12 / 43
レオとのデート
しおりを挟む
「せっかくなんだ、王都のいいところも見とかなきゃな。俺のおすすめでいいか?」
「うん、お願いします」
「よしっ、任せとけ!」
歩くのに合わせて、くるぶしまであるワンピースの裾が揺れる。後ろから吹いてくるやわらかな風にすくわれて、伸ばしっぱなしだった髪がなびいた。
レオは動きやすいシャツとパンツだ。シンプルがゆえに、レオの整った顔と背筋が伸びて鍛えられている体が際立っている。
帯剣しているのが異世界って感じだ。
「まずは大通りの噴水からだな。行こう!」
レオの手が伸びてきて、そうすることが当たり前のように私の手を握った。
丸みのない男性らしい手は指まで長くて、大きな手にすっぽりとおおわれてしまっている。
「レオ、手が……」
「悪い、左手がよかったか? 俺は右利きだから、利き手は開けておきたくて」
「そうじゃなくて、どうして手を握るの?」
「レディーが外出してる時は、こうしとかないと声をかけられるぞ」
「えっ、そうなの?」
美男美女は目の保養だけれど、声をかけられるとあたふたしてしまう気がする。
「……あー、悪い。嘘ついた」
珍しく歯切れの悪いレオを見上げると、頬がほんのりと赤かった。右手の甲で口元を押さえ、顔を隠すようにしている。
これは……照れている?
「いや、嘘じゃなくて、声をかけられることが多くなるとは思う。ただ俺は、サキと手をつなぎたかったんだ」
レオの顔が、みるみるうちに赤くなっていく。繋いだ手から好意が伝わって、私の心臓を通って全身に広がっていった。
「サキが嫌じゃなったら繋いでいたい」
「あ、えっと、うん……はい……」
混乱してうまく返事ができない私を見て、レオが真っ赤なまま笑った。
「ふはっ、サキ、顔が熟れたベリーみたいだ」
「レオだって、苺みたいだよ」
「だって、すげー緊張してる。どうしようもなく嬉しいんだ」
その顔が本当に嬉しそうで、何を言えばいいかわからなくて口を噤んだ。
レオは、最初から私という人間を尊重してくれていた。頼りになった。
私の悩みや戸惑いを、明るく吹き飛ばしてくれる。レオが笑うとなんだか嬉しい。
出会ったばかりなのに、私にとってレオの存在はとても大きくなっていた。
「噴水を見に行こうぜ。城は嫌なとこかもしれないけど、王都にはいいやつもいっぱいいるんだ。何があっても、俺が守るから」
「うん、頼りにしてる」
とにかく、今は自然体でいよう。レオが私を見てどう思うかは、レオの自由だ。
手をつないだまま歩き出すと、レオが歩くペースを合わせてくれた。足の短い私のペースは遅く、レオは長い脚を持て余している。
ちょっと申し訳なくて速度を上げようとすると、レオが足を止めた。
「おっ、こんなとこに花が咲いてる。いつもさっさと歩いちまうから気付かなかった」
「花びらの色が一枚ずつ違う! 綺麗だねぇ」
ガーデニングが趣味らしい家の庭で、薔薇のような形をしている花が、いくつも咲いている。淡い色合いの花びらはグラデーションになっていて、とても綺麗だ。
「ありがとう、サキ。サキのおかげで、いいもんが見れた」
「……こっちこそ、ありがとう」
レオは、自然なままの私でいいと伝えてくれている。その気持ちがとても嬉しい。
そのあとレオは、見るものすべてが珍しい私に合わせて、ゆっくりと歩きながら噴水を見に行ってくれた。
白いタイルで作られた道の真ん中にある噴水は、とても大きかった。噴水のまわりにはぐるりと花壇があって、噴水の水しぶきが水やりの代わりになっているようだ。
人も多くて賑わっている。レオが有名だからか、一緒にいる私を見てくる人も多い。
「くそっ、サキが可愛いからみんな見てくるな。わかる、サキは可愛い……!」
「えっ、そっち? レオが格好いいから、横にいる私を見てるんじゃない?」
「いや、サキがすげー可愛いからだ!」
「そっか、ありがとう」
レオが熱弁しているのを、さらっと流す。
この世界の人たちは顔立ちが整っている人が多い。今だって道行く人たちの鼻は高く、足は長い。メロおじいさんも、若い頃はさぞモテただろうというイケオジだ。
それに比べて私は……いや、何も言うまい。むなしくなるだけだ。
「……本当にサキは可愛いのに」
レオが拗ねたようにぶつぶつと言うので、思わず笑ってしまった。
「レオがそう思ってくれて嬉しいよ」
「俺にとってサキは世界一可愛いからな」
さっきまではお世辞だと思えていたのに。そんなふうに言われると、心臓が勝手にうるさくなってしまう。
つないだままだった手がゆるやかに動かされて、優しく私の指をなでていく。
「サキの手、小さいな。それに、すげぇやわらかい」
「ど、どうも……」
しまった、もっといい返事があったはずなのに。こんなところで恋愛経験値の低さが露呈してしまうとは……!
年上のお姉さんらしく! と思ったところで、ハッとする。そうだ、今日はありのままの自分を見てもらう日だった!
「えっとですね、実は、この歳で恋愛はあまり経験したことがなく」
「サキのいた世界の男って、見る目がねえな! ちなみに俺もだ。恋人もいないし」
「そうなの? レオってモテるでしょ?」
「冒険者だから、いろんなとこを回ってたんだ。S級に上がるためのポイントを取ろうと思った時、直感のスキルが働いたんだ。王都に行けって。たぶん、サキに会うためだったんだろうな」
「こ、光栄です……」
照れた様子もなく、レオが言う。
ひとりで赤くなっていると、レオに顔を覗き込まれた。手をきゅっと握られて、愛しいものを見るように微笑まれる。
「うん、やっぱり可愛い」
「しっ……!」
しっ、心臓が……! 心臓が爆発する!
至近距離でちょっとワイルドな年下のイケメンに口説かれるとどうなると思う!? こうなる!
「そろそろ行くか。ここらへんにアイス屋があるんだ」
「うん、そうしよう!」
このままだと心臓が持たない!
ちらっと手元を見たレオが、ポケットに何かを入れる。
気になって見てみると、ポケットから紙の端がはみ出ていた。大事なものなら、きちんとポケットに入れたほうがいいはずだ。
「レオ、ポケットから紙が出てるよ」
「あー、と……それはだな……」
言い淀んだあと、レオは赤い髪を乱暴にかき乱した。
「レディーが喜ぶ場所を知らないから、昨日の夜メロじいに聞いたんだよ! サキと買い出しに行くときに行こうと思って! あーもう、カッコ悪ぃ……!」
そう言ってレオはしゃがみこんでしまった。
えっ、可愛い……!
レオはこういうことに慣れていると思っていたのに、そうじゃなかったんだ。メロおじいさんにデートスポットを聞いて、メモして持ってきてくれていたんだ。
「かっこ悪くなんかないよ。レオが色々と調べてくれて、とっても嬉しい」
「……本当か?」
「うん。アイス楽しみだね」
むしろ、レオがデートに慣れていないのにホッとしてしまった。
おおっと、これはもしかすると、もしかするのでは……?
頬をなでる春の風が優しい。私の心も、だんだん前向きになっていく気がした。
「うん、お願いします」
「よしっ、任せとけ!」
歩くのに合わせて、くるぶしまであるワンピースの裾が揺れる。後ろから吹いてくるやわらかな風にすくわれて、伸ばしっぱなしだった髪がなびいた。
レオは動きやすいシャツとパンツだ。シンプルがゆえに、レオの整った顔と背筋が伸びて鍛えられている体が際立っている。
帯剣しているのが異世界って感じだ。
「まずは大通りの噴水からだな。行こう!」
レオの手が伸びてきて、そうすることが当たり前のように私の手を握った。
丸みのない男性らしい手は指まで長くて、大きな手にすっぽりとおおわれてしまっている。
「レオ、手が……」
「悪い、左手がよかったか? 俺は右利きだから、利き手は開けておきたくて」
「そうじゃなくて、どうして手を握るの?」
「レディーが外出してる時は、こうしとかないと声をかけられるぞ」
「えっ、そうなの?」
美男美女は目の保養だけれど、声をかけられるとあたふたしてしまう気がする。
「……あー、悪い。嘘ついた」
珍しく歯切れの悪いレオを見上げると、頬がほんのりと赤かった。右手の甲で口元を押さえ、顔を隠すようにしている。
これは……照れている?
「いや、嘘じゃなくて、声をかけられることが多くなるとは思う。ただ俺は、サキと手をつなぎたかったんだ」
レオの顔が、みるみるうちに赤くなっていく。繋いだ手から好意が伝わって、私の心臓を通って全身に広がっていった。
「サキが嫌じゃなったら繋いでいたい」
「あ、えっと、うん……はい……」
混乱してうまく返事ができない私を見て、レオが真っ赤なまま笑った。
「ふはっ、サキ、顔が熟れたベリーみたいだ」
「レオだって、苺みたいだよ」
「だって、すげー緊張してる。どうしようもなく嬉しいんだ」
その顔が本当に嬉しそうで、何を言えばいいかわからなくて口を噤んだ。
レオは、最初から私という人間を尊重してくれていた。頼りになった。
私の悩みや戸惑いを、明るく吹き飛ばしてくれる。レオが笑うとなんだか嬉しい。
出会ったばかりなのに、私にとってレオの存在はとても大きくなっていた。
「噴水を見に行こうぜ。城は嫌なとこかもしれないけど、王都にはいいやつもいっぱいいるんだ。何があっても、俺が守るから」
「うん、頼りにしてる」
とにかく、今は自然体でいよう。レオが私を見てどう思うかは、レオの自由だ。
手をつないだまま歩き出すと、レオが歩くペースを合わせてくれた。足の短い私のペースは遅く、レオは長い脚を持て余している。
ちょっと申し訳なくて速度を上げようとすると、レオが足を止めた。
「おっ、こんなとこに花が咲いてる。いつもさっさと歩いちまうから気付かなかった」
「花びらの色が一枚ずつ違う! 綺麗だねぇ」
ガーデニングが趣味らしい家の庭で、薔薇のような形をしている花が、いくつも咲いている。淡い色合いの花びらはグラデーションになっていて、とても綺麗だ。
「ありがとう、サキ。サキのおかげで、いいもんが見れた」
「……こっちこそ、ありがとう」
レオは、自然なままの私でいいと伝えてくれている。その気持ちがとても嬉しい。
そのあとレオは、見るものすべてが珍しい私に合わせて、ゆっくりと歩きながら噴水を見に行ってくれた。
白いタイルで作られた道の真ん中にある噴水は、とても大きかった。噴水のまわりにはぐるりと花壇があって、噴水の水しぶきが水やりの代わりになっているようだ。
人も多くて賑わっている。レオが有名だからか、一緒にいる私を見てくる人も多い。
「くそっ、サキが可愛いからみんな見てくるな。わかる、サキは可愛い……!」
「えっ、そっち? レオが格好いいから、横にいる私を見てるんじゃない?」
「いや、サキがすげー可愛いからだ!」
「そっか、ありがとう」
レオが熱弁しているのを、さらっと流す。
この世界の人たちは顔立ちが整っている人が多い。今だって道行く人たちの鼻は高く、足は長い。メロおじいさんも、若い頃はさぞモテただろうというイケオジだ。
それに比べて私は……いや、何も言うまい。むなしくなるだけだ。
「……本当にサキは可愛いのに」
レオが拗ねたようにぶつぶつと言うので、思わず笑ってしまった。
「レオがそう思ってくれて嬉しいよ」
「俺にとってサキは世界一可愛いからな」
さっきまではお世辞だと思えていたのに。そんなふうに言われると、心臓が勝手にうるさくなってしまう。
つないだままだった手がゆるやかに動かされて、優しく私の指をなでていく。
「サキの手、小さいな。それに、すげぇやわらかい」
「ど、どうも……」
しまった、もっといい返事があったはずなのに。こんなところで恋愛経験値の低さが露呈してしまうとは……!
年上のお姉さんらしく! と思ったところで、ハッとする。そうだ、今日はありのままの自分を見てもらう日だった!
「えっとですね、実は、この歳で恋愛はあまり経験したことがなく」
「サキのいた世界の男って、見る目がねえな! ちなみに俺もだ。恋人もいないし」
「そうなの? レオってモテるでしょ?」
「冒険者だから、いろんなとこを回ってたんだ。S級に上がるためのポイントを取ろうと思った時、直感のスキルが働いたんだ。王都に行けって。たぶん、サキに会うためだったんだろうな」
「こ、光栄です……」
照れた様子もなく、レオが言う。
ひとりで赤くなっていると、レオに顔を覗き込まれた。手をきゅっと握られて、愛しいものを見るように微笑まれる。
「うん、やっぱり可愛い」
「しっ……!」
しっ、心臓が……! 心臓が爆発する!
至近距離でちょっとワイルドな年下のイケメンに口説かれるとどうなると思う!? こうなる!
「そろそろ行くか。ここらへんにアイス屋があるんだ」
「うん、そうしよう!」
このままだと心臓が持たない!
ちらっと手元を見たレオが、ポケットに何かを入れる。
気になって見てみると、ポケットから紙の端がはみ出ていた。大事なものなら、きちんとポケットに入れたほうがいいはずだ。
「レオ、ポケットから紙が出てるよ」
「あー、と……それはだな……」
言い淀んだあと、レオは赤い髪を乱暴にかき乱した。
「レディーが喜ぶ場所を知らないから、昨日の夜メロじいに聞いたんだよ! サキと買い出しに行くときに行こうと思って! あーもう、カッコ悪ぃ……!」
そう言ってレオはしゃがみこんでしまった。
えっ、可愛い……!
レオはこういうことに慣れていると思っていたのに、そうじゃなかったんだ。メロおじいさんにデートスポットを聞いて、メモして持ってきてくれていたんだ。
「かっこ悪くなんかないよ。レオが色々と調べてくれて、とっても嬉しい」
「……本当か?」
「うん。アイス楽しみだね」
むしろ、レオがデートに慣れていないのにホッとしてしまった。
おおっと、これはもしかすると、もしかするのでは……?
頬をなでる春の風が優しい。私の心も、だんだん前向きになっていく気がした。
117
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
男爵令嬢なのにくじ引きで王子のいる生徒会の役員になりました!
らな
恋愛
男爵令嬢のリアはアルノー王国の貴族の子女が通う王立学院の1年生だ。
高位貴族しか入れない生徒会に、なぜかくじ引きで役員になることになってしまい、慌てふためいた。今年の生徒会にはアルノーの第2王子クリスだけではなく、大国リンドブルムの第2王子ジークフェルドまで在籍しているのだ。
冷徹な公爵令息のルーファスと、リアと同じくくじ引きで選ばれた優しい子爵令息のヘンドリックの5人の生徒会メンバーで繰り広げる学園ラブコメ開演!
リアには本人の知らない大きな秘密があります。
リアを取り巻く男性陣のやり取りや友情も楽しんでいただけたら嬉しいです。
ひみつの姫君からタイトルを変更しました。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
転生したら、実家が養鶏場から養コカトリス場にかわり、知らない牧場経営型乙女ゲームがはじまりました
空飛ぶひよこ
恋愛
実家の養鶏場を手伝いながら育ち、後継ぎになることを夢見ていていた梨花。
結局、できちゃった婚を果たした元ヤンの兄(改心済)が後を継ぐことになり、進路に迷っていた矢先、運悪く事故死してしまう。
転生した先は、ゲームのようなファンタジーな世界。
しかし、実家は養鶏場ならぬ、養コカトリス場だった……!
「やった! 今度こそ跡継ぎ……え? 姉さんが婿を取って、跡を継ぐ?」
農家の後継不足が心配される昨今。何故私の周りばかり、後継に恵まれているのか……。
「勤労意欲溢れる素敵なお嬢さん。そんな貴女に御朗報です。新規国営牧場のオーナーになってみませんか? ーー条件は、ただ一つ。牧場でドラゴンの卵も一緒に育てることです」
ーーそして謎の牧場経営型乙女ゲームが始まった。(解せない)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる