12 / 45
スラム編
第12話 スラムの裏リーダー
しおりを挟む
僕とニッジは、ガーフェのところでとんでもないものを見せられ、心に大きな傷を負ってしまった。僕はともかく、ニッジは相当深刻だ。
「美女が男に……オレは美女が好きだ。てことは男が好きなのか?」
まずいな。ニッジの恋愛対象が男側に移動し始めている。しばらくマリアの下で療養したほうが良さそうだ。重い足取りでニッジを教会に連れて行った。元気だったニッジをこんなことにしてしまって、マリアに会わせる顔がない。
「ロラン様!! 今日は会えないかと。神に感謝します」
「シスター。ごめんなさい。ニッジが……ひどい姿になってしまって」
マリアはニッジの様子を見るとただ事ではないと、すぐに理解したみたいで医務室に連れていくことにした。
「一体、何があったのですか?」
僕は包み隠さず、今日の出来事を話すことにした。やはり、マリアも男四人の情事については顔をひそめていた。師匠の話をすると、興味深いのか身を乗り出してきた。
「子供たちがなんですって?」
やはり中身がおっさんでも、子供たちがいかがわしいことをしていることに心を痛めているに違いない。顔が紅潮して……元凶を作った師匠への不満を抑えきれないのだろう。
「子供たちが……そうですか。私も是非、その現場に立ち会いたかったものです。いえ、私にはロラン様がいるので心は一切揺らいでませんよ。神に誓って」
話がよく分からなかったけど、シスターと仕事には悪人を諭すというのがあるらしい。きっと、その仕事を果たそうとする熱意があるんだな。パンツの一件以来、少しマリアへの接し方に悩んだが、やっぱりいいシスターのようだ。
僕が帰ろうと席を離れると、マリアが手を握ってきた。
「ところで、ロラン様の心は大丈夫なのですか? 男同士の情事を見て、すこし心が乱れているのではないですか?」
今日あたり、夢に確実に出てくるだろう。その程度の傷は負っただろうが、ニッジに比べれば。
「いけませんよ。そのような考えは、無理をしている証拠です。ここは教会なのです。素直な心になってください。さあ、こっちに来て。すこし休んでいってください」
マリアの優しい言葉に嬉しくなり、言われたとおりにニッジとは別室のベッドに横になることにした。ニッジと離されたのは、ニッジをゆっくりと休ませるためのものらしい。僕は疑うこと無く、ベッドで今日のことを思い出しながら、なんとか消去しようと念じていた。
すると、マリアが薄手の衣を身にまといながら姿を現した。いつもの修道服とは違って、なんとなく妖艶な感じがして、少しドキリとした。
マリアは何も言わずに、ベッドに入り込んできて、衣を外した。……裸だった。
「ロラン様。私の姿を見て、心の傷を癒やしてください」
僕は言葉も出なかった。マリアが身を挺してまで、ここまで僕のことを……ならば、遠慮も無用というものだ。実はマリアの体に興味があった。だって、修道服って結構体に密着しているから、なんとなく体のラインが分かる感じがして……やっぱりマリアの躰は……エロかった。
堪能した僕は、意気揚々と教会を後にした。マリアはずっと何かと葛藤していたみたいだったから、静かに離れてしまったけど大丈夫だったかな?
家に戻ると、師匠が相変わらずだらしない格好で酒を飲んでいた。
「師匠。あの格好を家でもしてくださいよ。なんか、錬金術師って感じで格好良かったですよ。行いは最低でしたけど」
「辛辣なことを言うな。錬金術師は成果を得るためには結構肩身の狭い思いをすることが多いのだ。その点では、ここは最高の場所だな。実験しても誰も文句は言わからな。ちなみにあの格好はもう出来ん。さっき、汚れてしまったから錬金釜に放り込んでしまったからな」
そのためにスラムのリーダーになったってことか? 錬金術の練習台を得るために? なんていうか……師匠らしいな。聞くだけでは最低だが……ガーフェの態度を見る限りでは、嫌がる様子もなかったし。意外と師匠の考えがここでは合ってるのかな?
「そうだ。考えることが重要だ。私のやっていることは一見すれば、ひどいと思うやつもいるだろう」
自覚あったんだな。酷いことしているって。師匠の人間らしさを少し感じられて、少しホッとした。
「師匠がリーダーをやっている理由はなんとなく分かったんですけど、どうしてそうなったんですか?」
「説明が面倒だな。そんなのはガーフェにでも聞け。と言いたいが若返りの薬が成功に一歩近づいたからな。気分がいいから、説明してやる」
師匠は酒を一気に飲み干し、僕におかわりを催促してくる。話を聞くために、僕はあまりやらない酌をすることにした。
「うむ。どこから話したものか。このスラムは私達が来た頃……」
ん? 私達? 僕はここの生まれのはずだ。それじゃあ……
「ロランは正真正銘、ここの生まれだ。私と一緒に来たのはお前の母親だ」
母親……そういえば、僕は自分の母親のことって考えたことがなかったな。いつも師匠が側にいてくれたし、寂しいと感じたことがなかったからな。
「母親……リリーの話はまた今度してやる。話を続けるぞ。ここに来た時、このスラムには疫病が蔓延していた。当然だろ? ここの衛生状態は最悪だ。当時、スラムのリーダーをしていたガーフェも疫病にかかっていた。そこで私が魔法薬を作ったのだ。あの魔法薬は回復薬の効果もあるが、元は疫病を治療するためのものだったのだ」
そうだったのか……あの魔法薬にそんな効果が。そうなると今でも人気が高いというのは、疫病が少なからずスラムで出続けていて、感染が爆発しないのは魔法薬のおかげということか……師匠が人助けをするなんて。
「だから、私は人助けなど興味がないと言っているだろ? ガーフェは当然、対価を支払うと言ってきた。だから、私は錬金術の実験に付き合ってほしいと言った。それにガーフェは快諾したんだ。私は知らぬ間にスラムの救世主になっていたというわけだ」
見ようによってはそうだな。師匠のおかげで、スラムの人達は救われた。そして、今も。ガーフェが師匠に信頼を寄せるのにも理由があったのか。ただ、師匠が恐ろしい存在とか、そんな理由だと思っていたよ。
「じゃあ、どうしてスラムの人達はガーフェをリーダーと思っているんです? 実際は師匠なんでしょ?」
再び、空のコップに酒を催促してきた。
「私を見て、リーダーの柄だと思うか?」
思わない。傍若無人だし、家事は出来ないし。やろうとも思わない。仕事も最低限。寝てるか、酒を飲んでいるかしかしない。
「存外失礼なことを言われている気もするが、その通りだ。私にリーダーは務まらないよ。リーダーというのは、私利私欲が強いものに務まらない。ガーフェくらいが丁度いいのだ。ところで、ガーフェから聞いたか?」
僕がリーダーになる話は師匠がガーフェに薦めたことだ。僕としては寝耳に水だった。
「お前はスラムをどうにかしたいと思っているのだろ? だったら、リーダーになった方がいいぞ」
そうなのかな? ガーフェの性的趣味を見てしまったので、いまいち尊敬することは出来ないけど、スラムではそれなりに尊敬を集めている。そんな人に代わって、僕に務まるのだろうか? たしかに、師匠が言うようにスラムで何かをしたかったら、リーダーが最適なのは分かるけど。
「なら、話は決まったな。まぁ、当分はガーフェにやらせておけばいい。一応言っておくが、お前にはまだ表に名前が出てもらっては困るんだ。まぁ、大人の事情というやつだ。だから、表のリーダーは今までどおりだ。お前はガーフェを使って、好きにスラムを変えてしまえばいいのだ」
なんとも都合のいい話のような気もするけど。
「あとはガーフェにでも相談しろ。あいつもスラムのことはそれなりに考えている奴だ。それに教会のシスターにも相談してみろ。あいつはここに誰よりも長く住み着いているからな」
ガーフェの話はわかったけど、マリアが何だって? 誰よりも長くって……マリアが?
「ん? まだ知らなかったか……まぁ、そのうち、あいつから聞かされるだろう。その時、同判断するかはロランに任せるが……まぁ、悪い存在というわけではない。あまり気にするな」
なんかよくわからない話になったけど、結局ガーフェに話をするということで話がまとまってしまった。まぁ、師匠から話が聞けただけでも良かったか。
結局、僕は師匠が嫌いな料理を出した。やっぱりなんだかんだで、僕とニッジの心の傷は師匠が悪いと思う。当然、酒に酔った師匠は皿を投げ飛ばしてきたことはいうまでもない。
「美女が男に……オレは美女が好きだ。てことは男が好きなのか?」
まずいな。ニッジの恋愛対象が男側に移動し始めている。しばらくマリアの下で療養したほうが良さそうだ。重い足取りでニッジを教会に連れて行った。元気だったニッジをこんなことにしてしまって、マリアに会わせる顔がない。
「ロラン様!! 今日は会えないかと。神に感謝します」
「シスター。ごめんなさい。ニッジが……ひどい姿になってしまって」
マリアはニッジの様子を見るとただ事ではないと、すぐに理解したみたいで医務室に連れていくことにした。
「一体、何があったのですか?」
僕は包み隠さず、今日の出来事を話すことにした。やはり、マリアも男四人の情事については顔をひそめていた。師匠の話をすると、興味深いのか身を乗り出してきた。
「子供たちがなんですって?」
やはり中身がおっさんでも、子供たちがいかがわしいことをしていることに心を痛めているに違いない。顔が紅潮して……元凶を作った師匠への不満を抑えきれないのだろう。
「子供たちが……そうですか。私も是非、その現場に立ち会いたかったものです。いえ、私にはロラン様がいるので心は一切揺らいでませんよ。神に誓って」
話がよく分からなかったけど、シスターと仕事には悪人を諭すというのがあるらしい。きっと、その仕事を果たそうとする熱意があるんだな。パンツの一件以来、少しマリアへの接し方に悩んだが、やっぱりいいシスターのようだ。
僕が帰ろうと席を離れると、マリアが手を握ってきた。
「ところで、ロラン様の心は大丈夫なのですか? 男同士の情事を見て、すこし心が乱れているのではないですか?」
今日あたり、夢に確実に出てくるだろう。その程度の傷は負っただろうが、ニッジに比べれば。
「いけませんよ。そのような考えは、無理をしている証拠です。ここは教会なのです。素直な心になってください。さあ、こっちに来て。すこし休んでいってください」
マリアの優しい言葉に嬉しくなり、言われたとおりにニッジとは別室のベッドに横になることにした。ニッジと離されたのは、ニッジをゆっくりと休ませるためのものらしい。僕は疑うこと無く、ベッドで今日のことを思い出しながら、なんとか消去しようと念じていた。
すると、マリアが薄手の衣を身にまといながら姿を現した。いつもの修道服とは違って、なんとなく妖艶な感じがして、少しドキリとした。
マリアは何も言わずに、ベッドに入り込んできて、衣を外した。……裸だった。
「ロラン様。私の姿を見て、心の傷を癒やしてください」
僕は言葉も出なかった。マリアが身を挺してまで、ここまで僕のことを……ならば、遠慮も無用というものだ。実はマリアの体に興味があった。だって、修道服って結構体に密着しているから、なんとなく体のラインが分かる感じがして……やっぱりマリアの躰は……エロかった。
堪能した僕は、意気揚々と教会を後にした。マリアはずっと何かと葛藤していたみたいだったから、静かに離れてしまったけど大丈夫だったかな?
家に戻ると、師匠が相変わらずだらしない格好で酒を飲んでいた。
「師匠。あの格好を家でもしてくださいよ。なんか、錬金術師って感じで格好良かったですよ。行いは最低でしたけど」
「辛辣なことを言うな。錬金術師は成果を得るためには結構肩身の狭い思いをすることが多いのだ。その点では、ここは最高の場所だな。実験しても誰も文句は言わからな。ちなみにあの格好はもう出来ん。さっき、汚れてしまったから錬金釜に放り込んでしまったからな」
そのためにスラムのリーダーになったってことか? 錬金術の練習台を得るために? なんていうか……師匠らしいな。聞くだけでは最低だが……ガーフェの態度を見る限りでは、嫌がる様子もなかったし。意外と師匠の考えがここでは合ってるのかな?
「そうだ。考えることが重要だ。私のやっていることは一見すれば、ひどいと思うやつもいるだろう」
自覚あったんだな。酷いことしているって。師匠の人間らしさを少し感じられて、少しホッとした。
「師匠がリーダーをやっている理由はなんとなく分かったんですけど、どうしてそうなったんですか?」
「説明が面倒だな。そんなのはガーフェにでも聞け。と言いたいが若返りの薬が成功に一歩近づいたからな。気分がいいから、説明してやる」
師匠は酒を一気に飲み干し、僕におかわりを催促してくる。話を聞くために、僕はあまりやらない酌をすることにした。
「うむ。どこから話したものか。このスラムは私達が来た頃……」
ん? 私達? 僕はここの生まれのはずだ。それじゃあ……
「ロランは正真正銘、ここの生まれだ。私と一緒に来たのはお前の母親だ」
母親……そういえば、僕は自分の母親のことって考えたことがなかったな。いつも師匠が側にいてくれたし、寂しいと感じたことがなかったからな。
「母親……リリーの話はまた今度してやる。話を続けるぞ。ここに来た時、このスラムには疫病が蔓延していた。当然だろ? ここの衛生状態は最悪だ。当時、スラムのリーダーをしていたガーフェも疫病にかかっていた。そこで私が魔法薬を作ったのだ。あの魔法薬は回復薬の効果もあるが、元は疫病を治療するためのものだったのだ」
そうだったのか……あの魔法薬にそんな効果が。そうなると今でも人気が高いというのは、疫病が少なからずスラムで出続けていて、感染が爆発しないのは魔法薬のおかげということか……師匠が人助けをするなんて。
「だから、私は人助けなど興味がないと言っているだろ? ガーフェは当然、対価を支払うと言ってきた。だから、私は錬金術の実験に付き合ってほしいと言った。それにガーフェは快諾したんだ。私は知らぬ間にスラムの救世主になっていたというわけだ」
見ようによってはそうだな。師匠のおかげで、スラムの人達は救われた。そして、今も。ガーフェが師匠に信頼を寄せるのにも理由があったのか。ただ、師匠が恐ろしい存在とか、そんな理由だと思っていたよ。
「じゃあ、どうしてスラムの人達はガーフェをリーダーと思っているんです? 実際は師匠なんでしょ?」
再び、空のコップに酒を催促してきた。
「私を見て、リーダーの柄だと思うか?」
思わない。傍若無人だし、家事は出来ないし。やろうとも思わない。仕事も最低限。寝てるか、酒を飲んでいるかしかしない。
「存外失礼なことを言われている気もするが、その通りだ。私にリーダーは務まらないよ。リーダーというのは、私利私欲が強いものに務まらない。ガーフェくらいが丁度いいのだ。ところで、ガーフェから聞いたか?」
僕がリーダーになる話は師匠がガーフェに薦めたことだ。僕としては寝耳に水だった。
「お前はスラムをどうにかしたいと思っているのだろ? だったら、リーダーになった方がいいぞ」
そうなのかな? ガーフェの性的趣味を見てしまったので、いまいち尊敬することは出来ないけど、スラムではそれなりに尊敬を集めている。そんな人に代わって、僕に務まるのだろうか? たしかに、師匠が言うようにスラムで何かをしたかったら、リーダーが最適なのは分かるけど。
「なら、話は決まったな。まぁ、当分はガーフェにやらせておけばいい。一応言っておくが、お前にはまだ表に名前が出てもらっては困るんだ。まぁ、大人の事情というやつだ。だから、表のリーダーは今までどおりだ。お前はガーフェを使って、好きにスラムを変えてしまえばいいのだ」
なんとも都合のいい話のような気もするけど。
「あとはガーフェにでも相談しろ。あいつもスラムのことはそれなりに考えている奴だ。それに教会のシスターにも相談してみろ。あいつはここに誰よりも長く住み着いているからな」
ガーフェの話はわかったけど、マリアが何だって? 誰よりも長くって……マリアが?
「ん? まだ知らなかったか……まぁ、そのうち、あいつから聞かされるだろう。その時、同判断するかはロランに任せるが……まぁ、悪い存在というわけではない。あまり気にするな」
なんかよくわからない話になったけど、結局ガーフェに話をするということで話がまとまってしまった。まぁ、師匠から話が聞けただけでも良かったか。
結局、僕は師匠が嫌いな料理を出した。やっぱりなんだかんだで、僕とニッジの心の傷は師匠が悪いと思う。当然、酒に酔った師匠は皿を投げ飛ばしてきたことはいうまでもない。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる