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第5章
第1話(4)
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知らないうちに口腔内に侵入してきたヴィンセントの舌に、自分のそれを絡めとられ、強く吸い上げられる。気がつけば莉音は、自分からヴィンセントの首に両腕をまわして口づけを求めていた。
巧みな舌使いに翻弄されるうち、下肢がとろけ、力が抜けていく。
「う……ふ…、んっ、ん……っ」
甘い吐息がひっきりなしに漏れ、互いに舌を絡め合う濡れた音が室内に響いた。
ヴィンセントの自分を抱きしめる腕に力がこもり、上体を掬い取られるようにベッドへ押し倒される。その指先が、器用にパジャマのボタンをはずして中へと滑りこみ、直接素肌に触れてきた。
「は…あっ……、っ、ん……」
胸もとを撫で上げられながら首筋に舌を這わされ、抑えきれない声が漏れた。ヴィンセントの舌に胸の突起をベロリと舐められ、吸い付かれると、莉音はビクンッと背を撓らせて甘い嬌声を放った。
ヴィンセントから与えられる刺激が気持ちよくてたまらない。
どうしてこういうことになったのか自分でもよくわからなかったが、少しも嫌ではなかった。むしろもっとしてほしくて、自分から縋りついていった。
その思いに応えるように、下肢に伸びた手が、パジャマ越しに変化を見せはじめた中心をさらりと撫で上げる。
「あっ、や……っ、アルフ、さ……」
ビクッと身を竦ませる莉音をなだめるように、長い指がそっと髪をかき上げ、額に口づけを落とした。その口づけが、すぐに口唇にも降りてきて、緊張に硬張る躰を少しずつほぐしていった。
チュッ、チュッと幾度も音をたてて口唇を吸われ、わずかに開いた隙間から舌を差し入れられて歯列をなぞられる。口蓋を舌先でくすぐられ、思うさま口腔内を蹂躙された。
肉厚の舌を自分のそれに絡められるのが気持ちいい。その間にも下肢への布越しの愛撫はつづき、濃厚な口づけに莉音の理性がとろけた頃合いを見計らって、下着の中へと手を差し入れられた。
ふたたびビクッとなる莉音の頬を、ヴィンセントがそっと撫でる。真上から見下ろしてくる端整な貌に、やわらかな笑みがひろがった。
「大丈夫だ、莉音。なにも考えず、すべてを私に委ねていればいい」
言われて、呼吸を乱しながらも莉音は必死に頷いた。
こういった経験ははじめてのことで、それどころか、キスをするのさえこれがはじめてだった。それでも、ヴィンセントに愛されたいと心が強く願っている。こうなってみてはじめて、自分はヴィンセントのことが好きだったのだと理解した。
巧みな舌使いに翻弄されるうち、下肢がとろけ、力が抜けていく。
「う……ふ…、んっ、ん……っ」
甘い吐息がひっきりなしに漏れ、互いに舌を絡め合う濡れた音が室内に響いた。
ヴィンセントの自分を抱きしめる腕に力がこもり、上体を掬い取られるようにベッドへ押し倒される。その指先が、器用にパジャマのボタンをはずして中へと滑りこみ、直接素肌に触れてきた。
「は…あっ……、っ、ん……」
胸もとを撫で上げられながら首筋に舌を這わされ、抑えきれない声が漏れた。ヴィンセントの舌に胸の突起をベロリと舐められ、吸い付かれると、莉音はビクンッと背を撓らせて甘い嬌声を放った。
ヴィンセントから与えられる刺激が気持ちよくてたまらない。
どうしてこういうことになったのか自分でもよくわからなかったが、少しも嫌ではなかった。むしろもっとしてほしくて、自分から縋りついていった。
その思いに応えるように、下肢に伸びた手が、パジャマ越しに変化を見せはじめた中心をさらりと撫で上げる。
「あっ、や……っ、アルフ、さ……」
ビクッと身を竦ませる莉音をなだめるように、長い指がそっと髪をかき上げ、額に口づけを落とした。その口づけが、すぐに口唇にも降りてきて、緊張に硬張る躰を少しずつほぐしていった。
チュッ、チュッと幾度も音をたてて口唇を吸われ、わずかに開いた隙間から舌を差し入れられて歯列をなぞられる。口蓋を舌先でくすぐられ、思うさま口腔内を蹂躙された。
肉厚の舌を自分のそれに絡められるのが気持ちいい。その間にも下肢への布越しの愛撫はつづき、濃厚な口づけに莉音の理性がとろけた頃合いを見計らって、下着の中へと手を差し入れられた。
ふたたびビクッとなる莉音の頬を、ヴィンセントがそっと撫でる。真上から見下ろしてくる端整な貌に、やわらかな笑みがひろがった。
「大丈夫だ、莉音。なにも考えず、すべてを私に委ねていればいい」
言われて、呼吸を乱しながらも莉音は必死に頷いた。
こういった経験ははじめてのことで、それどころか、キスをするのさえこれがはじめてだった。それでも、ヴィンセントに愛されたいと心が強く願っている。こうなってみてはじめて、自分はヴィンセントのことが好きだったのだと理解した。
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