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第七章 憧れの詰まったやりたいことリスト達成です・編
7-3(最終話)
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「いやいや、こんなうら若き乙女が夜中に街の外をウロウロしているわけがないじゃない」
七星が私を見つけたのはピヨさんからの念話を受けて、とのことだった。
ピヨさん、直ぐに気付いてくれたんだ。よかった!!
「じゃあ、紅さんは?」
『何を言っておる。そこにおるではないか』
ピヨさんはぴょんとテーブルに降りると、私の左手首を嘴で指した。
見ると手首のブレスレットに剣の形をしたチャームがついていた。
「べ、紅さん?」
そう、呼び掛けるとチャームが赤く光り見慣れた大剣が姿を現した。
今の私に合わせてなのか、前より一回り大きいような気がする。
『紅はスピカではなく山下星良に従属しておるのだ。おるに決まっておるだろう』
そう言えば、と紅さんの鑑定結果を思い出す。
----------
紅さん
聖魔の剣:意思を持つ剣
名付けにより山下星良に完全に従属した。
それにより、より完全に主の望む結果を出せるようになった。
----------
紅さんの鑑定結果を、七星に伝えると
「若かった時ならともかく、この年で大剣を背負うなんて、イタイわ~とか、思ってたんじゃないの?紅さんが気をつかってくれたのよ」
と、言われた。
ちょっとあるかも・・・。
紅さんは、自分で隠蔽できるから他人からはどうこう言われないだろうけど、私が耐えられないわ。
紅さん、ナイスよ!
「え、いいんですか?こんなに沢山!珍しいものもありますけど・・・」
「これは貰いすぎだよ」
私は治療院に行って、先生とミモザさんに会っていた。
とは言っても「スピカです」とは言えないので、旅先でスピカと知り合ったということにした。
「これからエルナトの街に行くと言ったら、スピカちゃんから治療院に持って行って欲しいと頼まれて・・・」
私はそう説明し、収納からいつか治療院に持っていこうと旅の途中で摘んでいた薬草をどんどん出していった。
この二人なら別にレア魔法がバレても問題ないことは分かっているから遠慮はしない。
二人は次々出てくる薬草に、目を白黒していたけれど、貰いすぎと言われても預かり物ですからと言って押し付けた。
ミモザさんは「半年前の魔獣との戦いに巻き込まれて行方不明になったと聞いていたのだけど、スピカちゃんは元気に旅をしているのね」と、喜んでいた。
「はい、王女殿下と教会に探されているそうなので暫くこっちに帰って来られないみたいで、お二人によろしくお伝えくださいって言っていましたよ」
私はそう伝えると先生とミモザさんに別れを告げ、治療院を後にした。
その後防具屋さんによってプレオネさんおすすめコーディネートで装備を購入すると(流石にスピカのはサイズアウトよ。主に胸元がね)、冒険者ギルドのカフェに行ってコーヒーを注文した。
受付を見ると相変わらずリゲルさんが立っていた。
あの人副ギルマスのハズなのに働き者よねぇ。珍しくギルマスまで受付にいる!
窓口に立っているわけではないが、珍しいな。
私は二人の元気そうな顔を確認すると、ギルドを出た。
「旅に出ることにするわ」
翌日私は七星にそう伝えた。
いつまでもここでお世話になるわけにはいかない。
だってね、なんと!この半年で七星に彼氏が出来ていたのよ。邪魔出来ないじゃない!
見る目が厳しそうな七星お姉さんのお眼鏡にかなった男性(男子?)に興味はあるけど、深くは聞いてない。
馬に蹴られる前に退散よ!
「一人で大丈夫なの?」
心配すべきはやっぱり体力よね・・・
「なんとかなると思うわ。結界あるし、疲れたら空飛べるし──」
「星良って、空まで飛べるの?」
七星が呆れたような視線に苦笑する。
あら?そういえば紅さん、私の今の体重支えられるかしら?
私がそんなことを考えていると、ブレスレットのチャームが赤く光ったので、大丈夫らしい。
「異世界観光の続きをしたくなったの。前の旅は慌ただしかったし、今度はゆっくり巡るわ」
それにピヨさんと紅さんがいるから一人ではないしね。
私の決心は変わらない。
七星はため息をつくと、テーブルにネックレスを置いた。
「?」
「私が研究していた髪色と瞳の色を変える魔道具。餞別よ」
「私の色は変える必要ないんじゃない?」
「ふっふっふ」と、七星がドヤ顔で笑った。
「逆よ、逆。好きな色に出来る魔道具なの。もちろん赤色にもね」
ええええっ!そんな魔道具まで作っちゃったの?スゴすぎるわ。七星さん!
私はありがたく受け取り、最後は二人、笑って別れた。
「この辺まで来れば良いかしら」
街を出てしばらく歩いた森の中で、私は七星に貰った魔道具を使ってみた。
だが色は基本茶色。インナーカラーで赤色を入れた。騎士団長みたいに派手なメッシュの人がいるんだから、これくらい大丈夫でしょ。
前と同じにしてあからさまに目立つのも旅をするのに不都合だものね。
──ふむ、そっちの方が落ち着いて見えるな。
「まるで今までは落ち着いて無かったとでも言いたそうね~」
肩のピヨさんに文句を言っていると、前方に人の気配がしたため顔を上げた。
「お別れは済んだのか?」
「えっ!」
『ふん。相変わらず勘が良いな』
「『えっ』って・・・もしかしてまた兄ちゃんを置いていくつもりだったのか?」
「──全然似て無いし、もう血縁だって言うには無理があるでしょう」
年齢的には今の方が兄妹としてはしっくり来そうだけど(笑)・・・誰!?今、姉弟じゃないのって思ったのは!?
「いくら結界があってピヨさんと紅さんがいても女性の一人旅は危ないぞ。他国の知識もさっぱりだろ?旅慣れた腕利きの護衛、要らない?」
ううう・・・
「それに家も無いままだし」
「え。エエエエエーッ!半年間、何してたの!?」
「ずっと宿屋か野宿?」
なんですと!?
『仕方ない。星良よ。足手まといになることはないだろう。こやつも連れていけ』
「デジャブ・・・」
「よしよし、ピヨさんありがとう!」
『ふん。来やすく呼ぶな。我はまだ貴様が我を食べようと思考したことを完全には許しておらん!』
「え!?空の上で沢山謝ったじゃないか!」
相変わらずのピヨさんとレグルスの掛け合いに、ちょっと嬉しくなって笑う。
多分初めて異世界に落ちたあの日、私は盗賊の近くに落ちたのではなくてレグルスの近くに落ちたんだろうなって確信している。
この世界にはまだ体験してないことが沢山あると思うから、リストの52番目は書き込まなくても達成できるはず。
『★みんなと楽しい旅をしてみたい!』
──ってね。
(おしまい)
おまけ→
「なんで私が戻って来たって分かったの?」
「夜中に突然女の子に声をかけられて、明らかにこの世界に存在しない服を着た女性を抱き抱えて運べと言われ、何も聞かずに火急速やかにあんな魔道具で隠蔽されまくって凡人には認識も出来ないような家に運べる男が俺以外にいるとでも?」
↑ピヨさんは分かっていて自ら星良を回収せず、七星に行かせた。
↑ピヨさん&七星は確信犯である。
----------------------
最後までお付き合いいただき、お読みいただいた方!ありがとうございました!
実はこのリスト!恥ずかしながら、私の「リアルやりたいことリスト」でした。まさかこんなに「思ってたんと違う」ことになるとは思ってませんでした。
(๑•̀ㅂ•́)و✧
ちょこっとでも楽しんでいただけたのであれば嬉しいです
七星が私を見つけたのはピヨさんからの念話を受けて、とのことだった。
ピヨさん、直ぐに気付いてくれたんだ。よかった!!
「じゃあ、紅さんは?」
『何を言っておる。そこにおるではないか』
ピヨさんはぴょんとテーブルに降りると、私の左手首を嘴で指した。
見ると手首のブレスレットに剣の形をしたチャームがついていた。
「べ、紅さん?」
そう、呼び掛けるとチャームが赤く光り見慣れた大剣が姿を現した。
今の私に合わせてなのか、前より一回り大きいような気がする。
『紅はスピカではなく山下星良に従属しておるのだ。おるに決まっておるだろう』
そう言えば、と紅さんの鑑定結果を思い出す。
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紅さん
聖魔の剣:意思を持つ剣
名付けにより山下星良に完全に従属した。
それにより、より完全に主の望む結果を出せるようになった。
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紅さんの鑑定結果を、七星に伝えると
「若かった時ならともかく、この年で大剣を背負うなんて、イタイわ~とか、思ってたんじゃないの?紅さんが気をつかってくれたのよ」
と、言われた。
ちょっとあるかも・・・。
紅さんは、自分で隠蔽できるから他人からはどうこう言われないだろうけど、私が耐えられないわ。
紅さん、ナイスよ!
「え、いいんですか?こんなに沢山!珍しいものもありますけど・・・」
「これは貰いすぎだよ」
私は治療院に行って、先生とミモザさんに会っていた。
とは言っても「スピカです」とは言えないので、旅先でスピカと知り合ったということにした。
「これからエルナトの街に行くと言ったら、スピカちゃんから治療院に持って行って欲しいと頼まれて・・・」
私はそう説明し、収納からいつか治療院に持っていこうと旅の途中で摘んでいた薬草をどんどん出していった。
この二人なら別にレア魔法がバレても問題ないことは分かっているから遠慮はしない。
二人は次々出てくる薬草に、目を白黒していたけれど、貰いすぎと言われても預かり物ですからと言って押し付けた。
ミモザさんは「半年前の魔獣との戦いに巻き込まれて行方不明になったと聞いていたのだけど、スピカちゃんは元気に旅をしているのね」と、喜んでいた。
「はい、王女殿下と教会に探されているそうなので暫くこっちに帰って来られないみたいで、お二人によろしくお伝えくださいって言っていましたよ」
私はそう伝えると先生とミモザさんに別れを告げ、治療院を後にした。
その後防具屋さんによってプレオネさんおすすめコーディネートで装備を購入すると(流石にスピカのはサイズアウトよ。主に胸元がね)、冒険者ギルドのカフェに行ってコーヒーを注文した。
受付を見ると相変わらずリゲルさんが立っていた。
あの人副ギルマスのハズなのに働き者よねぇ。珍しくギルマスまで受付にいる!
窓口に立っているわけではないが、珍しいな。
私は二人の元気そうな顔を確認すると、ギルドを出た。
「旅に出ることにするわ」
翌日私は七星にそう伝えた。
いつまでもここでお世話になるわけにはいかない。
だってね、なんと!この半年で七星に彼氏が出来ていたのよ。邪魔出来ないじゃない!
見る目が厳しそうな七星お姉さんのお眼鏡にかなった男性(男子?)に興味はあるけど、深くは聞いてない。
馬に蹴られる前に退散よ!
「一人で大丈夫なの?」
心配すべきはやっぱり体力よね・・・
「なんとかなると思うわ。結界あるし、疲れたら空飛べるし──」
「星良って、空まで飛べるの?」
七星が呆れたような視線に苦笑する。
あら?そういえば紅さん、私の今の体重支えられるかしら?
私がそんなことを考えていると、ブレスレットのチャームが赤く光ったので、大丈夫らしい。
「異世界観光の続きをしたくなったの。前の旅は慌ただしかったし、今度はゆっくり巡るわ」
それにピヨさんと紅さんがいるから一人ではないしね。
私の決心は変わらない。
七星はため息をつくと、テーブルにネックレスを置いた。
「?」
「私が研究していた髪色と瞳の色を変える魔道具。餞別よ」
「私の色は変える必要ないんじゃない?」
「ふっふっふ」と、七星がドヤ顔で笑った。
「逆よ、逆。好きな色に出来る魔道具なの。もちろん赤色にもね」
ええええっ!そんな魔道具まで作っちゃったの?スゴすぎるわ。七星さん!
私はありがたく受け取り、最後は二人、笑って別れた。
「この辺まで来れば良いかしら」
街を出てしばらく歩いた森の中で、私は七星に貰った魔道具を使ってみた。
だが色は基本茶色。インナーカラーで赤色を入れた。騎士団長みたいに派手なメッシュの人がいるんだから、これくらい大丈夫でしょ。
前と同じにしてあからさまに目立つのも旅をするのに不都合だものね。
──ふむ、そっちの方が落ち着いて見えるな。
「まるで今までは落ち着いて無かったとでも言いたそうね~」
肩のピヨさんに文句を言っていると、前方に人の気配がしたため顔を上げた。
「お別れは済んだのか?」
「えっ!」
『ふん。相変わらず勘が良いな』
「『えっ』って・・・もしかしてまた兄ちゃんを置いていくつもりだったのか?」
「──全然似て無いし、もう血縁だって言うには無理があるでしょう」
年齢的には今の方が兄妹としてはしっくり来そうだけど(笑)・・・誰!?今、姉弟じゃないのって思ったのは!?
「いくら結界があってピヨさんと紅さんがいても女性の一人旅は危ないぞ。他国の知識もさっぱりだろ?旅慣れた腕利きの護衛、要らない?」
ううう・・・
「それに家も無いままだし」
「え。エエエエエーッ!半年間、何してたの!?」
「ずっと宿屋か野宿?」
なんですと!?
『仕方ない。星良よ。足手まといになることはないだろう。こやつも連れていけ』
「デジャブ・・・」
「よしよし、ピヨさんありがとう!」
『ふん。来やすく呼ぶな。我はまだ貴様が我を食べようと思考したことを完全には許しておらん!』
「え!?空の上で沢山謝ったじゃないか!」
相変わらずのピヨさんとレグルスの掛け合いに、ちょっと嬉しくなって笑う。
多分初めて異世界に落ちたあの日、私は盗賊の近くに落ちたのではなくてレグルスの近くに落ちたんだろうなって確信している。
この世界にはまだ体験してないことが沢山あると思うから、リストの52番目は書き込まなくても達成できるはず。
『★みんなと楽しい旅をしてみたい!』
──ってね。
(おしまい)
おまけ→
「なんで私が戻って来たって分かったの?」
「夜中に突然女の子に声をかけられて、明らかにこの世界に存在しない服を着た女性を抱き抱えて運べと言われ、何も聞かずに火急速やかにあんな魔道具で隠蔽されまくって凡人には認識も出来ないような家に運べる男が俺以外にいるとでも?」
↑ピヨさんは分かっていて自ら星良を回収せず、七星に行かせた。
↑ピヨさん&七星は確信犯である。
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最後までお付き合いいただき、お読みいただいた方!ありがとうございました!
実はこのリスト!恥ずかしながら、私の「リアルやりたいことリスト」でした。まさかこんなに「思ってたんと違う」ことになるとは思ってませんでした。
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