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第一〇話 拡大
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メストロアルの惨劇の知らせを聞いて以降、ベグロンド伯爵はいつ訪れるかも判らない死の恐怖に怯えた。その姿は日に日に窶れ、実年齢より遙かに年老いて見える。そこにはもう往年の精悍さは無い。
その余りの窶れ方に、側近達はベグロンド伯爵が呪いに掛かっているのだと囁き合った。
エカテリーナが聞けば鼻で笑ったことだろう。だが、彼らは噂でしか呪いを聞いたことが無い。そのため、想像だけが一人歩きしてしまっているのだ。
ベグロンド伯爵にとって悩みの種はまだ有る。元ハイデルフト領で急速に台頭し始めた自警団が、ボナレスやモーダルタが治安維持を担当していた地域を越え、当初からベグロンドが担当していた地域にまで広がった。更にはそれぞれ別個に活動していた自警団が次第に糾合し、一部の地域でベグロンド軍を駆逐するまでに至っている。
撤退と言う不名誉を受け入れられない伯爵は自警団に対抗して軍を派遣するが、戦いが泥沼化した。住民らがベグロンドに非協力的なのだ。このことに業を煮やした一部の兵士が住民を傷つけるに至り、ベグロンド兵と住民との間での凄惨な殺し合いまで起きた。
そこで伯爵は多数の傭兵を雇い入れ、傭兵団を組織して反抗的な住民達の粛正に乗り出した。だが、傭兵は一人、また一人と何者かによって屠られていく。その周辺では必ずと言って良いほどスーツ姿の老人、女盗賊、あるいはボナレスの軍服を黒く染めたような服装の男の出没が噂される。
傭兵がある数まで屠られると、傭兵の中から逃亡する者が現れ始めた。胸の悪くなるような仕事の上に、いつ殺されるか判らない不安に耐えられなくなったのだ。
こうして傭兵団が徐々に瓦解した。
メストロアルの惨劇は常にハイデルフトの呪いと合わせて語られる。ハイデルフトと関係が良好なことで知られたメストロアルがどうして惨劇に見舞われたのか、様々な憶測が口の端に上る。裏切ったから、逆に懇意だったから、最も多いのは中立を貫いて援軍を送らなかったからと言うものだ。
そして中立だっただけで惨劇に見舞われるなら、敵対した者に降り掛かる災難とはどれ程のものであろうかとも噂する。
メストロアルから半年、既に七人の領主が一族諸共に謎の死を遂げている。災禍は住民にまで及ぶが、領毎にその様相は異なる。大勢の見解は、ハイデルフトとの関わりが深いほど降り掛かる災禍が酸鼻なものとなる、である。
そして最早、その災禍をもたらす者が怨霊となったエカテリーナ・ハイデルフトだと言うことを疑う者は居ない。何故ならメストロアルを基点に点々と振りまかれる災禍が誰かの足跡のように線を結んでいる。そこでは決まって領主が変死を遂げている。時折不自然に曲がるその進路も、人々の恐怖を一層掻き立てた。
また、その災禍を模倣する犯罪も多発し、噂が錯綜して真の進路が曖昧にもなった。これによって「怨霊が遠くに居るから」と安心することもできず、災禍への恐怖が消えない染みとなって人々の心を染め続ける。
◆
『やっとベグロンドに着きましたわ』
エカテリーナはベグロンド城館を擁する町ベグローナを望んで呟いた。
メストロアルから真っ直ぐベグロンドへ向かったつもりだったが、辿り着くのに半年以上掛かってしまった。寝食も不要で疲れることも無い身のエカテリーナには、本来なら徒歩でも一ヶ月掛からない距離である。
だが、掛かってしまったものは仕方がない。途中で他の四人の領主を討ち果たすこともできたのだからと、掛かった時間は考えないことにした。
道中では元ハイデルフト領も通過した。たまたま領内の見知った町に行き着いたのだ。記憶に有る町並みに違いはなかったが、酷く荒れていた。いや、荒らされていた。傭兵崩れと思しき盗賊の仕業である。直接的にはだ。本を正せばボナレス、モーダルタ、そしてベグロンドが攻め入ったからに他ならない。
ベグローナの町は普段の賑わいを見せている。しかし、以前に比べれば活気が無く、商店主の呼び込みの声も虚しく響く。
金物屋の店主が言う。
「商売あがったりだ」
それに答えて雑貨屋の店主が言う。
「怨霊の噂が流れてこっち、物価も上がってどうにもならんな」
特に食料がな、と呟く雑貨屋の喉を何かが撫でるように横切った。
たまたまそこを通り掛かった女性の顔に液体が降り掛かる。女性は何気なく手で顔を拭いて見てみれば、手が真っ赤に血で染まっている。女性が振り返ると、雑貨屋が喉から鮮血を噴き出しながら倒れていった。
「きゃあああああ!!」
女性は悲鳴を上げた。だが直ぐにくぐもった声を出して地に臥してしまう。その喉から地面に赤い液体が広がる。
通り掛かって現場を目の当たりにした通行人の顔が恐怖に引き攣る。
そして、ベグローナが阿鼻叫喚に彩られてゆく。
『何でも人のせいにしないで欲しいですわね』
ベグロンドでの物価の上昇はハイデルフトへの派兵が原因であった。糧食の現地調達には限界がある以上、輸送が必要になる。軍が食料を大量に調達することで食料価格が上昇し、輸送力が元ハイデルフト領に振り向けられることで物流が滞る。それらに釣られてその他の物価も上昇したのだ。
輸送力を上げる努力は為されたが、実際には輸送力は減じた。酷使されれば馬は死に、馬車は壊れる。加えて盗賊や飢えた住民により襲撃される。馬車の生産も追いつかないが、何より馬の減少が致命的だった。
これまでエカテリーナが通った場所であればエカテリーナの影響もあっただろう。だが、ベグロンドでは経済に影響が出る程のことはまだしていない。途中の村や町で出会い頭の辻斬りをしただけだ。にもかかわらず、自身が原因のように言われるのだから、エカテリーナとしては面白い筈がない。
それだけではない。エカテリーナが屠った領主は四人だったが、屠ったとされる領主は七人なのだ。『三人は一体誰が殺したのかしらね』とエカテリーナは便乗した者達へ怒りを感じずにいられない。
城下町から巻き起こった叫喚は次第にベグロンド城館へと近付いてゆく。次第に城館内もざわつき始める。
ベグロンド伯爵はその叫喚とざわめきに心を蝕まれた。噂を聞いてからこれまでずっと怨霊に恐怖してきた。その恐れていたことが現実になったのだ。これが想像したよりも遙かに恐ろしい。それでも頭をかき毟り、歯を食い縛って恐怖に耐えようとした。
だが、城内のざわつきが悲鳴に変わるに至り、張り詰めた糸が切れてしまう。伯爵はゆっくりと短剣へと手を伸ばした。
◆
『これは何? どう言うことですか? ハイデルフトに無責任に牙を剥きながら、貴方はこんな身勝手な終わり方をしたのですか!』
エカテリーナはベグロンド伯爵の変わり果てた姿を見て叫んだ。行き場を失った憤りが心を掻き乱し、目の前が真っ暗になるように感じられた。
そしてベグローナは三日三晩に渡って叫喚の渦に呑み込まれる。いつ襲い来るかも知れない凶刃への恐怖に、多くの人々がベグローナから我先にと逃げ出して行く。残れば凶刃の餌食になるのだ。
追い打ちを掛けるように、失火によって幾つもの火災にも見舞われた。消す者の居ない火は燃えるものが無くなるまで燃え広がる。
そして叫喚の渦が消えた後、ベグローナには瓦礫と骸のみが残された。
◆
人々は怨霊に恐怖する。怨霊には武力で対抗できないことはもう知れ渡っている。独りでに宙を舞う剣を叩き落とせば一時的に治まるものの、根本的な解決には至らないのだ。
そんな中、災禍が一度通り過ぎれば二度と見舞われないとの噂も流れていた。これまでに二度襲われた町が無いのがその理由だ。そのため、怨霊に領主が殺されたとされているその町でも「もう怨霊に襲われることはない」との弛緩した空気が流れていた。
ところが後日、それが思い違いであったのを知ると同時に、その町の住民は絶望を味わうことになる。そう、怨霊の仕業とされた七件の内、模倣犯の仕業だった三件に含まれる町のことである。
そしてこのことは国内を混沌とさせる一因となった。
その余りの窶れ方に、側近達はベグロンド伯爵が呪いに掛かっているのだと囁き合った。
エカテリーナが聞けば鼻で笑ったことだろう。だが、彼らは噂でしか呪いを聞いたことが無い。そのため、想像だけが一人歩きしてしまっているのだ。
ベグロンド伯爵にとって悩みの種はまだ有る。元ハイデルフト領で急速に台頭し始めた自警団が、ボナレスやモーダルタが治安維持を担当していた地域を越え、当初からベグロンドが担当していた地域にまで広がった。更にはそれぞれ別個に活動していた自警団が次第に糾合し、一部の地域でベグロンド軍を駆逐するまでに至っている。
撤退と言う不名誉を受け入れられない伯爵は自警団に対抗して軍を派遣するが、戦いが泥沼化した。住民らがベグロンドに非協力的なのだ。このことに業を煮やした一部の兵士が住民を傷つけるに至り、ベグロンド兵と住民との間での凄惨な殺し合いまで起きた。
そこで伯爵は多数の傭兵を雇い入れ、傭兵団を組織して反抗的な住民達の粛正に乗り出した。だが、傭兵は一人、また一人と何者かによって屠られていく。その周辺では必ずと言って良いほどスーツ姿の老人、女盗賊、あるいはボナレスの軍服を黒く染めたような服装の男の出没が噂される。
傭兵がある数まで屠られると、傭兵の中から逃亡する者が現れ始めた。胸の悪くなるような仕事の上に、いつ殺されるか判らない不安に耐えられなくなったのだ。
こうして傭兵団が徐々に瓦解した。
メストロアルの惨劇は常にハイデルフトの呪いと合わせて語られる。ハイデルフトと関係が良好なことで知られたメストロアルがどうして惨劇に見舞われたのか、様々な憶測が口の端に上る。裏切ったから、逆に懇意だったから、最も多いのは中立を貫いて援軍を送らなかったからと言うものだ。
そして中立だっただけで惨劇に見舞われるなら、敵対した者に降り掛かる災難とはどれ程のものであろうかとも噂する。
メストロアルから半年、既に七人の領主が一族諸共に謎の死を遂げている。災禍は住民にまで及ぶが、領毎にその様相は異なる。大勢の見解は、ハイデルフトとの関わりが深いほど降り掛かる災禍が酸鼻なものとなる、である。
そして最早、その災禍をもたらす者が怨霊となったエカテリーナ・ハイデルフトだと言うことを疑う者は居ない。何故ならメストロアルを基点に点々と振りまかれる災禍が誰かの足跡のように線を結んでいる。そこでは決まって領主が変死を遂げている。時折不自然に曲がるその進路も、人々の恐怖を一層掻き立てた。
また、その災禍を模倣する犯罪も多発し、噂が錯綜して真の進路が曖昧にもなった。これによって「怨霊が遠くに居るから」と安心することもできず、災禍への恐怖が消えない染みとなって人々の心を染め続ける。
◆
『やっとベグロンドに着きましたわ』
エカテリーナはベグロンド城館を擁する町ベグローナを望んで呟いた。
メストロアルから真っ直ぐベグロンドへ向かったつもりだったが、辿り着くのに半年以上掛かってしまった。寝食も不要で疲れることも無い身のエカテリーナには、本来なら徒歩でも一ヶ月掛からない距離である。
だが、掛かってしまったものは仕方がない。途中で他の四人の領主を討ち果たすこともできたのだからと、掛かった時間は考えないことにした。
道中では元ハイデルフト領も通過した。たまたま領内の見知った町に行き着いたのだ。記憶に有る町並みに違いはなかったが、酷く荒れていた。いや、荒らされていた。傭兵崩れと思しき盗賊の仕業である。直接的にはだ。本を正せばボナレス、モーダルタ、そしてベグロンドが攻め入ったからに他ならない。
ベグローナの町は普段の賑わいを見せている。しかし、以前に比べれば活気が無く、商店主の呼び込みの声も虚しく響く。
金物屋の店主が言う。
「商売あがったりだ」
それに答えて雑貨屋の店主が言う。
「怨霊の噂が流れてこっち、物価も上がってどうにもならんな」
特に食料がな、と呟く雑貨屋の喉を何かが撫でるように横切った。
たまたまそこを通り掛かった女性の顔に液体が降り掛かる。女性は何気なく手で顔を拭いて見てみれば、手が真っ赤に血で染まっている。女性が振り返ると、雑貨屋が喉から鮮血を噴き出しながら倒れていった。
「きゃあああああ!!」
女性は悲鳴を上げた。だが直ぐにくぐもった声を出して地に臥してしまう。その喉から地面に赤い液体が広がる。
通り掛かって現場を目の当たりにした通行人の顔が恐怖に引き攣る。
そして、ベグローナが阿鼻叫喚に彩られてゆく。
『何でも人のせいにしないで欲しいですわね』
ベグロンドでの物価の上昇はハイデルフトへの派兵が原因であった。糧食の現地調達には限界がある以上、輸送が必要になる。軍が食料を大量に調達することで食料価格が上昇し、輸送力が元ハイデルフト領に振り向けられることで物流が滞る。それらに釣られてその他の物価も上昇したのだ。
輸送力を上げる努力は為されたが、実際には輸送力は減じた。酷使されれば馬は死に、馬車は壊れる。加えて盗賊や飢えた住民により襲撃される。馬車の生産も追いつかないが、何より馬の減少が致命的だった。
これまでエカテリーナが通った場所であればエカテリーナの影響もあっただろう。だが、ベグロンドでは経済に影響が出る程のことはまだしていない。途中の村や町で出会い頭の辻斬りをしただけだ。にもかかわらず、自身が原因のように言われるのだから、エカテリーナとしては面白い筈がない。
それだけではない。エカテリーナが屠った領主は四人だったが、屠ったとされる領主は七人なのだ。『三人は一体誰が殺したのかしらね』とエカテリーナは便乗した者達へ怒りを感じずにいられない。
城下町から巻き起こった叫喚は次第にベグロンド城館へと近付いてゆく。次第に城館内もざわつき始める。
ベグロンド伯爵はその叫喚とざわめきに心を蝕まれた。噂を聞いてからこれまでずっと怨霊に恐怖してきた。その恐れていたことが現実になったのだ。これが想像したよりも遙かに恐ろしい。それでも頭をかき毟り、歯を食い縛って恐怖に耐えようとした。
だが、城内のざわつきが悲鳴に変わるに至り、張り詰めた糸が切れてしまう。伯爵はゆっくりと短剣へと手を伸ばした。
◆
『これは何? どう言うことですか? ハイデルフトに無責任に牙を剥きながら、貴方はこんな身勝手な終わり方をしたのですか!』
エカテリーナはベグロンド伯爵の変わり果てた姿を見て叫んだ。行き場を失った憤りが心を掻き乱し、目の前が真っ暗になるように感じられた。
そしてベグローナは三日三晩に渡って叫喚の渦に呑み込まれる。いつ襲い来るかも知れない凶刃への恐怖に、多くの人々がベグローナから我先にと逃げ出して行く。残れば凶刃の餌食になるのだ。
追い打ちを掛けるように、失火によって幾つもの火災にも見舞われた。消す者の居ない火は燃えるものが無くなるまで燃え広がる。
そして叫喚の渦が消えた後、ベグローナには瓦礫と骸のみが残された。
◆
人々は怨霊に恐怖する。怨霊には武力で対抗できないことはもう知れ渡っている。独りでに宙を舞う剣を叩き落とせば一時的に治まるものの、根本的な解決には至らないのだ。
そんな中、災禍が一度通り過ぎれば二度と見舞われないとの噂も流れていた。これまでに二度襲われた町が無いのがその理由だ。そのため、怨霊に領主が殺されたとされているその町でも「もう怨霊に襲われることはない」との弛緩した空気が流れていた。
ところが後日、それが思い違いであったのを知ると同時に、その町の住民は絶望を味わうことになる。そう、怨霊の仕業とされた七件の内、模倣犯の仕業だった三件に含まれる町のことである。
そしてこのことは国内を混沌とさせる一因となった。
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