1,940 / 2,047
23の扉 新世紀
点火と転化
しおりを挟む「 ふぅ。 やっぱり 腹六分目かな 」
そうしてお腹を摩っているのは「食休みに適した 青のホール」で
「青系のガラスを創ろうとしている自分」が想像を展開するにも適した「ところ」で ある。
以前の様に「お腹いっぱい」ではないこと
「余白」「余裕がある」こと
その事実は
確かに私に「いろんな種類のスペース」を与えていて
「その大事な間」で、「いろんなものを精成するのだ」。
ここに きて
「それ」が体で感じられる様になってきて。
「そんな自分」を有り難く思いながらも
先ずは一旦、スペースを空っぽに する。
今の
「私の準備」は「空っぽにすること」
それがまた面白いところで
「材料は無限だ」からしてとりあえずは「その状態を創ること」から始まる。
そして「そう」「すれば」、
自然と「必要」は集まって来て
私は「自分の創りたいもの」が視える筈だ。
「 うん。 ここにいるからね。 ただ、そこに居て そっから歩いていればいい。」
この「目」はいつも通り「美しいスピリット達」を追っているのだけど
「眼」には「私の景色」が展開していて
「根源から光の矢印を歩いている私」、
それだけが映し出されている。
そして実際、必要な楔を踏んできている私は
「ここでやるべきこと」がそれしかないことも知っていて
具体的なことは せかいに任せておけばいい。
きっと 超えてからの一番の収穫は「これ」で
今の私は「空っぽにするのが上手く」
且つ「繋がりが視えるから最適を挿せる」。
そう、
せかいのいろが視えるから
「なにいろが一番しっくりくるか」だけ想像しておけば、
現実の部分は せかいが創ってくれるからだ。
ふむ。
そうしていると スペースでは
「美しい青い羽のスピリット」と
「私のあおって どんな青」
「その想像」が混じり始めているのが わかって。
だから それはそのままにして
「成るまで」放っておいたので ある。
ぐんぐん 自分が変わっていっていること
どんどん 景色が変化してきていること
「それ」は こうして風を感じていると
「皮膚から染み込んでくる いろ」の様で。
「ああ やはり せかいは急速に動いているのだな」と
改めて自分の位置を調整する、指標になり
それを踏まえて「一段飛ばし」で石段を上る自分の足に
スッと意識を集中させる。
大きな流れの中での 小さな「転換点」
それも「実際 今いるところ」では
「激動の時代」となり
「各々にその必要が起こって」、
「世界」は「その姿形」をどんどん変えてきている。
そして「そんな 中」でも私の足は
白くゴツゴツした石段にしっかりと降ろされ
そこから光の根を生やし
「この地」に「光の網を敷く」からして
世界はせかいへゆっくりと戻る道を歩み始めていて
「これからやる 作業」にもチカラが込もるのだ。
だから
そうして「いろんな位置」から 自分を観ながら
鼻歌を歌いながらテクテクと歩き
自然と上がるテンションを「その時」の為に 溜める。
「 よっしゃ。 もう、少し ?」
ヨークの工房はラピスの中では割と上の方にあって
青と白の山の様になっているこの街の中腹より、少し越えたところに位置している。
思えば 他の「工場系」は割と下の方にあるのだけど
なんとなく「ヨークの工房だから」上にあるのは納得できる。
そう、以前も思ったけれど
あそこは特別で職人の中でも「職人」の場所
それはこの街の認識でも「そう」なんだろう。
「 ふぅ 」
しかし、この前よりは幾分涼しい空気の中でも石段はかなり上る。
だから 一旦立ち止まって日陰に休み、
大きく息を吐いて「自分の中のくうき」を
一旦ぜんぶ 入れ替えて。
「 よし。」
そうしてすべて落ち着かせ 再び「空っぽになったスペース」と共に
テクテクと 石段を上って行った。
青が色濃く美しい壁
それに見劣りしない 軒先の花々
時折細工が細かく入るタイルは
下では観ることのない凝った意匠も使われていて
この街は 確かに上に行く程「青」が濃く
「チカラ」も増しているのが 観える。
それは勿論「代々の位置」なのだろうけど
それもまた「古い体制」の名残で そもそも人間に上下はない。
だがしかし現状、「場所としての チカラの違い」
そんな様なものはあって
確かに門近くの家々よりも「こちら」の方が守りが強いのはわかるんだ。
「 ふぅん 」
「その 思想」「意図」「これまでの意識」と
「私の新しい意識」の 違い。
それは 街並みにも少しずつ現れていて、
ソフィアが地図で示してくれていた「青色の部分」
その場所を通ると 如実にわかる。
そう、そこだけ「フラットな位置」に存在していて。
「位置」が 何処でも「なにでもないいろ」を放ち
独自の気配を持って 存在しているからだ。
「 ふむ」
だから 「そのいろんな結果」を踏まえてテクテクと歩き
「自分がこれからやること」にそれを繋げ
「新しいものを生み出すこと」、
その下準備として
くるくると廻り始めているスペースに 視点を移して。
そのまま黙々と 歩き続けていたんだ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる