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第七章 憧れの詰まったやりたいことリスト達成です・編
7-1
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「火魔法を使えー!!」
「相手は虫だが血を吸って数を増やすぞ!」
「毒に気を付けろ!」
騎士達が小さな吸血魔獣を一匹ずつ確実に狩っていく。
戦況を黙って見ていた騎士団長のところに本体に戦いを挑んで吹っ飛ばされたらしいレグルスが轟音ををたてて着地した。
「君は冒険者か!?大丈夫か?」
騎士団長がレグルスに声をかけた。
レグルスは声を掛けてきた相手を一瞥すると、不機嫌そうに眉間にしわを寄せた。過去に一度会っているが、レグルスはスピカの結界の中にいたため相手からは見えていなかったはずだ。しかし、レグルスは知っている。
「・・・騎士団長さんか」
レグルスはスピカと呼ばれていた頃の星良が騎士団長にお姫様抱っこをしてもらった、肩に乗せてもらって散歩したと嬉しそうに話していたことを思いだし、軽くムカついていた。
「そ、そうだが・・・」
一方騎士団長は戸惑っていた。同じ敵を持つ、言うなれば味方のはずの冒険者に敵意を向けられたからだ。
黙考の末、そういえばスピカが国を出た際に兄だと名乗る男が同行していたと報告を受けていたことを思い出した。
藍色の髪と瞳・・・報告と一致する。この男が兄ならば──妹を連れ去り、命の危険に晒した我々に悪感情を持っていても仕方があるまい。
「その節は、申し訳なかった」
騎士団長はそう言ってレグルスに頭を下げた。
悔しいが確かに体型は全然違う。しかし星良に「身体を預けたときの安心感が違う」と言われ、抱っこを拒否された時のショックは頭を下げられたからといって納得できるものではない。
レグルスは頭を下げる騎士団長に少し溜飲が下がった気はしたが、完全に許せるかと言えばそうはいかなかった。
レグルスは騎士団長を睨み付けると
「あんたはこんなところに突っ立って指示を出すだけか?あの本体を叩かないとこの戦いは終わらないのに良いご身分だな──(星良をお姫様抱っこするために使ったくせに)その筋肉は見せかけか!」
こんなところで立ち話をしている場合ではない。レグルスはそう嫌みっぽく言い残すと、風魔法を使って高くジャンプし、再び本体に向かって行った。
残された騎士団長は副団長を呼んだ。
「俺はあの本体を叩きに行ってくる。アレと戦えるのは俺くらいだろう、騎士達では無理だ。それに──」
フッ。あそこまで言われては、行かねばなるまい──。
騎士団長は足に風魔法を纏わせると、吸血魔獣本体に向かって高く跳んだ。
──多少すれ違いはあれども会話が成立し、結果が求められたものになるのであればこの場合なんの問題もない。
レグルスと騎士団長コンビVS吸血魔獣本体の戦いがはじまってどのくらい経っただろう。ピヨさんと上空からその戦況を見守る星良にもさすがに疲れが見えていた。
──星良。無理をするな。そなたの魔力量は豊富ではあるが、無限ではない。
「わ、わかってる。けど──」
広範囲の森の結界は未だ張り続けている。それに加えエルフの治癒、騎士一人一人への結界・・・でも今結界を解くわけにはいかない。
今騎士団が優勢なのだ。このまま勝利してもらわなければ、エルナトの街や国が危ない。
一方結界の効果で血が吸えないため、吸血魔獣の体力は徐々に落ちていっていた。そして小さな吸血魔獣もその数を確実に減らしていた。その事に苛立ったのか焦ったのか、これまでレグルスと騎士団長を獲物と認識していた吸血魔獣の動きが、突然変わった。
何故か上空を飛ぶピヨさんと私に向かって上昇をはじめたのだ。
「──ピヨさん、嫌なお知らせがあります。魔力が足りず、隠蔽結界を張れる気がしませんっ」
──だろうな。ならば騎士どもか、エルフの里の結界を解け。
「それは出来ませんっ」
残りの魔力でどちらも少しでも長く持たせたい!
──ふっ。そう言うと思っていた。
ピヨさんは笑みを含んだ声色でそう言うと、吸血魔獣の目につきにくい森の中に着地した。
──星良は隠れていろ。アレは我の魔力にひかれている。血と共に魔力を吸い上げるために。なに、そのうちレグルス達が狩ってくれるだろう。
「え?」
こんな時に、いや、こんな時だからか世界樹の言葉が脳裏に甦った。
『そんなにイラつかんでも白いのはもう少し一緒にいられるじゃろうて』
えもいわれぬ不安が押し寄せてきた。
「嫌だ!ピヨさんから離れない」
こんなに小さなピヨさんが、万が一アイツに血を吸われたらひとたまりもない。
それにピヨさんは禁を犯すつもりなのかもしれない。
空中でそれをした後、どうなるかわからないから私を地面に下ろしたんだ!
