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8.森を出る
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ある時、ディオン様よりメイベルへ手紙が届く。
~メイベルへ~
明日付き合ってほしいところがある。
迎えに行くから、準備しておいて。
短く綴られた文章は、力強くしなやかで彼のイメージそのものだった。
「何読んでるの?」
部屋の窓から差し込む光の中、後ろからトムが手紙をのぞいた。
「ディオン様からよ。
明日どこかに連れて行ってくださるらしいの。」
「ふーん、彼が一緒なら安心だけれど、一応気をつけるんだぞ。」
「はい、なんだかトムの方がお兄様みたいですね。」
「俺も行けると良いのにな。」
「それは…。」
言葉を無くす。
軽く見えるように話しているけれど、本当はそれがトムの切実な願いなのは、感じていた。
彼はここに来てから、一度も森の外に出ていない。
それも亡き母との約束なのだろう。
「わかってるって、俺はユージーンと武術の訓練をするから、お土産待ってるよ。
甘味が食べたい。」
「トムも甘いものお好きなんですか?
では、楽しみにしていてくださいね。」
「うん、ディオンには俺が食べるって内緒な。」
「えっ、もしかしてカッコ悪いと思っているんですか?
良いでしょ、男の人だって好きな物を食べれば。」
「…ディオンは食べないだろ?」
「確かに、甘いものはあまり召し上がられませんね。」
「そういうことだよ。」
「ふふ、トムは素直じゃないですね。」
彼はなんだかんだ言っても、ディオン様に憧れているのだ。
私もトムの気持ちはよくわかる。
ディオン様の判断力やその場を意のままに操る実行力、そのどれもが信頼に値するものなのだ。
だから皆、頼り甲斐のあるその姿に魅了される。
けれどトムは、赤らめた顔を隠そうと、そっぽを向く。
「いいの、俺のことは。」
翌日、ディオン様と共にたどり着いたのは、賑やかな街並みの中にある道の真ん中だった。
呼び込みの声、値切る客の声、店の前で揺れる色とりどりの布。
人々の熱気が伝わって来る。
「さあ、ここで降りるよ。」
目立たない馬車からディオン様に手を取られ、そっと降り立った。
その手の温もりに親しみを感じ、胸が跳ねた。
少し離れたところには、ソマーズが私達を待っている。
「ありがとうございます。
ここは?」
「森から南に下ったところにある商業が盛んな街さ。」
街は人でごった返し、高い建物の脇の細い道が蜘蛛の巣のように広がっている。
「すごいですね。」
初めて見る喧騒とした光景に驚く。
とても一人では歩けそうにない。
「ソマーズが案内するけど、迷子にならないように君は僕の腕にしっかりつかまるんだ。」
「はい。」
差し出された腕は、私を守ろうとしてくれているのがわかる。
「ではソマーズ、案内してくれ。」
「承知しました。」
ソマーズを先導に、私とディオン様は歩き出した。
腕を絡めると、シャツ越しに伝わる筋肉の硬さがはっきりわかる。
今日の彼はシャツにズボンの平民の出立ちだけれど、消えない強いオーラと上品な佇まいは、さすがとしか言えないだろう。
見た目は細い線の優雅な男性なのに、強い力で引っ張っても、ブレない力強さが安心感をくれた。
そして、ほのかに上質な香水の香りが鼻をかすめる。
爽やかな男性のものだ。
そう言えば、私は森にいたから、香水はしばらくつけていなかった。
「そんなものをつけていたら、居場所がすぐバレる。」とトムに笑われるわ。
思わず心の中で囁いた。
「何か楽しいことがあったかい?」
「いえ、ディオン様の香水の香りがして、私はしばらくつけていないのを思い出しました。
あら、もしかしたら私臭います?
何もつけていないから心配だわ。」
「いや、君からは果物のような甘い香りがしているよ。」
「えっ、そ、そんな、恥ずかしいです。」
頬が熱くなる。
「僕は好きだけど、気になるなら何かプレゼントするよ。」
「いいえ、香りを纏っていたら、トムに呆れられてしまうから。」
「そうだね。
彼の警戒心は完璧だから。」
「はい、とても素晴らしいことですけれど、もっと彼が自由に生きれたらと願ってしまうんです。」
「そうだね。
それは僕の役割だから、耳が痛いよ。」
「ディオン様、それぞれできることとできないことがあります。
それはトムもわかっておりますので、自分を責めないで。」
「ありがとう。
君は優しいね。
あそこに君を閉じこめたのは僕なのに。」
「いいえ、私が民になるなんて無謀なことを言うからですもの。
この街のようなところで一人生きようとするなんて、あっという間に悪い人に攫われてしまいそうです。」
今住んでいるのは森の中だし、その前も比較的貴族が集まる優雅な街に住んでいた。
たまに買い物に王都の中心街に行くことがあっても、そこは貴族も安心して遊べるような比較的安全で落ち着いた街並みのところだった。
民がひしめき合う街の中に入るのは初めてだったし、こんなところがあるだなんて知らなかった。
ついキョロキョロと周り見渡しながら歩いてしまう。
行き交う人、何に使うのかわからないような物を持っている人もいる。
どれも初めて見るものばかりで、胸が高鳴る。
人波をかき分けるように進みながら、ふと彼が身を屈めて囁く。
「君と初めて会った時、僕の中の案は三つあったんだよ。」
そう話す彼の声は、街の雑音に負けないほど静かで強い。
まるで私だけに届くように響いていた。
「とりあえず、領地の田舎の邸に君を住まわせて、警護をつけつつ自由に暮らさせる。
テニエ伯爵を呼び出し、妹と婚約者と離すように指示を出して、後は彼に任せる。
最後がトムに会わせる。
だったんだ。」
「そうだったんですか。
ディオン様が最後を選んでくれて良かったです。
私、今の暮らしに満足していますので。」
「そうか、だったら良かった。」
「はい、ディオン様にはとても感謝しています。
それにしてもすごい人ですね。」
その時、背中に強い衝撃が走り、ディオン様の腕に回していた手が離れて、押し流されるように人の波に飲まれそうになる。
慌てて彼に伸ばした腕は届かない。
「メイベルっ。」
「ディオン様!」
けれど次の瞬間、彼は素早く身を乗り出し、私の腕をしっかりと掴んだ。
「エスコートしてる場合じゃないね。
悪いがしっかり握らせてもらう。」
ディオン様は私と手を繋ぎ、腕を絡めると私を強く引き寄せた。
その近さに心臓が跳ねる。
そのようすを前を歩くソマーズが、固い表情で見つめた。
「ディオン様、だから一人で行けば良いものを。」
「メイベルにも息抜きは必要だ。
あそこにいれば常にトムを手助けしようとしてしまう。」
「それが何だって言うんです?
契約の内なんですから当然では?」
「言葉に気をつけろ。
メイベルは貴族令嬢だ。」
「それなら私も貴族令息です。
しかも私の方が若干爵位は上です。」
「わかった。
だが、彼女は僕の大切な人だ。
敬意を持って接してくれ。」
「…わかりました。」
ソマーズは再び前を向くと、再び人混みの中を歩き出した。
「すみません、ディオン様。
私が迷惑をかけるばっかりに。
しかも、日頃の息抜きまで考えてくださるなんて。」
「いや、最初からこうやって手を繋いだら良かったんだ。
メイベルが嫌がる可能性もあると思ったんだよ。」
「まさか、ディオン様が私のためにしてくれているのですもの。
嫌だなんて思いませんわ。」
「そうか。
だったら、今日はずっとこうしていよう。
息抜きと言ったけれど、僕はデートのつもりだよ。」
「ふふ、デートですか?
