83 / 120
第84話 勝鬨
しおりを挟む
屍人を生み出す『謎の石』は破壊した物の、俺達の被害も甚大だった。
前衛組約30名のうち、ほぼ全員がゴリゾンビの腕の一振りを食らって負傷しており、うち半数が骨折等の大怪我を負った。
そして残念な事に全身骨折や脳挫傷等で、4名の命が失われた……。
この世界には『蘇生魔法』は無いらしく、死んだ人間は二度と蘇る事はない。怪我の治療にしても即座にダメージが回復する物ではなく、自然治癒の速度を数十倍に上げる形の物だ。
ティリティアと初めて会った時にヘッケラーさんの切断された腕を治していたけど、「まだちゃんとくっついてない」って言ってたもんな。
とにかく「ヒール!!」でボワワ~ンと魔法が掛かって、ポンと傷を治せるお気楽な世界では無いんだよな。だから初めから致命傷を受けるとそのまま助からない、なんてのも珍しくないみたいだ。
倒したゾンビの総数は不明だが、俺だけでも200は軽く斬っている。これはダントツにトップスコアのはずで、他のメンツの戦果を合計しても俺と同じ、或いは少し超えるくらいだろう。
仮に戦果の総数が500として、死者4名、重傷者12名で勝てたのならば『大勝利』と言って差し支えないと思う。
やがてこの地を覆っていた瘴気に満ちた霧は徐々に晴れ、元の美しい大地を取り戻す事が出来た。
「俺達の勝利だ! 皆、声を上げろーっ!!」
ゴルツさんの怒号とも思える大きな声が轟く。それに続いて作戦に参加した全員が、男も女も関係なく思い思いの歓声を上げた。
それと同時にゴルツさんが膝をついて蹲り動かなくなってしまった。え? 大丈夫か…?
慌てた様子でライク大司教や聖女ホムラ、更にティリティアら神官達がゴルツさんを取り囲み治癒を試みる。
そう言えばゴルツさんの受けたダメージもかなり重篤な物だったはずだ。
先程も言ったが、この世界の回復魔法は即効性ではない。つまりゴルツさんは傷や骨折が殆ど治って居ない状態で戦斧を振り回して暴れていたって事になる。
恐らくは精神力だけで戦っていたのだろう。その緊張の糸が切れれば、立っている事すら不可能な疲労に襲われるのは必定、ホント武人の鑑みたいな人だな……。
「お疲れ様でした。お怪我はありませんか…?」
ゴルツさんの方は聖女らに任せる事にしたのか、ティリティアが俺の下に駆け寄って来た。戦いで疲れ果てた所に美少女の笑顔は、疲労回復の特効性能があるな。
「俺は全然平気。ティリティアが何か加護を掛けてくれただろ? 多分アレのおかげ」
俺の答えにティリティアは「良かった」と微笑み、俺を軽く抱擁する。
俺も抱き返そうと腕を回した所でティリティアは即座に体を離して大司教らの元に戻ってしまった。
一見薄情な様だが、俺とティリティアは気持ちの面ではともかく、法的にはまだ結婚どころか婚約すらしていない。その状況で独身の男女が抱き合うのは、アイトゥーシア教会の教義的によろしくない、という事なのだろう。もどかしいぜ。
今回の戦いで、俺も貴族であるティリティアに相応しい地位に上がれただろうか? 彼女に釣り合う男になれただろうか…?
☆
「魔剣の男はいるか…?」
奥から弱々しい男の声がした。全身包帯で巻かれた巨体の男が担架に寝そべっている。恐らくは治療の為に鎧を外されたゴルツさんだろう。
周囲の視線が俺に集まる。今回の遠征隊に『魔剣の男』と呼ばれる様な奴は俺以外に居ない。満場一致で呼ばれたのは俺だな。
「何でしょう…?」
ゴルツさんは俺の事を『邪神の手先』と疑っている最先鋒の人だと聞いている。現に先程の戦闘では俺を真っ先に飛び込ませて、そのまま捨て石にしようとした疑いもある。あまり柔らかい態度は取りにくいな……。
「今回の働き、見事だった… お前を世に仇なす『魔剣使い』と見て接していた過去の非礼を謝罪したい…」
兜を脱いだゴルツさんは、禿げ上がった頭にヒゲ面、額に5cmほどの立派な角を携えた、ある意味予想通りな強面のオジサンだった。
王様の昔の冒険仲間、そして現在はよく分からんけど、王様の側で武器や鎧をガチャガチャさせても許される身分の人。親衛隊とか警察とかなのかな? とにかく王様直属の武官なのは間違い無い。
出陣の際に会った、やはり王様の昔の冒険仲間ディギールさんによれば、「ゴルツは疑うのが仕事」とか言っていたから、俺みたいな素性の怪しい男は警戒度Maxだったのは十分に理解できる。
そのオッサンから「謝罪したい」と言われたという事は、俺の疑いは晴れたのだろうか? 分かって貰えたのだろうか?
「いえ、立場が逆なら俺も同じ事をしたと思います。どうか気にせず体を労って下さい…」
俺もあまり気の利いた事を言えなかった。だがゴルツさんはそんな俺を笑い飛ばした。
「ガッハッハ! 小僧のくせに気を遣って言葉を選ぶな! お前の働き、必ずや国王陛下に報告しておく。いずれまた別の戦場で共に戦おうぞ!」
そこまで言って「あ痛たた…」と顔を歪める。ホントに大丈夫か…?
「まったく… 息をするだけでも体中痛いくせに無理をして… 貴方が怪我して国王に怒られるのは私なんですからね…」
ライク大司教が話に入ってくる。長い付き合いの仲間の絆的な物を窺わせるやり取りだ。
「うっせぇよ生臭坊主! 今意識を失ったら魔剣の小僧と話せないだろうが!」
そこまでゴルツさんが言った所で、ライクさんは笑顔のまま手にしていた鎚鉾みたいなゴツい錫杖でゴルツさんの頭を殴りつけた。
ゴンっという鈍い音を発してゴルツさんが昏倒する。おいこれはさすがにヤバくないか? なにげにゴルツさん今日イチのデカダメージじゃない…?
「とりあえずお疲れ様でした。一番石頭の鬼族を説得出来たなら、君の疑いはほぼ晴れたと見ても良いでしょう。さぁ、王都に凱旋しましょう!」
ライク大司教の声に皆が一斉に「おぉーっ!」と勝鬨を上げた。
前衛組約30名のうち、ほぼ全員がゴリゾンビの腕の一振りを食らって負傷しており、うち半数が骨折等の大怪我を負った。
そして残念な事に全身骨折や脳挫傷等で、4名の命が失われた……。
この世界には『蘇生魔法』は無いらしく、死んだ人間は二度と蘇る事はない。怪我の治療にしても即座にダメージが回復する物ではなく、自然治癒の速度を数十倍に上げる形の物だ。
ティリティアと初めて会った時にヘッケラーさんの切断された腕を治していたけど、「まだちゃんとくっついてない」って言ってたもんな。
とにかく「ヒール!!」でボワワ~ンと魔法が掛かって、ポンと傷を治せるお気楽な世界では無いんだよな。だから初めから致命傷を受けるとそのまま助からない、なんてのも珍しくないみたいだ。
倒したゾンビの総数は不明だが、俺だけでも200は軽く斬っている。これはダントツにトップスコアのはずで、他のメンツの戦果を合計しても俺と同じ、或いは少し超えるくらいだろう。
仮に戦果の総数が500として、死者4名、重傷者12名で勝てたのならば『大勝利』と言って差し支えないと思う。
やがてこの地を覆っていた瘴気に満ちた霧は徐々に晴れ、元の美しい大地を取り戻す事が出来た。
「俺達の勝利だ! 皆、声を上げろーっ!!」
ゴルツさんの怒号とも思える大きな声が轟く。それに続いて作戦に参加した全員が、男も女も関係なく思い思いの歓声を上げた。
それと同時にゴルツさんが膝をついて蹲り動かなくなってしまった。え? 大丈夫か…?
慌てた様子でライク大司教や聖女ホムラ、更にティリティアら神官達がゴルツさんを取り囲み治癒を試みる。
そう言えばゴルツさんの受けたダメージもかなり重篤な物だったはずだ。
先程も言ったが、この世界の回復魔法は即効性ではない。つまりゴルツさんは傷や骨折が殆ど治って居ない状態で戦斧を振り回して暴れていたって事になる。
恐らくは精神力だけで戦っていたのだろう。その緊張の糸が切れれば、立っている事すら不可能な疲労に襲われるのは必定、ホント武人の鑑みたいな人だな……。
「お疲れ様でした。お怪我はありませんか…?」
ゴルツさんの方は聖女らに任せる事にしたのか、ティリティアが俺の下に駆け寄って来た。戦いで疲れ果てた所に美少女の笑顔は、疲労回復の特効性能があるな。
「俺は全然平気。ティリティアが何か加護を掛けてくれただろ? 多分アレのおかげ」
俺の答えにティリティアは「良かった」と微笑み、俺を軽く抱擁する。
俺も抱き返そうと腕を回した所でティリティアは即座に体を離して大司教らの元に戻ってしまった。
一見薄情な様だが、俺とティリティアは気持ちの面ではともかく、法的にはまだ結婚どころか婚約すらしていない。その状況で独身の男女が抱き合うのは、アイトゥーシア教会の教義的によろしくない、という事なのだろう。もどかしいぜ。
今回の戦いで、俺も貴族であるティリティアに相応しい地位に上がれただろうか? 彼女に釣り合う男になれただろうか…?
☆
「魔剣の男はいるか…?」
奥から弱々しい男の声がした。全身包帯で巻かれた巨体の男が担架に寝そべっている。恐らくは治療の為に鎧を外されたゴルツさんだろう。
周囲の視線が俺に集まる。今回の遠征隊に『魔剣の男』と呼ばれる様な奴は俺以外に居ない。満場一致で呼ばれたのは俺だな。
「何でしょう…?」
ゴルツさんは俺の事を『邪神の手先』と疑っている最先鋒の人だと聞いている。現に先程の戦闘では俺を真っ先に飛び込ませて、そのまま捨て石にしようとした疑いもある。あまり柔らかい態度は取りにくいな……。
「今回の働き、見事だった… お前を世に仇なす『魔剣使い』と見て接していた過去の非礼を謝罪したい…」
兜を脱いだゴルツさんは、禿げ上がった頭にヒゲ面、額に5cmほどの立派な角を携えた、ある意味予想通りな強面のオジサンだった。
王様の昔の冒険仲間、そして現在はよく分からんけど、王様の側で武器や鎧をガチャガチャさせても許される身分の人。親衛隊とか警察とかなのかな? とにかく王様直属の武官なのは間違い無い。
出陣の際に会った、やはり王様の昔の冒険仲間ディギールさんによれば、「ゴルツは疑うのが仕事」とか言っていたから、俺みたいな素性の怪しい男は警戒度Maxだったのは十分に理解できる。
そのオッサンから「謝罪したい」と言われたという事は、俺の疑いは晴れたのだろうか? 分かって貰えたのだろうか?
「いえ、立場が逆なら俺も同じ事をしたと思います。どうか気にせず体を労って下さい…」
俺もあまり気の利いた事を言えなかった。だがゴルツさんはそんな俺を笑い飛ばした。
「ガッハッハ! 小僧のくせに気を遣って言葉を選ぶな! お前の働き、必ずや国王陛下に報告しておく。いずれまた別の戦場で共に戦おうぞ!」
そこまで言って「あ痛たた…」と顔を歪める。ホントに大丈夫か…?
「まったく… 息をするだけでも体中痛いくせに無理をして… 貴方が怪我して国王に怒られるのは私なんですからね…」
ライク大司教が話に入ってくる。長い付き合いの仲間の絆的な物を窺わせるやり取りだ。
「うっせぇよ生臭坊主! 今意識を失ったら魔剣の小僧と話せないだろうが!」
そこまでゴルツさんが言った所で、ライクさんは笑顔のまま手にしていた鎚鉾みたいなゴツい錫杖でゴルツさんの頭を殴りつけた。
ゴンっという鈍い音を発してゴルツさんが昏倒する。おいこれはさすがにヤバくないか? なにげにゴルツさん今日イチのデカダメージじゃない…?
「とりあえずお疲れ様でした。一番石頭の鬼族を説得出来たなら、君の疑いはほぼ晴れたと見ても良いでしょう。さぁ、王都に凱旋しましょう!」
ライク大司教の声に皆が一斉に「おぉーっ!」と勝鬨を上げた。
0
あなたにおすすめの小説
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる