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第二話 Q&A【事件編】
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「お前は馬鹿力しか取り柄のないやつとは違うんだろ? 直接やり合えるとは思っていなかったぜ」
取り巻きが銀山にやられたというのに、尻込みするどころかさらに興奮した様子の金髪の男。改めて、この男とは話ができない。坂田はそう感じた。
「俺はよ、こう見えて平和主義なんだよ。争わないで済む問題なら、できる限り争いたくないんだがな」
坂田が言うと、金髪の男はニヤリと笑い「そんなわけねぇだろ!」と、床を蹴る。とっさに横に飛んだ坂田の腕を、なにかが掠めたような気がした。
「思ったよりいい反応だな。捉え損ねた」
振り返った金髪が笑みを浮かべなが続ける。
「お前は俺と同じ匂いがするんだよ。平和主義だなんて嘘もいいところだ」
さっきは辛うじて反応できたが、勘に頼って回避したようなものだ。もう一度、同じ動きができるかは微妙なところ。とにかく、相手に掴まれたら終わりだ。坂田は間合いに気を払いつつ、金髪の出方を伺う。
「いやいや、俺は平和主義だぜ。なぁ、話し合いで解決しようや!」
そう言いながらも床を蹴る。金髪の動きに合わせて動いていたら間に合わない。ならば、こちらから動いて誘導する。あちらの動きを思う通りに操り、確実に仕留めたほうがいいだろう。
「ちっ!」
しかし、坂田の思惑通りにはいかない。確かに、こちらの動きに相手を誘導することには成功した。しかしながら、その一手先まで読まれてしまっている。こちらが誘導して仕留めようと思っていたポイントに、相手が先に入って待ち構えているようなイメージ。無理に深追いはせず、バックステップでその場を離れる坂田。しかし、それに合わせて金髪の男の腕が伸びてくる。
坂田は体を翻し、その勢いを利用して回し蹴りを放ち、その腕を撃ち落とした。そのまま両者共に距離を取る。
「あんた、いい身体能力してるな。今、確実に捕まえたと思ったのによ」
坂田と拳を交えていることを嬉しそうに話す金髪。坂田もまた、同じような笑みを浮かべていた。
「お前も速いことは速いな。ただ――速いだけじゃ俺には勝てねぇ」
改めて構えると、銀山が蚊帳の外だとばかりに、煙草をくわえて火を点ける。邪魔されるのも面白くないから、それでいいとは思うが。
取り巻きが銀山にやられたというのに、尻込みするどころかさらに興奮した様子の金髪の男。改めて、この男とは話ができない。坂田はそう感じた。
「俺はよ、こう見えて平和主義なんだよ。争わないで済む問題なら、できる限り争いたくないんだがな」
坂田が言うと、金髪の男はニヤリと笑い「そんなわけねぇだろ!」と、床を蹴る。とっさに横に飛んだ坂田の腕を、なにかが掠めたような気がした。
「思ったよりいい反応だな。捉え損ねた」
振り返った金髪が笑みを浮かべなが続ける。
「お前は俺と同じ匂いがするんだよ。平和主義だなんて嘘もいいところだ」
さっきは辛うじて反応できたが、勘に頼って回避したようなものだ。もう一度、同じ動きができるかは微妙なところ。とにかく、相手に掴まれたら終わりだ。坂田は間合いに気を払いつつ、金髪の出方を伺う。
「いやいや、俺は平和主義だぜ。なぁ、話し合いで解決しようや!」
そう言いながらも床を蹴る。金髪の動きに合わせて動いていたら間に合わない。ならば、こちらから動いて誘導する。あちらの動きを思う通りに操り、確実に仕留めたほうがいいだろう。
「ちっ!」
しかし、坂田の思惑通りにはいかない。確かに、こちらの動きに相手を誘導することには成功した。しかしながら、その一手先まで読まれてしまっている。こちらが誘導して仕留めようと思っていたポイントに、相手が先に入って待ち構えているようなイメージ。無理に深追いはせず、バックステップでその場を離れる坂田。しかし、それに合わせて金髪の男の腕が伸びてくる。
坂田は体を翻し、その勢いを利用して回し蹴りを放ち、その腕を撃ち落とした。そのまま両者共に距離を取る。
「あんた、いい身体能力してるな。今、確実に捕まえたと思ったのによ」
坂田と拳を交えていることを嬉しそうに話す金髪。坂田もまた、同じような笑みを浮かべていた。
「お前も速いことは速いな。ただ――速いだけじゃ俺には勝てねぇ」
改めて構えると、銀山が蚊帳の外だとばかりに、煙草をくわえて火を点ける。邪魔されるのも面白くないから、それでいいとは思うが。
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