平凡冒険者のスローライフ

上田なごむ

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3-5 生業の園

第117話 圧倒の果て 3

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 二人の奮闘により武勇伝と語られる大立ち回りを制し、にわかに活気づく足取りを進め半刻程が経過しただろうか。

 進行ルート上には生物の気配が感じられず、皆より消耗の色濃い俺個人にとっては有難く明るい時間が続いている。

「それにしても静かで助かるねぇ」

「あの衝撃は辺り一帯に強く轟いたでしょうから、その影響ですよね」

「ビビットさん、かっこよかったっすよね~! 最後にズドーンッ! って。自分のハンマーも顔無しの一撃っすよ!」

「あ、あんまりおだてるもんじゃないよ……」

「ベルも助かりましたよ。有難いサポートでした」

「ん……でも納得いかない感じ。やっぱりあなたっておかしいわ」

「そこは説明したろうベル。ヤマトは記憶を失っちまってるんだ。追求してもどうしようもない事さね」

「それは分かってるけど~……」

 不満とも異なる、どこか寂しげに聞こえる声色で細々と返答している。

「むむ……?──ああ! ベルさん、ヤマトさんの事が心配なんすね!」

「はあっ⁈ だ、誰が心配なんて──」

「──でも大丈夫っすよ! ヤマトさんはちゃ~んと帰還するまでの体力の配分を計算してるっすから!」

「ち、違うわよ! 私はただ、この私の魔法が及ばない事が不満なだけよ!」

「はいはい。じゃれ合いも程々に──お、どうだいヤマト。あれなんかいいんじゃないかい?」

 ビビットが指示する先に目を向ける。

 逞しく伸びる地面から少々の高さまでが苔むした枝葉の豊富な大木が確認できる。

「そうですね……リーフル?」

「…………ホーホ(ヤマト)」

 耳を澄ませ様子を窺った後、首をすくめリラックスした姿勢をとり応えている。

「そっか。魔物の気配も無いみたいですし、登ってみます」

「ああ。下のことは任せて、あんた達は初めての景色を堪能しといで」

 大盾を軽く地に刺し、親指を立て送り出してくれている。

「ありがとうございます。ロング、先に。リーフルも上でロングと待ってて」

「了解っす!」 「ホ~」

 僅かに葉が擦れる音が聞こえる程度の軽快な身のこなしで樹上へ溶け込んでいく。

 リーフルもロングの後を追い飛び立った。

「おぉ~さすが獣人族。やっぱり違うなぁ……」

「ん? 当り前じゃない。根っからの造りが違うんだもの。比較なんて虚しくなるだけよ」

「ああいえ。普段はほとんど意識することがないので、明確な違いに少し驚いただけなんです」

「ふ~ん……ま、強化してあげられないんだから、気を付けて登りなさいよ」

「はい。行ってきます」

(木登りなんて人生初だなぁ……確か、腕に頼らず足を使って登らないといけないんだっけ)

 触れる手の平にささくれ立つ樹皮の凹凸を感じる。

 剣の訓練をしているおかげで以前より手の皮が厚くなっている実感はある。
 
 だが、鷲掴んだまま不用心に滑らせれば、傷を負ってしまうような鋭利な刺激を征服出来る程では無いようだ。

 足で体を固定し次のきっかけを探り全身を押し上げる。

 衣を引っ掛けるいたずらな突起をケアしつつ安定する体位を試行錯誤し体をよじる。
 
 預けても問題のなさそうな枝に乗り一呼吸。

 次の安定しそうな足場を見上げ、再び四肢を連動させる。

 重力に逆らう垂直移動というのは、思いのほか体力を消耗するようだ。




「──トさ~ん! 凄いっすよこの──!」

(ハァ……ハァ……む、ロングの声だ。そろそろなのか)

 生い茂る葉の暗所に陽の光が鮮明になりつつある。

 見上げると、おあつらえ向きの太い枝に立つロングの足が確認できた。

(ハァ……よし、このまま慎重に行って──)


 ──暗所を抜け日の下に躍り出る。

「おお~……これが、サウドの森……」

「凄いっすよね~!」 「ホ~!」

 視野の全てを支配する青藍に映える白の幻想的な情景。

 狭小な足場の、あるいは登頂の報酬でもあろう解放的な浮遊感。

 整える呼吸から染み渡る、清浄で新鮮な空気は癒しの効果を発揮するポーションを彷彿させる。

 眼下に広がる森林は色濃く鬱蒼と、振り分ければ黒にも近しい深碧の絨毯だ。

 そして少し遠目に見ると、光を反射する海面の揺らぎが僅かに確認できる。

「あれが辺境都市サウドの存在意義……この国が目指す外海か……」

「……なんだかしみじみ。自分達もいつかはその一端を担うかもしれないと思うと、感動の光景っすね……」

「……お? あれがビビットさんの言ってた深域にあるっていう大木かな?」

 眺める位置より北西方面に一際存在感を主張する一本の大木が視認できる。

「多分そうっすよね。それと……あれ、何なんすかね?」

 ロングが指差す先。上空に向かい内側に反りのある岩壁が円状に、まるでサラダボウルに似た巨大なオブジェのようなものが、緑に覆われたこの地に異彩を放ち存在している。

「そういえばロケーションの魔法で見えた映像にあったな……後で二人に聞いてみよう」

「ホーホホ(タベモノ)」

 リーフルが右翼を広げアイテムBOXを訴えている。

「うん。せっかくだしこの景色を眺めながらちょっと休もうか」

 アプルを取り出し切り分ける。

「……こうして見てると、国が領域を明確に分けてる意味が分かるっすね~」

「うん。目指す領域は明らかにこれまでとは……」

 経験や知見など無に等しい俺達ですら、容易に判断の付く明らかな違いが窺える。

 森が表現している中域と深域とを明確に分ける発色の差異は、果たしてどういった理屈からの起こりなのだろうか。

 そして立ち昇る威圧的な雰囲気が、これまでとは一線を画す領域であることを主張している。

 単なる未知への恐れであれば、それは個人的な感情であり如何様にも対処のしようがある。

 だが、素晴らしい景色から感じるこの不釣り合いな不気味さが、勇む俺達に立ち塞がる現実なのだとすれば、安易な想像や想定などまるで通用しそうにない、足もすくむ苛烈な修羅場である事を暗示している。

「そうっすね。でも自分達が貫きたい傲慢は、それぐらいの試練が待ち受けてて当然っすもんね」

 全く普段通りのロングらしい爽快な雰囲気を纏うまま、眼下に視線を向けそう語っている。

「うん……はは、いつも引っ張てくれてありがとな」

「もおヤマトさん! お礼を言われる筋合いは無いっすよ。自分の望みでもあるんすから」

「そっか……そうだったな」

「……ヤマトさんが居るから。ヤマトさんが修整してくれるから、自分は安心して前だけ見れるんです」

「お互い様っすよ。くふふ」

「ホホーホ? (ナカマ)」

「うん、リーフルもな」

 風の強まりを感じる。

 徐々に上空に陰りが集い、頭上一帯に漂う灰色が天気雨を演出しつつある。

「降るのか……早くしないと俺はヤバいかも」

「名残惜しいっすけど仕方ないっすね~」

「さっきロングが言ったように、これも試練の内なのかな? はは」

「ド~ンと来い……とは言えないっすけど、自分達三兄弟の歩みは止められないっすよ~!」

 ロングが堂々と胸を張り、まるで威勢を誇示するかのように眼下に広がる森へ向け叫んでいる。

 この天気雨を心象の具現と語るには些か自分本位が過ぎる発想だろうか。
 
 それとも、過熱した歩みに乗る俺達に贈られた忠告の差し入れだろうか。

 何にせよハッキリと認識した俺達サウド支部所属冒険者達の主戦場である森の全貌を拝めたことは、今後の人生において大いなる恵みとなるに違いない。

 そしてなにより、導きの真価──ロケーションの魔法が真実であった証左でもある。

 間違いなくミラスの花は存在し得る。徐々に疑念が確信へと変わりゆくこの道程を楽しみながら、最善手を模索していこう。



(フゥ……無事落着。初めてにしては上出来──あれ、あの人)

 多少体力を消費したものの、目立つ損傷無く無事に地表へ降り立った俺達を待ち受けていたのは、身内の二人だけでは無く、ギルドで覚えのある精力的な上位勢の一行だった。

「よお平凡。話は聞いたぜ~」

「どうもペレネラさん、お疲れ様です。今から帰還ですか?」

「おうよ。それにしてもまあ『最硬』に『怠姫』まで揃って。てっきり領域外の調査命令が出たもんだと、無駄にもどかしく思っちまったぜ」

 二人を軽く一瞥し、おどけた声色で語っている。

「はは、まさか。俺が居る以上それはあり得ませんよ」

「で、どうだったよ。あれがサウドの森の全貌だぜ」

「ええ、樹上からは本当に美しくて。登った甲斐がありました」

「けどよ、綺麗なもんだがその実。魑魅魍魎共が跋扈する、俺たち人間を今や遅しと口を開けて待ってる冥界への入り口ってとこだぜ」

「ペレネラさんのような上位の方々でも、そのイメージは拭えないものですか」

「まあな~。今日みたいに大稼ぎ出来る日もありゃあ、サウドの裏門目掛け死に物狂いな日もあらあよ」

 親指で示すペレネラの背面では、パーティーメンバーの二人が仕留めた魔物達や収集物などを運ぶ荷車の調整を行っている様子が窺える。

「裏門を……ありがとうございます。肝に銘じておきます」

「へっ、相変わらず真面目な奴だぜ」

「──っと、そうだ。お前よお、一部頼まれてくれねえか? 今回は存外に順調だったもんで、この荷車じゃ間に合いそうにねえんだ」

「え……でも俺が今から向かうのは……」

「どの道捨て置いても同じ事だ。だったら運び賃に半分払って保険かける方が得ってもんだ」

「なるほど。それもそうですね」

 指示された物品をアイテムBOXへと収納してゆく。

「いいか、諦めた訳じゃねえからな。必ず持ち帰れよ」

 そう言いながら肩に触れる手から、静かな声色から、不器用な温もりを感じる。

「任せてください。俺の唯一の取り柄はこれですから」

「おう。じゃあな、土産話も待ってるぜ~」──

 背越しに手を振りながらパーティーは荷車と共にサウド方面へと去って行った。


「ふん、なによあいつ。心にも無い事をべらべらと」

「む? どういうことっすか? ペレネラさん、励ましてくれたように自分は思いましたけど」

「魔力の色……ですか。具体的にはどんな色が?」

「薄っすらとした赤に包まれた紫色ってところね。嫉妬、してんのよあいつ」

「嫉妬? 自分達、何か大金の目算がある訳でも無いっすよ。何で嫉妬なんて」

「あぁ……なるほど。だってほら、サウド支部における筆頭戦力の二人『最硬』と『怠姫』が揃ってるんだ」

「名誉ある領域外の調査命令じゃないとはいえ、二人がパーティーに居れば冒険者として最大限──いや、普段以上の働きが可能になるんだよ?」

「なるほどっす……確かに言われてみれば、すっごく豪華な布陣っすもんね」

「で、それを率いているのが凡庸な下位冒険者『平凡』ときてる」

「結成の流れを知らない他人からすれば、納得のいく答えなんて浮かぶはずないもんね」

「そうさねぇ……自分で言うのもなんだけど、客観視すればあんたの指摘通りの事実が今ここに集ってるもんねぇ」

「ふん。これだから信用出来ないのよ。野心的な奴って」

「う~ん……どうでしょうか。俺としては逆に信用出来る人なんだな、と思いましたけど」

「はあ~? なんでよ?」

「ここはサウドの森、しかも中域も終盤です」

「規定に無いにせよ、ペレネラさんは冒険者の暗黙のルールの、生存権を賭けた助け合いの精神を見事に体現されていたと思います」

「内心では嫉妬が渦巻いていたとしても、表面上は俺達の事を応援し、発破をかけてくれた」

「つまり、いざという時に自分を諫め協調が出来る現れだと、俺は解釈します」

「そうっすね! 自分もそう思います!」

「だねぇ。あたしもその解釈の方が気持ちいいね」

「あっそ。あなたがそう言うのならそれで構わないわ」

「まあどちらにせよ、どう転んでも私の人生にあいつは微塵も関わる事は無いし~」

「はは。視えないだけで、俺だってそうかもしれませんよ?」

「あなたみたいな生真面目さんが、器用に腹芸をこなせるとは思えないけど? それに、案外分かりやすく頑固だし。視えなくてもそのくらいは分かるわよ」

「おぉ~。ベルさんもなかなかヤマトさんの事を理解してるっすね~!」

「いやロング、そこは否定してよ。腹芸はともかく頑固って響きはちょっと心外──」

「──リーフルちゃんを第一に! 自分もそういうブレない一本の軸を大切に生きていきたいって、常々見習ってるっす!」

「ホーホ! (ヤマト!)」

「ぷぷっ。あなたの弟ちゃんはホントポジティブの化身ね~」

「うむ、さすがロングだ。あんたが居れば例え濃霧だろうと道を違える心配はないね」

「ハハ……ポジティブとも少し違う気がしますけどね……」

 もし視えるとすれば俺は何色に視えるのだろう。そして自分が纏いたく想う色は。

 十中八九、綺麗な単色にはなり得ない。

 まして俺のような後ろ向きが基礎を構築する人間は、恐らく寒々しく混沌とした暗を形成しているに違いない。

 それでも少しは明を目指し、より良き人間へと憧れる。

 リーフルの事を想えばより一層強く。

 それに幸い確固たる手本は近く、疑念を挟む余地も無く。

 求める希望の色。

 それは翡翠の輝き。
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