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23の扉 新世紀
行動
しおりを挟む"せかいのいろであること"
"世界のいろを読むこと"
そして"違和感を感じた部分"を捉え
"浄め" "調整し"
"適切ないろに整えて"
"せかいを美しく保つこと"
そして
それからいろを"世界へ降ろし"
"実行してゆくこと"
"その為の意識と手段を持つこと"
"そしてそれを 最善で履行できること"。
こうして視ると わかるけれど
確かにこれは
「せかいとの約束を実行している私」で
「その為の意識と手段を探求してきたのが ここまで」
その真理が 視える。
自分が ちみちみと修正してきたすべて
それがここで生きて。
私を 最高にバックアップして
「すべての手段が可能であること」
それを世界に反映し、表して いるのだ。
「………おはよう。今日も楽しそうだね?」
「 ん、いや はい。 そうですね、ふふ。おはようございます。」
きっと 自然とニコニコしていたのだろう。
向かいの席にやって来たイストリアに挨拶をして「またその矢印が増えたこと」に笑い、「世界って面白いな」と思う。
「ところで、やはりガラスを作るんだって?」
「 はい。 そうですね ?」
そうして早速、彼女が椅子に腰掛けるとともに始まった「青い色」
ソフィアから聞いたであろう、その話を愉し気に始めた薄茶の瞳を観ていると
「これからのワクワク」が更に増強されて
やはり「矢印の相乗効果は凄いな」と 感じられる自分を 観る。
なるほど こうして
「世界」は 編まれてゆくのだな
そして「その光景を楽しんでいる私」の元に「青彩」が入ったティーカップが置かれ、
そのシンクロに顔を上げた私の眼に「マシロの青い瞳」が重なる。
「場」が増強され 「世界が構築され始めること」
これはそれを表す瞬間であり、主はこの合図を受け また新しい創造へ取り組み
世界の中で自分の役割を 果たす。
うん。
だから「ワクワクとドキドキ」
それが入り混じったこの喜びを
この場の矢印へ そっと織り込んで。
甘い香りのハーブティーと共に拡がってゆくスペースへ
「ポン」と 乗せたのである。
「いや、標の案が出たから、それなら君がそう言ってくれるだろうと思ってね。こちらでも何か、という案は出たのだけどここは色もはっきりとしているから、結論必要が無いという事になった。何かもう考えている事はあるかい?必要なものがあれば、私かあの子に言ってくれ。」
「 はい。ありがとうございます。 でも多分、あそこにあるもので創れるんじゃないかとは ふむ。」
「…そうだね。ヨークは。この頃材料の融通も利く様になったからな。」
「 ? 」
「………言っていなかったけれど。暫く前にフェアバンクスが亡くなっている。…ああ、大丈夫だ。あの場所では大きな葬儀なども行われないし、近年ずっとソフィアが表に出ていたからね。皆にとってはそう影響もない。まあそれで、これまで独占状態だった色々な物が解放されて、ガラスの材料も手軽に入手出来るんだ。」
「 ほう 」
「だから今は小さな弟子も増えているらしいぞ?まあ君は静かな時間帯に行った方がいいとは思うけれどね。」
「 そうだったんですね。 成る程 そうか。」
思ったよりも
「人が亡くなったこと」に対して動じていない私が いて
それもまた眺めながら
「心配から安心の色に変わった薄茶の瞳」を 観る。
「………どこまでなにが。あれの影響か分からないけどね。しかし最後は笑顔だったろうよ。君が気にする事はない。」
「 はい。 」
確かに館は 以前と空気が違っていたけれど。
それは 私の視点が変化したからだとばかり、思っていた。
思えばソフィアは「領主の仕事」をしていたし
それを受けて 私の中にも「そのいろ」はあったのだろう。
思ったよりも「驚いていない自分」がいるのは
「そのいろを感じ取っていた」所為か
それとも「私のいる位置が 変わっているから」なのか。
しかしそれも 両方なのだろう。
静かにスペースで整理された「それ」は
穏やかに「せかいの循環」へ還り
"わたしのなかに すべてはあること"
それを観せ
「光の矢印」も、既にこちらを向いているのが わかる。
「 うん。 」
そうして自分の中で整理を付けると、
それを待っていた様に 柔らかないろを向けていた瞳が
キラリと光って。
楽しそうに質問を投げかけてくる。
「だから、日取りというよりは時間帯の相談が必要だろうね。それだけ聞いておくから、君は………まあ、準備は要らないか。因みに何色にするつもりなのかだけ、訊いてもいいかい?」
「 う~ん。 そうですよね。色。 まあ、「青」かなって。思ったんですけど、変えてもいいかなぁとも思って。 だからと言って「赤」とか「緑」には しないですけど。 まあ「青系のなにか」。 ふむ 」
「フフッ、そうだね。まあ、好きな色にすれば良いけれど………なんだか、よろしく頼むよ。フフ」
「 」
とても楽しそうにそう言う彼女は
「今の私がそれを創ること」で「また新しいなにかが起こりそうなこと」が 面白いんだろう。
そして確かに「それ」は
「ありそうなこと」だけれど。
「今の私」は「自分にコントロール権がある私」であり、「あの時の私」ではないからして「予想外のことは起こらない」。
だから 逆に言えば「自分の思ってることが起こる」のであって
だからこそ「練っておくこと」は必要だ。
そして 今の私には「最強のワクワク」がついているからして
「これから始まる創造」が楽しみで仕方がないし、
なにより「創ること」に 迷いがない。
「 気を付けます。 ふふ」
「まあ、気楽にやりなさい。後の事は、任せてね。」
「 はい。」
そうしてカチリとカップを置くと
「つい ここで始まりそうになるぐるぐる」をヒョイと寄せて。
絶対 長くなるから
とりあえず仕切り直す為に
空っぽの茶器を 下げることにしたんだ。
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