──星良。そんなことを言ってる場合では──
「そんなこと言ってる場合でしょ?元の世界ではね、こういう時にそういうことを言うことを『死亡フラグ』って言うの。わかる?そんなの嫌だから私は離れませんっ!!そもそもピヨさんは殺生出来ないって言ってたじゃん。私だって今まで避けてきたけど、いざとなったらそれくらい・・・」
私は収納から紅さんと出会う前に、七星と共にレグルスに見繕ってもらった剣を手にピヨさんの前で構えた。
吸血魔獣がもうそこまで迫ってきているのが見える。
剣を握った両手がプルプルしているのが自分でもよく分かった。
虫!ただでさえ嫌いなのに何でこんなに大きいんだよ!!
こんな時に魔力切れなんてっ、何で『★魔力は無限でお願いします』って書かなかったんだろう。私のバカッ!
サイズがサイズだから細部までよく見える。
ギョロギョロした大きな目、六本の足、吸血するための器官、羽が動く不気味な音。
キモッ。全てがキモい!!
「ひいぃ~!やっぱり私にも殺生は無理かもっ!!!」
私は早々に吸血魔獣を剣で迎え撃つことを諦めた。
「何か出てこい!何かっ!」
とても初心者用の武器で討伐できる相手じゃない。だったらとっくにレグルスと騎士団長が狩ってるハズ。
魔力切れなので火魔法も当然使えない。こんな時にチートが役に立たない。
こんなの、本当に思ってたんと違う!
チートで自分の身を守って、紅さんが無双して、楽で楽しい旅をする予定だったのに、こんなの私らしくない。
──星良、無理をせず逃げろ。
巨大化したままのピヨさんが吸血魔獣から私を守るように立ちはだかってなんか言ってるけど、絶対逃げない。
私は収納から色々引っ張り出した。
こういうときって、スッゴく都合の良いものが収納から出てきてピンチがチャンスになるってのも、ファンタジーあるあるだよね?
何かあるはず、何か!
「星良ー!!!」
「スピカ殿!!」
──ほぅ、間に合ったか。
「これだーっ!!」
吸血魔獣はもう目の前。
紅さんが猛スピードでこっちに飛んで来るのが見えた。
そして、レグルスと騎士団長が魔獣に追い付いて来たのと、私の手が何かを掴んだのは同時だった。
「こ、これは・・・ええぃ、儘よっ!!」
私は手に取った小瓶を見ると蓋を開けた。
「みんなっ離れてっ!!!!!」
鬼気迫る私の声に、レグルスと騎士団長が同時に飛び退く。
パシャーン!
私が小瓶の中身を吸血魔獣に向かってぶっ掛けると──吸血魔獣が・・・消えた。
消えた??
レグルスと騎士団長の口が開いたままだ。
──星良よ。あの液体はなんだ?姿は見えぬが気配はあるぞ。
はい、そうでしょうとも。
収納を漁っていると収納に封印していたはずの『最小化ポーション』が出てきたんです。
レグルスとはじめてダンジョンに行ったときに薬草を摘んで、ピヨさんと出会う前にポーションにした、アレです。
----------
最小化ポーション
どんな生物でも、数ミリの大きさにまで小さくすることが出来る。飲んでもかけても使える。
元の大きさに戻すには『モトニモドレ草』を使って作ったポーションを飲むかかけるかする必要がある。
----------
肩で息をしながらそう白状した私に、みんな言葉を失った。
──・・・
いつも余裕のピヨさんすら信じられないものを見ているよう──にはシマエナガなので表情はわからないのだけれど、そんな雰囲気を醸し出している。
ただ、本体は小さくなっただけで討伐されたわけではない。
まだ小さな吸血魔獣は沢山いるのだ。
「まぁ、縮んだなら吸血能力も、毒もたかが知れているか?」
「星良、もう大人しくしておけよ!」
そう言ってレグルスと騎士団長は残りの吸血魔獣を狩るためにあっという間に行ってしまった。
「ピヨさん、よ、よかったねぇ」
──主は本当に・・・
怖かったのと、ピヨさんが無事だったことに安心したのとか、ぐちゃぐちゃな気分の私はピヨさんにぎゅっと抱きついた。
その時だった。
プーンと聞き慣れた不快な音がした。
私が腕の辺りを見ると、一匹の、
「あ、蚊」
パチン。
音も無く、目の前にウインドウが出た。
『リストの49項目を達成しました、リストの50番目が発動します』
え?
「相手は虫だが血を吸って数を増やすぞ!」
「毒に気を付けろ!」
騎士達が小さな吸血魔獣を一匹ずつ確実に狩っていく。
戦況を黙って見ていた騎士団長のところに本体に戦いを挑んで吹っ飛ばされたらしいレグルスが轟音ををたてて着地した。
「君は冒険者か!?大丈夫か?」
騎士団長がレグルスに声をかけた。
レグルスは声を掛けてきた相手を一瞥すると、不機嫌そうに眉間にしわを寄せた。過去に一度会っているが、レグルスはスピカの結界の中にいたため相手からは見えていなかったはずだ。しかし、レグルスは知っている。
「・・・騎士団長さんか」
レグルスはスピカと呼ばれていた頃の星良が騎士団長にお姫様抱っこをしてもらった、肩に乗せてもらって散歩したと嬉しそうに話していたことを思いだし、軽くムカついていた。
「そ、そうだが・・・」
一方騎士団長は戸惑っていた。同じ敵を持つ、言うなれば味方のはずの冒険者に敵意を向けられたからだ。
黙考の末、そういえばスピカが国を出た際に兄だと名乗る男が同行していたと報告を受けていたことを思い出した。
藍色の髪と瞳・・・報告と一致する。この男が兄ならば──妹を連れ去り、命の危険に晒した我々に悪感情を持っていても仕方があるまい。
「その節は、申し訳なかった」
騎士団長はそう言ってレグルスに頭を下げた。
悔しいが確かに体型は全然違う。しかし星良に「身体を預けたときの安心感が違う」と言われ、抱っこを拒否された時のショックは頭を下げられたからといって納得できるものではない。
レグルスは頭を下げる騎士団長に少し溜飲が下がった気はしたが、完全に許せるかと言えばそうはいかなかった。
レグルスは騎士団長を睨み付けると
「あんたはこんなところに突っ立って指示を出すだけか?あの本体を叩かないとこの戦いは終わらないのに良いご身分だな──(星良をお姫様抱っこするために使ったくせに)その筋肉は見せかけか!」
こんなところで立ち話をしている場合ではない。レグルスはそう嫌みっぽく言い残すと、風魔法を使って高くジャンプし、再び本体に向かって行った。
残された騎士団長は副団長を呼んだ。
「俺はあの本体を叩きに行ってくる。アレと戦えるのは俺くらいだろう、騎士達では無理だ。それに──」
フッ。あそこまで言われては、行かねばなるまい──。
騎士団長は足に風魔法を纏わせると、吸血魔獣本体に向かって高く跳んだ。
──多少すれ違いはあれども会話が成立し、結果が求められたものになるのであればこの場合なんの問題もない。
レグルスと騎士団長コンビVS吸血魔獣本体の戦いがはじまってどのくらい経っただろう。ピヨさんと上空からその戦況を見守る星良にもさすがに疲れが見えていた。
──星良。無理をするな。そなたの魔力量は豊富ではあるが、無限ではない。
「わ、わかってる。けど──」
広範囲の森の結界は未だ張り続けている。それに加えエルフの治癒、騎士一人一人への結界・・・でも今結界を解くわけにはいかない。
今騎士団が優勢なのだ。このまま勝利してもらわなければ、エルナトの街や国が危ない。
一方結界の効果で血が吸えないため、吸血魔獣の体力は徐々に落ちていっていた。そして小さな吸血魔獣もその数を確実に減らしていた。その事に苛立ったのか焦ったのか、これまでレグルスと騎士団長を獲物と認識していた吸血魔獣の動きが、突然変わった。
何故か上空を飛ぶピヨさんと私に向かって上昇をはじめたのだ。
「──ピヨさん、嫌なお知らせがあります。魔力が足りず、隠蔽結界を張れる気がしませんっ」
──だろうな。ならば騎士どもか、エルフの里の結界を解け。
「それは出来ませんっ」
残りの魔力でどちらも少しでも長く持たせたい!
──ふっ。そう言うと思っていた。
ピヨさんは笑みを含んだ声色でそう言うと、吸血魔獣の目につきにくい森の中に着地した。
──星良は隠れていろ。アレは我の魔力にひかれている。血と共に魔力を吸い上げるために。なに、そのうちレグルス達が狩ってくれるだろう。
「え?」
こんな時に、いや、こんな時だからか世界樹の言葉が脳裏に甦った。
『そんなにイラつかんでも白いのはもう少し一緒にいられるじゃろうて』
えもいわれぬ不安が押し寄せてきた。
「嫌だ!ピヨさんから離れない」
こんなに小さなピヨさんが、万が一アイツに血を吸われたらひとたまりもない。
それにピヨさんは禁を犯すつもりなのかもしれない。
空中でそれをした後、どうなるかわからないから私を地面に下ろしたんだ!
──星良。そんなことを言ってる場合では──
「そんなこと言ってる場合でしょ?元の世界ではね、こういう時にそういうことを言うことを『死亡フラグ』って言うの。わかる?そんなの嫌だから私は離れませんっ!!そもそもピヨさんは殺生出来ないって言ってたじゃん。私だって今まで避けてきたけど、いざとなったらそれくらい・・・」
私は収納から紅さんと出会う前に、七星と共にレグルスに見繕ってもらった剣を手にピヨさんの前で構えた。
吸血魔獣がもうそこまで迫ってきているのが見える。
剣を握った両手がプルプルしているのが自分でもよく分かった。
虫!ただでさえ嫌いなのに何でこんなに大きいんだよ!!
こんな時に魔力切れなんてっ、何で『★魔力は無限でお願いします』って書かなかったんだろう。私のバカッ!
サイズがサイズだから細部までよく見える。
ギョロギョロした大きな目、六本の足、吸血するための器官、羽が動く不気味な音。
キモッ。全てがキモい!!
「ひいぃ~!やっぱり私にも殺生は無理かもっ!!!」
私は早々に吸血魔獣を剣で迎え撃つことを諦めた。
「何か出てこい!何かっ!」
とても初心者用の武器で討伐できる相手じゃない。だったらとっくにレグルスと騎士団長が狩ってるハズ。
魔力切れなので火魔法も当然使えない。こんな時にチートが役に立たない。
こんなの、本当に思ってたんと違う!
チートで自分の身を守って、紅さんが無双して、楽で楽しい旅をする予定だったのに、こんなの私らしくない。
──星良、無理をせず逃げろ。
巨大化したままのピヨさんが吸血魔獣から私を守るように立ちはだかってなんか言ってるけど、絶対逃げない。
私は収納から色々引っ張り出した。
こういうときって、スッゴく都合の良いものが収納から出てきてピンチがチャンスになるってのも、ファンタジーあるあるだよね?
何かあるはず、何か!
「星良ー!!!」
「スピカ殿!!」
──ほぅ、間に合ったか。
「これだーっ!!」
吸血魔獣はもう目の前。
紅さんが猛スピードでこっちに飛んで来るのが見えた。
そして、レグルスと騎士団長が魔獣に追い付いて来たのと、私の手が何かを掴んだのは同時だった。
「こ、これは・・・ええぃ、儘よっ!!」
私は手に取った小瓶を見ると蓋を開けた。
「みんなっ離れてっ!!!!!」
鬼気迫る私の声に、レグルスと騎士団長が同時に飛び退く。
パシャーン!
私が小瓶の中身を吸血魔獣に向かってぶっ掛けると──吸血魔獣が・・・消えた。
消えた??
レグルスと騎士団長の口が開いたままだ。
──星良よ。あの液体はなんだ?姿は見えぬが気配はあるぞ。
はい、そうでしょうとも。
収納を漁っていると収納に封印していたはずの『最小化ポーション』が出てきたんです。
レグルスとはじめてダンジョンに行ったときに薬草を摘んで、ピヨさんと出会う前にポーションにした、アレです。
----------
最小化ポーション
どんな生物でも、数ミリの大きさにまで小さくすることが出来る。飲んでもかけても使える。
元の大きさに戻すには『モトニモドレ草』を使って作ったポーションを飲むかかけるかする必要がある。
----------
肩で息をしながらそう白状した私に、みんな言葉を失った。
──・・・
いつも余裕のピヨさんすら信じられないものを見ているよう──にはシマエナガなので表情はわからないのだけれど、そんな雰囲気を醸し出している。
ただ、本体は小さくなっただけで討伐されたわけではない。
まだ小さな吸血魔獣は沢山いるのだ。
「まぁ、縮んだなら吸血能力も、毒もたかが知れているか?」
「星良、もう大人しくしておけよ!」
そう言ってレグルスと騎士団長は残りの吸血魔獣を狩るためにあっという間に行ってしまった。
「ピヨさん、よ、よかったねぇ」
──主は本当に・・・
怖かったのと、ピヨさんが無事だったことに安心したのとか、ぐちゃぐちゃな気分の私はピヨさんにぎゅっと抱きついた。
その時だった。
プーンと聞き慣れた不快な音がした。
私が腕の辺りを見ると、一匹の、
「あ、蚊」
パチン。
音も無く、目の前にウインドウが出た。
『リストの49項目を達成しました、リストの50番目が発動します』
え?
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