私は冒険だと思いました。
だってこんなところに来るのは初めてで。」
「冒険か、だったらもっと僕は頑張って、デートの気分になってもらわないとだな。」
その声は街の喧騒よりも温かく、笑顔が輝いていた。
~メイベルへ~
明日付き合ってほしいところがある。
迎えに行くから、準備しておいて。
短く綴られた文章は、力強くしなやかで彼のイメージそのものだった。
「何読んでるの?」
部屋の窓から差し込む光の中、後ろからトムが手紙をのぞいた。
「ディオン様からよ。
明日どこかに連れて行ってくださるらしいの。」
「ふーん、彼が一緒なら安心だけれど、一応気をつけるんだぞ。」
「はい、なんだかトムの方がお兄様みたいですね。」
「俺も行けると良いのにな。」
「それは…。」
言葉を無くす。
軽く見えるように話しているけれど、本当はそれがトムの切実な願いなのは、感じていた。
彼はここに来てから、一度も森の外に出ていない。
それも亡き母との約束なのだろう。
「わかってるって、俺はユージーンと武術の訓練をするから、お土産待ってるよ。
甘味が食べたい。」
「トムも甘いものお好きなんですか?
では、楽しみにしていてくださいね。」
「うん、ディオンには俺が食べるって内緒な。」
「えっ、もしかしてカッコ悪いと思っているんですか?
良いでしょ、男の人だって好きな物を食べれば。」
「…ディオンは食べないだろ?」
「確かに、甘いものはあまり召し上がられませんね。」
「そういうことだよ。」
「ふふ、トムは素直じゃないですね。」
彼はなんだかんだ言っても、ディオン様に憧れているのだ。
私もトムの気持ちはよくわかる。
ディオン様の判断力やその場を意のままに操る実行力、そのどれもが信頼に値するものなのだ。
だから皆、頼り甲斐のあるその姿に魅了される。
けれどトムは、赤らめた顔を隠そうと、そっぽを向く。
「いいの、俺のことは。」
翌日、ディオン様と共にたどり着いたのは、賑やかな街並みの中にある道の真ん中だった。
呼び込みの声、値切る客の声、店の前で揺れる色とりどりの布。
人々の熱気が伝わって来る。
「さあ、ここで降りるよ。」
目立たない馬車からディオン様に手を取られ、そっと降り立った。
その手の温もりに親しみを感じ、胸が跳ねた。
少し離れたところには、ソマーズが私達を待っている。
「ありがとうございます。
ここは?」
「森から南に下ったところにある商業が盛んな街さ。」
街は人でごった返し、高い建物の脇の細い道が蜘蛛の巣のように広がっている。
「すごいですね。」
初めて見る喧騒とした光景に驚く。
とても一人では歩けそうにない。
「ソマーズが案内するけど、迷子にならないように君は僕の腕にしっかりつかまるんだ。」
「はい。」
差し出された腕は、私を守ろうとしてくれているのがわかる。
「ではソマーズ、案内してくれ。」
「承知しました。」
ソマーズを先導に、私とディオン様は歩き出した。
腕を絡めると、シャツ越しに伝わる筋肉の硬さがはっきりわかる。
今日の彼はシャツにズボンの平民の出立ちだけれど、消えない強いオーラと上品な佇まいは、さすがとしか言えないだろう。
見た目は細い線の優雅な男性なのに、強い力で引っ張っても、ブレない力強さが安心感をくれた。
そして、ほのかに上質な香水の香りが鼻をかすめる。
爽やかな男性のものだ。
そう言えば、私は森にいたから、香水はしばらくつけていなかった。
「そんなものをつけていたら、居場所がすぐバレる。」とトムに笑われるわ。
思わず心の中で囁いた。
「何か楽しいことがあったかい?」
「いえ、ディオン様の香水の香りがして、私はしばらくつけていないのを思い出しました。
あら、もしかしたら私臭います?
何もつけていないから心配だわ。」
「いや、君からは果物のような甘い香りがしているよ。」
「えっ、そ、そんな、恥ずかしいです。」
頬が熱くなる。
「僕は好きだけど、気になるなら何かプレゼントするよ。」
「いいえ、香りを纏っていたら、トムに呆れられてしまうから。」
「そうだね。
彼の警戒心は完璧だから。」
「はい、とても素晴らしいことですけれど、もっと彼が自由に生きれたらと願ってしまうんです。」
「そうだね。
それは僕の役割だから、耳が痛いよ。」
「ディオン様、それぞれできることとできないことがあります。
それはトムもわかっておりますので、自分を責めないで。」
「ありがとう。
君は優しいね。
あそこに君を閉じこめたのは僕なのに。」
「いいえ、私が民になるなんて無謀なことを言うからですもの。
この街のようなところで一人生きようとするなんて、あっという間に悪い人に攫われてしまいそうです。」
今住んでいるのは森の中だし、その前も比較的貴族が集まる優雅な街に住んでいた。
たまに買い物に王都の中心街に行くことがあっても、そこは貴族も安心して遊べるような比較的安全で落ち着いた街並みのところだった。
民がひしめき合う街の中に入るのは初めてだったし、こんなところがあるだなんて知らなかった。
ついキョロキョロと周り見渡しながら歩いてしまう。
行き交う人、何に使うのかわからないような物を持っている人もいる。
どれも初めて見るものばかりで、胸が高鳴る。
人波をかき分けるように進みながら、ふと彼が身を屈めて囁く。
「君と初めて会った時、僕の中の案は三つあったんだよ。」
そう話す彼の声は、街の雑音に負けないほど静かで強い。
まるで私だけに届くように響いていた。
「とりあえず、領地の田舎の邸に君を住まわせて、警護をつけつつ自由に暮らさせる。
テニエ伯爵を呼び出し、妹と婚約者と離すように指示を出して、後は彼に任せる。
最後がトムに会わせる。
だったんだ。」
「そうだったんですか。
ディオン様が最後を選んでくれて良かったです。
私、今の暮らしに満足していますので。」
「そうか、だったら良かった。」
「はい、ディオン様にはとても感謝しています。
それにしてもすごい人ですね。」
その時、背中に強い衝撃が走り、ディオン様の腕に回していた手が離れて、押し流されるように人の波に飲まれそうになる。
慌てて彼に伸ばした腕は届かない。
「メイベルっ。」
「ディオン様!」
けれど次の瞬間、彼は素早く身を乗り出し、私の腕をしっかりと掴んだ。
「エスコートしてる場合じゃないね。
悪いがしっかり握らせてもらう。」
ディオン様は私と手を繋ぎ、腕を絡めると私を強く引き寄せた。
その近さに心臓が跳ねる。
そのようすを前を歩くソマーズが、固い表情で見つめた。
「ディオン様、だから一人で行けば良いものを。」
「メイベルにも息抜きは必要だ。
あそこにいれば常にトムを手助けしようとしてしまう。」
「それが何だって言うんです?
契約の内なんですから当然では?」
「言葉に気をつけろ。
メイベルは貴族令嬢だ。」
「それなら私も貴族令息です。
しかも私の方が若干爵位は上です。」
「わかった。
だが、彼女は僕の大切な人だ。
敬意を持って接してくれ。」
「…わかりました。」
ソマーズは再び前を向くと、再び人混みの中を歩き出した。
「すみません、ディオン様。
私が迷惑をかけるばっかりに。
しかも、日頃の息抜きまで考えてくださるなんて。」
「いや、最初からこうやって手を繋いだら良かったんだ。
メイベルが嫌がる可能性もあると思ったんだよ。」
「まさか、ディオン様が私のためにしてくれているのですもの。
嫌だなんて思いませんわ。」
「そうか。
だったら、今日はずっとこうしていよう。
息抜きと言ったけれど、僕はデートのつもりだよ。」
「ふふ、デートですか?
私は冒険だと思いました。
だってこんなところに来るのは初めてで。」
「冒険か、だったらもっと僕は頑張って、デートの気分になってもらわないとだな。」
その声は街の喧騒よりも温かく、笑顔が輝いていた。
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