1,939 / 2,079
23の扉 新世紀
行動
しおりを挟む"せかいのいろであること"
"世界のいろを読むこと"
そして"違和感を感じた部分"を捉え
"浄め" "調整し"
"適切ないろに整えて"
"せかいを美しく保つこと"
そして
それからいろを"世界へ降ろし"
"実行してゆくこと"
"その為の意識と手段を持つこと"
"そしてそれを 最善で履行できること"。
こうして視ると わかるけれど
確かにこれは
「せかいとの約束を実行している私」で
「その為の意識と手段を探求してきたのが ここまで」
その真理が 視える。
自分が ちみちみと修正してきたすべて
それがここで生きて。
私を 最高にバックアップして
「すべての手段が可能であること」
それを世界に反映し、表して いるのだ。
「………おはよう。今日も楽しそうだね?」
「 ん、いや はい。 そうですね、ふふ。おはようございます。」
きっと 自然とニコニコしていたのだろう。
向かいの席にやって来たイストリアに挨拶をして「またその矢印が増えたこと」に笑い、「世界って面白いな」と思う。
「ところで、やはりガラスを作るんだって?」
「 はい。 そうですね ?」
そうして早速、彼女が椅子に腰掛けるとともに始まった「青い色」
ソフィアから聞いたであろう、その話を愉し気に始めた薄茶の瞳を観ていると
「これからのワクワク」が更に増強されて
やはり「矢印の相乗効果は凄いな」と 感じられる自分を 観る。
なるほど こうして
「世界」は 編まれてゆくのだな
そして「その光景を楽しんでいる私」の元に「青彩」が入ったティーカップが置かれ、
そのシンクロに顔を上げた私の眼に「マシロの青い瞳」が重なる。
「場」が増強され 「世界が構築され始めること」
これはそれを表す瞬間であり、主はこの合図を受け また新しい創造へ取り組み
世界の中で自分の役割を 果たす。
うん。
だから「ワクワクとドキドキ」
それが入り混じったこの喜びを
この場の矢印へ そっと織り込んで。
甘い香りのハーブティーと共に拡がってゆくスペースへ
「ポン」と 乗せたのである。
「いや、標の案が出たから、それなら君がそう言ってくれるだろうと思ってね。こちらでも何か、という案は出たのだけどここは色もはっきりとしているから、結論必要が無いという事になった。何かもう考えている事はあるかい?必要なものがあれば、私かあの子に言ってくれ。」
「 はい。ありがとうございます。 でも多分、あそこにあるもので創れるんじゃないかとは ふむ。」
「…そうだね。ヨークは。この頃材料の融通も利く様になったからな。」
「 ? 」
「………言っていなかったけれど。暫く前にフェアバンクスが亡くなっている。…ああ、大丈夫だ。あの場所では大きな葬儀なども行われないし、近年ずっとソフィアが表に出ていたからね。皆にとってはそう影響もない。まあそれで、これまで独占状態だった色々な物が解放されて、ガラスの材料も手軽に入手出来るんだ。」
「 ほう 」
「だから今は小さな弟子も増えているらしいぞ?まあ君は静かな時間帯に行った方がいいとは思うけれどね。」
「 そうだったんですね。 成る程 そうか。」
思ったよりも
「人が亡くなったこと」に対して動じていない私が いて
それもまた眺めながら
「心配から安心の色に変わった薄茶の瞳」を 観る。
「………どこまでなにが。あれの影響か分からないけどね。しかし最後は笑顔だったろうよ。君が気にする事はない。」
「 はい。 」
確かに館は 以前と空気が違っていたけれど。
それは 私の視点が変化したからだとばかり、思っていた。
思えばソフィアは「領主の仕事」をしていたし
それを受けて 私の中にも「そのいろ」はあったのだろう。
思ったよりも「驚いていない自分」がいるのは
「そのいろを感じ取っていた」所為か
それとも「私のいる位置が 変わっているから」なのか。
しかしそれも 両方なのだろう。
静かにスペースで整理された「それ」は
穏やかに「せかいの循環」へ還り
"わたしのなかに すべてはあること"
それを観せ
「光の矢印」も、既にこちらを向いているのが わかる。
「 うん。 」
そうして自分の中で整理を付けると、
それを待っていた様に 柔らかないろを向けていた瞳が
キラリと光って。
楽しそうに質問を投げかけてくる。
「だから、日取りというよりは時間帯の相談が必要だろうね。それだけ聞いておくから、君は………まあ、準備は要らないか。因みに何色にするつもりなのかだけ、訊いてもいいかい?」
「 う~ん。 そうですよね。色。 まあ、「青」かなって。思ったんですけど、変えてもいいかなぁとも思って。 だからと言って「赤」とか「緑」には しないですけど。 まあ「青系のなにか」。 ふむ 」
「フフッ、そうだね。まあ、好きな色にすれば良いけれど………なんだか、よろしく頼むよ。フフ」
「 」
とても楽しそうにそう言う彼女は
「今の私がそれを創ること」で「また新しいなにかが起こりそうなこと」が 面白いんだろう。
そして確かに「それ」は
「ありそうなこと」だけれど。
「今の私」は「自分にコントロール権がある私」であり、「あの時の私」ではないからして「予想外のことは起こらない」。
だから 逆に言えば「自分の思ってることが起こる」のであって
だからこそ「練っておくこと」は必要だ。
そして 今の私には「最強のワクワク」がついているからして
「これから始まる創造」が楽しみで仕方がないし、
なにより「創ること」に 迷いがない。
「 気を付けます。 ふふ」
「まあ、気楽にやりなさい。後の事は、任せてね。」
「 はい。」
そうしてカチリとカップを置くと
「つい ここで始まりそうになるぐるぐる」をヒョイと寄せて。
絶対 長くなるから
とりあえず仕切り直す為に
空っぽの茶器を 下げることにしたんだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪
山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。
「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」
そうですか…。
私は離婚届にサインをする。
私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。
使用人が出掛けるのを確認してから
「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
愚かな側妃と言われたので、我慢することをやめます
天宮有
恋愛
私アリザは平民から側妃となり、国王ルグドに利用されていた。
王妃のシェムを愛しているルグドは、私を酷使する。
影で城の人達から「愚かな側妃」と蔑まれていることを知り、全てがどうでもよくなっていた。
私は我慢することをやめてルグドを助けず、愚かな側妃として生きます。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる