【本編完結済】神子は二度、姿を現す
1/7外伝含め完結
ファンタジー世界で成人し、就職しに王城を訪れたところ異世界に転移した少年が転移先の世界で神子となり、壮絶な日々の末、自ら命を絶った前世を思い出した主人公。
死んでも戻りたかった元の世界には戻ることなく異世界で生まれ変わっていた事に絶望したが
神子が亡くなった後に取り残された王子の苦しみを知り、向き合う事を決めた。
戻れなかった事を恨み、死んだことを後悔し、傷付いた王子を助けたいと願う少年の葛藤。
王子様×元神子が転生した侍従の過去の苦しみに向き合い、悩みながら乗り越えるための物語。
※小説家になろうに掲載していた作品を改修して投稿しています。
描写はキスまでの全年齢BL
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「素質としては、ランスロットよりアレクシスのほうが王に適している」を垣間見たように思います。
排除すべきものがあるとき、手に入れたいものがあるとき、何かを犠牲にする選択をアレクシスは躊躇わない。
ランスロットはたぶん"躊躇っていないように見せる"ことはできるけれどその度に少しずつ傷付いてきて、そしてその傷すら完璧に隠してしまえるひと。そうあるべく努力してきたひと。王であるために。その結果が「彫刻男」なのでしょうね。
クリスさんの来歴を知りながらその忠誠を疑わないのも、親愛からくる信頼ではなく、ただの事実としてそういうものと受け容れているだけなのだな、と。それは懐の深さでもあるし冷淡さでもあって、やはり王に相応しい器だなと思います。
そんなアレクシスが、信頼も愛情もまっすぐに受け止めて報いようとするユークの素直さを慈しむのもむべなるかな、と考えて、ああ父王にいちばん似ているのはアレクシスなのだなと納得してしまいました。
アレクシスのほうが王に向いているけれど、王になってはいけないのもアレクシスのほう。
メインキャラなのに掘り下げていなかったアレクシスを中心とした章ですが、とても考察の通りで…父親も「やらなくていいなら、やらない」を徹底している人でしたので本当に似ているんですよね…
そういう意味でも掘り下げすぎるとアレクシスは嫌われそうなキャラだなぁと少し躊躇もありました。
ただ、ユークリッドという善性の塊が中和する事で次代の暴君は阻止され…形だけ置かれていた宰相の排除にアレクシス自ら動き、全て抱え込んでいるランスロットを救う事にも繋がる。
ユークリッドは神子…いや、天使か?と可愛がられてどんどん幼くなるユークリッドにある意味苦労した章です!いつも感想ありがとうございます!
出家、別の表現に訂正します!本当に助かります!ユークリッドの自己評価の低さを考えると、確かに放逐が適してる…!すごい!
あまりにも加筆が多すぎて、自分でも「これもう別の作品じゃん」って思っていたので正直批判も拒否も受け入れる気持ちで、でもまだ書きたいんじゃ!という欲望のままに書いていたので、元作品を知る方に受け入れて頂けたのは、もう本当に頭が上がらないくらい感謝でいっぱいで…
あと流石に元作品が本格的に執筆し始めた初期のものではあるので再編で読み返す度に顔を覆いたくなっていたのもあり、嬉し恥ずかしとはこの事…!という感情ジェットコースターで忙しくなりましたが、本当に本当に、感想まで書いて頂き、ありがとうございました!
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