに剣の魔力が……!」

 押し寄せる魔物をある程度押し返し、かなりの数を倒せたのだけど、巨大化した剣を十回も振らないうちにみるみる剣が元の大きさへとい縮んでいった。
 白い剣は吸収した魔力を剣そのもの、または使用者に還元するし、放出モードでは吸収した魔力と使用者の魔力を使って鋭さや大きさを自由に変えられる。
 それこそ、切れ味を落として大きな鈍器のようにする事だってできるんだけど、そのための魔力が尽きかけているようだ。
 使用者の魔力、つまり俺の魔力も流れていっているんだけど、放出するための魔力としては途中で一度変換しないといけないため時間差があるし、流れる量も限られている。

 俺自身は魔力に余裕があるから大きな池や海だと例えるなら、白い剣に流れる魔力は小川を流れるようなもの。
 水量……魔力量はすぐに十分な量を流す事はできない。
 それを補うためには、魔力吸収モードにしないといけないんだけど、今回は控えていたからね。
 まだ完全に元の大きさに戻ってはいないけど、それは俺からの魔力を流れ込んだ瞬間から使っているからだろう。

「モニカさん!」
「っ! だ、大丈夫……よ! ふぅ、はぁ……!」

 剣が小さくなった事で、再び勢いとり戻して押し寄せる魔物。
 通常のオークよりも体が小さく、その変わり動きが素早い個体がモニカさんに襲い掛かる。
 空に張る炎の壁を発動する隙が狙われたのか、いなす事もできずモニカさんが槍の柄で受けた。
 なんとか受けられたのを見て安どする暇もなく、モニカさんに手助けをしようと思って動こうとしたら、石突でそのオークの顎を下から強打し粉砕。

 さらに軽く槍を引いてそのまま小柄なオークの腹に打ち込み、弾き飛ばした。
 なんとか対処はできたようだけど、モニカさんの息がかなり荒い。
 それも当然か、魔法具としての槍の魔法、さらにモニカさん自身の魔法、そして槍を使った魔物との戦い……どれか一つだけでも延々と続ける事は難しいのに、それを全部こなしているんだから。
 なんとかして、モニカさんを少し休ませられる隙を作らないと……。

「くのぉ!」

 自分の体を覆う魔力の回復が早まるけど、仕方なく白い剣を魔力吸収モードに切り替えて、数体の魔物を斬り裂く。
 剣の大きさは通常時に戻ったけど、一体一体対処しないといけないからやっぱりジリジリ通されてしまう……もう少し、魔力を吸収したらまたさっきのように巨大化させて……。

「くっ!……あれ?」

 襲い来る魔物への対処にかまけて、一体のフレイムフォグが近付いて来ているのに気付けなかった。
 なんとか直撃は避けようと白い剣を振るいつつ、爆発の衝撃に備えたけど……その衝撃が来なかった。

「……そうか、フレイムフォグの爆発は魔力だから。というか、魔力でできている魔物だからか……っ!」

 レムレースと同じく魔力でできているし、自爆も魔力の作用なんだろう。
 だから、魔力吸収モードで魔力そのものを吸い取ってしまえば爆発しないのか。
 というのがわかったところで、今更他の魔物達の勢いが強くていい情報とも言えない。
 むしろ、至近距離で爆発した方が魔物達の動きを少しくらいは押し留めてくれるかもしれないし……いやでも、モニカさんにも衝撃がいってしまうからきけんだろう。

「どうする……どうすれば……」

 焦って考えていも、いい案なんて浮かばない。
 仕方ない、ここはモニカさんを危険に晒し続けないよう、ユノ達の方と合流してここで足を止めて戦い、時間稼ぎをしていた方がいいかもね。
 そうすれば、いずれエルサが回収に来てくれるだろうし、ユノとロジーナがいれば魔物に押し潰されないよう戦い続ける事くらいはできる。
 さすがにちょっと、俺の作戦の見込みが甘かったかなぁ……数はともかく、ここまで勢いが強いとは。

「リクさん!」
「っ!?」

 そうして焦り、迷っていたのがいけなかったんだろう。
 周囲への注意が薄れてしまっていたようで、モニカさんに言われてハッとなった瞬間には遅かった。
 フレイムフォグの集団、十を越える数が一度に俺へ向けて弾丸のように迫って来ている。
 さすがに、これを全て対処するのは難しい……! 爆発の衝撃は多分耐えられるはず、だったら!

「モニカさん!」
「え!?」

 中途半端に対処するくらいなら、あらかじめ防御姿勢を取っておいた方がいい。
 そう思った俺は、近くのモニカさんを抱き寄せて後ろを向く。
 驚きの声を上げるモニカさんは無視だ。

「くぉぉぉぉぉぉ!!」

 ドンドンドン! と連続して殺到し、俺の背中に当たった瞬間激しい爆発を撒き散らすフレイムフォグ。
 それに耐えるため、足を踏ん張り背中に魔力を集中させる!

「……はぁ、はぁ」
「リ、リクさん!」
「だ、大丈夫。ちょっと痛かったし、多分服はボロボロになっていると思うけど。でも、モニカさんが無事ならこれくらいね」

 連続しているのか同時なのかすらわからない数の爆発、その衝撃を全て背中で受け切る。
 心配するように声を上げたモニカさんには、ヒリヒリとする背中の痛みに耐えながら笑いかけた。
 一度や二度程度の爆発ならともかく、さすがに十を越える数だったから多少は火傷しているだろうなぁ。

「リクさん後ろ!」
「っ!」

 安心している暇もなく、再びモニカさんの叫び声でハッとなると、後ろから別の魔物が押し寄せてきていた。
 背中を見せている状態だけど、振り向いて対処すれば……!

「つぅ!」

 だけど、火傷の痛みによって動きが鈍ってしまい顔をしかめる俺の動きよりも早く、オルトスの双頭の一つの顎が迫って来ていた。
 さすがにこれは、背中の火傷以上に痛そうだなぁ……なんて、瞬間的に考えていたその時だった。

「え……?」

 ズドン! と、大きな音がしたと思ったら、オルトスが弾き飛ばされていた。
 状況が掴めず、ポカンとして飛ばされたオルトスを見ると、その胴体には大きな風穴が空いているのが見える。
 えっと……?

「リクさん、上!」

 モニカさんに言われて空を見上げると、何やら大きな影が浮かんでいるのが見えた。
 距離があるからはっきりとは見えないけど、高度を保ちながらエルサが空からの援護射撃をしてくれたんだろう。
 実際に射掛けたのは、背中に乗っているヴァルドさん達のはずだけど。
 俺に襲い掛かるオルトスを狙うような精密射撃ができるのかはわからないけど、これで魔物達との戦いは楽になりそうだ……!

しおりを挟む
感想 61

あなたにおすすめの小説

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!

胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。  主に5大国家から成り立つ大陸である。  この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。  この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。 かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。 ※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!) ※1話当たり、1200~2000文字前後です。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

科学×魔法で世界最強! 〜高校生科学者は異世界魔法を科学で進化させるようです〜

難波一
ファンタジー
「魔法ってのは……要はエネルギーの制御だろ?」 高校生にして超人的な科学知識を持つ天才・九条迅は、ある日、異世界アルセイア王国に「勇者」として召喚された。 だが、魔王軍との戦争に駆り出されると思いきや—— 「お前、本当に勇者か? 剣も魔法も、まともに使えないのか……?」 「科学的に考えれば、魔法ってのはもっと進化できるはずだ!」 剣も魔法も素人の迅だったが、「魔法を科学的に解析し、進化させる」という異端の方法で異世界の常識を根底から覆し始める! 魔法の密度を最適化した「魔力収束砲」 魔法と人体の関係を解明し、魔力を増大させる「魔力循環トレーニング」 神経伝達を強化し、攻撃を見切る「神経加速《ニューロ・ブースト》」 次々と編み出される新技術に、世界は驚愕! やがて、魔王軍の知将《黒の賢者》アーク・ゲオルグも迅の存在に興味を持ち始め—— 「科学 vs 魔法」「知能 vs 知能」 最強の頭脳戦が今、幕を開ける——! これは、「魔法を科学で進化させる勇者」が、異世界を変革していく物語! ※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。

目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・ 転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。 そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。 <script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

処理中です...